回復術士は復讐出来ない   作:ルイーゼ

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ルイーゼちゃんは邪神に転生させられたので常時SAN値ゼロです。


原作
どうも無惨です


その日、剣の勇者が誕生した。

勿論それはルイーゼ以外の他人の話ではなく、ルイーゼ本人のことだ。

 

手の甲に怪しげな痣が出現したときは、もしや聖杯戦争のマスターに選ばれたのでは?と一瞬勘繰ったが、近隣の魔獣や剣鬼ヨハネスとしての粛清によって、並々と積み上げられた経験値が肉体に流れ込んでくる衝撃で、これは勇者になった証だと確信した。

 

ここで現段階のステータスを開示しよう。

 

 

 

 

種族:人間

名前:ルイーゼ

クラス:剣聖 勇者

レベル:26☆→45

ステータス:

MP:150/150→164/164

物理攻撃:72→120

物理防御:59→110

魔力攻撃:62→75

魔力防御:60→74

速度:120→399

技能:

・剣術Lv5→神技Lv5

・体術Lv5

・縮地Lv5

・暗歩Lv3→Lv5

・見切りLv3→Lv5

・直感Lv3→Lv5

・魔力放出(風)Lv2→Lv5

スキル:

・神剣能力超向上Lv2:剣聖・勇者専用スキル、神剣の速度・威力に上昇補正

・気配感知Lv1:剣聖専用スキル、見切りの感知範囲・感知速度上昇補正

・戦闘続行Lv1:剣聖・勇者専用スキル、瀕死状態での戦闘中に自然治癒能力が上昇する

・経験値上昇:勇者専用スキル(以下略

・レベル上限突破(自):勇者専用スキル(以下略

・レベル上限突破(他):勇者専用スキル(以下略

 

・薬物耐性Lv2→Lv4

 

 

強い。普通に強い。

決してラスボスや公式チートと偉ぶれるほどではないが、今なら万全の剣聖クレハが相手でもそれほど苦労せずに倒せるだろう強さ。

自分が作業ゲーをそれほど苦痛に感じない性格だったのも幸いして技能においては取得済みのもの全てをLv5まで上げることが出来た。

 

「ふふふ、くぉれは。もう勝ち確では?」

 

これなら即死チート野郎ケヤルガ君が相手でも、一瞬で倒せるでしょう。

それでも彼を殺すと……もしかしたら世界が滅んだりするかもしれないので生かします。そして、その場合は洗脳します。

 

私の理想はあくまでケヤルガ君との和解ですが、無理と分かれば即座に脳ミソをクチュクチュと弄くって、良い子、良い子します。

 

勿論、殺しはしませんよ(ゲス顔)

 

原作のような目には遭いたくありませんし、よくよく考えれば善良な市民や未来を担う子供達が彼の復讐オナニーのオカズにされるのは見ていて気持ちのいいものではありません。

 

何となく……というか、絶対和解なんかが上手くいくわけもないですし、早いとこ脳ミソを針と電磁波で弄くって、ケヤルガ君にはジャンプ漫画の主人公みたいな熱血系男子になってもらった方が世の為、人の為というやつです。

 

都合よく街を破壊などさせません。

助ける気もなかった癖に「僕の友達を殺したな」……などと腐った性根のシミ一つ残すつもりはありません。

 

……えっ、罪悪感ですか?

 

そんなものは微塵もありません。ええ、本当に不思議なくらいないんです。

 

むしろ、無償で『浄化』してあげるのですから感謝してほしいぐらいですよ。

 

 

「……お前何者?」

 

あら、少々。考えにふけていたようですね。

そう言えば、とある奴隷商がやけに強い氷狼族の少女を入荷したと聞いて、もしかしたら彼女かもしれないと、足を運んでいたのでした。

 

『私は剣鬼ヨハネスと呼ばれるもの』

 

勇者になって数日なので、まだ外聞を気にするような時期ではないですが、念のため剣鬼ヨハネスとして参上しています。

 

いや~、クレハさんに壊された頭部パーツの修理は高くつきましたよ。あまりにも高くてイライラしたので、暫くは亜人の村を襲うジオラル王国の騎士をむやみやたらに虐殺して回っていました。

 

その件で王都では指名手配されているようですが、新種の魔族扱いをされているようなので当分はバレることはないでしょう。

 

 

「……セツナ、聞いたことがある。

その者、剣神の化身。恐ろしく強く、頭を潰しても死なない不死であり、力強きものとの闘争を欲し、心強きものに敬意をしめすと」

 

『ほぉ。そのような噂が流れているのか』

 

「セツナ、恥を忍んでお願いしたい。

どうせこのまま腐っていくなら、この枷を外して貴方と命がけの狩りをしたい。それで死ねるなら氷狼の戦士としてこれ以上の誉れはない」

 

雪のように白い少女はその身を溶かしてしまいそうなほど熱い瞳をしてヨハネスを見ていた。

 

 

 

……興味本位で見に来ただけでしたが、思いもよらぬ展開に驚きを隠せません。

もしかして、くぉれは仲間ルート入りました?

ボコボコにして上げた後に仲間に入りたそうにしている…あれですね!(迷推理)

 

『…そうか、貴様は挑むというのかこの私に』

 

浄化前のケヤルガ君を弱体化させられるというなら喜んでやろうではないですか!

このセツナという少女は持ち前の高いポテンシャルと戦闘センスに反してレベル上限が『7』という残念な存在ではありますが、勇者の(魔力が籠った)体液にはレベル上限を引き上げる力があります。

 

女である私では精液の摂取によるレベルブーストは叶いませんが、血に魔力をちょいちょいと込めれば。

 

『貴様も鬼にならないか?』

 

『セツナ、鬼になる!』

 

こうなります。※なりません

 

まぁ彼女の実力なら直ぐに上弦へと上りつめるでしょう。

 

 

 

良い拾いものをしたと仮面の下で邪悪な笑みを浮かべる剣鬼ヨハネスは間を隔てる檻と彼女を縛る枷を破壊する。

 

『掛かってこい。貴様の全てを予測し叩き潰してやろう』

 

「…感謝。氷狼の戦士セツナ、いざ参る!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という訳で氷狼の戦士セツナがパーティーに加わりました。


 

戦いの余波で街は半壊した。

 

人物紹介

 

セツナ…氷狼族の少女。ケヤルガのハーレム要員。

一人称はセツナ。貧乳。髪や肌に至るまで真っ白と言われていたが、キャラデザの髪の色はやや青みがかっている。

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