ビルドNEWWORLDラブライブ   作:迅勇一

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Fateとラブライブのクロスオーバーを投稿して二本連載になり執筆の両立が難しくて困っているのと前の失敗がトラウマになり書けない日がある半人前の作者です。投稿から一年も経ったのにラブライブ一期の四話しか進んでいない状況ですが、頑張って書いてきますのでよろしくお願いします。
今回から台本形式からライトノベル等で使われているの形式を使用したり少し機能を加えています。
読者の皆さんの楽しんでもらえたら嬉しいです。




穂乃果「前回までのビルドは、謎のアーマーを纏った人物との戦いでビルドとクローズの武器や強化アイテムの必要性が分かった桐生先生は作業する中でクローズの新しい武器を一つを完成させる」
海末「その中、私と穂乃果とことりはファストライブのチラシを配りしてお客さんを集めていた」
ことり「そして桐生先生はスパークリングの修復作業を始めるが失敗続きで自信を失いかけるが万丈先生の言葉に自信を取り戻す」
穂乃果「だけどスマッシュが現れたことをシステムで知りスマッシュの方へ行くとアーマーを纏った人物がいると万丈先生がアーマーを纏った人物の相手を引き受け桐生先生はスマッシュと戦う」
海末「スマッシュに苦戦をするがなんとか仮面ライダービルドファイヤーヘッジホッグフォームで倒すが万丈先生は手も足も出ないなかで敵の必殺技を押し返すとアーマーを纏った人物がその場から消える」
ことり「そして急いで学校に戻りライブに誰も来なくて駄目になりそうな私達にエールを届けた桐生先生と万丈先生は私達のライブを見てスパークリングの修復を頑張ろとやる気を入れ直す」
海末「ところで、ビルドとクローズの正体をまだ知らない私達が何故あらすじ紹介しているのでしょうか?」
穂乃果「桐生先生が手紙で書いていたんだけど、俺と万丈でずっとあらすじ紹介していても飽きるだろて」
海末「そうですか」
ことり「そろそろ終わらないと駄目だから穂乃果ちゃん最後やって」
穂乃果「これからの戦いや私達の頑張りが気になる。ビルドをどうぞ!!」



第8話 まきりんぱな/ドラゴンの憧れ

戦兎side

 

 

 

高坂穂乃果達のファストライブから数日が経ち俺はスパークリングの修復と万丈の新しい武器の作る作業を今日も朝早くからやっている。

 

「これとこれを合わせれば出来るだろう」

 

液体を交互に容器に入れていきと容器の中で液体がボコボコとなった瞬間に爆発して部屋が黒い煙に包まれる。

 

「また失敗か、これで二十五回目になったなあ……」

 

倉庫の扉を開けて煙を外に出して空気の入れ替えをするとランニングに行っていた万丈が帰ってくる。

 

「戻って来たぜ、戦兎……て、また失敗したのかよ」

 

バカなわりに状況を認識する能力が高いようだなと胸の裡で納得する。

 

「そうだよ。バカ」

 

万丈にバカと言うと万丈は眉間に皺寄せる。

 

「バカってなんだよ!せめて筋肉付けろよ!」

 

いつもと同じセリフをいう万丈に俺はどれだけ語尾に筋肉を付けることに強調する意味が全くもって理解出来ない。

 

「そんなことより、作業をして忘れていたが貸していたアイドルボトルを返せよ」

 

高坂穂乃果達のファストライブから万丈に貸していたアイドルボトルをすっかり忘れていたことにほんの数時間前に思い出し万丈に言う。

 

「ああ。ほら返すぜ」

 

ズボンのポケットからアイドルボトルを取り出して俺に投げ渡してくるとそれを上手く取り机の上に置くと万丈のビルドドライバーのメンテしないとな思い口を開く。

 

「万丈、ビルドドライバーをメンテするから貸せ」

「何で急にビルドドライバーをメンテするだよ」

 

万丈はそう言いながらもビルドドライバーを取り出し俺に手渡してくるとその理由を説明する。

 

「前回の戦いでお前、無茶な使い方をしたろ、それでスクラッシュドライバーみたいに使えなくなったら困るからメンテするだよ」

 

説明を頷きながら理解する万丈に俺は本当に大丈夫かと思いながらもビルドドライバーのメンテを始める。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一日作業に没頭し気付けは夜になり俺はコーヒーを一口飲むとメンテが終わったビルドドライバーを筋トレしている万丈に渡そうと思い声をかける。

 

「万丈、お前のビルドドライバーのメンテが終わったぞ」

 

万丈にダンベルを上げるのを止めて俺の方へ来る。

 

「マジか、サンキュー!」

 

礼を言いなが机の上に置いてあるビルドドライバーを取りしまう万丈に俺はあいつのドライバーがわりと危ない状態だったのを直して疲労が溜まっているのに能天気過ぎる万丈に不安を感じる。

 

「壊さないように使えよ。それと最後にこれも渡してやるよ」

 

万丈に言うとビルドドライバーのメンテと同時に計算上では問題なく完成したもう一つの万丈の武器を手に取り万丈へと渡す。

 

「さっき完成した、お前の中距離射撃武器のクローズブラスターだ。これとビートクローザーのコネクトさせる武器のハーモニークローザーがあれば何とかだろう」

 

クローズマグマナックルとスクラッシュドライバーを失った戦力を補うために開発した二つの武器でアーマーを纏った人物とどこまで戦えるかは分からないが少なくとも手も足も出ない結果にはならないだろう。

 

「凄え……ハーモニークローザーとクローズブラスターかこいつを使ってあのアーマーを纏った野郎と思う存分に戦えるぜ!」

 

万丈はクローズブラスターを手に取りながら戦う意思を高める。

 

「そうか、後は俺のスパークリングかスクラッシュドライバーを修復出来ればこちの戦力は問題はないが今はこれで戦うぞ」

「おう!」

 

万丈と戦う意思を確認するとスパークリングの修復作業を再開する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の授業までの間に壊れた授業道具を直して欲しいと頼まれた俺と万丈は壊れた授業道具が置いてある倉庫へと向かい歩いていた。

 

「用務員の人がお手上げの機械の修復か、スパークリングやスクラッシュドライバーの修復比べたら可愛いものだろう」

 

呟きながら歩くと数メートル先に屋根の付き小さな小屋の前に三人の生徒が立ていた。

 

万丈「あんなところに立て何をやってんだ?」

 

万丈がそれを見て言葉を言うと俺は小屋に何があるのかと少し気になり三人の生徒の方へと近づいて行く。

 

「わ――うぇ……」

「ことりちゃん最近毎日来るよね」

「急にはまったみたいです」

 

聞こえてくる会話に俺が知っている生徒だと直感的に分かり顔が見える距離になり顔を確認すると高坂穂乃果と園田海末と南ことりだった。

 

「そこで何をしているだ?」

 

三人に声をかけると高坂穂乃果と園田海末が俺の方へ振り向く。

 

「え、何で桐生先生がここに!?」

 

俺がいることに高坂穂乃果は驚きの表情と声を上げる。

 

「小屋の前に三人が立ているから少し気になったから見に来た」

 

高坂穂乃果達に答えると万丈が走って小屋に来ると俺の顔を見て眉間に皺寄せて睨んでくる。

 

「てめえ、急に小屋の方へ行くなよ!」

 

肩を掴み身体を揺らしてくる万丈に面倒くさい奴だなと思い溜を息を吐く。

 

「で、高坂穂乃果達は何で小屋の前に立ていたか理由を教えてくれ」

 

揺らせながら高坂穂乃果達に聞く。

 

「チラシを配りをしようとしていたんのですが、隣にいることりがこの小屋に飼育されているアルパカを見ていたものでチラシを配るように呼びかけようとしていました。」 

 

園田海末は理由を答えたがただアルパカという言葉に疑問が湧くと俺の肩を掴んでいる万丈の手を払い園田海末にアルパカのことを聞く。

 

「アルパカて、あのアルパカか?」

 

もふもふで吐いた唾が服とかに付くと臭いくなるあの動物がこの学校にいるというのか。

 

「はい、あのアルパカです。今目の前にある小屋の中にいます」

 

その言葉に俺は万丈の顔を掴んで目の前にある小屋の方へと自分の視線と万丈の視線を向けた時、小屋の中に白い毛のアルパカと茶色の毛のアルパカが二頭がそこに居た。

 

「アルパカて、学校で飼う動物だったか……」

 

あまりにも衝撃的な光景に動揺しようてしまう。

 

「おい、戦兎!俺の顔から手を離せよ」

 

万丈が大声で手を離すように言うと俺は万丈の顔から手を離す。  

 

「しかし、驚いたな。まさか学校にアルパカがいるとなあ」

 

気持ちを落ち着かせて話すと先程からアルパカをずっと見ている南ことりのことを高坂穂乃果と園田海末に聞こうと思い口を開く。

 

「で、先から南ことりは、何でずっとアルパカをみているだ?」

 

