この素晴らしい"異世界魔王"に祝福を!   作:青龍の鎧

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今回のお話は"このすば"のお騒がせパーティー初登場!


2話「異世界に召喚されてみれば(後編)」

俺の名前は佐藤カズマ。

 

俺は前世では引き籠りのゲーマーだったが、とある友人とオフ会をした後の帰り道。女子高生が時速10kmのトラクターに轢かれそうになり、彼女を押し除けて庇って死んだ。

 

その後、俺は女神様の導きの元、異世界転生をしてチート能力を駆使して頼れる仲間達と魔王を倒す………つもりだった。

 

チート能力は、転生する時にそばにいた駄女神…アクアという糞女に散々死因について馬鹿にされチート能力を選んでいる最中にも穿り返して笑われて、腹を立ててしまった俺はついうっかりその女神を選び、異世界へ一緒に転移する事となった為、俺自身は何か特別な武器も力も備わってはいなかった。

 

ちなみに俺の話で出てきた"アクア"という駄女神はアークプリーストという上級職でその実力は回復・サポート魔法を極めていると言ってもいい程らしい。一見凄腕のすごい奴に見えるだろうが…蓋を開けてみれば、そもそもステータスでは知力と運が圧倒的に低く、ついこの前キャベツの収穫があったがアクアが獲ったやつは全部レタスだった。

 

頼れる仲間については……これまた欠陥だらけで、紅い瞳が特徴的で上級魔法を操れるアークヴィザードのエキスパートと呼ばれていた紅魔族の"めぐみん"。名前が明らかにおかしいのはもう突っ込まない。

 

まぁ、それについては種族としての伝統みたいな物もあるんだろうからな……慣れるかどうかは別だが慣れちまうんだろうなと思っている自分がいる。

 

だが、問題はそこではない。

寧ろ名前や中二病なのは愛嬌があると思うレベルまで追い詰められている。

 

俺がそう思ってしまった原因は、彼女が使う魔法がすごい威力を誇るのだが、一回きりしか使えず…しかも魔力が尽きて動けなくなるという弱点の極みを抱えた"爆裂狂"だった。もちろん他の魔法は絶対に覚えないと断言しやがった。

 

まぁ、他の二人に比べたら今のところはマシだろう。

 

そしてもう一人は、金髪で、いいおっぱいを持ち、顔も美人で、……ドMの変態である。

硬くて剣の腕前が最悪の、…ドMの変態である。

これ以上、彼女について語ることなどない。

 

俺はそんな仲間達を抱えて、魔王など渡り合えるはずがないと早々見切りをつけ、とにかくこの世界を楽して生き抜くために今日まで色々と頑張ってきた。

 

「「ばっくれっつ、ばっくれっつ、ランランラーン♪」」

 

頑張ってき…

 

「「ばっくれっつ、ばっくれっつ、ランランラーン♪」」

 

これでも頑張ってきたんだよ!!

何で俺がめぐみんと楽しくランランラーンっとスキップをしてると思う?

 

唐突に現れた強いモンスターがアクセルの近くの森辺りに住み込んだせいでソイツのオーラにビビる弱いモンスターが引きこもるようになった。

 

そんな訳で俺達でもクリアできるクエストがあまり無いので、めぐみんが一日一回、固いモノに爆裂魔法を撃たないと気が狂う宣言をした。

 

そんな訳で日課として爆裂散歩をする事となった。

まぁ、絶好の爆裂スポットを早々に見つけられたのは幸運だった。

 

そんな停滞の毎日を過ごしている俺達だが……今日の朝、ダクネスとめぐみんがとあるそれぞれの友人。ダクネスの友人で俺が即座に一目惚れしたエルフさんは『今の自分なら強い召喚獣を呼べる』とダクネスの反対をモノともしなかった。

 

まるで引き籠り時代に親戚の集まりで叔父さんの説教に耳を貸さない俺そのもの……いや、むしろ完全に自分に酔っている様子を見ると、むしろアクア寄りと見て俺の一目惚れは一旦しまっておく事にした。

 

断じて面倒な事になると思ったからではない。

 

もう一人のめぐみんの友人のレムって女の子は、『これ以上停滞する日々にはうんざりです』など『爆裂散歩などという馬鹿な事をしている貴方と同レベルに扱われたままでは私の目的などいつまで経っても達成できません。分かりますか?』などとめぐみんに特大級の地雷を踏んでしまい、二人はヒートアップし、そのまま大喧嘩をしてしまった。

 

その最中で俺は二人の中心に立ってしまっていた為、殴りかかろうとするレムとめぐみんの拳を一手に引き受けてしまう羽目になった。

 

その後レムはそのまま怒って行ってしまい、エルフの女の子はそんなレムをこっそり後をつけるようにまたしても行ってしまった。

 

