ビルドNEWWORLDラブライブ   作:迅勇一

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友人の言葉でウルトラ気合が入り復活した作者です。
二ヶ月間の間に上手くかけていませんでしたが色々と勉強やインスピレーションを高めて復帰しましたのでよろしくお願いします。
それでは、あらすじ紹介どうぞ。


戦兎「天才物理学者桐生戦兎は、音ノ木坂学院での物理学者の仕事をする中、スマッシュが強くなってきていると感じ強化アイテムの必要性を再認識する」
万丈「そんな中で、戦兎と俺が倉庫へと帰る途中にスマッシュが現れた場所を特定するシステムに二体のスマッシュが現れたと反応する」
戦兎「桐生戦兎と万丈は、二手に分かれてスマッシュと戦いスマッシュを倒したが、桐生戦兎の前にアーマーを纏った人物が現れる」
万丈「そんな戦兎は、アーマーを纏った人物と戦うがアーマーを纏った人物を手も足も出さずに逃げられてしまう」 
戦兎「アーマーを纏った人物が出てきたことにより物語の展開が気になる第七話をどうぞ!」


第7話 ファストライブ/響くメロディー

アーマーを纏った人物と戦いから一ヶ月が経ち俺は、ビートクローザーにコネクトさせて戦う武器の最終調整していた。

 

戦兎「ビートクローザーにコネクトさせると」

【ロングブレイドモード】

 

ここまでは、良いとして感じなのはこの後だ。

 

戦兎「倉庫だから派手には出来ねえから威力は低めにするとして、ボトルは、試しにアイドルボトルを使うか」

 

アイドルボトルを取り出してビートクローザーに差し込む込む。

 

スペシャルチューン

 

ビートクローザーの柄尻のグリップを一回引く。

 

ヒッパレー!

 

刀身部分のケージが緑なるとピンクと蒼が混ざり合った炎が刀身に纏われる。

 

戦兎「うおぉぉぉ!凄え!どんな威力なるのか試してえ!」

 

髪を掻きながら興奮すると近くにある木材を斬ってみる。

 

スマッシュスラッシュ!

 

刀身が木材に当たると炎が木材を包んむと一瞬で木材が灰になる。その光景を見た俺は、口を開きながら驚く。

 

戦兎「なんだ……今のは……やべえ」

 

俺の想像していた以上に凄い武器を完成させたことに理解すると心の底から叫びだしたくなる。

 

戦兎「とんでもない武器が完成した!凄いでしょう、最高でしょう、天才でしょう!」

 

髪の毛を掻きながら笑うと倉庫の扉が開くかれると朝のランニングに行っていた万丈が俺を見て驚きの表情していた。

 

万丈「全然…武器が完成が出来ねえから……頭がおかしくなったのか?」

 

その言葉が癪に障り興奮していた脳が一気に急速冷凍され通常に戻る。

 

戦兎「俺の頭がおかしくなる訳ないだろう。それにビートクローザーにコネクトさせる武器が今完成したぞ」

 

万丈に言葉を言うとビートクローザーからアイドルボトルを取り出しビートクローザーを元の状態へと戻す。

 

万丈「マジか!?」

 

その言葉に驚いていた万丈の表情が喜びへと変わる。

 

戦兎「そうたぜ。ほら、完成したから渡すぞ」

 

コネクトさせる武器を万丈に手渡した。

 

万丈「サンキューな戦兎!」

 

親指を立てながら礼を言う万丈に俺は、これまで苦労して作った武器を完成させたことに達成感を感じる。

 

戦兎「後は、射撃武器だけだがそんなに時間は、かからないと思うぞ」

 

まあ、内部のエネルギーを変化させる動作を正確して威力を落とさないように作れば実戦につかるよになるからな。

 

万丈「分かったぜ。よっしゃあ、この調子で今日の仕事も上手くやるぜ!」

 

万丈は仕事に対する気合いを入れる。

 

戦兎「一時間目の物理でヘマをすんなよ」

 

そう言いながら腕時計を見て仕事へ行く支度を始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海末ちゃんが人前で歌えるようする為に秋葉へと来た私は、大量のチラシを持ちながら二人に言う。

 

穂乃果「ここでライブのチラシを配ろう」

 

私の言葉に海末は、回り見て驚いた表情をする。

 

海末「ひ、人がたくさん!」

 

海末ちゃんが人前まで歌えるようにするのは、色んな人がたくさん来る秋葉でやった方が良い。

 

穂乃果「当たり前でしょう? そういうところを選んだんだから ここで配れば、ライブの宣伝にもなるし」

 

私は、海末ちゃんに説明してチラシを渡すと次にことりちゃんにチラシを渡す。

 

ことり「大きな声出してれば、そのうち慣れてくると思うよ」

 

ことりちゃんが海末ちゃんに言うと海末ちゃんが人だかりの方を向く。

 

海末「はお……お客さんが野菜…お客さんが野菜…お客さんが野菜!あっ!あ…」

 

海末ちゃんは、私の言葉を言いながら歩いていく。

 

穂乃果「だめかなぁ?」

 

私は歩く人達にチラシを配りながらことりちゃんに聞く。

 

ことり「ううん、私は平気よ。でも、海未ちゃんが」

 

ことりちゃんチラシを配りながらちょっと困った顔をして何処かを見ていた。

 

穂乃果「うん?」

 

ことりちゃんが見ている方を見るとガチャガチャを回して出てきたカップセルの中を見ている海末ちゃんの姿があった。

 

海末「あ、レアなの出たみたいです」

穂乃果「海未ちゃん――!」

 

やっぱり秋葉でのチラシ配りは、海末には、ハドルが高すぎたみたいだから他の場所でチラシ配りをした方がいいいかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋葉から音ノ木坂へと移動した私と海末ちゃんとことりちゃんは、慣れた場所でのチラシ配りをしようとしていた。

 

 

穂乃果「ここなら平気でしょう?」

 

私は、念のために音ノ木坂でチラシ配りが出来るか海末ちゃんに聞く。

 

海末「ま、ここなら……」

 

海末ちゃんは、周りをキョロキョロと見ながら答える。

 

穂乃果「じゃあ、始めるよ」

 

海末ちゃんもここなら出来るって言ったからチラシ配りをしかりやらないと。

 

穂乃果「ミューズ、ファーストライブやりまーす! よろしくお願いしまーす!」

 

下校している子に生徒の前に近づいてチラシを一枚差し出してみるとその子がチラシを受け取ってくれた。

 

穂乃果「ありがとうございます 」

 

お礼を言うとことりちゃんが積極的に下校している子にチラシを配っていた。

 

ことり「よろしくお願いしまーす 」

 

友達と一緒に帰っている子にチラシを差し出す。

 

ことり「これどうぞ」

 

その子とその友達はチラシを二枚受け取る。

 

ことらり「ありがとうございます」

 

ことりちゃんが頑張ってるから私も負けってなれないと思い下校している子にチラシを配っていく。

 

穂乃果「よろしくお願いします」

 

手に持っているチラシが少しづつ減っていていると感じると海末ちゃんが頑張ってチラシを配ているのかなあと思い海末の方を見る。

 

海末「あ、あ……」

 

小さい声を出してチラシを配るとするが緊張しているのかチラシを渡せずにそのまま立っていた。

 

穂乃果「やっぱり学校でも海末ちゃんにとっては、ハードルが高いのかなあ」

 

海末ちゃんの様子を見て感じた私は、何か良い方がないかなあと思い考えようとした時に海末ちゃんが黒い髪の毛で髪型がツインテールの小さい女の子に近づいていた。

 

海末「よろしくお願いしまーす。 ミューズ、 ファーストライブでーす」

 

緊張して小さい声しか出なかった海末が勇気をだしてチラシを配ろうとしている姿を見て私は、頑張れと心で応援する。

 

ツインテールの女の子「いらない!」

 

ツインテールの女の子はチラシをいらないと海末と言ってすたすた校門へと歩いて行くと海末ちゃんは少し残念そうにしていた。

多分海末ちゃんがまだ緊張して言葉や笑顔が足りなかったからいらないと言われたのじゃないかなと思い海末に近づいて言う。

 

穂乃果「だめだよ、そんなじゃ」

 

私の言葉に海末ちゃんは私の方へと振り向くとモジモジしたように口を開く。

 

海末「穂乃果はお店の手伝いで慣れてるかもしれませんが、 私は…」

 

確かに海末ちゃんの言うとおり私はお店の手伝いなれているかもしれないけどそれでも海末ちゃんと同じでことりちゃんもなれていないのに頑張ってチラシを配っているのを海末ちゃんは分かっていないのかなあ。

 

穂乃果「ことりちゃんだってちゃんとやってるよ」

 

私の言葉で海末ちゃんは、ことりちゃんの方を見ると私は、ことりちゃんがあれだけやれているなら海末ちゃんにも出来るはずだと思った。

 