俺から見ると一海が美空の抱き枕を看取れている姿しか見えないのだが、まあ、あの気持ち悪いドルオタと同じにしたら南ことりが可哀想だ。

 

「いや、なんか最近アルパカにハマちゃったみたいなんですよ、ことりちゃん……」

 

苦笑をしながら高坂穂乃果は説明すると俺は胸の裡であのアルパカのどこに魅力を感じるのかと思う。

 

「ことり、部員を五人にして部として認めてもらうためもチラシを配り部員を集めないと部活ができないですよ」

ことり「うん…そうだよね――」

 

アルパカに夢中の南ことりに園田海末はチラシ配りをするように言うが南ことりは全く動く気配はない。

 

「なあ、戦兎。こいつら、この先の未来でアイドルをやっていけるのか?」

 

園田海末と南ことりのやりとりを見た万丈が俺の耳の近くで話しかけてくる。

 

「まあ、なんとかやっていけそうに見えないがお前の知能が上がるよりは何とかやっていける可能性はあるな」

 

万丈の耳の近くで小さく話すと高坂穂乃果は難しい顔をしてアルパカを見る。

 

「かわいい……かなあ?」

 

高坂穂乃果は、疑問を含んだ言葉を呟くと南ことりは高坂穂乃果の方へ視線向ける。

 

「えっ? かわいいと思うけどなあ」

 

アルパカが可愛いと南ことりは、言うと白いアルパカの首を触り始める。

 

「首の辺りとかふさふさして……ぽかぽか……あ…幸せ!」

 

白いアルパカに抱きつく南ことりに高坂穂乃果と園田海末の表情が驚きの表情へと変わる。

 

「ことりちゃん、ダメだよ!」

「あ、危ないですよ!」

 

二人は南ことりに注意をする。

 

「大丈夫だよ!あー!」

 

アルパカから離れて二人に大丈夫だと南ことりが言った瞬間にアルパカに顔を舐められた南ことりは、いきなりのことで驚いて尻餅をつく。 

 

「大丈夫か」

「ことりちゃん!」

 

俺と高坂穂乃果と園田海末と万丈は南ことりに近づく。

 

「あ……どうすれば……あっ!ここは弓で一つで」

 

アルパカが南ことりに挨拶のような接し方を捕食と勘違いした園田海末がアルパカを刺激する言葉を言い放つと俺は園田海末に刺激する言葉を辞めるよう言う。

 

「バカ、アルパカを刺激するような言葉を言うな!」

 

だが言うのが遅く茶色の毛のアルパカは、園田海末の言葉に刺激されて興奮状態になる。

 

「おい、あの茶色の毛のアルパカがものすごい鼻息を上げているぞ!どうするだよ」

 

万丈が俺に聞いてくるが俺も動物の興奮を落ち着かせる方法を模索しているが物理法則みたいに動物を落ち着かせる方法が思いつかない。

 

「よーしよし!うふふ」

 

俺がアルパカを落ち着かせる方法を考えている間にいつ現れたのか分からないが興奮状態のアルパカを優しくて撫でる生徒がいた。

 

「大丈夫?ことりちゃん」

 

高坂穂乃果と園田海末は尻餅をついた南ことりの手を取り立ち上がらせると茶色の毛のアルパカを撫でる生徒は大丈夫と囁きながら撫でると興奮状態だったアルパカを落ち着いた。

 

「うん…嫌われちゃったのかなぁ」

 

南ことりはアルパカに嫌われたのかと思い少し落ち込むとアルパカを落ち着かせた生徒が南ことりの方へ振り向くとその人物は、小泉花陽だった。 

 

「あ…平気です。楽しくて遊んでただけだと思うから……あ…水」

 

小泉花陽は、南ことりにアルパカが楽しく遊んでいたと告げると小屋の柱に付いてるペットボトルを外し近くの水道で水を入れ再び柱に付ける。

 

「アルパカ使いだねえ 」

 

高坂穂乃果がこれまでの作業の手際を見てそう言うと小泉花陽の頬が少し赤くなる。

 

「私、飼育員なので……」

 

謙遜して言う小泉花陽だが飼育員の仕事をしているだけでアルパカをすぐに落ち着かせることが出来るのはなかなか腕だと思う。

 

「まあ、隣にいる天才物理科学者の奴は、すぐに動けなかったぐらいだからお前は凄えぞ!」

 

万丈が動けなかった俺のことを言うのに少し癪に障るが動けなかったことが事実な為に言い返すのを止める。

 

「ふん……うん?おー!ライブに来てくれた花陽ちゃんじゃない!?」

 

高坂穂乃果は目の前にいる人物が小泉花陽だったことを今気付くと小泉花陽に近づく。

 

「えっ!あ……いえ」

 

急に高坂穂乃果が近いたことで驚く小泉花陽。

 

「駆けつけてくれた一年生の……」 

「あ…はい。あ……」

 

南ことりと園田海末の視線が小泉花陽に集中すると小泉花陽は声が小さくなり言葉が途切れる。

 

「ねえ、あなた」

「あっ、はい!」

 

高坂穂乃果が小泉花陽を呼びかけると小泉花陽はおどおどしながら返事をする。

 

「アイドルやりませんか?」

 

いきなり小泉花陽を勧誘する高坂穂乃果に俺はあまりにも直球すぎて驚いてしまう。

 

「穂乃果ちゃん、いきなり過ぎ!」

 

南ことりが高坂穂乃果に言うと高坂穂乃果は小泉花陽の手を掴む。

 

「君は光っている!大丈夫!悪いようにはしないから!」 

 

どこかの物語に出てくるような悪人さながらに話す高坂穂乃果を見て体勢がズコッとなる。

 

「なんかすごい悪人に見えますね……」

   

園田海末が俺と同じことを思っていたことが分かると俺もそれについて言う。

 

「同感だ。こういうことを言う奴は大抵がやばい奴だから、もし出会ったら断って逃げるようにしろよ」

 

今後のために園田海末達にどう対処するか教えると高坂穂乃果が小泉花陽の手を離して俺達の方へ視線を向ける。 

 

「でも、少しぐらい強引頑張らないと……」

 

少し強引でやらないといけないと言う高坂穂乃果に俺は本人の意思を尊重した方が良いんじゃないのかと思う。

 

「あ…あのう」

「うん?」

 

小泉花陽が高坂穂乃果に声をかける。

 

「に、西木野さんが……」

 

西木野と辺りで声が小さくなり聴きとれなくなる。 

 

「あーごめん、もう一回いい?」

 

高坂穂乃果が小泉花陽にもう一度話すように言う。

 

「西木野さんが、いいと思います。す、すごく歌、上手なんです……」

 

小泉花陽がそう話す人物が前に音楽室で出会いスマッシュから助けた西木野真姫のことだとすぐに分かった。

 

「そうだよねえ!私も大好きなんだー!あの子の歌声!」

 

高坂穂乃果は西木野真姫の歌声が好きだと言うと俺はピアノと歌が上手い西木野真姫を何で高坂穂乃果は勧誘しないのかという疑問が脳内で浮かぶ。

 

「だったらスカウトに行けば良いじゃないですか?」

 

園田海末も俺と同じ疑問だったらしく何故勧誘しないのかと園田海末は聞く。

 

「行ったよ!でも絶対嫌だって」

 

高坂穂乃果が前に西木野真姫に勧誘して断られたのを聞いて俺は西木野真姫が入ったら高坂穂乃果達のグループ

のライブはより一層良くなるのになと思った。

 

「えっ?あ……すみません!私、余計なことを……」

 

小泉花陽が高坂穂乃果達に何もしていないのに謝る。

 

「別にお前は何もやっていないから謝らなくても良いんだぞ」

 

ただ西木野真姫の歌が上手いからグループに入ったら良いと言っただけだから小泉花陽、自身は何も悪くない。

 

「そうだ、お前は、その西木野真姫ていう奴が入ったら良いんじゃねえかて高坂穂乃果達に教えたんだから悪いことじゃねえよ」

 

万丈も小泉花陽は悪くないと言う。

 

「はい……」

 

小さく返事をする小泉花陽に高坂穂乃果は笑顔で小泉花陽を見る。

 

穂乃果「桐生先生と万丈先生の言うとおりだから気にしなくて良いよ。それとメンバーに入れたらて教えてくれてありがとうね!」

 

高坂穂乃果は小泉花陽に感謝の言葉を告げる。

 

「あ……」

 

高坂穂乃果の感謝の言葉を言われたことで小泉花陽は驚くと数メートル先から俺達が居る場所へと誰かが走って近づいてくる。

 

「かよちんー、 早くしないと体育遅れちゃうよ!」

 

授業が遅れると小泉花陽に話す人物の顔を見ると小泉花陽の友達の星空凛だった。

 

「あ…… 失礼します」

 

小泉花陽は俺と万丈と高坂穂乃果達に別れの言葉を言う。

 

「行こう」

 

