鍵探さないと…
「オエェッ…」
響たちのモニターをしていた職員の一人がゲロを吐く。
職員もモニター越しとは言え、茶色の液体化していく人間を見て耐え切れなくなった。
「しっかりしろ…ウプッ!」
隣に居た職員が励まそうとするが、その職員もまた人間が溶ける姿を見て吐き気を催す。
彼等とて、今まで対ノイズを想定して働いてる特異災害対策機動部二課の職員だ。しかし、ノイズとは違う殺し方に耐性などないも同然ではある。
指令室で見守る源十郎もその職員を責めはしない。
「…捕まっていた島民は全滅したのか?」
「分かりません、ですがあの教会の大きさでは全ての島民を収容できるとは思えません」
「…もしかしたら生き残ってる島民が島のアジトに囚われているかも」
じごく島の住民の数は約千人、教会の大きさでは詰め込んでも2~3百人が限界だ。
なら残った住民は何処に行ったか?ショッカーがじごく島に造ったアジトが怪しいとみる。
「…ショッカーアジトに侵入した翼たちに伝えるか」
=クリス 翼=
一方、ジャンケンでチームが決まったクリスと翼は早速出入り口から内部に侵入している。
偽装の為か、入り口付近には受付の様な物があり幾つかの椅子がある。
一瞬、病院の時の記憶が蘇る二人に本部の潜水艦から通信が入る。
「こちら、翼。内部の侵入に成功した」
『そうか、響くんたちが教会に入ったんだが…』
翼が施設の内部に侵入した事を告げると源十郎が教会での出来事を話す。
周囲を警戒していたクリスだが、通信機から漏れ聞こえる声を聞いてる内に顔を歪ませその辺の椅子を蹴り上げた。
蹴られた椅子は音を立てて少し移動する。
「…結局、全滅かよ!!」
「しかも自分が増える為に食っていただと、醜悪極まりない!」
二人の声はどれも怒声に近かった。若干、椅子を蹴り上げた足が痛いが怒りの感情で誤魔化すクリス。
この場所が敵地である為、一応声を絞っていたが持ち合い室には十分伝わる程だ。
その音が合図になったのか、四方八方から戦闘員が姿を現しクリスと翼を囲う。
「丁度いい」
「お前たちに聞きたいことがある!」
この時の二人は戦闘員にとっても不憫と言えるほどの蹂躙を受ける。
「なんじゃこりゃ…」
「飛行機か?」
襲い掛かる戦闘員を蹴散らし探索する内に幾つかの扉を潜り階段を下りて目にしたのはとんでもない広さの格納庫と整備されている飛行機群だ。
其処には骨董品レベルの物から最新式の物まであり博物館のようにも思えた。
『その飛行機は恐らくウニドグマの言っていた超音速機だろう。君たちシンフォギア装者を無視して日本を大混乱にする為に地獄大使が用意したそうだ』
通信機の源十郎から、ウニドグマの話していた内容を教えられる二人。
「なら、こんな物ぶっ壊した方がいいな!」
「待て、雪音!」
此処に集められた飛行機が地獄大使の作戦に必要なら破壊しようとし、アームドギアをガトリング砲に変えるクリス。
しかし、それに待ったをかけたのは翼だった。
「…何だよ」
「本部の見解が正しければまだ島民が囚われている筈だ。下手に破壊すれば巻き込むことになる!」
特異災害対策機動部二課はまだ島民が囚われている可能性を考えた。
もし、まだ囚われているのなら基地自体の爆発や破壊じたい悪手でしかない。
翼の声を聞いたクリスは大人しくアームドギアを引っ込める。
「ネズミがもう此処まで来ていたか」
「「!?」」
丁度その時、二人の背後から声がし振り返る。視線の先には背広を着た真っ黒なサングラスをし葉巻を加えた男が居る。
一見すればただのゴロツキにしか見えないがクリスはアームドギアのボーガンを構え、翼も剣を握る。
「まったく、役に立たん戦闘員どもだ」
「その口ぶり…」
「お前、怪人だな」
男の口ぶりから正体が怪人だと確信する二人。
そんな二人の様子に男は葉巻を吐き捨てると口を開く。
「ところで知っているかな?お嬢ちゃんたち。南米メキシコ奥地には巨大な牛をも一刺しで殺す毒アブがいることを」
「どんな危険生物だ…」
「その口ぶりからして、お前の正体は…」
「ふふふ…人呼んでアブゴメス!」
男の姿が一瞬にして変化する。
青い体に巨大な緑色の複眼に白い口の突起物、頭部に生える羽がより不気味に動く。
正体を現したアブゴメスにクリスと翼は巨大な虫の顔に背中から汗が流れた。
=マリア 奏=
その頃、資材搬入用のエレベーターから基地の最深部付近に降りたマリアと奏が慎重に通路を歩く。
クリス達が暴れてるのか偶に戦闘員の集団が通るが気付かれずに済んでいる。
「…機械が多いわね」
「連中の科学力は並みじゃねえな」
道中、通路や部屋の中に置かれている機械が目に入り思わずマリアが呟き奏がそう返す。
どれもこれもマリアたちが見たことない機械が多く用途不明な物ばかりだ。
