アークナイツ THE LOST CROWNS   作:てぃかず

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おいら、続くとは思わなかったよ。
それにしたって2週間空ける上にクッソ短いとか亀かな(自虐)

深夜テンションの中、花粉で目を擦り、睡魔に抗いつつ書いたよ。
おかしな所があったら教えてください。


流れて、流されて

どれだけ歩いただろうか。

持っていた食糧が無くなるくらい歩いたのは確かである。

 

 

もはや見る影もない大きな砦の跡。

木々が生い茂り森と化している中、幾つか変な木を見つけた。

顔が無く、そこには窪みしかない巨人が木と同化している。

巨人が木に変わっているのか、木が巨人になっているのか、私には分からなかった。

 

水が壁に打ちつけられる音がした。

ぱしゃぱしゃと水遊びするような音ではなく、ザバーンって感じの、もっと大きな音だった。

近くに海でもあるのだろうか。

 

 

 

 

小さな洞窟を抜け、壊れた扉を通る。

開けた場所に出たが、同時に海も広がっていた。

夕焼けに照らされているそこは、海波の音も相まってか、とても落ち着ける場所だった。

『海』というのは、碌な場所ではないと聞いた事はあったが、

 

「ここの海は……穏やかなんだな。」

 

 

 

疎らではあるが、人がいる事に驚く。

 

 

「こんなところに人が来るなんて、珍しい物だ。」

 

近くの人が寄ってきた。角と尻尾から見てサルカズだろう。

 

「済みませんが、何か食べ物はありませんか。」

 

「食べ物か、ちょっと待ちな。」

 

かなり親切な人のようだ。

 

 

「出せる物はこれぐらいかねぇ。」

 

そう言った彼は黒くて丸い物を差し出した。

 

「……食べ物?」

 

「見た目だけさ。少なくとも、不味くはないよ。」

 

「そうですか……」

 

そういうので意を決してひと齧り。

 

「……肉まん?」

 

「ああそうさ。ひひっ

 

「???」

 

なぜ薄ら笑いをしているのか。

答えはすぐに帰ってきた。

 

「!!!??!」

 

「はは、効いてるみたいだな。」

 

なにこれ。

かっ、辛い。

 

「辛味が効いた餡が入ってるんだぜ。」

 

具体的には唐辛子をだな……と彼は言う。

楽しそうに話すが、それ以上の事を聞けるほど余裕はなかった。

 

 

 

「悪かったよ、この通りだ。」

 

「……むぅ。」

 

「許してくれよ、食べてくれる奴がいなかったんだ。」

 

「仕方ないですね。」

 

別に不味くはなかったのだ。寧ろ美味しかったし。

 

「で、こんな所まで来て何の用事があるんだ?」

 

「目的はあるんですが、この場所に着いたのは、当てもなく歩いてきただけなんですよ。」

 

「なんだ、つまらねぇの。」

 

「そもそも、ここはどういう場所なんですか?」

 

「ここか?俺もよくわかんねぇよ。」

 

ただ……と彼は続ける。

 

「ここは、行き場を失った奴が流れ着く所なんだよ。感染者や非感染者、更には種族問わずな。」

 

「……あなたも?」

 

「そうさ。サルカズってのは大抵、魔族なんて呼ばれて、傭兵業がお似合いなんだが、俺に傭兵は合わなくてな。」

 

「……あの辛い肉まんを作る方が性に合ってると?」

 

「その通りよ。」

 

なんて人だ。

そりゃあ行き場所を無くすに決まってる。

 

「今失礼な事言わなかったか?」

 

「いや?言ってないよ。」

 

鋭いなこのサルカズ。

 

 

 

 

そうして話し込んでいる中、ある物を見つける。

 

そこだけごっそり抜かれているかの様に何も無く。縦に伸びていて、奥底が見えない穴。

 

「その穴が気になるのか?」

 

「ああ……。」

 

「元々蓋がされていた訳でもないし、みんなそこに要らなくなった物とか捨ててんだ。だがな?幾ら捨てても埋まる気配がねぇんだ。アホみたいに“深いぜこの穴”。中がどうなってるか気になって仕方ねぇ。」

 

 

──深い穴。ふと思い出す、おじいさんの言葉。

 

『深い穴の底、黒渓谷、その最奥にあるという都への鍵じゃ。』

 

 

 

……見つけた。

 

 

 

 

 

「ええと、サルカズの人?」

 

「……ああそっか、名を名乗ってなかったな。俺はケイト、料理が趣味のケイトだ。」

 

「ケイトさん、ですね。」

 

「で、お前は?」

 

「え?」

 

「名前だよ名前、あるんだろ?」

 

聞かれた私は少し、考える素振り(・・・・・・)をして──────

 

 

────ああ、そうだ。

 

 

 

「ニーナです。王冠探しのニーナ。」

 

 

「ケイトさん、単刀直入に言いますが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの深い穴の底へ降りる事ってできますか?」

 

 




(文字数が)短すぎる……修正が必要だ。
といっても長く書ける気がしないんですよね。圧倒的レベル不足。
感想にて、ダクソが分からない人も見るということが今後もあるかと思いましたので、後書きにて軽めに紹介しておきます。ついでにこの小説の補足とか。

・マデューラ
オリ主君ことニーナが流れ着いた場所。ダークソウル2では、プレイヤー達の拠点と言える場所。ダクソシリーズの拠点bgmは、このマデューラのbgmが個人的には1番好き。

・肉まん
過去にDARK SOULS Caféというコラボカフェがあって、そのメニューの1つに『黒く儚い肉まん マデューラ風』というのがあり、この小説に持ってきた。辛いらしい。

・ニーナ
今作主人公。さらっと名前が出たが、さして重要じゃない。
古き王の冠を探している。


このままだとアークナイツ要素が薄くなる…かなりやゔぁい。
原作キャラは出るよ?けどいつ登場するかとか、上手く書けるかはまた別の話さ……
次も未定だよ、気長に待ってくださいお願いします(切実)
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