穂乃果「ほら、海未ちゃんも」

 

海末ちゃんの肩を掴んで下校して子の方へ身体を向かわせる。

 

穂乃果「それ配り終えるまで辞めちゃだめだからね! 」

 

ちょっと前に勇気をだして配ろうとしていたからこのまま終わらせちゃったら意味がない。

 

海末「えっ!無理です!」

 

海末ちゃんは無理だと言うけど私がこの一ヶ月前に神田神社の階段ダッシュで五往復できないって言った時に海末ちゃんは、きつい言葉を言って私にやらせてぐらいなのだから海末ちゃんがやれないはずない。

 

穂乃果「海未ちゃん、私が階段五往復できないって言った時、なんて言ったっけ?」

 

私の言葉に海末ちゃんは、驚いたような表情になる。

 

海末「え……分かりました、やりましょう!」

 

無理とは言わずにやる気になり下校している子に近づいていく。

 

海末「よろしくお願いしまーす」

 

声を大きくして下校している生徒にチラシを配っていく海末ちゃんに少し前進出来たのかなあと感じる。

 

???「あのっ!」

 

横から声をかけられた私は、横に振り向くと眼鏡をかけた女の子が立っていた。

 

穂乃果「あなたは……」

 

よく女の子の顔を見ると一ヶ月前に話した女の子が浮かび上がる。そうだ、思い出したあの時の女の子だ。

 

穂乃果「この前の」

 

私の声に女の子に少し驚いた反応する。

 

眼鏡の子「う、 はい!ライブ、 見に行きます!」

 

眼鏡かけた子の言葉に私は驚く。

 

穂乃果「本当?」

 

近くいた海末ちゃんとことりちゃんが私の隣に来る。

 

ことり「来てくれるの?」

 

ことりちゃんが眼鏡をかけた子に来てくれるのと聞くということは私と眼鏡をかけた子の話しを聞いていたんだ。

 

海末「では、一枚二枚と言わず、これを全部」

 

海末ちゃんはそう言いながら手に持っているチラシを全部を渡そうとする。

 

穂乃果「海未ちゃん!」

 

もう、チラシを頑張って配っていたのに全部のチラシを一人に渡するなんて。

 

海末「分かってます……」

 

海末ちゃんは自分がやろうとしたことに気づきチラシを下げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事を終わらせた俺と万丈は、マシンビルダーを走らせていると校門で誰かが何かを配っているのが見えた。

 

戦兎「何だ、あれ」

 

マシンビルダーで近づくと高坂穂乃果と園田海末と南ことりがチラシ配っていると俺は、マシンビルダーを止めヘルメットのバイザーを上げて声かける。

 

戦兎「何のチラシを配っているんだ?」

 

声に反応したのか高坂穂乃果が俺の方へと近づいてきた。

 

穂乃果「桐生先生、これは新入生歓迎会の日にやるライブのチラシを配っているです!」

 

高坂穂乃果が説明する。

 

万丈「そうか。それで誰がライブするだ?」

 

チラシを配っている時点で高坂穂乃果達しかいねえのに何でこのバカは、こんな事もわかねえだ。

 

穂乃果「私と海末ちゃんとことりちゃんで結成したアイドルグループμ'sのライブをするです。」

 

高坂穂乃果は万丈に分かりやすく説明すると万丈は手をポンと叩きながら理解する。

 

万丈「そうか。ライブをやるなら誰にも負ける気がしねえぐらいのライブをやらねえといけねえぞ」

 

万丈が高坂穂乃果に鼓舞するように言うと俺も高坂穂乃果に言っておいた方がいいなと思い口を開く。

 

戦兎「俺から言えるのは高坂穂乃果と園田海末と南ことりがライブを見てくれる人達を楽しませたいのなら自分達が楽しまなかったら誰も楽しませないぞ」

 

当たり前なことだが、もしもライブの時に悲しいことや辛いことがあるかもしれない。それでも誰かを楽しませたいという想いがあるならそれを忘れて楽しみながら歌うてことは、難しいかもしれないがこの三人なら出来るだろう。

 

穂乃果「ありがとうございます!あと、もしよかったら桐生先生と万丈先生にライブを観て欲しいんですが?」

 

高坂穂乃果の言葉に俺はもう一度聞きなおす。

 

戦兎「俺と万丈にライブを観て欲しい?」

穂乃果「はい、そうです!」

 

高坂穂乃果が俺と万丈にライブを観て欲しいと頼まれたからには、断るという行為はするわけにいかねえな。

 

戦兎「分かった。ライブを観に行ってやるよ」

穂乃果「本当ですか。ありがとうございます!」

 

俺の言葉に高坂穂乃果の顔が満面の笑みになる。

 

戦兎「万丈、お前もそれで良いだろう?」

 

万丈の方に視線向けて聞く。

 

万丈「ああ、それで良いぜ」

 

万丈に頷きながら承諾する。

 

戦兎「そのチラシを貰っていいか」

穂乃果「はい、どうぞ」

 

チラシを受け取って見るとライブの時間や場所が記載されていた。

 

戦兎「最高なライブを俺と万丈に見せれるように頑張れよ!」

 

バイザーを下げてエジソンかける。

 

穂乃果「頑張ります!」

 

俺の言葉に高坂穂乃果が力強く答える。

 

戦兎「それじゃあ、行くな」

 

アクセルを捻りマシンビルダーを走らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万丈の射撃武器の調整をキリのいいところで止めスポイト等の道具を作業台に広げスパークリングの修復作業を始める。

 

戦兎「パンドラボックスの残留物質を再現をするのにはかなり困難だ。それでもアーマーを纏った人物の力が未知数の故に相性の良いボトルで完全に勝てない場合、スパークリングやスクラッシュドライバー等の強化アイテムが必ず必要になる」

 

スクラッシュドライバーは、内部の損傷が酷い過ぎるのと動力源の殆どが破壊されている状態で修復にはかなりの時間かかる。だとすれば成分が抜けたスパークリングの修復しか残されていない。

 

戦兎「ベストマッチリキッドを完全再現するのには、過去に俺が調べたスパークリングのデータから成分の情報を最大限に引き出し緻密な計算する方法しかない」

 

モニターにスパークリングの研究データを表示し作業台に広げたある道具に一つずつ液体を容れていく。

 

 

 

 

 

 

 

今日の放課後に高坂穂乃果と園田海末と南ことりがライブをやる日なのだが、今の気分は憂鬱だ。スパークリングの成分を完全に再現をしようと作業をやったが全てが失敗して終わる結果になるとわなあ。

 

万丈「おい、戦兎!」

 

横から呼ばれ振り向くと万丈が呆れた顔で俺の顔を見る。

 

戦兎「何だよ?」

 

その顔は癪に障るが何で俺の顔を見てくるのか理由が知りたい。

 

万丈「お前が難しい顔していたから、声をかけただけだ。まあ、どうせスパークリングのことでも考えていたんだろう」

 

バカのくせに人の変化を気付く能力だけはあるようだ。

 

戦兎「ああ、スパークリングのことを考えていた。パンドラボックスがない世界で俺の力で完全にスパークリングの成分を再現出来るか悩んでいた」

 

何度も何度も液体を混ぜ合わせて作ろうとしたが爆発を起こして失敗する結果に天才物理学者である俺ですら落ち込むレベルだ。 

 

万丈「ここに美空が居たら怒っていたぞ」

 

美空の名前が出た瞬間に脳内で美空が怒りながら包丁を持た姿を想像する。

 

万丈「でもな、美空なら一人で抱え込むなって言うぜ。それは紗羽さんだって言う!」

 

アーマーを纏った人物の戦いことで忘れていた。一人で抱え込み北都との代表戦でハザードトリガーを使い暴走した時に強制的に変身を解除させると同時に変身者の命を奪う装置を作り代表戦に挑んだ。俺は美空にその装置で止めるように言ったが美空は拒否をしていた。そして代表戦に勝ったが暴走した俺は一海の命を奪いかけた時、紗羽さんが万丈を連れてきてくれたことで暴走状態の俺を万丈が止め一海の命を奪わずにすんだ。

 

戦兎「最悪だ……焦って大事な事を忘れていたぜ……」

 

俺としたことがこれまで万丈達に支えてもらったことでどんな困難に立ち向かえたことを忘れていたとは、本当に情けない。髪を掻いて息を吸って意識を切り替える。

 

戦兎「かけがえのない仲間がいたから桐生戦兎と仮面ライダービルドが正義のヒーローなれたんだ!」

 

コートを翻して言う。

 

万丈「たく、やっと元に戻ったか」

 

万丈はそんな言葉を言いながら笑っていた。

 

戦兎「さって今日は、高坂穂乃果と園田海末と南ことりが結成したアイドルグループのμ'sのライブだ。約束どおり行ってやらないとなあ」

 

先まで感じていた焦りが消え見ている風景が明るくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

   

