紅き館と不思議な仲間達   作:花魔咲霊

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宿命の敵討ち

カラカラと音を立てて何かを運ぶ

 

「(コンコン)お嬢様、失礼いたします」

 

ドアを開けると「お嬢様」と呼ばれた人と3人がいた

 

「あっ、あなた方もいらっしゃったのですね。思念体様」

 

すると口を開く

 

「アッサム、今日のアフタヌーンティーは楽しみにしてたぞ」

 

アッサムと言われた人は

 

アッサム 「褒めていただき光栄です。(コトッ)今日のお菓子でございます」

 

「母さん、聞きたい事あるんだけど良い?」

 

「なんだ?(ズズッ)」

 

「母さんも宿命の相手っているの?」

 

「(コトッ)いきなりどうした?宿命の相手??」

 

するとまた1人が話す

 

「僕達はクラウドが打ち破った父さんの思念体。父さんはクラウドの宿命の相手だよね?」

 

「まあ、そうだな故郷燃やした張本人だけどな」

 

「なら母さんの宿命の相手はいるのかなって」

 

「ふぅ」と息を吐きこう言う

 

「さすが思念体3人。我もいるぞ、宿命の相手」

 

「本当!?、教えて!!」

 

「まるでクラウドの兄貴分みたいな子犬っぷりだな、とにかく落ち着けカタージュ、ロッズ、ヤズー」

 

3人はピタッと落ち着く

 

「2人いてな1人は元ここの主であり、我の“親父”だったんだ。今はどこにいるかは分からない。」

 

アッサム 「後の1人は?」

 

「後の1人は・・・」

 

すると1本のナイフを取り出す

 

「・・・我に投げナイフの師匠がいてな・・・そいつを倒した同じ師匠の弟子」

 

アッサム 「お嬢様に師匠がいらっしゃったんですか!?」

 

「あぁ・・・そいつもどこにいるか分からないんだ」

 

「・・・。母さん」

 

「どうした?ロッズ」

 

ロッズ 「その母さんの宿敵がいる場所知ってるよ」

 

「本当か!?、教えろ」

 

カタージュ 「こっちだよ、母さん」

 

「アッサム、留守番よろしく!」

 

アッサム 「はい、お嬢様」

 

            とある館前

 

ヤズー 「ここだよ、母さん」

 

「よく見つけたな、ここを。後は我に任せろ、思念体3人は呼ばれたら来い。良いな?」

 

『はい!母さん』

 

              中

 

「なあ、ここの主いるか?」

 

「何者だ?」

 

「そこの主の宿命の相手だ」

 

「主も「宿命の相手にケリをつけたい」とおっしゃってましたのでご案内いたします」

 

              奥

 

「(ガチャ)」

 

「(ビシュッ)」

 

「(パシッ)酷い歓迎方法だな、貴公?」

 

「酷くはないぞ?お前が大人しく倒れとけば、師匠なんて犠牲にならないはずだな!“化け物”!」

 

「あ?誰が化け物だって??、貴公こそ投げナイフ嫌ってたのに、投げてきたじゃないか、ツンデレか?」

 

「ツンデレな訳ないぞ!、化け物が師匠の下で学ぶのが嫌なんだよ!。」

 

「また化け物って言ったな?、化け物化け物言って、化け物が全滅するわけがないじゃないか?。そもそも我は化け物と言うよりもだ、半分人間で半分吸血鬼だ」

 

「じゃあ化け物じゃないって言うんだな?」

 

「その通りだ。」

 

「お前はいつもそうだよな、ずっと化け物呼びされてるよな」

 

「・・・。なあ師匠殺した理由は「我と学ぶのが嫌だから」か?」

 

「(スッ)当然だ・・・。お前みたいな半分人間、半分吸血鬼のようなのが師匠の技使うのが気に入らなかった」

 

「・・・だけど・・・これ見てみな」

 

投げナイフのポーチから1本見せる

 

「これ、改良したんだがこの投げナイフ。師匠が使ってた、つまり」

 

「お前が・・・引き継いだのか!?化け物に!?」

 

「師匠の最後の言葉、「このナイフは君に託す。大事に使え」と」

 

「何故!俺ではなくお前に!!」

 

「あの時、我は学んでいた。だが貴公は学ばなかった。それが理由だ」

 

「・・・やれ。あの師匠のナイフ奪い取れ」

 

「・・・出番だ従者3人」

 

カタージュ 「呼んだ?母さん」

 

「呼んだ。あの部下と宿命の相手。始末しな」

 

ヤズー 「母さんとの会話聞こえてたけど」

 

ロッズ 「化け物呼びはないかな」

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