足早に授業をやる場所へと行くと俺は腕時計を見ると授業の始まりを知らせるチャイムまで残り五分だった。

 

「ほら、お前達もそろそろ行かねえと授業に遅刻するぞ」

 

腕時計を見せながら高坂穂乃果達に話す。

 

「本当だ!?」

 

高坂穂乃果は目を大きく開きながら驚く。

 

「私達も早く戻りましょう」

 

園田海末が高坂穂乃果と南ことりに言うと三人は俺と万丈に色々とありがとうございましたと言って教室と行く。

 

「それじゃあ、俺達も頼まれた仕事をやるか」

 

手を叩きながら万丈に言うと万丈は小泉花陽と星空凛が行った方を見ていた。

 

「小泉花陽と星空凛が行った方を見ているけど何かあったのか?」

 

万丈に聞くと万丈が俺の方へ視線を向ける。

 

「ああ、ちょっと小泉花陽から自分の気持ちに迷っているような気を感じたんだよ」

 

小泉花陽の会話していた時にそんなものを感じてはいないが万丈が感じたのならもしかしたら小泉花陽は自分の気持ちに迷っているのかもしれないな。

 

「そうか、今度小泉花陽にあったらお前が聞いてみろよ。俺よりお前の方が適任だしな」

 

自分が葛城巧だったことを知り戦う理由が分からなくなった俺に戦う理由を思い出させてくれた万丈なら小泉花陽の力になるだろうなあ。

 

「分かった。小泉花陽に今度会ったら聞いてみるぜ」

 

万丈はそう言うと俺は頼まれている仕事をするために飼育小屋から離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二年生の授業が終わり俺と万丈は職員室で昼食を食べることにし自分の席に座り食べ物を用意すると万丈はお湯が湧いてあるやかんを取る。

 

「ラーメン!プロテイン!ベストマッチ!」

 

万丈の好物といえる昇龍のプロテインラーメンにお湯を注ぎ蓋を閉めて出来るまで時計をじっと見つめる。

 

「相変わらずほぼ毎日食べているのに飽きねえな」

 

俺は万丈にそう言いながら購買で買ったパンを一口食べる。

 

「こんな美味いもの飽きるわけねえだろ!」

 

万丈の味覚は分からないが俺は一カ月前に興味本位でプロテインラーメンを食べたがあまりの複雑な味で食べるのを断念したぐらい食べものだった。まあ、エボルトが淹れたコーヒー程じゃないがあれは誰が飲んでも不味くて吹くしろものだからなあ。

 

「そうかよ」

 

万丈にそう言葉を返しコーヒーを飲むと俺と万丈が座っている席の方を通った山田先生が万丈を見て止まる。

 

「おお、今日もプロテインラーメンですね!」

 

山田先生が万丈に言うと万丈は山田先生に視線を向ける。

 

「ええ、マジ美味い食べ物すから!」

 

親指を立てながら言葉を言う万丈に山田先生は少し笑っていた。

 

「そうですか。ところで万丈先生はその昇龍のプロテインラーメンの期間限定やつがあるのを知っていますか?」

 

山田先生が万丈に昇龍のプロテインラーメン(カップ麺)のことを聞くと万丈は机から未開封の昇龍のプロテインラーメンを取り出して立ち上がる。

 

「めちゃくちゃ知ってますよ!このプロテインラーメンよりプロテインが三倍で増している昇龍のプロテインラーメンのプロテイン増し増しのことすか」

 

いつもになくプロテインラーメンに対して熱意を込めて話す万丈に山田先生は若干引いていた。

 

「知っていたんですね……で、それが音ノ木坂から歩いて三十分から四十五分くらいかかるところに売っているて事を万丈先生に教えようと思って話したんですよ」

 

山田先生の説明に俺は万丈がすぐにプロテインラーメンを買いに行っても良いかと聞いてくるを予想する。 

 

「マジすか!?なあ戦兎、プロテインラーメンを買いに行っても良いか?」

 

予想通りに万丈が聞いてくると今日の放課後は万丈への頼み事が何もないから買いに行っても平気だと思い万丈に答える。

 

「行って良いぞ。バカのお前がいない方が俺も楽に仕事できるしな」

 

万丈に言ってコーヒーを一口飲むと万丈の顔が喜んでいた。

 

「サンキューな戦兎」 

 

万丈は感謝の言葉を俺に言って取り出したプロテインラーメンをしまうとバカと言う言葉に気付いたのか眉間に皺寄せて俺の肩を掴む。

 

「てか、バカってなんだよ!」

 

身体を揺らしてくる万丈に俺は言い返す。

 

「いちいちバカで反応するなよ、バカ!」

 

身体の揺れが大きくなり万丈の目つきが鋭くなる。

 

「だからバカってなんだよ!バカって!」

 

俺と万丈の言い争いを見て山田先生は苦笑いをして俺と万丈のから離れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽side

 

 

 

 

 

 

放課後になり部活等がある子は教室から出ていきあっという間に教室に残っている子はほとんど居なくなり私は教科書等を鞄にしまい帰る準備をすると凛ちゃんが私の前に来る。

 

 

「かよちん! 決まった?部活」

 

入りたい部活を決めたのと凛ちゃんが聞いてくると私は首を横に振る。

 

「今日までに決めるって言ってたよ」

「あ……そ、そうだけ」

 

昨日そんなことを言ったけど私じゃ駄目なんかじゃないかと思い決まらなかったしなあ。

 

「う……明日、決めようかなぁ」

 

凛ちゃんに部活を明日決めるように伝える。

 

「そろそろ決めないと、みんな部活始めてるよ!」

 

確かに早く決めないといけない状況なのは分かるけど私がやっても駄目なんかじゃないと思い浮かんでしまって決まらない。

 

「う……うん……」

 

歯切れ悪く凛ちゃんに返事をした私は凛ちゃんがどこの部活に入るのかを聞くことにする。

 

「え、えっと、凛ちゃんはどこに入るの?」

「凛は陸上部かなー?」

 

陸上部と答えた凛ちゃんに私は陸上部の大会で活躍する凛ちゃんの姿が頭の中で浮かんでいた。

 

「陸上部、か……」

 

小さく呟くと自分が入りたいのは高坂穂乃果先輩達のスクールアイドルだけど私じゃ向いていないし。

 

「あっ、もしかして……?」

 

凛ちゃんが何かに気付いたような表情をする。

 

「スクールアイドルに入ろうと思っていたり?」

 

私がスクールアイドルに入りたいと思っていると凛ちゃんが言うと私はそのことで驚きながらも言葉を返す。

 

「えっ!?そ、そんな……ない。う……」

 

スクールアイドルに向いていない私なんかが入ったら迷惑になるし、それに一生懸命にやっている先輩達の失礼だから。

 

「ふん……やっぱりそうだったんだねえ」

 

驚いている私を見て凛ちゃんは私がスクールアイドルに入りたいんだと確信したように言う。

 

「そんなこと……」

 

本当は入りたいという気持ちがあるけど私じゃ向いていないから本当の気持ちを隠して凛ちゃんに嘘を言うと凛ちゃんは私の手を掴む。

 

「だめだよ、かよちん!嘘をつく時、必ず指を合わせるから、すぐ分かっちゃうよ!」

「あ……」

 

凛ちゃんが私の嘘にすぐに気付いてそう話すと自分が嘘をつく時の行動に驚いて言葉を溢す。

 

「一緒に行ってあげるから、先輩たちのところに行こう!」

 

凛ちゃんが私の手を引っ張って高坂穂乃果先輩達の連れて行こうとする。

 

「えっ!?あ……ち、違うの!本当に……私じゃ、アイドルなんて」

 

私じゃ向いてないし、それにまだ完全に入ると言っていないから。

 

「かよちん、そんなに可愛いんだよ!人気出るよ!」

 

凛ちゃんが私にそう言ってくれると私は凛ちゃんに先輩達の所へ行くのを待ってもらって凛ちゃんに言いたい事を伝えたくて口を開く。

 

「で、でも……待って!待って!」

「うん?」

 

凛ちゃんは手を離してくれると私はさっきのように嘘をつかないで本当の自分の気持ちを言うと心に決めて言う。

 

「あ、あのね。わがまま、言ってもいい?」

「しょうがないなあ、なあに?」

 

アイドルに入るなら凛ちゃんと一緒ならやれるから一緒に入って欲しいと言う気持ちを言葉に込めて伝える。 

 

「もしね、私が……あ、アイドルやるって言ったら、一緒にやってくれる」

 

凛ちゃんに言うと凛ちゃんは驚く。

 

「うっ、凛が?」

 

凛ちゃんは自分がと聞いてくると私は首を縦に振り返事をする。

 

「無理無理無理無理!凛はアイドルなんて似合わないよ!ほら、女の子っぽくないし、髪だってこんなに短いし……」

 