 

 

 

 

 

 

ライブが始まるまで、残り一時間へとなり俺と万丈は、今日の仕事を終わらせると放課後の生徒達の様子を観ていた。

 

戦兎「新入生歓迎会だからか、部活動の勧誘が凄えことになってるな」

 

高校時代にこういうものがあったかもしれないがあんまり覚えていねえな。

 

万丈「女子校だから男がやる部活は、やっぱねえな」

 

相変わらずバカ過ぎる万丈にツッコミをいれようと思ったがここで無駄に体力と気力を使う訳にいかない為、無視をする。

 

戦兎「まあ、この後のライブがどんな風になるのかが気になるな」

 

一時間後のライブがどんな形でやるのか想像するとビルドフォンの着信音が鳴り響く。

 

戦兎「まさか……!?」

 

ビルドフォンの着信音は、スマッシュを現れた場所を特定するシステムの反応だ。それが鳴ったということは、スマッシュが現れたということだ。

 

万丈「おい、一ヶ月も現れなかったスマッシュが現れたのか!」

 

万丈が聞いてくるとビルドフォンを操作しスマッシュの現れた場所を特定するシステムを起動させるとここから半径三キロの場所でスマッシュの一体の反応があった。

 

戦兎「スマッシュの反応が一体だけあるが必ずアーマーを纏った人物が出てくるはずだ」

 

ホークガトリングでも対抗できなかった相手だ。それが出てくる以上は、俺と万丈の二人で戦った方が良いだろう。

 

戦兎「だから、二人で戦うぞ!」

 

ビルドフォンにライオンフルボトルを装填し投げるとビルドフォンが拡大し瞬時にバイクへと変形する。

 

【ビルドチェンジ】

 

マシンビルダーのタッチパネルを操作してヘルメットを取り出し万丈に投げ渡す。

 

万丈「分かったぜ!」

 

ヘルメットを被りマシンビルダーへと乗りエンジンをかけて猛スピードでスマッシュの現れた場所へと走る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマッシュが現れた場所の近くに着いた俺と万丈は、マシンビルダーから降りてビルドのラビットタンクフォームとクローズに変身してスマッシュの方へと走っていた。

 

ビルド「スピードをもう少し上げるぞ」

クローズ「おう」

 

スピードを今より上げて走ると前方から無数の銃弾が飛んでくる。

 

ビルド「……ク!」

クローズ「……う!」

 

俺と万丈は、咄嗟に横へと飛んで避けてその場で止まり前方に視線を向けるとそこに立ていたのは、一カ月前に俺が戦った相手であるアーマーを纏った人物だった。

 

ビルド「最悪……ここで出くわすなんて……」

 

早くスマッシュを止めねえといけないが目前にいるアーマーを纏った人物がいる以上は、ここで倒すしかないだろ。

 

クローズ「あの野郎がお前が言っていたやつか?」

 

万丈が聞いてきたことに答える。

 

ビルド「ああ、そのとおりだ。奴の能力は完全に分かっていない。ただ一つだけ分かるのが空気中の水分を集めて壁を作る能力を持っている」

 

ホークガトリングガンやドリルクラッシャーの攻撃を防いだあの能力は厄介だ。

 

クローズ「水分を集めて壁を作る能力は、どんなものか分かんねえが、とにかくやべえ能力だってことだろな」

 

バカ並に能力を理解しているようだなと思うとアーマーの纏った人物は銃を向けながら近づいてくる。

 

アーマー纏った人物「前に戦った仮面ライダービルド以外の仮面ライダーが来るとは驚いた!」

 

アーマーの纏った人物がビルドと仮面ライダーという言葉を言ったのに驚く。

 

ビルド「何故、俺の名前を知っているだ!」

 

アーマーを纏った人物に問う。

 

アーマーを纏った人物「答える理由などない」

 

やはり簡単には、答えないようだな。ならここでアーマーを纏った人物を倒してからスマッシュを倒しに行くしかないな。

 

ビルド「ここで、俺とお前でアイツを倒すぞ」

 

万丈にそう言うとビルドドライバーのレバーを掴もうとした瞬間に万丈に手を止められる。

 

クローズ「悪りいけどお前のそれに従えねえ。あの野郎とは、俺が一体一で戦うからお前は、スマッシュを倒しに行け!」

 

万丈は、俺にそう言うが今の万丈では、アーマーを纏った人物と戦うことが危険すぎる。

 

ビルド「お前、何を言ってるだ!お前一人じゃアイツに勝てねえ」

 

万丈を説得しようとしたが万丈は首を横に振る。

 

クローズ「確かにお前の言うとおり俺一人じゃ、あの野郎は倒せないのは、分かるぜ。でもよ、スマッシュを放っておける状況でもないだろ!」

 

スマッシュを放っておける状況ではないが、それでも強化アイテムがない万丈を戦わせるわけにいかねえ。

 

ビルド「駄目だ。お前だけで戦わせるわけにいかねえ」

 

拳を握り締めながら万丈に言う。

 

クローズ「お前、俺を誰だと思っているんだよ。俺は、お前と同じ仮面ライダーだぜ。そう簡単に倒されてたまるかってんだ!」

 

マスクの下で万丈がどんな表情をしているか分からないが北都の戦争の時にスクラッシュドライバーを持ちながら戦いに現れた時の表情をしているんだろうと脳内で想像する。

 

ビルド「お前がそこまで言うなら信じてやるぜ」

 

どんな困難でも万丈は、自身の想いを力に変えて立ち向かって来た奴だ。そんな万丈がこんな所で負けわけねえな。

 

クローズ「そうか。なら、ここは俺に任せろ!」

 

手のひらに拳をぶつけて答える万丈。

 

ビルド「このボトルを貸してやるから、せめて俺が戻ってくるまでなんとか耐えておけ!」

 

アイドルフルボトルを取り出して万丈に投げ渡すと万丈は、それを上手く取る。

 

クローズ「サンキュー、アイドルボトル借りるぜ!」

 

万丈はフルボトルホルダーにアイドルボトルを取り付ける。

 

ビルド「任せたぞ。筋肉バカ!」

 

俺は全速力で駆ける。

 

アーマーを纏った人物「自分から当たりくるとは、自棄になったか」

 

照準を定めトリガーを引こうとするアーマーを纏った人物に万丈が俺の頭上を大きく飛んでライダーキックでアーマーを纏った人物へと攻撃する。

 

クローズ「うおぉぉぉ!」

 

猛スピードで繰り出されたライダーキックを意図も容易く躱す。

 

アーマーを纏った人物「ビルドが注意を引き他のライダーが攻撃をするという手か」

 

万丈の攻撃を躱して俺達の行動を推測するアーマーを纏った人物だが俺と万丈は何も策など考えていない。何故なら互いを信頼しているからだ。

 

クローズ「ごちゃごちゃなんか言ってるがお前と戦うのは俺だぁぁぁ!」

 

万丈がアーマーを纏った人物に猛スピードで接近していくと俺は万丈を信じながらホップスプリンガーを利用して移動速度を上げてスマッシュの方へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万丈と離れスマッシュが現れた場所へと着くとスマッシュが建造物を尻尾で破壊していた。

 

ビルド「ハアー!」

 

思い切り脚を踏み込んでからホップスプリンガーを利用しスマッシュの間合いに近くと右拳をスマッシュの胴体に叩き込む。 

 

スマッシュ「グッオォォ!」

 

攻撃を効いてないのかスマッシュは、俺の方へと振り向くと同時に尻尾で攻撃してくる。

 

ビルド「……ッ!」

 

腕をクロスさせて尻尾の攻撃を防ぐがスマッシュは、続けざまに鋭い爪で俺の横を攻撃する。

 

ビルド「うッぐ……」

 

体勢が崩されてしまいすぐに立て直そうとするがスマッシュの尻尾が横に思い切り振った攻撃が胴体に直撃しそのまま転げ回りながら倒れる。

 

ビルド「がっあぁぁ……」

 

倒れた体をなんとか立ち上がらせながらスマッシュの姿を見ると顔は恐竜のティラノサウルスに似ていて鋭い爪と尻尾があるスマッシュだった。  

 

スマッシュ「グォオ!」

 

スマッシュは、俺へと突進を仕掛けてくるがそれを横に飛んで躱してがら空きな横にタンクローラーシューズのキャタピラーを高速回転させた蹴りを喰らわせる。

 

ビルド「うおぉぉぉ!」

 

キャタピラーがスマッシュの体を削ると同時に打撃が直撃しスマッシュは、たたらを踏む。

 

ビルド「攻撃が効いてるな」

 

すかさずに連続でスマッシュを殴る。

 

スマッシュ「グォオ!」

 

何発か胴体に叩き込むんが蹴りの時のようなダメージが与えることが出来ないままスマッシュの爪がアーマーを当たり火花を散らす。

 

ビルド「……ッ!」

 

恐竜のスマッシュの強さは、前に倒した鎧のスマッシュ以上だ。このままラビットタンクで戦っても状況は、不利のままには、変わらねえからゴリラフルボトルを使い力で押しかえすしかねえ。

スマッシュから距離をとりゴリラフルボトルを取り出し成分を活性化させドライバーを装填する。

 

ゴリラ!

