改造人間 立花響のシンフォギア   作:一種の信者

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XDの技が一部出ます。


128話 わたし達のいるべき場所

 

 

 

━━━ふん、予想通り立花響どもはエクスドライブをしたか。ならば作戦も第三段階に入るとしよう…

 

 

 

 

 

 

 

エクスドライブと化した天羽々斬のシンフォギアを纏った翼が剣を持つ。

すると、その剣は今までないな程巨大になり翼の身長の三倍近くになる。

 

「これが噂に聞く、エクスドライブか!」

 

翼が初めてのエクスドライブの出力に内心驚く。今までノイズを相手にしてきた翼の物とは段違い差に戸惑う表情もするが、握る剣を更に巨大化させガラガランダに向け振り下ろす。

 

蒼ノ一閃 滅破

 

巨大なエネルギーの斬撃がガラガランダへと迫るが、腕をクロスさせ防御し翼の斬撃を防ぐ。

斬撃だったエネルギーの刃がガラスの様に砕けた時、幾つもの赤みがかった光の雨がガラガランダへと降り注ぐ。

 

「コイツを喰らいやがれぇ!!」

 

自身の纏うシンフォギアを巨大化させ戦闘機のように扱うクリスが叫ぶ。

そこから放たれた光の矢がガラガランダへと降り注ぎ爆発を起こす。

 

「やったか!?」

「クリスッ!?」

 

クリスの「やったか」発言に思わずクリスの名を呼ぶ未来。

だいたいそう言った時に限って

 

「舐めるな、ガァラァァーーーーッ!!」

 

爆発に生じた煙を吹き飛ばし無傷で出て来たガラガランダ。

無傷だという事の思わず目を見開いて額に汗が流れるクリス。言葉には出さないが心の中で「マジかよ!」と思っていた。

 

「なら、私がぁぁぁ!」

 

その時、響が腰のブースターで飛びジャッキを引っ張った腕を振りかぶった響がガラガランダに向かう。響の背後には追撃の為、響と同じくヒビキが腰のブースターで追いかける形で続いている。

そして一気に拳をガラガランダに当てようとした時、ガラガランダの左手が響の拳を止め

 

「!」

 

拳を止められた響だが、驚きこそすれ即座に腕のジャッキを戻し拳のエネルギーを持った衝撃波がガラガランダを襲う。が、ガラガランダの腕は響の拳を放さず、更にはガラガランダ自体健在であった。

流石に、これには驚愕した響だが次の瞬間、響の拳を握っていたガラガランダの左腕が動く。無論、捕まれている響ごとだ。

 

「…えッ!?」

 

ガラガランダが振り回した先には響に続いていたヒビキが居り、響の体をヒビキの前に押しやった。

響と同じく拳のジャッキを上げて腕を振りかぶっていたヒビキは急ぎ拳を引っ込める。

しかし、腰のブースターで移動した事で威力までは殺せず、結果として響とヒビキはