数ヶ月後、人の口に戸は立てられず、ルイズが居なくなった事が公爵家に知れたのがつい先月。それからは毎日のように使者が訪れ、事実確認を求めてきた。そして今日、全くまともな返事を出さない学院に業を煮やし、ラ・ヴァリエール公爵と公爵夫人が直談判に訪れた。一応事実は伝えたのだが信じてもらえなかった。
「弱った弱った。どうしたもんかのう・・・・・」
「もうどうにもならないのでは?」
困った顔で髭を撫でるオスマン氏に冷たく返すコルベール。既に彼はこの学院から逃げ出す算段を纏めていた。
一方のオスマン氏は誰に責任を押し付けるか悩んでいた。どうしようもない二人である。
コンコン
学院長室にノック音が響き渡る。
「ラ・ヴァリエール公爵御一行の、おな~り~」
扉が開くと同時に既に白髪に近い金髪の厳しい顔をした壮年男性と桃色の髪をまとめあげた美しい貴婦人が現れた。
深い怒りが感じられる腹の底に響く低い声で、公爵はオスマン氏に問いかける。
「さて、オールド・オスマン。此度の訪問、何の用かは理解しておられるだろうな?」
「・・・・それはもちろん。」
「娘はどこだ!?」
「ええと、そのですな・・・・」
「そちらの報告書によるとルイズが姫殿下を刺し、逃亡したそうだが・・・・・」
「その通り。ミス・ヴァリエールは逃亡中、今も行方は分かりませぬ。」
「・・・・・そんな下らん言い訳は良い。あの子は姫殿下の良き友人だぞ、そんなことをするはずがなかろう。きっとここの生徒が姫殿下を襲い、あの子を連れ去ったのだろう? 何故正直に言わずそんな戯けた嘘をつく。責任ならばルイズを連れ去ったその貴族に取らせればよかろう・・・」
既に公爵の中ではストーリーが出来上がっているらしい。そもそも連れ去った生徒などいないのだから責任の取らせようが無い。どうしようかと頭を抱えたオスマン氏を見て、額に青筋を浮かべた公爵が詰め寄ろうとした時。
(!!!!)
オスマンに名案が浮かんだ。
「さてと、早く着替えて飯だ!飯!」
「今日は何だろうね?」
ジャイアンとスネ夫は昼食のために厨房へ入ると、厨房にいる全員が二人に視線を向ける。
「どうかしたの?」
「おお!!!、『我等の王』!無事だったか!!!」
「その呼び方、いい加減やめろ!」
ジャイアンとスネ夫に気づいたマルトーが声をかけてくる、だがその声はどことなく慌てている。するとメイドたちも二人に詰め寄ってくる。
「二人とも、今すぐここから逃げろ!でないと・・・・・」
そう言いかけた時、数人の兵士たちが厨房に入ってきた。
「な、何だ!?」
兵士たちは出入り口を塞ぎ、ジャイアンとスネ夫に杖を向ける。
「あなたたちが、噂の平民使い魔ですね?」
兵士たちをかき分けて、壮年男性と桃色の髪の貴婦人が姿を現す。
この小説の結末は
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鬱エンド
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バウムクーヘンエンド
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デッドエンド
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メリーバッドエンド
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修羅エンド
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グッドエンド
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その他