 

素早くドライバーのレバーを回すと電子音が鳴り響く。

 

【Areyouready】

 

俺は電子音の問いに答える。

 

ビルド「ビルドアップ!」

 

アーマーが瞬時に換装され茶色アーマーになると右腕の豪腕のサドンデストロイヤーを上げタンクローラーシューズのキャタピラーを回転させる。

 

ビルド「ハアー!」

 

スマッシュへと近づきサドンデストロイヤーで殴る。

 

スマッシュ「……ッ!」

 

サドンデストロイヤーがスマッシュの胴体に直撃するとスマッシュは、少し体勢を崩す。

 

ビルド「これなら、対抗できるな」

 

サドンデストロイヤーで再びスマッシュに叩きつけるとタンクローラーシューズのキャタピラーを回転させスマッシュに蹴りを喰らわせる。

 

スマッシュ「グッガァ……」

 

スマッシュは、後方へと倒れるとタンクローラーシューズよって削れた腹部を抑えていた。

 

ビルド「一気にたたみかける!」

 

ビルドドライバーのレバーを回して必殺技のエネルギーを溜めていくと電子音が鳴り響く。

 

ReadyGo 

 

サドンデストロイヤーに力を込めるとタンクローラーシューズのキャタピラーを高速回転させスマッシュへと接近する。

 

ボルテックアタック!

 

スマッシュが立ち上がると力を込めたサドンデストロイヤーでスマッシュを殴る。

 

ビルド「……ッ!」

 

サドンデストロイヤーがスマッシュに当たる前に俺の身体にスマッシュの尻尾が当てられるとスマッシュは、鋭い爪で攻撃する。

 

ビルド「がぁぁ……」

 

左肩と腹部に当たり火花を散らすと追撃に尻尾での攻撃を喰らい横に倒れる。

 

ビルド「グッハッ……!」

 

ここで戦いを長引かせると万丈がアーマーを纏った人物に倒されてしまう。トライアルフォームでも押し切れねえのなら他のベストマッチを使って倒すしかないがあのスマッシュに有効なベストマッチなんだ。

 

ビルド「ゴリラの力とタンクによるキャタピラーの攻撃が効くか」

 

脳をフル回転させて恐竜のようなスマッシュの有効なベストマッチを考える。

タンクローラーシューズのキャタピラーによる削る攻撃とサドンデストロイヤーでの打撃攻撃が効くとなると二つの成分にちかい攻撃が必要となり尻尾の攻撃と同じぐらいのリーチがある攻撃を持つベストマッチならスマッシュを倒せる。

 

ビルド「鎧のスマッシュより強くて苦戦したがこのベストマッチを使って勝てみせるぜ!」

 

ビルドドライバーからゴリラフルボトルとタンクフルボトルを外すとハリネズミフルボトルと消防車フルボトルを取り出す。

 

ビルド「さあ、実験を始めようか!」

 

ハリネズミフルボトルと消防車フルボトルを振り成分を活性化させドライバーに装填する。

 

ハリネズミ!消防車!ベストマッチ!

 

H/Sと反応しレバーを回していくとスナップライドビルダーが瞬時に展開されるとスナップライドビルダーからトラルジェルソリッドが流れ白と赤のアーマーを形成する。

 

【Areyouready】

 

電子音に俺は答える。

 

ビルド「ビルドアップ!」

 

声に反応しスナップライドビルダーが挟み込むようにアーマーを換装させると茶色と青のアーマーが光の粒子となり消えると白と赤のアーマーへと変わり蒸気が上がる。

 

レスキュー剣山!ファイヤーヘッジホッグ!イエーイ!

 

ハリネズミと消防車のベストマッチであるファイヤーヘッジホッグフォームに変わり左腕に装着された放水銃のマルチデリュージガンを使い高圧放水をスマッシュに当てる。

高圧放水がスマッシュの視界を撹乱させると俺は、スマッシュへと距離を縮めながらマルチデリュージガンの高圧放水から可燃性の液体に切り替えて火炎放射攻撃をする。

 

スマッシュ「……ッ」

 

スマッシュの身体を火傷をおわせると右拳の覆う針がついた球状グローブのBLDスパインナックルでスマッシュを殴る。

 

ビルド「ハアー!」

 

スマッシュの胴体に拳を叩きつけた瞬間にBLDスパインナックルの針を伸ばしスマッシュに刺した。

 

スマッシュ「グォォォ……」

 

針と打撃を組み合わせた攻撃がスマッシュに通じると確信すると再びBLDスパインナックルの針を伸ばした状態でスマッシュを殴る。

 

スマッシュ「……ッ」

 

BLDスパインナックルの攻撃がスマッシュに直撃するとスマッシュの体勢を少し崩れる。

 

ビルド「うぉぉぉ!」

 

三度BLDスパインナックルで殴り追撃に左脚で蹴りを叩き込むとスマッシュを後方へと倒れる。

 

ビルド「勝利の法則は、決まった!」

 

複眼から伸びているパイプを指を滑らすしてから決めゼリフを言うとビルドドライバーのレバーを回して必殺技の力を溜めていく。

 

ReadyGO

 

マルチデリュージガンの伸縮ラダーを伸ばしスマッシュの口に入れ放水をする。スマッシュの身体が水を含んだことにより風船ように膨む。

 

ビルド「ハアー!」

 

ラダーの棒高跳びの棒のように使いスマッシュの頭上へと跳躍しラダーを縮めて落下スピードに合わせBLDスパインナックルに力を込めてスマッシュに拳を叩きつける。

 

ボルテックフィニッシュ!

 

スマッシュ「グォォォ……!」

 

拳がスマッシュへと直撃し爆発が起こると俺は、爆風に乗り上手く地面に着地した。

 

ビルド「わりと危ない状況だったが何とか勝てたな!」

 

エンプティフルボトルを取り出してスマッシュの方へ振り向くと倒れているスマッシュにエンプティフルボトルを向けて成分回収するとスマッシュが倒れていた方には、何もなくエンプティフルボトルが亀裂が入ったボトルではなく鎧のスマッシュと同じボトルになる。

 

ビルド「すぐに万丈の方へ行かねえと」

 

ハリネズミフルボトルと消防車フルボトルをドライバーから外してラビットフルボトルとタンクフルボトルに変えラビットタンクになりビルドフォンをマシンビルダーへと変形させ万丈の元へ急いで向う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦兎がスマッシュへと戦っている時

 

 

 

戦兎がスマッシュの方へ行って姿が見えなくなり俺は、アーマーを纏った野郎に左拳を振るっていた。

 

クローズ「オリャア!」

 

アーマーを纏った野郎は、横に移動して躱すと俺はすぐに右拳で振るがそれも躱される。

 

アーマーを纏った人物「格闘戦を得意して戦うタイプか、面白い!」

 

手に持っていた銃をホルダーにしまい拳を構える。

 

クローズ「余裕ぶって面白えとか言ってじゃねえよ!」

 

もう一度左拳をアーマーを纏った野郎へと振るうがアーマーを纏った野郎は、それを躱して俺の腹に一発喰らわせてきた。

 

クローズ「グッホ……」

 

息を一瞬吸えなくなるぐらいの痛みがくると身体が前に倒れるかけるが脚に力を入れて耐える。

 

アーマーを纏った人物「ふん、今の一撃を耐えれないと思っていたがそうでもないようだな」

 

あの野郎は、最初から俺が弱い相手だと思っていやがったな。

 

クローズ「ふざけんな。俺は、仮面ライダービルドの相棒でマジ強くてマジ格好いい正義のヒーロー仮面ライダークローズだ!今の一発で耐えれない程弱くねえよ」

 

アーマーを纏った野郎に右拳で殴りかかるがアーマーを纏った野郎は、それを躱してカンターに俺の顔面を殴りかかる。すぐに腕をクロスしてガードをして耐えるが脇腹を蹴られ体勢を崩された。

 

アーマーを纏った人物「ハアー!」

 

アーマーを纏った野郎の回し蹴りが真横から迫ってくると俺は、両腕を盾にしガードするが威力が強すぎて地面に倒れてしまった。

 

クローズ「……ッ」

 

あの野郎に正面から殴りかかっても勝てねえことは、分かった。だったらフェイントかけて強力な一撃を喰らわれば勝てるはずだと思いビルドドライバーのレバーを回しながら立ち上がるとアーマーを纏った野郎へ近づく。

 

クローズ「ハアー!」

 

レバーを回すのをやめ右脚で踏み込み前へと移動する。

 

ReadyGO!

