「武さん!スネ夫さん!」
突然馬に乗ったシエスタが現れる。
「乗ってください!」
シエスタの言葉にジャイアンとスネ夫は互いの顔を見合わし、頷く。二人は子供に別れを告げた後、馬に乗り込むと
「行きます!」
その場を去った行った。
「何をしいるのです。は、早くあれを捕えなさい! 」
腰を抜かし、床にへたれ混んでいたアンリェッタが兵士たちに命令する。だが先程の彼女の攻撃で重症負った為、兵士たちは動けずにいた。
「立ちなさい、立つのよ!立って早く追いなさい!!」
怒りに身を任せているせいか、段々王女とは思えない程の気品のない言葉遣いになっていく。
「起きろ、起きろと言ってるのが聞こえないの!!」
アンリェッタは拳を握りしめる。
「なんという腰抜け・・・・・恩を仇で返す不忠者めがぁ!」
ブチッ
その言葉に兵士たちは全員アンリェッタを睨み、立ち上がる。
「な、なによ!」
その威圧に圧倒されてか、アンリェッタは後ずさりする。
「俺は数日前、娘を処刑されたんだ。」
兵士の一人は拳を鳴らしながらゆっくりと近づいてくる。
「私は息子を・・・・」
「儂は妻を・・・・・」
平民たちはアンリェッタを次々と取り囲み始めた。
「ま、待ちなさい・・・・・。私に何かあったらただじゃすまないのよ。」
そして数時間後。
「これからどうしましょう?」
「学園には戻れなし・・・・・・・・」
酒場でフードをかぶりながら途方にくれるスネ夫、ジャイアン、シエスタがいた。一見、普通の酒場に見えるが、給仕をしている可憐な少女達は全員際どい衣装を身につけ、料理やら酒やらを運んで仕事をしている。
「おい、オヤジ!ここのクックベリーパイは不味いな。」
「ジャイアン。目立つ行動は控えてよ。」
ジャイアンのイラつきにスネ夫が瞬時にツッコム。落ち込むスネ夫とシエスタに対してジャイアンはバクバクとクックベリーパイを食べている。
「こんな時、タイムマシーンでもあればな・・・・・・・・・。あの時代に戻って、色々やり直せるのにな〜。」
ため息ばかりつく二人。
ドン!!
「あー、もう、煩い!」
突然叫び声とテーブルを叩く音がする。声のした方に視線を向けると、
「下品な声がすると思ったら、やっぱり。」
見知った顔がいた。彼女も椅子に座りながら好物のクックベリーパイ食べている最中だったのだ。
「煩いとは何事だ!」
「そうだぞ、胸ナシまな板エルフ〜!!!!」
ドン!!!!!
ドン!!!!!
スネ夫とジャイアンの顔面に拳が減り込み。
「喧しい!!!!」