凛ちゃんは自分は無理だと言うけども私はやるなら凛ちゃんと一緒にやりたいという気持ちは嘘じゃないし、それに凛ちゃんはアイドルと同じで可愛い。

 

「そんなことは……」

「ほら、昔も同い年の男の子から似合わないてバカにされたし……」

 

その言葉に私は小学校の頃に凛ちゃんが同い年の男の子から言われた言葉を気にしているんだと分かると当時の記憶が頭の頃に流れる。

 

『わー、可愛いよ!凛ちゃん、スカートすごく似合うよ!』

『そうかな、えっへへ』

 

あの日、小学校に登校する時に凛ちゃんがズボンじゃなくスカートで履いってそれを見て私は似合っていると言って楽しく歩いていた時に同い年の男の子達が私達の近くを通った瞬間に凛ちゃんを見て男の子達は言った。

 

『はあ?スカートだ!いっつもズボンなのに!』

『スカート持ってたんだ』

 

そんなことを言って男の子達は学校まで競争だと言って走り去っていた。

 

『や、やっぱり……凛、着替えてくるね』

 

スカートを履いって笑顔だった凛ちゃんの顔が暗くなり凛ちゃんは家へと戻りその日以来、凛ちゃんが私服でスカートを履くことはなかった。

 

「アイドルなんて、凛には絶対無理だよ」

「凛ちゃん……」

 

凛ちゃんと一緒にやりたいけど凛ちゃんが嫌だと言っているから無理強いは良くないと思い諦めて私と凛ちゃんは教室から出ると同じクラスの西木野さんが廊下に貼られてい用紙を見ていた。

 

「西木野さん……?」

 

名前を呼ぶと西木野さんは私と凛ちゃんの方を見た瞬間にすぐに早歩きでその場から離れる。

 

「う……今の……」

 

西木野さんが見ていた用紙の近くに行き、それを見ると高坂穂乃果先輩達のμ'sのポスターだった。

 

「うん?」

 

西木野さんがなんでポスターを見ていたのかは分からないけどもしかしたらアイドルに興味があるのかなと思うと近くに手帳が落ちているのを見つけて拾う。

 

「あ……これ……」

 

それは西木野さんの写真が貼られていた生徒手帳だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万丈side

 

 

 

 

 

 

戦兎が他の先生から頼まれた仕事をやっている中で俺は今日の分の仕事を終わらせ山田先生から教えてもらった期間限定のプロテインラーメンが売っている店に行きめちゃプロテインラーメンが売っていたから箱ごと買い戦兎の仕事が終わるまで時間潰していた。

 

「マジで山田先生には感謝するぜ、こんなに期間限定のプロテインラーメンが大量に買えるなんてよ!」

 

箱を担ぎながらプロテインラーメンの買えたことで喜ぶと少し腹が空いたなと感じる。

 

「やべえ、プロテインラーメンを買いに行くためにいつもよりも張り切って仕事していたから腹減ったな」

 

近くにコンビニがないかと回りを見ると近くの公園でパンを売っている車を見つけた。

 

「なんか、今日は運が良いぜ」

 

自分の運がめちゃくちゃ良いなと思いながら走って公園に止まっている車の方へ行く。

 

「すみません、あんパン二つと牛乳をお願いします」

 

財布から小銭を取り出しながら車の中にいる人に注文する。

 

「あんパン二つに牛乳、まいどあり!」

 

あんパンと牛乳をビニール袋に入れて渡してくると俺は小銭を車の中にいる人に渡して袋を受け取る。

 

「サンキュー!」

 

お礼を言って公園のベンチに座って食べようと思い足早に移動すると下を向きながら歩いている小泉花陽を見つける。

アルパカが居る飼育小屋で俺が感じた自分の本当の想いに迷っているような気のことを聞いてみるか、戦兎も俺が適任だと言っていたしなあ。

 

「おい、小泉花陽。」

 

小泉花陽に近づきながら声をかけると小泉花陽は俺の顔を見て少し驚いた表情をする。

 

「あ……万丈先生……」

 

俺の名前を小さく言う小泉花陽に俺はどうして下を向いて歩いてのかと聞こうと思い口を開く。

 

「どうして下を向いて歩いているだよ?」

 

小泉花陽に言うと小泉花陽は指を合わせながらモジモジしながら俺を見る。

 

花陽「えっ……えっと……あの……ですね……」

 

ごにょごにょと話す小泉花陽に俺はちょっと前に買ったあんパンを一つ袋から取り出すと小泉花陽の前に行って手渡す。

 

「ほらよ、これ食いながらゆくっり話せよ。それだったら少しはまともに話せるだろう」

 

ごにょごにょ話されても分かんねえし、それにこいつは多分だけど仲いい奴としか普通に話せねえと思うからあんパンを食べさせて落ちつかせれば上手く話せるだろう。

 

「ありがとうございます……」

 

俺に礼を言って小泉花陽にあんパンを受ける取った。

 

「目の前にある公園のベンチが空いてるからそこに座ろうぜ」

 

俺は小泉花陽にそう言うと小泉花陽は首を縦に振りながら頷くと目の前にある公園に行きベンチに座ると俺は袋からあんパンを取り出し包み紙を外すとあんパンを一口食べる。

 

「美味え!」

 

中のあんことパンの生地がベストマッチしてちょっどいい甘さが口の中に広がるとすぐにもう一口食べる。

 

「美味いパンを売っているのを見つけるなんて運が良いぜ」

 

俺はそう言いながらあんパンを食べるとあっという間に食べ終わると隣に座っている小泉花陽はまだあんパンを食べていないのに気付くと俺はジェスチャーで食べてみろよと伝える。

 

「あ……いただきます……」

 

おどおどとしながらいただきますと言ってあんパンの包み紙を外してから小泉花陽は一口食べる。

 

「美味しい……」

「だろう」

 

小泉花陽はあんパンをもう一つ口食べると俺は小泉花陽が少し落ちついたと感じるとさっき聞いたことをもう一度言う。

 

「でよ、どうして下を向いて歩いたんだ?」

 

小泉花陽は口の中のあんパンを飲み込んでから深呼吸する。

 

「……悩んでいたんです。私が小さい頃からなりたかったアイドルになれるチャンスがあるのに、勇気とかがないからそのチャンスに手を伸ばせない自分は諦めた方が良いのかなあと考えていて……」

 

小泉花陽の話しを聞いた瞬間に飼育小屋で感じたあれはアイドルになりたいという想いだったと分かった。

 

「そうなのか」

 

アイドルになれるチャンスがあるのに、それに手を伸ばせない自分は諦めた方が良いかか……なんか昔の俺もそんな風に似ったことを考えていたよな。

 

「でも、諦めて良いのかよ。なりたいんだろうアイドルによ、どうしてなりたいと想ったんだよ!」

 

確かに諦めるのは簡単だけどよ。それでも諦めないで前に進んで行かなきゃいけねえ、俺も香澄を失って自分の罪はらすこととがどうでも良くなり諦めかけた時に戦兎から立ち直された。

 

『何がだよ……何がいいだよ。いいわけねえだろう!今捕まったらお前は殺人犯のままだ。それでいいのか、それで彼女が喜ぶと思ってんのか!』

 

戦兎から死んだ香澄がそんな俺を見ても喜ぶのかて言われた時に俺は死んだ香澄が喜ぶ為にも罪はらさなきゃならねえと思って進んだ。

だから俺も戦兎みてえに小泉花陽を前に進ませるだ。

 

「見ている人を歌とダンスで笑顔にして楽しませる姿に憧れて、いつかは好きなアイドルにみたいな存在になりたて小さい頃に想いました」

 

肩が震えながらも小泉花陽はアイドルになりたい想いを言う。

 

「そいつらのようになるなら勇気を出して手に掴むんだ、それによ!まあ、俺も偉そうに言えたやつじゃないがどこかのナルシストで自意識過剰なヒーローと熱い心を持った先輩仮面ライダー(先輩達)なら言うぜ」

 

俺は小泉花陽にそう言うと袋から瓶に入っている牛乳の栓を開けて牛乳を飲む。

 

「ヒーロー……先輩?」

 

小泉花陽が俺の言ったヒーローと先輩の意味が分からなくて混乱している。それもそうだよな、戦兎やエクゼイドや宇宙キター!と言う先輩ライダーや鎧武やゴーストや俺を助けてくれた先輩のことを言っても分かるわけねえし。

 

「ワリぃ、俺の知り合いの話しても分からねえよな」

 

気合いを入れすぎてよく考えていなかった俺がバカな訳だしな。

 

「いえ……大丈夫です、それより凄いです……万丈先生。こんなことを話したら……諦めたらて……言われるのにそれを諦めないで頑張れみたいに言ってくれなんて」

 

小泉花陽がそう言うと確かにそう言う奴はいるなと思ったがそれでも戦兎ように愛と平和(LAB&PEACE)にしようとする奴に憧れた俺は諦めないで理想(ユメ)を目指す方が良いと思う。

 