 

右拳で殴りかかると見かけて左に移動すると蒼いドラゴンが俺の後ろに現れると左拳を構え力を込めて殴る。

 

ドラゴニックフィニッシュ!

 

蒼いドラゴンが蒼い炎を吹くとアーマーを纏った野郎にめがけて振るった拳のスピードを上げる。

 

クローズ「これでも喰らいやがれ!」

 

拳があと少しで当たるところで止まり蒼いドラゴンの炎

が湯気になり消えていく。

 

クローズ「どうなっているだ!?」

 

左拳がアーマーを纏った野郎に当たるはずだったのが訳が分からない事が起きて止められるなんて何がどうなっているだ。

 

アーマーを纏った人物「フェイントをかけたつもりのようだがそんな目に見えた動きは、フェイントではない」

 

アーマーを纏った野郎は俺の顔面に拳を殴り腹に膝蹴り叩き込む。

  

クローズ「だ……は……ッ……」

 

体勢を崩され膝を地面についた瞬間にアーマーを纏った野郎は俺の身体に思い切り脚で蹴りを叩き込まれ地面を転がりながら倒れた。

 

アーマーを纏った人物「俺を相手に格闘戦で勝てると思っていた時点でお前の勝敗は決まっていたな」

 

アーマーを纏った野郎は倒れている俺の所に近づき立ち隙すらつけねえ程の速さで踏みつけてくる。立ち上がることが出来ないままの状態じゃ、反撃すらできねえしそれにあの野郎がどうやって拳を止めたのか分からねえ。

 

『奴の能力は完全に分かっていない。ただ一つだけ分かるのが空気中の水分を集めて壁を作る能力を持っている』

 

頭の中で戦兎の声が流れた瞬間に拳を止めたのがアーマーを纏った野郎の能力だってことが理解した俺は横に転がって避け距離をとり素早く立ち上がる。

 

クローズ「あいつの言葉を思い出さなかったら危なかったぜ」

 

拳を構え直しアーマーを纏った野郎を真っ直ぐ見る。

俺がこいつに勝てるぐらいなら戦兎が戦うのを止めやしなかっただろうなと今なら凄え分かるがそれでも戦兎は俺に戦いを任せた……だから俺は、最低でも戦兎がくるまで耐えてみせるぜ。

 

クローズ「まだ戦いは終わったわけじゃねえ!」

 

思い切り脚に力を入れて走りアーマーを纏った野郎に近く。

 

アーマーを纏った人物「まだ格闘戦をするつもりか、物わかりの悪い相手だ」

 

アーマーを纏った野郎は言葉を言うと俺はアーマーを纏った野郎を右拳で殴りかかるがアーマーを纏った野郎に躱される。

 

クローズ「うぉぉぉ!」

 

動き止めずに左拳で殴るが躱されるが殴り続ける。

 

アーマーを纏った野郎「単調の攻撃が当たる分けないだろう!」

 

アーマーを纏った野郎は脚で左脚を払うとバランスを崩されると腹と顔面に数発殴り首を肘で叩きつられ地面へと倒れる。

 

クローズ「………は…ッ……ぁ」

 

格闘家の時の試合で何度か経験した脳震盪が起こり周りが歪んでまともに見えなくなり身体の感覚が変になる。

 

アーマーを纏った野郎「ビルド比べてお前は、弱い相手だった。お前との戦いは無駄な時間と体力を使っただけのことしかない」

 

顔を手で掴まれ無理矢理に立ち上がらせるとよく見えないがアーマーを纏った野郎が自分のベルトを掴み回していた。

 

アーマーを纏った人物「これで終わりだ!」

 

アーマーを纏った野郎が言葉の言った瞬間にビルドドライバーから聞こえる音より低くい音が聞こえる。

 

リヴァイアフィニッシュ

 

俺と戦兎が必殺技を使うときに聞こえる声と違いエボルトの使っていたエボルトドライバーより低くて背中から寒気が出るほどの声が耳の中を深くまで響いた時、アーマーを纏った野郎の拳からものすげえぐらいの風が吹きながら腹に拳が叩きつられると腹が雪を素手で掴んだ時に感じる冷たさ以上のものが襲ってくる。

 

クローズ「うあぁぁぁぁ……!」

 

気を失うぐれえの痛みを耐えるがアーマーを纏った野郎に身体を数発殴られ色んなところから痛みが感じると脚から力が抜けて後ろから倒れる。

 

アーマーを纏った人物「勝敗は決まった。後はこいつをこの手で葬り去るだけだ!」

 

アーマーを纏った野郎が槍みてえな物を手に持つとそれを上げて俺の心臓に狙いをつける。

ちくしょう、まだ変身している状態で戦えるはずなのに身体が動かねえ。戦兎が戻ってくるまで耐えてやるって意気込んだのにこのざまで良いのかよ……俺は。

 

アーマーを纏った人物「自分の弱さを悔やみながら死ぬが良い」

 

アーマーを纏った野郎が俺に自分の弱さを悔やめと言われた時に手のひらに力を込めることしか出来なかった。

俺は、こんな所で終わって良いのかよ。高坂穂乃果達のライブを見に行く約束や戦兎に任されたことを出来ずに終わって良いのかよ……。

 

『お前がそこまで言うなら信じてやるぜ』

 

頭の中で戦兎の言葉が聞こえたときに俺の身体から力が湧き上がってくる。

 

アーマーを纏った人物「ハアー!」

 

アーマーを纏った野郎が槍を心臓をめがけて突いてくると右手でドライバーのレバーを掴み武器を取り出す。

 

【ビートクローザー!】

 

ビートクローザーを掴み槍を防ぐ。

 

クローズ「グッ……」

アーマーを纏った人物「まだ藻掻けるだけの力が残っていたか」

 

槍を押し返し後へ転がり距離をとり立ち上がる。 

 

クローズ「は…あ…は…あ、ふざけるな。藻掻くために立ち上がってねえじゃねえ、テメエに一撃を喰らわせるために立ち上がったんだよ!」

 

アーマーを纏った野郎に言い返すが正直なところ周りが歪んで見えるのと身体はあと一回デカイ一撃を喰らったら完全に立ち上がれなくなる。

 

アーマーを纏った人物「一撃を喰らわせるだとふざけた冗談を言うな。なら二度立ち上がれなくなるまで徹底的に叩き伏せるまでだ」

 

槍を構えて言うアーマーを纏った野郎に俺もビートクローザーを構えて走り出す。

 

クローズ「ハアー!」

 

ビートクローザーで斬りかかるとアーマーを纏った野郎は槍でビートクローザーを弾き返すとすぐに肋を突いてくるがそれを咄嗟にビートクローザーで防ぐ。

 

アーマーを纏った人物「ふぉぉぉ!」

 

槍をビートクローザーから離すとアーマーを纏った野郎は横に思い切りフルスイングして攻撃をする。

 

クローズ「やべえ……」

 

すぐにビートクローザーで防いだが片手が野郎の攻撃を防いだだけで痺れる。

 

クローズ「こんな手の痺れなんかエボルト(あいつ)の攻撃に比べた痒いくらいだ!」

 

ビートクローザーを振りアーマーを纏った野郎に攻撃するがアーマーを纏った野郎は槍で防ぐ。

 

クローズ「だったらこれはどうだ!」

 

ビートクローザーでアーマーを纏った野郎の槍を前に押し返してビートクローザーのグリップを一回引っ張る。

 

【ヒッパレー!】

 

剣のケージが緑に光ると斜め横にビートクローザーを振る。

 

【スマッシュヒット!】

 

アーマーを纏った野郎はすぐに槍でビートクローザーの攻撃を防ぐがビートクローザーのグリップを引っ張ったことで威力を増した攻撃がアーマーを纏った野郎の手に衝撃を喰らわせる。

 

アーマーを纏った人物「先程に比べて攻撃が単調ではないな」

 

ブツブツと動きのことを言う野郎に俺は、素早く次の攻撃を仕掛ける。

 

クローズ「うおぉぉぉ!」

 

下から上に切り上げるようにビートクローザーを振るがまた槍で防ぐがれると腹に蹴りを入れられ身体がふらつきながら後へ倒れかけるが脚で踏ん張り何とか耐える。

 

アーマーを纏った人物「しぶとい相手だがこの一撃で終わらせるか!」

 

アーマーを纏った野郎は、ボトルのような物を取り出して槍に差し込む。

 

【ブラキオ!】

 

槍から黒いエネルギーが溢れ出して今にも俺の身体をぶち抜くのも簡単ぐらいの凄まじいエネルギーを溜め始める。

 

クローズ「どうするだよ……あれ。あんなもの喰らったらただじゃすまねえぞ」

 

ビートクローザーにボトルを差し込んでグリップを引っ張ってもあれは防げねえが戦兎の作って完成させたビートクローザーにコネクタトさせる武器なら防ぐどころか打ち返せるじゃねえか。

レバーを掴みビートクローザーにコネクタトさせる武器を取り出すと柄の部分を変形させてビートクローザーと繋げる。

 

【ロングブレードモード】

 

剣の部分が長くなったビートクローザーにロックボトルを差し込もうとするが直感で戦兎から借りたアイドルボトルの方が良いと思いロックボトルからアイドルボトル変えて差し込む。

 

スペシャルチューン

 

ビートクローザーのグリップを三回引っ張る。

 

ヒッパレーヒッパレーヒッパレー!