何かの拍子で存在がバレる可能性がある以上、下手に触る事も出来ない。
「囚われてる人は何処に居るのかしら?」
「分かるまで下手に暴れる事も出来ないな…」
教会での出来事はエレベーターの中で源十郎から聞いている。
本当に島民たちが囚われているなら助けに行きべきだ。
そう思ったからこそ、二人は慎重に進んでいる。時に警備をしている戦闘員を尋問しようとしたりするが殆どの戦闘員は喋ることが出来ず殴り倒すだけになる。
「何だ、こりゃ?」
アジト内のある一室に入った二人、周りを見渡し奏の口から何度目かの声を出す。
其処にあるのは、人一人ぐらい入れる金属で造られた円柱のような物が幾つも置かれている。
金属の円柱にはガラスも取り付けられておる中を覗けるようだが温度差の所為か殆どのガラスが曇っていた。
「曇ってるな…! 中に人が!」
「こっちにも!」
奏が何気なくガラスを触って曇りを取ると中に人間が居る事に気付く。
同時にマリアも覗いてみると円柱の金属の中に人を発見する。
一瞬、囚われてる島民たちかと考えた二人は他の円柱の金属を知らべる。
そして、全ての円柱の中に人が居るのを確認した。が、
「お…同じ顔?」
「見事なまでに全員同じね」
人間は確かに居た、しかしそのどれもが同じ顔、同じ髪型の同一人物にしか見えないのだ。
「三つ子とか五つ子とかそういうレベルじゃないぞ」
「…なるほど、カラクリが分かって来た気がするわ」
奏は金属の円柱の中の人間が全部一緒にしか見えず混乱するがマリアは引っかかっていた物の正体が見えて来た気がした。
取り敢えず、他の場所も探そうと足を一歩踏むと、
「其処に誰か居るのかい?」
施設の奥から白衣を纏った初老がかった男がマリアたちのいた場所に踏み入る。
マリアと奏は声を出さず互いの目を見て男の拘束を行なった。
直後、男の野太い悲鳴が辺りに響く。
「つまり君たちは政府の役人なんだな!」
「え、ええ…そうよ」
「特異災害対策機動部二課だ」
取り敢えず男を無力化した後に尋問をしていたマリアだったが、男の様子がどうにもおかしい。
男の目には希望が見えてるような反応だったうえに上記のセリフだ。
男のテンションにマリアがついていけず奏は自分たちが特異災害の政府機関だと話す。
「そうか…やっと政府が僕たちの存在を…!」
「…その様子だと、お前はショッカーの人間じゃないのか?」
奏の質問に男はソッと首を縦に振る。
「僕はこの島の開業医だ、ショッカーの連中が島を制圧した後に医療の知識があるからって無理矢理協力させられていたんだ。僕の家族も人質にされて逆らう事すら許されない…」
男は開業医の医者だった。医者であることでショッカーに強制的に従わせられ雑用の仕事をさせられていた。
逆らえば妻子を殺すと脅されるオマケつきだ。
「アナタ…本当にこの島の医者なの?」
「本当だ、僕の名は池田邦夫。政府筋なら私の事が分かる筈だ」
「…聞いてるか、旦那」
男は捕まっていた島の開業医の医者を名乗ってはいたが、ショッカーは人間に化けれるうえに何度か騙される経験をしたマリアは簡単には信用していない。
そこで、奏が本部に連絡し男の言っている事が本当か聞きだした。
『…ああ、池田邦夫の名は医者としても登録されてる。それに姿も完全に彼だろう、信用して大丈夫だと思うが…』
本部は即座に池田邦夫の名を調べ本当にじごく島に赴任している医者だと確認した。
その事を奏やマリアにも伝えると奏は警戒を解くが、マリアはまだ完全に信用してはいない顔をしていた。
「…一月前に、何時も通り皆が島で暮らしていると海と空からヘリと船が島に来たんだ。過疎化も進んで静かな島だったから、皆何事だって言って見に行ったんだ、勿論僕もね。
でも、島に降りて来た連中は黒い覆面と全身黒タイツの連中と頭に被り物をしたオッサンだったんだ。島はアッサリと制圧されて抵抗した駐在さんは殺されたんだ。島にあった電波塔も制圧されて外部との連絡も絶たれて…」
「一月前って言うと、ドクガンダーが私たちを最初に襲って来た時ね」
「それからは奴等の言いなりか」
「その通りだ」
現在、この島の医者だと言う池田邦夫に基地内部の案内をして貰ている。
無理矢理とは言え、このアジト内で働かされていた池田邦夫はマリアたちより基地の内部を詳しいだろうと案内をしてもらっている。
尤も、池田邦夫曰くショッカー科学陣の雑用がメインだったようだが。
池田邦夫曰く、島を占領されたのは一か月前であり丁度、ショッカーがこの世界に来た位の時だとマリアは考えていた。
━━━あの頃はドクガンダーも私たちが自分たちの世界のシンフォギア装者だと勘違いしていたけど、それから間もなく島一つを占領?そしてアジトの建設…早すぎるわ