「まあ、昔の俺ならそんなことを言わなかったけど戦兎達(色んな奴)と出会って変わったからな」

 

戦兎や美空や紗羽さんやカズミンや幻さんと出会ってから俺は北都や西都の戦争やエボルトとの戦いで大勢の為に立ち上がって誰かの力になる仮面ライダー(ヒーロー)なったわけだ。

 

「そうだったですか」

 

小泉花陽は俺の話しに興味がありそうな表情していた。

 

「ああ、あの日から驚くほどに俺の見ていた世界が変わったんだよな」

 

牛乳を飲んで旧世界の時の記憶を頭に浮かべながらエボルトの遺伝子や冤罪にかけられて殺人犯となったこと等を隠しながら戦兎との出会いとかを話そうと決める。

 

「なあ、小泉花陽。お前がアイドルに憧れていると同じで俺もヒーローに憧れているんだ」

「ヒーローですか……?」

 

あんまヒーローという言葉に実感がないのか小泉はヒーローという言葉を返す。

 

「ああ、そいつは俺にとって憧れのヒーローであり相棒なんだ」

 

誰かの力になるために戦い何度でも立ち上がる戦兎(ヒーロー)に憧れた。

 

「初めて出会ったのは、俺がある悪い奴らから追われていた時だった。俺はその時に自分の話しを誰も信じてくれなくて絶望していたときに戦兎(そいつ)は俺を助けてくれたんだ」

 

スマッシュを倒した後に東都政府にいた幻さんや内海は戦兎に俺を政府に渡してくれないかと要求してくると俺は自分が殺人なんかしていないのに誰も信じてくれない現実に絶望した時に戦兎は助けてくれた。

 

『最悪だ……俺は、今日と日を絶対に後悔する。さあ、乗れよ………乗れよ!』

 

突然のことで分からないままマシンビルダーの後ろに乗り戦兎と一緒に逃げたんだよなあ。

 

「それが万丈先生が憧れている人の出会いだったんですか」

 

小泉花陽は俺と戦兎との出会った時の話しを聞いて少し驚いていた。

 

「まあな、そんで助けてもらった後に何で自分を助けたんだと聞いたらよ。そいつは『俺はお前を信じた、だだそれだけのことだ』と答えたんだ」

 

俺は戦兎が逃げきった後に言った言葉を答える 

 

「出会ったばかりなのに万丈先生を信用して助けるなんて凄い人ですね」

 

小泉花陽が戦兎を凄い人と言う。

 

「ああ、そいつは自分のことより他人を優先して助けに行くんだ、誰かの力になりたいという理由と力になれたときに自分の顔がくっしゃてなる為にやるだ」

 

自分の失った記憶の手がかりがみつかるかもしれない時にスマッシュが現れ戦兎はスマッシュの方へ行こうした瞬間に俺は戦兎に自分の記憶と人助けのビルド、どちが大事なんだと聞くと戦兎は真っ直ぐに俺を見て答えた。

 

『決まっているだろう。ビルドだよ!』

 

迷わずにビルドと答えた戦兎に俺は生まれて初めて嫉妬したのと同時にこいつには敵わねえと思った。

 

「自分の顔がくっしゃてなるために人助けするですか……」

 

戦兎が助ける理由に小泉花陽は少し驚く。

 

「まあ、そんなあいつが太陽ような眩しいやつに見えたんだよ」

 

鍋島の子供に父親が記憶を失ったことを教えたあとに失った記憶をまた自分達で作っていくように伝えたり葛城巧の発明は悪じゃないと言って葛城巧の罪を自分は背負うと言った姿は、本当にヒーローそのもので俺もこいつみたいになりてえと気持ちが生まれた。

 

「太陽のような人……私が憧れているアイドルに似ていますね……」

 

小泉花陽の憧れているアイドルに戦兎は似ているということに俺はそのアイドルも歌とダンスで戦兎のように見ている奴を助けるだなあと心で思う。

 

「そうか。ある日、俺もそいつみたいになれる時が来たんだよ」

 

エボルト(スターク)との戦いでハザードレベルが上がり俺も仮面ライダーに変身できると戦兎に言われた俺はビルドドライバーを腰に巻いて仮面ライダーに変身しナイトローグと戦おうとしたが変身出来ずに戦兎がキードラゴンに変身して傷を負った。

 

「でも、失敗しちまってな。そいつから何で変身するだ(やるんだ)?と言われたときに俺は冤罪を晴らすため(自分の為)にやるんだと答えたらそいつはそれじゃ無理だと言われてよ、どうすればいいのか分からなくなった」

 

冤罪をはらす為、仮面ライダーになろうとした俺に戦兎は言った。

 

『力を手に入れるってのはなそれ相応の覚悟が必要なんだよ!半端な気持ちでなろうと思うな!』

 

半端な気持ちでなろうと思うなという言葉にその時はすっぱりさっぱり分からなかったし、美空が誰かを守ろうとする想いが強くならないと変身出来ないと言う言葉も分からなかった。

 

「そうだったですか……」 

 

小泉花陽は俺の話しは聞いて自分に諦めるなと言った奴が自分みたいに昔は迷っていたんだという理解する。

 

「そんな俺は香澄(大切だった人)の墓に墓参りに行ったらよ、墓石に一つの手紙を見つけたんだ」

 

戦兎が言っていた場所に墓はあって驚いたがそれよりも何で手紙があるかが強くて俺は手紙を手に取って見ると香澄が書いた字で書いている相手は俺だった。

 

『この手紙を読んでいるということは、おそらく、、、私はこの世にいないでしょう。本当なら私のために格闘技界から追放されたことをちゃんと謝るべきなのに、本当にごめんなさい。私には一つだけ望んでいることがあります。それは、、、あなたが私のことを忘れていつものように負ける気がしねえって前を向いて歩いてくれることあなたのその拳で多くの人の力になってあげてください。遠くから見てるよ、龍我。』

 

その手紙を見たら瞼が熱くなり俺は感じるままに走った。大切な人だった香澄が格闘家時代のよく言っていた言葉を言って前を向いて歩くのと俺の拳で多くの人の力になることを望んでいた。その時、俺は冤罪を晴らす為ことしか考えてないかった自分がバカだったと思い走り続けた。

 

「その手紙を読んで俺は香澄(大切だった人)が望んだ姿を見せて喜んでもらうのと憧れた戦兎(ヒーロー)のようになりたいという本当の気持ちが強くなり俺は憧れたそいつのように助けることが出来たんだよ」

 

戦兎が戦っている場所に行き倒れた戦兎からビルドドライバーを借りて誰かの力になりたいという強い想いで変身し仮面ライダークローズになることが出来た。

 

「大切だった人や憧れたヒーローのようになりたいという気持ちを力にしてそのヒーローみたいになるなんて凄いです……私だったら多分諦めてなれないです」

 

小泉花陽は戦兎と出会って変わった話しを聞いて自分だったら諦めていたと言うと俺はそれに対して小泉花陽に大切なことを教えようと思った。

 

「私だったらじゃねえ、誰だって色々と本当の気持ちに迷って諦めそうになるだ。俺が戦兎(憧れたヒーロー)も色々と迷って諦めそうになったがそれでも進んだに大事なのは、負ける気がしねえて想いながら自分の気持ちを強く持ち続けることなんだよ!」

 

自分の気持ちを強く持ち続けることが大事なんだと小泉花陽に伝えると小泉花陽は真っ直ぐ俺の顔を見ていた。

 

「負ける気がしねえて想いながら自分の気持ちを強く持ち続ける……」

 

小泉花陽は言った言葉を小さい声で言う。

 

「ああ、そうだ。だから、お前も負ける気がしねえて想いながらアイドルになりたいて気持ちを強く持ち続けながらそのチャンスに手を伸ばしてみろよ」

 

バカな俺ながらも戦兎ようにアドバイスする。

 

「分かりました……」

 

小泉花陽は俺のアドバイスを分かってくれた。

 

「もし諦めそうになったら負ける気がしねえて自分の心に思うんだぜ。まあ、負ける気がしねえてのは俺が格闘技をやっていた頃から言っている言葉だけどよ」

 

俺なりの伝えた方で伝えると残った牛乳を一気に飲み干すと空になった瓶を袋にしまう。

 

「あんパンや色々と教えてもらってありがとうございます」

 

礼を言ってもらえたらことに素直に嬉しくて顔が少しくっしゃってなると公園にある時計を見るとそろそろ戦兎がそろそろ仕事を終わる時間だった。

 

「それじゃあ、そろそろ帰らねえと戦兎がうるせえから帰るな。明日から憧れのアイドルになりるように頑張れよ!」

 

ベンチから立ち上がり小泉花陽にじゃあなと言って歩きだした。

 

「はい、本当にありがとうございました」

 

さっきより声を大きくして言葉を言う小泉花陽に俺は右手を挙げて答え公園から離れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽side

 

 

 

 

 

 

 

 