二人が酒場でいつまで経っても不貞腐れていたのをアクアが放っておけずに、二人にその友人を追いかけに行こうと説得を続けていた、その時だった。

 

 

「「「「緊急、緊急!全冒険者は武装し戦闘状態で街の正門に集まってください!」」」」

 

 

いつものギルドの受付のお姉さんと犬耳三姉妹がそれぞれの場所で叫びながら駆け込んできた。

しかも、このアクセルのギルドマスターで装備も見た目も犯罪的なシルヴィさんまでみんなに呼びかけ始めたのだ。

 

「みんな!勝手で本当に悪いんだけどアクセルの危機だ。すぐに正門へあつまってくれ!!」

 

「シルヴィさんがここまであせるって、一体何が…とにかくレムと……えぇっと、シェラっていう女の子達については今は保留だ!とにかく二人とも行くぞ!!俺達含めての全員ご指名だ!!」

 

「あぁ。カズマの言う通り、私達の冒険者としての責務はしっかりとこなしてみせよう」

 

こういう時のダクネスは少しかっこいいと思う。

しかし、いつまでそれが保つか……

 

「全く、一体誰が何の理由でこのアクセルに……今はそれどころではないのに迷惑な話です」

 

全くもって、めぐみんの言う通りだ。

アクセルの街は始まりの街と呼ばれる事があるほど低レベルの冒険者しか集まらないんだぞ。

 

そんな辺鄙な街でいったい何の用だってんだ?

 

「…………それじゃあ私はここで待って」

「お前も来るんだよ!!」

 

「痛い痛い!!」

 

しれっとサボろうとするアクアを無理矢理引き摺り、俺達を含むアクセルに滞在していた冒険者全員が正門へ集結した。

 

そこには首の無い馬に乗った、同じく首の無い漆黒の鎧に身を包んだ騎士がいた。

 

「あっ、あれは!デュラハン!魔王軍八大幹部の一人、デュラハンのベルディアだ!かつてある王国の騎士だったが理不尽な処刑で魔に身を落としたといわれる、強い力持ったモンスターだ!」

 

いつぞやギルドで俺を応援してくれた、したり顔のモヒカンおじさんが説明口調で話してくれた。

うん、有難い!

 

あれが魔王軍幹部…凄まじい威圧感だ。

俺達では相手にもならないことが伝わってくる。

 

ベルディアという魔王軍の幹部は右手で抱えた首で冒険者達を見渡すとくぐもった声で喋り始めた。

 

「…俺はこの近くの廃城に越してきた魔王軍幹部のものだ」

 

風のせいでしょうか、ベルディアの首が小刻み揺れて……

 

「ままま、毎日、毎日、毎日!!おお、俺の城に欠かさず爆裂魔法を撃ち込んでくる頭のおかしい大馬鹿は誰だあああああ!!」

 

…………心当たりしかない。

何せ、俺とめぐみんが見つけた例の爆裂スポットは、ベルディアの言っていたあの古臭い城だったのだ。

 

まぁそんな訳で魔王軍幹部のベルディアとやらは、どうやら爆裂魔法に対する苦情を述べる為に、このアクセルにやってきたのだった。

 

 

 

 

 

俺はもう泣きそうだった。

 

@@@@

 

俺は色々と混乱中の頭と心をどうにか平常へと抑えつつ、レムとシェラに案内されている。

魔王ならば常に前へ出て歩くべきなんだろうけど、ここは未知の世界。

下手に歩いて迷ってしまう方が魔王としての威厳が限りなくなくなる危険があったので、とにかく堂々としている風に二人に見せつつ歩いていた。

 

すると、レムが急に足を止めてしまった。

 

「え……」

 

「どうした、勝手に俺の許可もなく歩みを止めるなど……何か不足の事態でも?」

 

急に顔を真っ青にしたレムが気になり声をかけた。

 

「そんな!?あれは……一体なぜ"奴"が!!」

 

レムが信じられないと言わんばかりの顔をして、俺もレムが向けている視線を見た。

そこにはまだ距離はあるものの、沢山の武装をした集団と、漆黒の鎧を身に纏い、更に漆黒の馬を引き連れている光景が見えた。

 

そして武装した集団の背後にある街も見えて…なる程、あれが"始まりの街・アクセル"か。

やはり、辺境都市ファルトラではない。

 

……俺、本当に未知の異世界に来たんだな。

まだ不安や前の世界への少々の寂しさを覚えつつ、俺は武装集団を見た。

 

(恐らく彼らは冒険者なのだろう。そしてそれと対峙している漆黒の騎士は…)

 

漆黒の騎士。

俺の見た感じではそんな印象だった。

しかし、鎧の方は普通に生きている人間ならばある筈の"首"が見当たらない所をみるに…………

 

