イナズマイレブン2 エイリアクライシス!?   作:ダシマ

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第62話「少しずつ縮まる距離」

 

 

 愛媛の保護施設にいるヒロト達に会いに、飛鳥一行は愛媛まで会いに行く事にした。クィールをはじめとするエイリア女子達が出迎えて、飛鳥は歓迎されていたが…。他は全く歓迎されていなかった。

 

*******************

 

 そして、ヒロト達とも顔合わせをした。

 

飛鳥「改めて紹介する。今年のフットボール・フロンティアの優勝校の雷門中の皆さんだ」

円堂「キャプテンの円堂守です! お招きいただいてありがとうございます!」

 

 大講堂で皆が集まり、飛鳥と円堂が壇上に立っていた。円堂が挨拶をしたが、エイリアの選手たちは反応が薄かった。

 

壁山「な、何か反応が薄いっす…」

目金「完全に興味なしですね」

 

 壁山と目金がそう言うと、デザームが立ち上がった。

 

円堂「え!?」

デザーム「私はエイリア学園ファーストランク「イプシロン」のキャプテン・デザームにして、本名は砂木沼治だ。これまでの雷門イレブンの試合、見せて貰ったぞ。ジェミニストームを打ち破ったその実力を是非見せて貰いたい」

円堂「勿論! 大歓迎だよ!」

飛鳥「治。落ち着け」

 

 治が暴走したので、飛鳥がツッコミを入れた。

 

飛鳥「…まあ、一応オレ達の里帰りもそうだけど、雷門中とお日さま園の交流を深めるという意味でも、有意義のある時間になってくれたら嬉しいな」

 

 こうして、お日さま園の生徒との交流会を兼ねた合宿が始まった。

 

 

瞳子「あなた達はこの建物を使って頂戴。お客様用だから」

「おおーっ!!」

 

 瞳子の紹介の元、円堂達は宿を紹介された。まるでホテルのような建物だった。

 

秋「あ、そうだ。部屋割りは…」

瞳子「相談して決めて頂戴。ちなみに飛鳥は私の部屋に来なさい」

飛鳥「え、ジョークだと思ってたんだけど」

瞳子「ジョークじゃないわ」

飛鳥「ヒロトがいる手前、もうちょっと気を遣いなさいよ。弟なんだけど…」

円堂「え? 弟?」

 

 飛鳥の言葉に円堂が反応すると、

 

飛鳥「ああ。後でちゃんと顔合わせするけど、マスターランクチーム「ガイア」のキャプテンをしているヒロトっていう奴はね、吉良星二郎の養子なんだよ。皆とは違ってね」

円堂「そ、そうなんですか…」

飛鳥「その前に荷物置いといで。オレも置くから」

瞳子「だからあなたは私と同じ部屋よ」

飛鳥「本当にジョークじゃないの?」

 

 飛鳥が中に入ろうとするたびに瞳子が止めていた。すると…。

 

「瞳子ちゃん。飛鳥が困ってるっポ~」

 

 クィールが割って入った。

 

瞳子「ル、ルル…」

クララ「そうよ。第一大人が中学生に手を出すなんて犯罪だわ」

アイシー「そうです」

リオーネ「ふさわしくありません!」

 

 他の女子選手も割って入った。

 

クィール「飛鳥も同じ寮に泊るべきだっポ~」

瞳子「…そんな事言って、どさくさに紛れて飛鳥の部屋に侵入するつもりじゃないでしょうね?」

クィール「そんな事やったら嫌われるだけだっポ~。忘れたっポ~?」

 

 クィールが若干バカにするような顔で言うと、瞳子の表情が少しこわばった。

 

壁山「お、女の戦いがさく裂してるっす…」

宍戸「早く部屋行こうぜ…。巻き込まれたら大変だ…」

 

 1年生たちは退場した。

 

クィール「それにお昼寝ならリフレッシュルームで出来るっポ~」

 

 クィールの言葉に瞳子は何も言えなかった。

 

クィール「そういう訳だから部屋に荷物を置いてくるっポ~」

飛鳥「あ、ああ…。ありがとよ…」

 

 そう言って飛鳥が移動すると、クィールもついていったが、女子達もゾロゾロついていった。瞳子は慌てて追いかけていった。

 

半田「す、すげぇな…コーチ」

土門「円堂もああなるのかな…」

円堂「え? オレがどうしたんだよ」

土門「何でもない…」

 

 円堂の言葉に土門は静かに視線を逸らすと、そそくさと移動した。

 

 ちなみに部屋だが、個室だったり2人部屋だったり、大人数部屋だったりした。

 

飛鳥「何この多様性!!!」

 

 その結果…。

 

大人数部屋:雷門2年生、雷門1年生、女子、飛鳥&ジェミニ男子

 

塔子「えー。あたしも円堂と一緒がいいー」

舞「ダメです。角巣さんからのご命令なので…」

夏未「…あなたはもう少し恥じらいを覚えた方が良さそうね」

 

 塔子は円堂と一緒に寝ようとしたが、夏未や舞に阻止された

 

飛鳥「さて、荷物も置いた事だし、今日は疲れたろう。自由時間にする」

「はーい!」

 

 そう言って飛鳥はそれぞれに自由時間を与えたが…。

 

クィール「それじゃ早速遊ぶっポ~!!」

飛鳥「……」

 

 クィールに早速捕まって、頭にしがみつかれていた。

 

マキュア「今まで時間空いてたぶん、たっぷり付き合って貰うからね」

クリプト「……」

レアン「早速サッカーするわよ!」

ポニトナ「杏。疲れてるのよ? よかったら私の膝でお休みする?」

バーラ「色仕掛けはダメ」

 

 早速言い寄られているのを春奈と栗松と壁山が見ていた。

 

栗松「実物で見るとやっぱり羨ましいでやんす…!!」

壁山「ていうか、普通にモテモテっす…」

 

 すると、ウルビダ達が春奈に気づいて、マキュアが突っかかった。

 

マキュア「そう言えばあんた、京都で飛鳥と一緒にいた子よね?」

春奈「え、ええ。そうですけど…」

マキュア「言っとくけど、ポッと出のアンタに、飛鳥は渡さないから!!」

春奈「いや、私はそういう関係じゃないですよ!」

飛鳥「そうだよ」

マキュア「あ、そっか。あの木暮っていうチビが相手だったのね」

春奈「違いますから//////」

 

 マキュアの冷やかしに春奈がムキになると、

 

栗松「前々から気になってたでやんすがコーチ!! どうしてそんなにモテるでやんすか~!!?」

飛鳥「あー。それ聞いちゃう?」

 

 栗松の疑問に飛鳥が困惑した。

 

飛鳥「オレは普通に最年長として面倒を見てただけなんだけど…」

マキュア「マキと飛鳥のなれそめを聞きたいなんて、中々見どころあるわね。栗くん」

栗松「栗松でやんす」

マキュア「しかたないわね。それじゃ教えてあげるわ」

 

 するとマキュアが皆の集めた。

 

マキュア「これを聞けば、マキがメインヒロインに昇格になると思うわ」

クィール「それないっポ」

クララ「あからさまに負けヒロインの台詞ね」

マキュア「あ、そんな事言う子飛鳥嫌いだっての忘れてない?」

クララ「飛鳥さん。違うの。これは…」

春奈(めちゃくちゃ焦ってる!!)

栗松(一体何があったでやんすか…?)

 

 春奈、栗松、壁山の3人はなれそめ話に期待するのだった!

 

 

つづく

 

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