高坂穂乃果先輩家から自分へ帰ってきた私は、夜ご飯とお風呂を済ませてリビングで小さい頃の写真を見ていた。

 

「小さい頃、お母さんによくアイドルみたいに髪を結んでもらって歌ったり踊ったりしていたなあ」

 

アイドルみたいな髪でおもちゃのマイクを持って笑顔で歌っている写真を見て小さい頃からアイドルが好きだと気持ちは変わっていないと思えた。

 

「小さい頃からの夢が手を伸ばせるところにあるけど、私には向いてないよね」

 

高坂先輩と園田先輩と南先輩が結成したグループのμ'sに入りたいけど向いてない私が入ったら先輩達に迷惑かけてしまうし、それに自信のないのにやったらアイドルを侮辱しているのと同じになる。

 

「それでも……アイドルになりたいて夢は諦めたくない……」

 

小さい頃からの夢を諦めたくないと思うと西木野さんと万丈先生と高坂先輩達の顔と言葉が頭の中で浮かぶ。

 

『やりたいならやればいいんじゃない。そしたら、少しは応援……してあげるから……』

『自分たちの目標を持って、 やってみることができるっ!』

『ゆっくり考えて、答えを聞かせて 私たちが、いつでも待ってるから!』

『大事なのは、負ける気がしねえて想いながら自分の気持ちを強く持ち続けることなんだ!』

 

アイドルになりたいという気持ちがあるなら勇気を出して自分から前に進まないと胸の裡から想いが湧く。

 

「万丈先生のように負ける気がしねえていう気持ちでやってみよう」

 

万丈先生が格闘技をやっていた頃からの言葉を言ったら勇気が溢れたような気がした。

明日から新しい自分になって頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

凛ちゃんや西木野さんに強引に引っ張られて高坂先輩達が練習している屋上に連れて行かれ今凛ちゃんと西木野さんが先輩達に私がメンバーになりたいと先輩に説明をしていた。

 

「つまり、メンバーになるってこと?」

 

南先輩が説明を聞いてもう一度聞きなおす。

 

「はい!かよちんがずっとずっと前から、 アイドルやってみたいと思ってたんです!」

「そんなことはどうでもよくて、この子は結構歌唱力あるんです!」

 

凛ちゃんが私が前からアイドルをやってみたいと説明して西木野さんが私の歌唱力あると先輩達に言う。

 

「どうでもいいってどういこと?」

 

凛ちゃんが西木野さんの言葉に頬を膨らせて意味を問いかける。

 

「言葉通りの意味よ!」

 

凛ちゃんに問いに西木野さんは即答すると私はまだやると完全に決まっていないいうことを二人に伝える。

 

「あ…… 私は… まだ……なんていうか」

 

凛ちゃんが私の肩を掴むと私の身体を凛ちゃんの正面に向かせる。

 

「もう!いつまで迷ってるの!絶対やったほうがいいの!」

 

凛ちゃんがいつまで迷っているより絶対方が良いと言うけど私はまだやれる自信ない。

 

「それには賛成!」

 

凛ちゃんの言葉に賛成と言う西木野さんに私は声を出して驚く。

 

「やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいいわ!」

 

やってみたい方が良いと西木野さんが言ってくれるけど、でもこんな私がやっても脚を引っ張るだけだよ。

 

「で、でも……」

 

私はでもと言うと西木野さんは優しい眼差しで私を見る。

 

「先も言ったでしょう?声出すなんて簡単! あなただったらできるわ!」

 

できると西木野さんが言ってくれると凛ちゃんも優しい眼差しで私を見る。

 

「凛は知ってるよ!かよちんがずっとずっとアイドルになりたいって思ってたこと!」

 

二人の言葉が私の胸の裡で暗く閉ざしていた気持ちに光が灯る。

 

「凛ちゃん……西木野さん……」

 

二人の名前を呟く。

 

「頑張って!凛がずっとついてあげるから……」

「私も少しは応援してあげるって言ったでしょ?」

 

二人がここまでしくれたからにはやらないなんて酷いことはやっちゃ駄目だと自分に言い聞かせて前に一歩踏み出す。

先輩達の前だと緊張して声が大きくだせないけどでも勇気を出してμ'sのメンバーに入りたいことを伝えないと。

 

「えっと……私……小泉……」 

 

声が大きく出せなくて言葉がまとまらないよ、これじゃあメンバーにも入れてもらえるわけないのと万丈先生から教えてもらったことが無駄になっちゃよ。

 

「あ……あ……え……」

 

何かに押されたと感じた瞬間に身体が前へ行ったことに驚くとそれが何なのか確かめるために後ろへと振り向く。

 

「へへ」

 

凛ちゃんや西木野さんが微笑んでいるのを見た時に二人のその表情から私のことを見守っているから自分の想い伝えなと言葉がなくてもそう伝わってくるとここにはいない万丈先生の姿が見える。 

 

『俺も応援してやるから、負ける気がしねえて想いながらやってみろよ!』

 

手のひらに拳をぶつけて私に万丈先生が言葉を言ってくれるとその姿が光になって消えた瞬間に涙が流れる。

 

「あ……!う……!」

 

凛ちゃんや西木野さんや幻かもしれないけど万丈先生が私を応援してくれて前に進む力を貸してくれたことに感謝の気持ちを持ちながら先輩に想い伝えないと。

今伝えないとこの先きっと私はずっと後悔するから今は万丈先生のように負ける気がしねえて言う気持ちでやろう。

 

「私、小泉花陽と言います !一年生で、 背も小さくて、声も小さくて、人見知りで、得意なものは何もないです……でも……でも!アイドルへの想いは誰にも負けないつもりです! だから!μ'sのメンバーにしてください!」

 

想いを大きな声で言って先輩達に頭を下げた。

 

「こちらこそ、よろしっく」

 

高坂先輩がそう言葉を言うと私の方へ手を伸ばしてくれたことがすごく嬉しかった。

 

「あ…あ……」

 

涙が溢れるまま私は高坂先輩の手を握りながら凛ちゃんや西木野さんと万丈先生に改めて心から感謝する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日はμ'sのメンバーになることができたのと凛ちゃんや西木野さんもメンバーになりすごく嬉しかった。それをきっかけに眼鏡からコンタクトに変えて新しい自分になった気持ちで練習場所の神田神社に行き準備運動をする。

 

「一、二、三、四」

 

腕を伸ばして練習中に怪我をしないようにしっかりとやる。

 

「あ、かよちんー!」

 

後ろの方から凛ちゃんの声が聞こえると後ろに振り向くと凛ちゃんと西木野さんがいた。

 

「おはようっ!」

 

二人に明るく元気に挨拶をする。

 

「あ、あれ――?眼鏡は?」

 

眼鏡をかけていないことに気付いた凛ちゃんが眼鏡について聞いてくると私はそれついて答える

 

「コンタクトにしてみたの。変……かなぁ?」

 

スクールアイドルになれたからイメージチェンジしたけど凛ちゃん達から見たら変かもしれないよね。

 

「ううん、全然可愛いよ!すっごく!」

「へ――、良いじゃない」

 

凛ちゃんと西木野さんが変じゃなくて良いよて言ってくれたことに安心すると私は西木野さんと会話しようと口を開く。

 

 

「う……西木野……さん」

 

おそるおそる名前を呼ぶと西木野さんの表情が変わる。

 

「う……ねえ、眼鏡をとったついでに……名前で呼んでよ!」

 

頬を少し赤くさせながら名前で呼んでと言う西木野さんに少し驚く。

 

「私も名前で呼ぶから……花陽、凛」

 

西木野さんは自分も名前で呼ぶと言って私と凛ちゃんの名前を呼ぶと私も名前で呼んであげようと思った。

 

「真姫ちゃん!」

 

真姫ちゃんは自分の名前を呼ばれたことで少し嬉しいそうな表情をすると凛ちゃんが真姫ちゃんに近づく。

 

「真姫ちゃん――!真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん――!」

 

凛ちゃんが真姫ちゃんの肩に手を置いて名前を呼ぶ。

 

「なぁによ!」

 

頬を赤くして凛ちゃんにそう言う真姫ちゃんを見てこれから仲良くスクールアイドルが出来たらいいなと胸の裡で想った時に足音が大きく聞こえてきた。

 

「何だろう?」

 

凛ちゃんや真姫ちゃんも足音が聞いたようでそれが何なのか気になりその方向へと視線を向けたら見たこともない生物がいた。

 

「あ……あれは……!?」

 

その生物を見た瞬間に私と凛ちゃんを襲った怪物と同じような存在だと分かると恐怖で身体が動かなくなり手と肩が震え始める。

 

「どういことよ、何で……あの化け物と同じような奴がいるのよ!?」

 

真姫ちゃんが声を震わせながら言うと私は真姫ちゃんも今目の前にいる怪物とは別のものに襲われたことがあんだと頭の中で浮かび上がる。

 

「真姫ちゃんも知っているの……怪物のことを」

 