マリアは改めてショッカーの行動の速さに血の気が引く。
別段、この一か月間ショッカーが大人しかった訳でもないと言うのにアジトを片手まで造っていたのだ。
「それで、アンタはショッカーの何を手伝わされていたんだ?」
「…ある特定の人間のクローンです」
「「!?」」
奏の問いに池田が答えると二人は一瞬声を出せなくなった。
錬金術師とて人工生命体のホムンクルスを造る事はあるが、人間をクローンしている事には慣れてない二人。
「まるでSF映画ね」
「…地獄大使が言うには、『適合する人間は滅多に居ない。居ないのなら作り出せばいい、クローンで改造人間の素体を増やす』って言っていた」
「素体…」
「…名前からしてやっぱり怪人は人間が材料なのかよ!」
地獄大使の目的は分かった。
何となくだが、改造人間の素体に人間を使う事に少しショックを受けるマリアと奏。そうと分かればこの施設を無傷で残すなどありえないと考えるが、
「今直ぐ破壊してしまいたいけど、人質が居る可能性があるのよね」
「アンタ、人質が囚われてる場所が分かるか?」
流石の二人も罪のない一般人諸共消し炭にする程腐ってもいない。
しかし、このままでは基地の破壊も出来ないので池田邦夫に人質が囚われてる場所を聞いた。
「牢獄の様な場所があるのは知っているが具体的には…メインコンピューターにアクセスできる端末を操作すれば分かるかも知れん」
「その場所は何処に?」
「あっちに開けた場所にある機械だ」
池田邦夫の案内である区画に来た奏とマリア。其処には確かに簡易的な端末とモニターがあった、だがそれよりも二人の目を引いたのは巨大な金属のタンクだ。。
それも複数だ。
「なにこれ?」
「随分と大きいけど」
二人が疑問を口にしてる内に池田はその場にあった機械の端末を起動させ操作しだす。
モニターには幾つもの英語と日本語が浮かび、池田が呼んでいく。
「あ、データがある。ええと…アン…ドロ…ガス?」
「「!?」」
池田が操作している機械のモニターの文字を読んだ直後、マリアと奏は息を呑んだ。
ショッカーが開発した対シンフォギア用毒ガス、アンドロガスがタンク内で造られているのだ。
「これら全部がアンドロガス!?」
「どんだけの量を造ってんだよ!!」
歌で生み出し、シンフォギア装者の力でもあるフォニックゲインを分解させるアンドロガスを生産する事は眼に見えている。
しかし、想像以上の生産にマリアはおろか奏すら背筋に冷や汗が流れる。
「こうなったらこのタンクを破壊するしか…」
「待てぇ、此処で壊したらこの辺り一帯にアンドロガスが流れるぞ!」
このまま、タンク内のアンドロガスをショッカーが確保すれば自分たちシンフォギア装者の苦戦は免れない。シンフォギアを纏っていないシンフォギア装者などただの少女でしかない。
だからこそ、マリアはタンクを破壊しようとするが奏が寸前の所で止める。
この場でアンドロガスが漏れれば、この場に居る自分たちがシンフォギアを使えなくなる。普通に外ならあまり問題ないだろうが、此処は敵地のど真ん中だ。
アンドロガスが漏れてる以上、源十郎もクリス達に救援に行けとも言えない。
シンフォギアを纏ってないマリアと奏では脱出するのも楽ではない。
「あの…このガスが厄介でしたら無力化出来るみたいですけど…」
「「…へっ!?」」
大量のアンドロガスを前に頭を抱えていたマリアと奏の口から変な声が出る。二人の様子に思わず丁寧語で喋った池田に二人の視線が刺さる。
一瞬、池田が何を言ってるか分からなかったが、数秒もせずに二人の思考は元に戻る。
「む…無力化ってどうやって…」
「正確に言うならアンドロガスは完成してません。今は最終工程付近まできていますが、今のガスは非常に危ういバランスなんですよ。ちょっとした電流が流れるだけでも性質が変化してただの煙になるよ」
端末で調べた事を語る池田。
池田の調べた通り、アンドロガスは完全には完成していない。
洞窟でのマリアたちを無力化した事で量産が決まったが、そこまで時間は経っていないのだ。
「つまり、今ならガスの無力化が出来るって事ね!」
「直ぐに出来るか!?」
「このシステムなら……出来ますね」
その後、池田は端末のキーを操作しアンドロガスの無力化を行う。
その間数分、マリアたちにとって何時間も経ってるような感覚が襲う。
イライラしてきたマリアが口を開く。
「まだかかるのかしら?」
「あと少しだ……よし、後は決定キーを押せば「そこまでだっ!」!?」
あと少しでアンドロガスを無力化できる時、三人の耳に不気味な子をが聞こえた。
マリアと奏が臨戦態勢で辺りを見回すが、自分たち以外誰も居ない。
━━━声は何処から聞こえた!?機器が邪魔で周りを見渡せないが、せいぜい床に赤い液体が流れてるだ…け…?