 

剣の部分のゲージが赤になり蒼い炎とピンクの炎が混ざった炎が燃え上がる。

 

クローズ「戦兎(あいつ)が作った武器ならあの野郎の技に負ける気がしねえぜ!」

 

燃え上がる剣を構えて全速力で走りだすとアーマーを纏った野郎を槍を構えて突っ込んでくる。

 

【リヴァイアブレイク!】

 

互いに距離を縮ませるとコネクタトされたビートクローザーを思い切り振り槍にぶつける。

 

メガスラッシュ!

 

剣と槍がぶつかった瞬間にものすげえ衝撃が起こるが俺とアーマーを纏った野郎は、互いの武器で技の力を押し合う。

 

クローズ「グッ……!」

アーマーを纏った人物「はぁ……!」

 

俺の力は負けてねえのに押し切れねえ。

一瞬でも力を緩めたら技を押し返される状況だが今の俺はアーマーを纏った野郎の技や攻撃を受けまくりボロボロの状態だ。このままこれを長引かせれば体力がなくなり押し返されて負けることになる。負けないためには今ある力を全部出して押し返すしか方はねえがその後に戦える力が残っていない。

 

クローズ「まあ、後先のことを考えるのは俺らしくねえな。だったら今は、思い切り力を使う方が俺らしいぜ!」

 

ビートクローザーに力を込めて槍を押し返す。

 

クローズ「オリャァァァ!」

 

思い切りビートクローザーを振り完全に槍を押し返すと必殺技の力でアーマーを纏った野郎が後へ吹っ飛んだ。

 

アーマーを纏った人物「……ッ!」

 

アーマーを纏った野郎は、空中に浮いてる身体の体勢を上手く立て直して地面に着地する。

 

クローズ「なんて野郎だ!?」

 

あれで地面に着地するとかどんな鍛え方しているだ。

 

アーマーを纏った人物「あの攻撃を押し返すとは驚いた」

 

槍を構えながら言うアーマーを纏った野郎にビートクローザーを構えるとアーマーを纏った野郎は槍を下に降ろす。

 

アーマーを纏った野郎「スマッシュが倒されたか。このまま戦闘して無意味だな」

 

手に銃を持つと俺に向けて撃ち出した。

 

クローズ「やべえ!?」

 

横に飛んで避けると銃弾が地面に当たりまくり煙が上がる瞬間に銃弾の音が止み煙が消えるとアーマーを纏った野郎の姿がなかった。

 

クローズ「アーマーを纏った野郎がいねえ!?」

 

今の銃を撃ったのは逃げるために撃ったことだと理解するとまだ近くにアーマーを纏った野郎がいるはずだと思い立ち上がる。

 

クローズ「まだ間に合うはずだ」

 

今いる場所から走り始めようと脚を動かすと脚がふらつきそのまま地面に膝をついてしまった瞬間に周りが霞んで見えると青い電流が激しく流れ変身を解除された。

 

万丈「急に何が起こったんだ」

 

自分の身体に何が起きたんだか考えると全身から力が抜けて地面に倒れると意識が朦朧になる。

ワリぃ戦兎、アーマーを纏った野郎を追いかけようしたが無茶なことをしたせいで動けなくなちまった。

心で戦兎に謝ると意識が完全に途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マシンビルダーを猛スピードで走らせながら万丈とアーマーを纏った人物が戦っている場所へと着きマシンビルダーをビルドフォンに戻し周りを見ると数メートル先で変身が解けて倒れている万丈を見つける。  

 

ビルド「万丈!!」

 

倒れている万丈へと近づき身体を持ち上げると万丈は気絶していた。

 

ビルド「おい、しっかりしろよ万丈!」

 

身体を揺らしながら呼びかけると万丈の瞼が微かに動いた。

 

ビルド「万丈!」

 

もう一度名前を呼ぶと万丈の瞼が開くと万丈は俺の顔に視線を向ける。

 

万丈「戦兎」

 

俺の名前を呼ぶ万丈に俺はアーマーを纏った人物のこと等を聞こうと思い口を開く。

 

ビルド「俺がスマッシュと戦っている間のことを説明してくれ」

 

万丈に言うと万丈は深呼吸する。

 

万丈「お前がスマッシュの所に行ったあと俺はアーマーを纏った野郎に立ち向かったんだが……攻撃を一発もぶつけふことが出来なくてアーマーを纏った野郎がぶつぶつと何かを言った後に銃を撃ってそれを避けたら野郎が居なくなっていた」

 

万丈の説明を聞いたことによりアーマーを纏った人物が俺と戦った時と同じで銃を使い視界を攪乱させて逃げた行動は敵の変身しているアイテムかスマッシュが倒れてことによるものじゃないかと推測する。 

 

ビルド「そうか、お前が倒れていたのはアーマーを纏った人物の攻撃を受けてたからによるもだろう」

 

万丈は頷くと俺は万丈の身体を支えながら立ち上がらせる。

 

万丈「ワリぃな戦兎、迷惑かけちまって」

 

俺に謝る万丈に俺は心から思った言葉を万丈に言うために口を開き声に出す。

 

ビルド「いつもことだろう、お前が迷惑かけるのは……それにお前がアーマーを纏った人物の相手になったことで俺はスマッシュを倒せることが出来た。それだけで十分だろう!」

 

万丈があの時、俺に言葉を言ってくれていなかったら犠牲者が出ていたかもしれない。

 

万丈「そうか」

 

万丈は俺の言葉に少し笑いながら歩くと何かを思い出したのか驚いた表情になる。

 

万丈「高坂穂乃果達のライブに行かねえと!?」

 

俺もアーマーを纏った人物のことですっかり忘れていたことに気づくとビルドフォンを取りだし時間を見るとライブまでに残り十分だった。

 

ビルド「今からマシンビルダーで向かっても間に合うねえから空中を高速で移動するベストマッチで行くぞ!」

 

ラビットフルボトルとタンクフルボトルを外しパンダフルボトルとロケットフルボトルを取り出し成分を活性化させるとビルドドライバーに装填する。

 

パンダ!ロケット!ベストマッチ!

万丈「まさか、あれで行くのか!?」

 

万丈がベストマッチの音声を聞いたことで顔を真っ青にして聞いてくると俺は、ドライバーからP/Rと反応したことでレバーを回しながら万丈に答える。

 

ビルド「ああ、ロケットパンダで行くんだよ」

万丈「おい、他のベストマッチを使えよ」

 

万丈が俺に言い返した時に待機音が止む。

 

【Areyouready】

 

電子音の問いがかると俺は答える。

 

ビルド「ビルドアップ!」

 

ぶっ飛びモノトーン!ロケットパンダ!イエーイ

 

声に反応しアーマーが換装され仮面ライダービルドロケットパンダフォームへと変ると左腕のブースターを出力を上げると万丈の身体を右腕で抱えて一気に上空へと飛び立つ。

 

ビルド「他のベストマッチじゃ、間に合うねえからこれで行くぞ、万丈!」

 

万丈にそう言うと万丈は悲鳴があげながら俺にしがみ付いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦兎と万丈がスマッシュとアーマーを纏った人物と戦っている同時刻

 

 

昨日出来たライブの衣装に着替えた私は鏡で自分の姿を見ると本当のアイドルと同じようになった実感する。

 

穂乃果「わ――!かわいいよ!どう? どう?」

 

先に着替え終わっていたことりちゃんに可愛いかなあと聞いてみる。 

 

ことり「うん! すごく似合ってるよ!」

 

ことりちゃんが似合っていると言ってくれて嬉しくなると同時に海末ちゃんがいないことに気づく。

 

穂乃果「海未ちゃんは?」

海末「はい!」

 

更衣室から返事をする海末ちゃんに私はまだ着替えてないんだと思い声をかける。

 

穂乃果「もう一、私たちしかいないんだから、 早く着替えちゃいなよー」

海末「分かっています……」

 

更衣室のカーテンを開けて海末が出てくるとライブの衣装をちゃんと着ていた。

 

穂乃果「おおーーえっ?」

ことり「うん?」

 

私とことりちゃんは海末ちゃんがスカートの下にジャジーのズボンを履いていることに違和感を感じ海末ちゃんをじっと見る。

 

海末「どう、どうでしょうか」

 

海末ちゃんはスカートの下にズボンを履いているの誤魔化しながら明るく話してくると私は海末ちゃんに自分が思ったことを言う。

 