肩が恐怖で震えている凛ちゃんが真姫ちゃんに聞く。

 

「ええ、前にね。空を飛ぶ化け物だったわ」

 

真姫ちゃんは震える声で答えると私も前に襲われたことを言う。

 

「私と凛ちゃんも……春休みに襲われたことがあるの」

 

真姫ちゃんに話し終えた瞬間に怪物が私達の方へ近づいてくる。

 

「まずいよ、こちに向かってくる」

 

逃げようとするが足が石化したようなぐらいに動かない。

 

「グォォォォ!!」

 

怪物が雄叫びのような叫びをあげながら近づいてくる。

 

「早く逃げないと」

 

真姫ちゃんがそう言うが足が全く動なかなくて逃げれなることができない。どうしようせっかくアイドルになれたのにこんなところで終わりたくないよ。

 

「誰か……誰か助けて――!!」

 

大きな声を上げて助けを求めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦兎side

 

 

 

 

 

 

俺と万丈はマシンビルダーを走らせ学校へと向かっていた。

 

「この調子で行けば結構早めに着くな」

 

予定より早く学校に到着することを万丈に言う。

 

「マジか、じゃあ学校に着いたら筋トレでもして時間を潰さねえとな」

 

仕事を先にやるよりも筋トレをすることを優先にする筋肉バカに俺は呆れて言葉すら出ない。

 

「はあ……この筋肉バカと一緒にいるだけで疲労するな……」

 

小さな声で呟くとマシンビルダーのタッチパネル部分に赤い点が二つ表情される。

 

「スマッシュの反応か」

 

すぐに急ブレーキをかけてマシンビルダーを止めるとスマッシュの現れた場所を調べる。

 

「戦兎、スマッシュの現れた場所は何処だ?」

 

万丈が聞いてくると俺はスマッシュの現れた場所がここから走って迎える距離の神田神社と音ノ木坂学院から数キロ離れた建築中の施設に現れたと分かり万丈に答える。

 

「スマッシュが二体現れた。場所は神田神社と音ノ木坂学院から離れた場所にある建設中の施設だ」

「分かったぜ、なら俺は神田神社へ行くぜ」

 

万丈なら神田神社にマシンビルダーがなくてもすぐに到着すること出来るな。

 

「そうか、神田神社の方のスマッシュはお前に任せたぞ」

「おう!」

 

俺は万丈に言葉を告げると万丈はヘルメットを外しマシンビルダーから降りて神田神社の方へと向かい走って行く。

 

「愛と平和のために今日も戦いますか!」

 

アクセルを捻り猛スピードでスマッシュが現れた場所へとマシンビルダーを走らせる。

 

 

 

 

 

 

 

万丈/クローズside

 

 

 

 

戦兎と別れてから神田神社の階段に着いた俺は周りを見てスマッシュを探す。

 

「きゃぁぁぁぁ!?」

 

階段の頂上から悲鳴が聞こえてくるとビルドドライバーを取り出して腰に付けるとクローズフォンからクローズドラゴンを外しスカジャンのポケットに入っているドラゴンボトルを取り出す。

 

「今助けに行くぜ!」

 

ドラゴンボトルを振り成分活性化させるとクローズドラゴンにボトルを差し込む。

 

ウェイクアップ!

 

ビルドドライバーにクローズドラゴンをセットする。

 

クローズドラゴン

 

レバーを回しながら階段を駆け上がるとビルドドライバーの音が鳴り響く。

 

【Areyouready】

 

俺は階段の頂上に居る誰かをスマッシュから助けたいという想いを言葉に込めて叫ぶ。

 

「変身ッ!」

 

いつもように言葉を叫ぶと蒼い炎が全身を包み一瞬でクローズのアーマーが着けられていた。

 

WakeUpburning!GetCROSSーZDRAGON!Yeah!

 

クローズへと変身した俺はスピードを上げて階段を駆け抜けて頂上に着くと目の前には紗羽さんがスマッシュにされた時の姿のスマッシュが居た。

 

「うぉぉぉ!」

 

スマッシュに近づき後ろから羽交い締めをしてスマッシュの動き止める。

 

「グォォォ」

 

スマッシュが無理矢理にでも俺を剥がそうと暴れまくるが何とか耐えながら襲われている奴に逃げるように言おうとして前を見ると小泉花陽と星空凛と赤髪の女子がいた。

  

「お前ら、この怪人は俺が止めるから安全な所に逃げろ!」

 

小泉花陽達に逃げるように言った瞬間にスマッシュの腕が顔面に当たり掴んでいる手がスマッシュの身体から離れてしまう。

 

「グオォォ!」

 

目の前にいる俺を相手にせず小泉花陽達に襲いかかろうとするスマッシュに俺は素早くスマッシュに近づき左拳でスマッシュを殴る。

 

「オリャアァァッ!」

 

拳がスマッシュの身体に当たるとスマッシュは怯んで動きが止まる。

 

「テメエの相手はこの俺だ」

 

拳を連続で振るいスマッシュを五、六発殴ってから右拳に力を込めてスマッシュにぶつけると蒼い炎が燃え上がりスマッシュを横に吹っ飛ばした。

 

「グォォ……ッ」

 

スマッシュの身体が軽く宙を浮くとすぐに地面に転げ落ちて倒れる。

 

「凄い……!?」

「蒼い炎が一瞬だけど燃え上がっていたにゃん!?」

 

俺が逃げろと言ったはずなのに小泉花陽達がその場から動かずに俺の戦いを見て驚いていた。

 

「お前ら、逃げろて言ったのになんで逃げねえんだよ!」

 

倒れているスマッシュを倒すよりその場にいる小泉花陽達を安全な場所に逃げ去るのを優先し小泉花陽達に近づきもう一度逃げるように説得しに行く。

 

「早く安全な場所に逃げろよ」

「何、私達の方を気にしてるの。後ろから化け物が近づいて来てるわよ!」

 

赤髪の女子の言葉で後ろを振り向くといつの間にか立ち上がっていたスマッシュが俺に体当たりをする。

 

「……ッ」

 

身体のバランスが崩れて倒れてしまった。

 

「グォォォ!」

 

スマッシュの脚が俺の腹を踏み動けなくなるとスマッシュはすかさず連続で俺を殴る。

 

「……ッ」

 

両腕を前に出して防ぎながらスマッシュの一瞬の隙が出来るのを待つ。

 

「オォォォ!」 

 

スマッシュが両腕を振り上げた瞬間にほんの僅かな隙ができた。

 

「今だ!」

 

左拳に力を込めて腹を踏んでいる脚をぶん殴る。

 

「……ッ」

 

拳がスマッシュの脚に直撃するとスマッシュは後ろに蹌踉ける。

 

「今度は、俺が攻撃する番だ!」

 

腹を踏んでいた脚がなかったことにより立ち上がれることが出来るようなった俺は立ち上がって体勢が崩れたスマッシュに拳を連続でぶつける。

 

「オラァァ!」

「……グ」

 

胴体に三発をいれるとスマッシュの顔面に力を込めた左拳を叩きつける。

 

「ゴッフ……」

 

スマッシュの顔面に当たった瞬間に蒼い炎が燃え上がるとスマッシュは地面に転がりながら倒れた。

 

「この勢いでスマッシュを倒してやるぜ」

 

素手よりも強い新しい武器で決めようと思いビルドドライバーのレバーを掴み武器を取り出す。

 

【クローズブラスター!】

 

プラモのランナーみたいなのがビルドドライバーから伸びるとドラゴンような銃を一瞬で作られるとそれを手に取る。

 

「クローズブラスター、マジで格好いいぜ!」

 

戦兎が作った武器の格好良さに感激していると倒れていたスマッシュが立ち上がって俺の方へ向かってくる。

 

「この武器なら負ける気がしねえ!」

 

クローズブラスターを構えてトリガーを引くと蒼いエネルギーの弾がスマッシュに炸裂する。

 

「……ッ」

 

正面から受けたスマッシュは怯むとすぐにもう一発撃つ。

 

「グォォッ」

 

クローズブラスターの攻撃でスマッシュは膝を地面について倒れのを耐えていた。

 

「これで決めてやるぜ!」

 

クローズマグマに変身する時に使うマグマボトルを取り出してクローズブラスターのボトルを差し込む所に差す。

 

ボトルチャージ!

 

音声が聞こえると銃から凄い熱気がしてくると俺は銃を構えてスマッシュに狙いすまさせる。

 

「オリヤァァ!」

 

トリガーを引くと銃からマグマの塊のような弾が高速で飛んでスマッシュに命中し爆発が起きる。

 

ドラゴニックブラスト!