「デュラハンか、やはり俺の世界(クロスレヴェリ)では存在していたかは不明だが、他の世界(クロスレヴェリ以外のゲーム)からならば見覚えがあるが……俺の世界に実在したとしても今の俺ならば大した相手ではない」

 

デュラハンは仮にクロスレヴェリに実装されていたとしても上級者なら大した相手ではないのだが、初級者や中級者にとっては恐ろしい強敵になるのだろうな。

 

…………ドロップ素材が気になるな。

特に漆黒の鎧とか兜とか。

 

「あれはディアヴロの言う通りデュラハンです。しかし、奴はこの世界の魔王軍八大幹部の一人、ベルディアと呼ばれています。かつてある王国の騎士だったが理不尽な処刑で魔に身を落としたといわれる、強い力持ったモンスターですが…あんな大物が何故このアクセルに…」

 

魔王軍八大幹部!?

最高幹部かよ!!

 

恐らく彼らはこの世界に君臨する魔王に選ばれた相当の実力のある魔物の中で選ばれた精鋭なのだろう。

 

「そんな重要幹部が直々に、しかも事もあろうにアクセルの、しかもレベルが低い冒険者達が集う街に来るとは……」

 

「……だからまずいのです。彼と互角に戦えるかもしれない私の知り合い魔導士なら一人いますが、彼女は訳あってこの街から出られません」

 

「……つまり、このままではそこに屯している羽虫集団はデュラハンによって血の宴をそれぞれの身をもって味わうわけか」

 

「え…どう言う事?」

 

しまった。

難しく言いすぎたか?

 

「はぁ、これだから馬鹿エルフは…。このままでは全員死ぬという事です」

 

「えぇ!?みんなやられちゃうの!?」

 

シェラはようやく事の重大さを理解したようだ。

魔王八大幹部の一人が何の目的かまでは分からないが、集っている冒険者達の現状が、どちらにしても危険な立ち位置にいるという事が分かった。

 

「さて、どうしたものか…」

 

どうやってこの空気に乗り込むか……

多分だが、今この状況はシリアスと言っても過言ではない。

 

空気をぶち壊して白い目で見られて、「痛い奴」や「残念魔王」と呼ばれ、それに傷ついて素が出ようものなら…「コミュ障魔王」と最悪「ヒキニート」。

 

………

 

 

(じ…地獄だ!)

 

絶対にそれは回避しなければならない。

くそっ!

頭が追いつかない!!

 

クールになれ。クールになれ。クールに「ディアヴロ!!」

 

むにゅ♡

 

ふと、俺の右腕に柔らかい感触をぉぉぁぁああ、おっぱい!!

これはシェラか!?

 

「お願い!ダクネスを助けて!!このままダクネスが死んじゃったら、あたし…あたし!!」

 

ふに♡

 

今度は、俺の左腕にやんわりとした感触がぁぁぁああ、これも中々いいね!

…いやいや、これはレムだ。

 

「……勝手にあなたを召喚して、勝手にあなたの奴隷になった身で、余りに傲慢かもしれません。でも、それでもお願いします」

 

俺は左腕に抱きつくレムを見た。

レムは震えていて、俺の左腕が水に濡れた…間違いなく涙だろうと思ったら、レムが涙を滲ませて俺に縋った。

 

「お願いします!アクセルを…私の大切な友達を、仲間を…めぐみんを助けてください。その為なら私は、あなたに全てを捧げます。お願い、助けて…ください」

 

レム……

シェラもレムを見て、次第に泣きそうになりながら俺を見た。

 

 

 

そんな必死で自分の身も厭わず友を守りたい。でも今の自分では守れないと、自責などの感情を込めた涙をうるわせる彼女達を、

 

 

 

「離れていろ。こんな鉄屑……この魔王ディアヴロが追い払う、いや生ぬるいか…木っ端微塵にしてくれるわ!!」

 

 

魔王の俺は、放っておかない!!

 

「レム、シェラ。この件が終わったら、お前達について色々と聞かせてもらうぞ?ひとまずこの件の報償はそれで充分である。ついて来れるものなら、ついて……気が変わった。俺の腕に振り落とされるなよ?」

 

 

「ディ…ディアヴロ!?」

「わ〜!」

 

俺はシェラとレムを不用意に揺らしたり落とさない様にしっかりと掴み、彼女達の柔らかい感触に対する煩悩を振り切ると同時に駆け出したのだった。

 

 

@@@@

 

「よく聞け!貴様ら!!この街には低レベルの雑魚しかいないのは知っている。どうせ俺には手出しできまいと放置しておけば調子に乗ってポンポン撃ち込みやがって!」

 

魔王軍幹部のベルディアさんは相当激怒していた。

まさかあの廃城に住んでいたとは……

 

「おかげで耳鳴りは止まらんわ食事は喉を通らんわで陰湿にも程があるわぁぁぁぁ!!」

 