穂乃果「どうでしょうかじゃないよ!何、この往生際の悪さは?先の海未ちゃんはどこに行ったの?」

 

そうだよ、先までライブへのやる気があった海末ちゃんが今じゃスカートの下にズボンを履いていることに悲しくなるよ。

 

海末「あの……その……か……」

 

小さい声でモジモジを言う海末ちゃんの言葉がよく聞きこえなくて最後のかと言ったのだけが聞こえた。

 

穂乃果「か?」

海末「鏡を見たら、 急に」

 

もう一度海末ちゃんの言った言葉がよく聞こえると鏡を見たら恥ずかしくてズボンを履いていたんだと分かるがせっかくの可愛い衣装がズボンを履いていることで可愛くなるなあと思うと海末ちゃんに近づいてズボンを掴む。

 

穂乃果「えーーい!」

 

思い切りズボンを下に引っ張って脱がす。

 

海末「いやあ――!」

 

大きな声で叫びながらスカートを掴んで脚を隠す。

 

穂乃果「隠してどうするの?スカート履いてるのに」

 

海末ちゃんに言うと海末ちゃんの顔が少し赤くなる。

 

海末「で、ですが…」

ことり「海未ちゃん、かわいいよ!」

海末「えっ?」

 

海末ちゃんはことりちゃんに可愛いと言われたことで驚く。

 

穂乃果「ほらほら!海未ちゃん、一番似合ってるんじゃない」

海末「え、えー?」

 

海末ちゃんの肩に掴んで鏡の方に押しながら言うと海末ちゃんは鏡を見る。

 

穂乃果「どう? こうして並んで立っちゃえば、 恥ずかしくないでしょう?」

 

私とことりちゃんで海末ちゃんの隣で立つと海末ちゃんは少し安心したのか顔の表情が柔らかなくなる。

 

海末「はい、確かにこうしていると…」

 

海末ちゃんが安心したことが分かったから本番前に最後の練習して本番で桐生先生や万丈先生や学校の皆に最高のライブを届けなくちゃ。

 

穂乃果「じゃ、 最後にもう一度、練習しよっ!」

ことり「そうね!」

 

私の言葉にことりちゃんが賛成する。

 

海末「うっ…やっぱり恥ずかしいです……」

 

また海末ちゃんが恥ずかしくてモジモジし始めるが多分本番前にはいつもどおりの海末ちゃんになっているなと思い最後の練習をするためステージへと行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空中を高速で飛びなんとか五分前に音ノ木坂に着くと俺は誰も居ない場所で変身を解きライブの会場である講堂に向かって万丈と急いで向かっていた。

 

戦兎「万丈、さっき気絶していたけど身体は、大丈夫なのか?」

 

走るスピードを少しあげながら万丈に聞くと万丈は俺の背後から一メートル離れながらもしっかりと俺の後を追っていた。

 

万丈「身体は、何とか大丈夫だ」

 

万丈はいつものバカ面で答えると講堂の入り口に着き腕時計で時間を確認する。

 

戦兎「ライブが始まるであと一分四十五秒前か」

 

ギリギリ間に合ったいることに安心し講堂の扉を開き中へと入ると会場には誰もいないという状況だった。

 

戦兎「どういうことだ?」

 

チラシ配りや色んな宣伝をしていたはずなのに誰もいないということの答えが二つ程浮かぶ。一つ目は何らかによるトラブルと二つ目は他の人気な部活で生徒の大半がそこに行ったためによるものしか考えられる。

 

万丈「おい戦兎、誰も居ねえけどライブが終わったのか?」

 

万丈が俺の隣に来て聞いてくると俺はそれに答える。

 

戦兎「いや、まだ始まっていないがこの状況に関する答えは二つある。一目つは、何らかによるトラブルと二つ目は高坂穂乃果達のライブよりも元々この学校にある部活に他の生徒が集まり講堂にいないという答えだ」

 

脳内で浮かんだ答えに万丈は頷きながらステージの方へ視線を向けると開始を告げるブザーがなりステージの幕く上がり高坂穂乃果と園田海末と南ことりがアイドルのような衣装に着てステージに立ていた。

 

万丈「あいつらが居るてことはライブを見れるが観客が俺と戦兎以外居ねえことにショック受けるだろう」

 

万丈が小さく言葉を言うとステージに居る高坂穂乃果達の視線が観客席の方へ向いた瞬間に高坂穂乃果達は観客が俺と万丈しか居ないことに動揺していた。

 

???「ごめん」

 

謝罪の言葉が聞こえるとステージの近くで高坂穂乃果達を見てチラシを強く握り締めて悲しい表情をする生徒二人がいた。

 

音ノ木坂の生徒「頑張ったんだけど」

 

俺はこの二人が高坂穂乃果達のためにライブが始まるでチラシを配りを精一杯やったが観客が来なかったいう現状を分かると俺が手を貸していれば違ったのかもしれないと考えると気づかなかった自分が不甲斐ないと思い手を握りしめる。

 

穂乃果「あ……」

 

呆然とステージを見る高坂穂乃果に園田海末と南ことりは目が赤くなる。

 

ことり「穂乃果ちゃん……」

海末「穂乃果……」

 

今にも泣きそうなの堪え高坂穂乃果を名前を呼ぶ二人。

 

穂乃果「そりゃそうだ!世の中そんなに甘くない!」

 

明るく言うが目を真っ赤に充血させながら涙を堪える高坂穂乃果に俺は自分の脳内に浮かび上がった答えが高坂穂乃果達に悲しい事実だったがまだ何か奇跡的なことが起きるじゃないかと胸の裡から願う。

天才物理学者の俺が願うとか運任せにするとは、駄目だがそれでも実際にエボルトとの最後の戦いで奇跡が起こり俺はエボルトに勝てた。

 

戦兎「俺が旧世界で何度も奇跡が起きたのなら、あいつらにきっと起きるはずだ」

万丈「戦兎」

 

俺の言葉に万丈が俺の名前を呼んだ時に講堂の扉が大きく開かれると息を切らしながら走って中に入ってきたのは小泉花陽だった。

 

穂乃果「花陽ちゃん……」

 

高坂穂乃果は、小泉花陽の名前を言うと小泉花陽の姿を見つめる。

 

花陽「あ、あれ?ライブは?あれ?あれ?」

 

ライブが終わってしまったのかどうかも分からないこの場で困惑して周り見て歩く小泉花陽に俺は小泉花陽に声をかける。

 

戦兎「小泉花陽、まだライブは始めてないから安心しろ」

 

奇跡は起きた小泉花陽が高坂穂乃果達のライブを見に行きたことがあいつらの悲しい現実に少し勇気をくれるはすだ。

 

花陽「桐生先生ありがとうございます」

 

俺が居ることに少し驚く小泉花陽だったがすぐに感謝の言葉を言うと俺は笑顔で返してからステージにいる高坂穂乃果達に視線を向ける。

 

戦兎「高坂穂乃果、園田海末、南ことり、チラシを配っているときに俺が言った言葉を覚えているよな。今お前達がここにいる俺や万丈や小泉花陽を楽しませたいと思うのならその悲しい顔を笑顔にして自分達が楽しまないと俺達を楽しませられないぞ!」

 

高坂穂乃果達のライブに手を貸せなかった俺だが今出来ることは高坂穂乃果達にエール送ることしか出来ないがそれでも前に進む力を与えられることが出来る。

 

万丈「戦兎の言うおとりだぜ。それで見せてくれよ!俺と戦兎と小泉花陽に誰にも負ける気がしねえていうぐらいライブをよ!」

 

万丈が手のひらに拳ぶつけて高坂穂乃果達にエールを送ると高坂穂乃果は、目を手でこすると先程までの悲しい表情から笑顔へと変わる。

 

穂乃果「やろう」

 

高坂穂乃果が園田海末と南ことりに言うと二人はその言葉に驚きえっという言葉を口から漏らす。

 

穂乃果「歌おう!全力で!」

 

高坂穂乃果は手を握りし今の自分の中で思った言葉を二人に言う姿が一瞬だけエボルト(最後)の戦いで戦う気力を戻し立ち上がった自分の姿に見えた。 

 

海末「穂乃果」

 

園田海末は高坂穂乃果の言葉に不安に思い高坂穂乃果の名前を呼ぶが高坂穂乃果は観客席を真っ直ぐ見つめる。

 

穂乃果「だってそのために今日まで頑張ってきたんだから!」

ことり「あっ!」

海末「あ……」

 

例え観客が俺と万丈と小泉花陽しかいなくても今日まで頑張ってきたことを無駄にしたくないという想いが込もった言葉が園田海末と南ことりの心に響いたのか二人の表情が明るくなる。

 

ことり「穂乃果ちゃん、海末ちゃん!」

海末「ええ!」

 

園田海末と南ことりも高坂穂乃果の同じ想いになり自分達の立ち位置につき目を閉じる。

 

花陽「ああ……」

 

小泉花陽が高坂穂乃果達を目を輝かせながら見ると俺は胸の裡で高坂穂乃果達の力なれて良かったと想い万丈と共に高坂穂乃果達を方を見ると曲が始まる。

 

  『~~~~~~~~♪』

 

曲のメロディが強く聞こえると高坂穂乃果達は目を開き体を動き出す。

  

 『I say…

  Hey. hey. hey. START:DASH!!