 

スマッシュの居た場所からすぐに爆炎が消えるとスマッシュが地面に倒れていた。

 

「成分を回収しねえとな」

 

俺は空のボトルを取り出してスマッシュに向けるとスマッシュが倒れたいた場所に何もなく手に持っているボトルが割れてなかった。

 

「今回は割れてねえから、スマッシュによって違うのか」

 

スマッシュから成分を抜き取った瞬間にボトルが割れるなんてどういうことなんだ。

 

「俺が考えても分からねえか」

 

神田神社から早く離れようと思い階段の方へ行こうとした時に小泉花陽と星空凛と赤髪の女子が俺の前に来た。

 

「貴方、オレンジとグレーのマスクを付けた人物と同じようにあの化け物と戦っているならあの化け物が何なのか知っていでしょう」

「えっ!?真姫ちゃん、今いる人のような人を知っているの?」

 

真姫と呼ばれている女子が言ったオレンジとグレーのマスクを付けた人物と言う言葉に頭の中でホークガトリングに変身した戦兎のことだとすぐに分かった。

 

「真姫ちゃんと凛ちゃん、怪物から私達を助けてくれた人にお礼を言わないといけないよ。怪物から助けてくれてありがとうございました!」

 

頭を下げて俺に礼を言う小泉花陽を見ると一昨日会った時とは違いメガネを付けていなくてなんか前より明るくなっていることに気付く。

 

「憧れのアイドルになれるチャンスをその手に掴んだな」

 

小さく小泉花陽が憧れたアイドルになれるチャンスを掴んだことを言うと俺は小泉花陽の力になれたことで心の底から嬉しくなり顔がくっしゃっとなった。

 

「そうだった。助けてくれてありがとうございました」

 

星空凛も頭を下げて礼を言うが真姫と呼ばれている奴は鋭い視線で俺を見る。

 

「助けてくれたことは感謝するけど、それよりもあの化け物は一体何のよ」

 

スマッシュのことを聞いてくるこいつに俺は正直に説明出来る訳もねえから何とか誤魔化しかねえと思い話す。

 

「悪いな、正直に言うとあの怪人のことがよくわかねえだよ」

「意味分かんない。化け物と戦っているに分からないなんて」

 

俺の言葉に真姫と呼ばれている奴はさらに視線を鋭くする。

 

「俺バカだから難しいこと分からねえんだ。でも俺はあの怪人と戦う正義のヒーローの仮面ライダークローズだてことは言える。」

 

手のひらに拳をぶつけて名前を答えた。

 

「仮面ライダークローズ……」

「格好いい!」

 

星空凛と小泉花陽は俺の名前を聞いて驚いていた。

 

「私は名前じゃなくて化け物ことを聞いているよ」

 

真姫て奴はまだスマッシュのことを聞いてくると俺は早くここから離れて変身を解除しねえと騒ぎなると思い階段の方へ走る。

 

「悪いが俺もここで話して暇がねえだ」

「ちゃんと答えなさいよ」

 

真姫て言う奴の言葉を気にせず全速疾走で変身が解除出来る場所へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦兎/ビルドside

 

 

 

 

スマッシュが現れた反応があった建設中の施設に着くと万丈と出会った時に戦ったストロングスマッシュが一部出来ている壁を殴り破壊していた。

 

「恐竜や虫じゃなく、旧世界で戦ったスマッシュか」

 

ヘルメットを外しマシンビルダーから降りて懐からビルドドライバーを取り出し腰に装着しパンダフルボトルとロケットフルボトルを手に取る。

 

戦兎「出勤前にスマッシュと戦うことになるなんて予想外だったぜ」

 

二本のボトルを小刻みに振って成分を活性化させドライバーに装填する。

 

パンダ!ロケット!ベストマッチ!

 

P/Rと反応するとレバーを回すとスナップライドビルダーが展開されパイプを通してトラルジェルソリッドが流れ白と水色のアーマーを瞬時に形成させると待機音が鳴り響く。

 

 

【Areyouready】

 

電子音の問いに俺はシュートボクシングの構えをとり答える。

 

「変身!」

 

言葉に反応しスナップライドビルダーが挟み込むように俺の身体にアーマーを装着させるとアーマーから蒸気が上がる。 

 

ぶっ飛びモノトーン!ロケットパンダ!イエーイ!

 

ベストマッチフォームであるロケットパンダフォームに変身する。

 

「遅刻は色々とアウトだから早く終わらせてもらうぜ」

 

左肩部の取り付けられたロケットパーツであるBLDロケットショルダーのエンジンを起動し推進力を活かして高速移動する。

 

「ハアー!」

 

右拳に装着されているパワークローのジャイアントスクラッチャーでスマッシュの攻撃する。

 

「グォォォ……」

 

スマッシュの身体が蹌踉けて横へ動くと俺は旋回してスマッシュの方に高速移動して攻撃する。

 

「……ッ」

 

スマッシュの身体にジャイアントスクラッチャーの攻撃が当たりスマッシュは膝を地面に着く。

 

「まだまだ行くぞ!」

 

エンジンを停止させてスマッシュから数メートル離れた距離で止まると左腕に取り付けてあるロケットパーツを合体させてスマッシュに向けてロケットを放つ。

 

「ゴッフ……」

 

ロケットがスマッシュの顔面に直撃するとスマッシュはバランスを崩して地面に倒れる。

 

「ロケットの推進力を活かしてパンダの鋭い爪で攻撃する。このベストマッチを選んで正解だった」

 

スマッシュへと放ったロケットが戻って再び左腕に装着されると脳内で瞬時にスマッシュを倒す法則を導きだす。

 

「勝利の法則は決まった!」

 

俺は複眼から伸びているパイプに指を滑らせていつもセリフとポーズを決めるとビルドドライバーのレバーを回って必殺技の力を溜める。

 

ReadyGO

 

電子音が鳴り響くと白いグラフが上や横に伸びてスマッシュを囲むとBLDロケットショルダーのエンジンを起動しグラフに沿って飛び回る。

 

「ハアー!」

 

スマッシュが立ち上がった瞬間に高速移動をしながら連続で攻撃を与えてとどめにジャイアントスクラッチャーに力を最大に込めて切り裂く。

 

ボルテックフィニッシュ!

 

ジャイアントスクラッチャーがスマッシュに胴体を切り裂いた瞬間に爆発が起きると俺はエンジンを停止させてスマッシュの背後から数メートルの所で止まりエンプティフルボトルを手に取りスマッシュの方を向く。

 

「成分の回収と」

 

爆炎が消えると倒れているスマッシュにエンプティフルボトルを向けて成分を回収するとスマッシュの姿が顔と体にひどい怪我を負っている男性の姿へと変わる。

 

「大丈夫ですか」

 

これまでの戦闘でスマッシュに変えられた人はいなかったが旧世界ではスマッシュはネービュラガスを体内に注入されたさいにバザードレベルが低い人間が変わる姿だった。でも、これまでの戦いでは人がいなかった筈なのに何故今になってなんだ。 

 

「は……あ……」  

 

荒い呼吸をする男性に俺は近づき体をそっと起こす。

 

「しかりしてください」

 

俺は男性に呼びかけて意識を落とさないようにする。

 

「か……の………じょ……に………あ………た……い……しん……ぱい……し………て……かえ………り」

 

痛みに耐えながら何かを言う男性に俺は男性の体を抱えてエンジンを起動しロケットの推進力で上空へと飛ぶ。

 

「頑張ってください、すぐに病院へ連れて行きますので」

 

男性にそう言うと俺は出力を上げて病院へと急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

戦っていた場所から一番近い病院が上空から見えてくると俺は高速で地上に降りると看護師の女性が歩いているのを見つけて男性を抱えて歩き女性に声をかける。  

 

「すみません、この男性が酷い怪我をしているのですぐに治療してもらえませんか!」

 

俺の言葉を聞いた看護師の女性は走って俺の方へ来る。

 

「分かりました。すぐにこの男性を治療します。ですが、その姿から見て貴方は何者なんですか」

 

看護師の女性はそう言うと俺は今の自分の存在が大きな騒ぎを巻き起こす原因になるため、ビルドという名を言わずに別の方を言おうと思い口を開く。

 

「詳しくは言えないですが、俺は仮面ライダーという者です」

 

仮面ライダーと答えると男性を看護師の女性に任せる。

 

「そうですか。詳しく説明を求めたいところですが、今はこの男性の治療が最優先なので説明いいです」

 

看護師の女性は男性を抱えて治療室へと歩いていく。

 

「頼みます」 

 

俺は看護師の女性にそう言うと病院から離れるために右腕のブースターを稼働させる。

 

「君がビルドだね」

 

俺の名前を呼ぶ声が聞こえると視線を声の聞こえた方に向けるとそこにはアーマーを纏った人物とは異なる姿をした人物が立っていた。

 

 




文字数が予定したよりも長くなってしまいました。
内容的にまりきんぱなではなく、ばんぱなですね。
自分なりにいい話しの回を作るために色々と悪戦苦闘しましたがリトルバスターズでの個人的に好きなルートを思い浮かべながら書き上げました。自分の技量でそれを届けられたかは分からないですがまたこういう回を書くときはもう少し技量が上がればいいのですが。
ご意見等があればどしどし送ってください。
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