がんばれ!ゼロの使い魔!!   作:雛月 加代

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トリステイン学園。

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

ジャイアンは自分の部屋で昼寝をしていた。最近忙しかったせいで疲れが溜まっているのかグッスリと寝ていた。いつもならこのへんでルイズが怒鳴り込んでくるのだが、彼女はもういない。数日前、ルイズの部屋で血まみれのアンリエッタが発見された。運良く命に別状は無かったものの、学園で起こった前代未満の大事件に学園は大騒ぎしている。部屋の主人であるルイズは行方不明。国は彼女を最重要容疑者と認識し、全力で彼女の居場所を詮索している。

 

カチャ

 

不意に部屋の扉が開いた。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

真っ黒な頭巾をすっぽりと被った人物が入ってきた。ジャイアンが寝ている事を確認すると、今度は

キョロキョロと辺りを伺い、誰もいない事を確認した。そして急いで部屋に入り、静かに扉を閉めた。最後に杖を取り出し、軽く振りながらルーンを呟く。すると光の粉が部屋に漂うのであった。

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

頭巾を被った人物は寝ているジャイアンの前に立つと、ナイフを取り出した。そして

 

「くっ!」

 

それを思いっきり振り上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンは、ナイフで滅多刺しに・・・・・・・・・・・・なるはずもなく。ジャイアンは、頭巾の人物を壁に叩きつけた。

 

「きゃっ!」

 

壁に身体を打ち付けられ、可愛らしい悲鳴をあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ズー、ズー。」

 

そしてジャイアンは何事もなかったかのように昼寝を再開する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ズルイ。」

 

ジャイアンが再び目を開けると、そこには尻餅をついたアンリエッタがいた。どうやら先程の暗殺者は彼女のようだ。

 

「そんなに強いのにどうして助けてくれないの?ズルイわ!」

 

ジャイアンは欠伸をしながら上半身を起こす。

 

「ズルくない。何でもかんでも手を貸せばいいってもんじゃないんだよ、その人の為にならないからな。そして今のお前たちには手を貸さない、それが俺たちの答えだ。」

 

「そんなの酷い!」

 

「酷くない。この国はお前の物だろ?なら一所懸命守ってみろ。自分の力で。部外者の俺たちに頼らずにさ。」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「考えてみるんだな、自分に何が出来るのか。」

 

そう言うとジャイアンは昼飯を食べに歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・出来るもん。」

 

残されたアンリエッタはオズオズと口を開く。

 

「私・・・・・・・私・・・・・・あなたの・・・・・・・お嫁さんになってあげる!!」

 

そして大声で宣言した。

この小説の結末は

  • 鬱エンド
  • バウムクーヘンエンド
  • デッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • 修羅エンド
  • グッドエンド
  • その他
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