  Hey, hey hey.START:DASHII!!』

 

三人の息を合わせながら歌やダンスを綺麗にきめて行くと小泉花陽の友人である星空凛が小泉花陽の隣に来ると小泉花陽が見ている方へと視線を向けていた。

 

 『うぶ毛の小鳥たちも

  いつか空へ羽ばたく

  大きな強い翼で飛ぶ』

 

 『諦めちゃダメなんだ

  その日は絶対くる』

 

 『君も感じてるよね

  始まりの鼓動』

 

三人の歌とダンスからは、この日のために必死に練習してきた努力を感じプロのアイドルに負けようなダンスの完成度と歌唱を発揮していた。

 

 『明日よ変われ!』

 

『希望に変われ!』

 

 『眩しい光に照らされて変われ

  START!!』

 

 『悲しみ閉ざされて

  泣くだけの君じゃない』

 

 『熱い 胸きっと未来を切り開く筈さ』

 

 『悲しみ閉ざされて

  泣くだけじゃつまらない』

 

 『きっと(きっと)君の(夢の)』

 

 『チカラ(いまを)動かすチカラ』

 

 『信じてるよ…だから START!!』

 

 最後のダンスを決めて曲が終わると俺と万丈と小泉花陽と星空凛は高坂穂乃果達に大きな拍手をする。

 

万丈「戦兎、俺達が送った言葉が高坂穂乃果達の力になれて良かったなあ!」

 

万丈は顔がくっしゃとなりながら俺に言うと俺も高坂穂乃果達の力になれたことで心の底から嬉しくて顔がくっしゃとなっていた。

 

戦兎「ああ、あいつらの想いが詰まった最高のライブだった!」

 

髪を掻きながら俺は言うと後ろから足音が聞こえ視線を向けるとそこにはこの学校の生徒会長がいた。

 

穂乃果「生徒会長?」

高坂穂乃果も気づくと講堂にいる全員の視線が生徒会長に集中する。

 

生徒会長「どうするつもり?」

 

冷たい視線を高坂穂乃果に向けて問いかける生徒会長に高坂穂乃果は自分の想いを強く持ちながら生徒会長を見る。

 

穂乃果「続けます」

 

高坂穂乃果の言った答えに生徒会長は冷たい視線を強く向ける。

 

生徒会長「何故?これ以上続けても、意味があるとは思えないけど」

 

生徒会長の言葉からは観客が俺と万丈と小泉花陽と星空凛しかいない現実でアイドルを続けても意味がないと感じとれるものだった。

 

万丈「あの野郎、やっても無駄だから辞めろみてえに言いやがって」

 

万丈が生徒会長に元へ向かおうとした時、俺は万丈の肩を掴んで止める。

 

 

戦兎「待って万丈。お前の気持ちは分かるがここは大人しくしていろ」

 

俺の言葉に万丈は理解し生徒会長の方へ向かうのを辞めると高坂穂乃果は生徒会長に言われた言葉に怯まずに真っ直ぐに生徒会長の顔を見る。

 

穂乃果「やりたいからです!今、わたしもっともっと歌いたい、踊りたいって思っています。きっと海末ちゃんも、ことりちゃんも……」

 

高坂穂乃果は園田海末と南ことりの顔を見て自分と同じ気持ちか確認すると胸に手を当てる。

 

穂乃果「こんな気持ち初めてなんです!やって良かったって、本気で思えたんです!今はこの気持ちを信じたい……このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない……応援なんて、全然貰えないかもしれない。でも、一生懸命頑張って届けたい」

 

それでも高坂穂乃果はこのライブで感じた気持ちを信じてアイドルを続けたいと言葉に俺は自分がビルドとして戦い信じた気持ちに似たようなものが高坂穂乃果にも芽生えたと感じる。

 

穂乃果「今、わたし達がいるここにいる、この想いを……いつか、いつかわたし達が必ずここを満員にしてみせます!」

 

生徒会長にこの先の未来でこの講堂を満員にしてみせると宣言すると俺も高坂穂乃果達に負けられねえなと思うとスパークリングの修復作業へやる気が増した。

 

戦兎「よし、俺達も倉庫へ戻ってやるべき事をしないなとなあ!」

 

手を軽く叩き出口へと向かうと万丈が少し嬉しそうな表情をしてついてくる。

 

万丈「そうだな、戦兎!」

 

講堂から離れ職員用の出入口へと向かい歩く。

高坂穂乃果達のファストライブの失敗だったかもしれないが高坂穂乃果達にとって目指す目標が出来きたことでどう進んで行くのか楽しみだなと胸の裡で思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講堂の外で中の様子を見ていた一人の少女である東条希は、穂乃果が絵里に思い強く持ちながら講堂をいつか満員にしてみせると宣言した。

穂乃果の宣言に聞いた希は、その宣言に満足したのか微笑みの表情を浮かべながら壁に寄りかかっていた身体を起こす。

 

希「完敗からのスタートやな」

 

穂乃果と海末とことりのファストライブの結果は失敗だと言えるが希から見てみれば、それは穂乃果と海末とことりにとってのスタート地点からの記念すべき第一歩であると思っていた。

そして希は、その場から歩きながら穂乃果達の今後に期待をし講堂から離れて行く。

 

 

 

 

 

 

暗い研究施設のような所で帽子を被った少年が手足を鎖で繋がれ宙吊りにされてる成人男性の腹部に蹴りを喰らわせていた。

 

帽子を被った少年「駄目だよ、僕が楽しみ終わるまで気絶しないでね!」

 

笑いながら蹴りを再び男性の腹部に喰らわせる。

 

男性「がッは………たの……むから……もう……止めてくれ……俺は、ただ最愛の恋人が……待つ家に帰りたいんだ……」

 

鼻水と涙と血でぐしゃぐしゃになった顔で少年に頼み込む男性だが少年は笑いながら蹴りを腹部に喰らわせる。

 

帽子を被った少年「残念ながら僕は、君の頼みなんか聞いてあげる気なんて一ミリも持っていないよ」

 

言いながら蹴りを喰らわせてからすぐに男性の顔面を殴ると男性の口から血と歯が地面に落ちる。

 

男性「……悪……魔だ、人の……顔を被った悪魔だ……」

 

口から血が垂れるなか男性は少年を悪魔と言うと少年は大きな笑い声をあげる。

 

帽子を被った少年「ハアハア!これは最高の褒め言葉だよ!何だて、僕は存在自体が悪魔に近いぐらいの殺人鬼並の悪だからね!」

 

男性の腹部を蹴りと顔面を殴り続けると男性はあまりの痛みで気絶する。

 

帽子を被った少年「何だ、もう気絶したのか。案外つまんない奴だけどスマッシュにすればまだ楽しめるか!」

 

少年はフルボトルに似た容器を取り出して男性の首に刺すと男性の身体がゴツゴツしたようになると腕が剛腕になり人間とは別の異形の生命体へと変わる。

 

帽子を被った少年「リヴァイアサンばかり戦っているのは、ずるいから次は僕がビルドの戦うことにしよう!」

 

少年はベルトのようなものをつけて何かのアイテムをベルトセットしアーマーを纏った姿へと変わる。

 

アーマーを纏った人物「そうだ、僕のこの姿は仮面ライダーアビスという名前に決めた」

 

少年は自分の姿の名を決め仮面ライダービルドとの戦いを楽しみに待つ。




第七話を制作当初は、ニンニンコミックとロケットパンダの連続技にしようかと考えていたんですが、第五話でニンニンコミックを使ってしまったのでファイヤーヘッジホッグにしました。
ラブライブの第三話は、自分が好きな回なので結構悩みましたがライブシーンと戦闘シーンをメインでやろと決め書きました。
次回の内容は、ほぼ決まっているので頑張って早めに投稿します。
あともしかしたらビルド以外の小説を投稿するかもしれないです。


次回予告

花陽「私、小さい時からアイドルに憧れているです」
アイドルに憧れていることを話す花陽。
万丈「お前がアイドルに憧れているように俺も憧れのヒーローがいるだ」
万丈が憧れるヒーローとは。
???「君が仮面ライダービルドだね!」
ビルドの名を呼ぶ謎の人物。
万丈「誰にも負ける気がしねえてぐらいの気持ちを伝えればいいんじゃねえか!」

第八話 まきりんぱな/ドラゴンの憧れ

次回もお楽しみに。
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