……やばい。

本当にやばい。

 

そして他の冒険者達の視線がめぐみんに集中的に集まった。

当然である。

 

だって『爆裂魔法』を嬉々として毎日撃ち込む奴なんてめぐみんしかいないのだから。

当のめぐみんは大量に冷汗を流し続けたが、一呼吸おいて……

 

「そうっ、まんまと騙されましたね悪しき者よ!我は紅魔族随一の魔法使いめぐみん!我が爆裂魔法を撃ち続けていたのは貴方を誘き寄せる為!!」

 

堂々と嘘を言い放った。

まぁ、情けない言い訳述べるよりはマシだとは思うけどさ…

 

「ほう…イカれた名前が多い紅魔の……もしや貴様、例の"紅魔狩り"に腹を立ててこんな嫌がらせをやったのか?」

 

「なんだと!私の名前に文句があるのなら聞こうじゃな……って、もしや貴方が例の紅魔狩りですか!?もし事実ならば!!」

 

"紅魔狩り"?

 

俺がふと気になるワードに首を傾げると、ダクネスが小声で囁いた。

 

(どうやら魔王軍の中に、まだ若い紅魔族の…しかもめぐみんと同じぐらいの年代の女の子を狙って襲撃をしている奴が単独で行なっているみたいなんだ。正直カズマの100倍最悪な奴らしい)

 

(俺と比べんな!!俺は確かに男女平等主義ではあるけど進んで女の子を殴ったりするわけないだろ!?)

 

(……そうなのか)

 

(残念そうにするな変態クルセイダー!!)

 

俺とダクネスが妙な言い合いに発展しかけた時、ベルディアが自分の頭をさすり、めぐみんに警告した。

 

「とにかくだ!とにかく城には金輪際手を出すな。俺の軍には"紅魔狩り"などいないし、調査を終えたら本当に何もせずに帰る。だからこれ以上お前も爆裂魔法は使うな!…いいな?」

 

どうやらベルディアの方から妥協案を出してくれた。

ひとまず了承してこの場から帰って……

 

「お断りです!貴方の情報を信じる理由など一欠片も信用してませんし、"紅魔狩り"が所属している魔王軍の騒音問題など知ったことではありません。何より…紅魔族は一日一回、爆裂魔法を撃たないと死ぬんです!!

 

「んな話聞いたことないわ!!嘘をつくなぁぁぁぁ!!」

 

くそっ、めぐみんの奴余計な事を。

それにしてもコイツ、魔王軍幹部って言っている割に…地団駄踏んでる姿を見ると、弱そうに見えてくるな。

 

一応、コイツは魔王の最高幹部的なポジションの奴みたいだから、もしかしたら上司の魔王も実は……

 

 

 

 

「……これが、この世界の魔王軍の最高幹部の姿か」

 

 

 

 

 

 

その時だった。

さっきのベルディアとはまた違う、小声なのに引き込まれる…圧倒的な声が聞こえたのは。

 

俺以外の冒険者もベルディアの"背後"で小声を発した"男"に徐々に気づき始め、彼に注視していた。

 

「どうあっても迷惑行為をやめないつもりか。ならばこちらにも…」

 

ベルディアがその"男"に気づかずにペラペラと喋っている最中、

 

 

「黙れ」

 

 

男は、凄まじい威圧と圧倒的存在を感じさせんばかりの野太く、低い声でベルディアの文句を途切らせた。

 

ベルディアは即座に男から距離を取り、即座に戦闘態勢を取った。

そのベルディアの首は、いいや…身体全体が震えているのを俺達は全員感じたのだ。

 

「……き、貴様。いつから俺の後ろに……」

 

ベルディアの声は完全に震えていた。

……というより、ここにいる俺達冒険者も完全にあの余りにも圧倒的にヤバい男に対して震えが止まらず、アイツの正体を知る事を本能的に"恐怖"に感じていたのだ。

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、何か妙に格好つけてるアンタ。一体誰よ?『黙れ』って全力で如何にも迫力つける為にポーズとってる痛い中二で何か少し悪魔臭いアンタよアンタ。ホントに誰?名乗りなさい」

 

なのにこの駄女神は、何の物怖じもせずに聞きやがった。

 

「ほう?邂逅をして早々にこの俺に真っ向から対峙するとは、いいだろう」

 

 

男が纏っていたローブを広げ、いかにもRPGでアレがやっていそうな威厳たる振る舞いで、

 

 

 

 

 

 

 

 

「我が名は、ディアヴロ。異世界より召喚されし……魔王である」

 

そう宣言し、悪魔の笑みを浮かべたのだった。

 

 




今のカズマ達の状況。

低レベルの冒険者達が集う街で、魔王軍幹部がクレームを言いに来たと思ったら、ラスボスの"魔王"がやってきました。

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