「おい、マリア。あんな所に赤い液体何て漏れていたか?」
「…いえ、気付かなかったけど…」
奏は床に赤い液体が散っているのを見つけたが、此処に来た時にあんな液体があった記憶が無くマリアに聞くがマリアも同じ返答をする。
マリアも奏も周囲をよく観察していたとは思ていないが、特に水気もない場所で赤い液体が水たまりのようになっていれば多少は覚えている。
そんなことを考えていると赤い液体が白い爆発すると共に白い煙を出した。
白い煙からは、爬虫類のような顔をし薄い黄色の色をした体に顔や左半身に緑や青のブツブツを付けた怪物が居る。
「キケケケケケケケッ!!」
「ば、化け物!?」
「出たな、ショッカー怪人!」
赤い液体から怪人が出現した事で池田は腰を抜かし、マリアと奏はアームドギアを取り出し構える。
しかし、マリアたちの目前に戦闘員が現れ、池田と距離を離される。
「俺の名はイモリゲス! もう少し、お前たちを泳がしたかったがな! アンドロガスを台無しにされてはたまらん。キケケケケケケケッ!!」
怪人イモリゲスはそう言うと口から舌を伸ばし腰を抜かしていた池田邦夫の首に巻き付ける。
舌の締め付けに苦しむ池田は巻き付いたイモリゲスの舌を引きはがそうとするが、ビクともしない。
「待って!?」
「何をする気だ!?」
戦闘員と戦いつつイモリゲスを止めようとするマリアと奏。
それでも、マリアたちと池田の距離はそれなりにあった。
「池田、お前の役目は終わった!もう用はない、ショッカーは用のない奴は殺す!!島で唯一残ったが、貴様も死ねぃ!!」
「島で唯一? 待ってくれ、僕の女房と孫たちは!?」
「とっくに海の藻屑よ!島の住人で残ったのはお前だけだ!!」
島に居た住民は既に全滅していた。予測はしていたが、怪人がハッキリと言ってる以上、無視する事は出来ない。何より、住民がまだ生きていればショッカーは間違いなく人質にしてくる。
「そ…そんな、僕は…何の為に…」
「残念だったな、池田!安心しろあの世で直ぐに会わせてやる!!」
イモリゲスがそう言い放った時、池田の体から煙が出て叫び声が木霊する。
何とか、邪魔する戦闘員を倒して池田を助けようとするマリアと奏だが足元に何かが突き刺さった。
「バラ…?」
「っという事は…」
嫌の予感を感じた二人だが、突き刺さったバラから煙が出ると其処からバラの怪人、バラランガが現れる。
「バァァァラァァァァッ!!此処であったが百年目という奴だな、シンフォギア装者ども!」
「お前に構ってる暇はねえっ!!」
「そこを退きなさい、バラランガ!」
バラランガまで現れ二人は池田を助けに行く事が出来なくなった。
そうこうしてる内に、池田の体はイモリゲスの舌で白い灰のようになってしまう。
「見たかっ!俺の性能をな、お前たちも直ぐにこうなる!!」
人一人殺したイモリゲスは悪びれる事無く、マリアたちにそう宣言する。
同調するように、バラランガも鳴き声を上げ、マリアと奏は奥歯を噛み締める
響にたちに続いてクリス達も怪人戦に入る話。
初期仮面ライダーから、ウニドグマ回の少年「池田邦夫」が大人になり島の医者として登場。
…サプライズになるんだろうかこれ?(知ってる人いる?)
クローンとホムンクルスって違うんだろうか?科学と錬金術の違い?キャロルは自分の細胞からホムンクルスを造ったのか、造ったホムンクルスを自分と同じようにしたのか?…謎です。
じごく島のアジトにはクローン人間を大量生産し怪人の素体にするのと、アンドロガスを大量に生み出す為に造られた側面があります。言うなれば、正義の系譜でのゾル大佐の目的です。
つまり、此処を失えば地獄大使とって大打撃もいいところです。
原作でもそうですが、地獄大使はどうやって超音速機を手に入れるのだろうか?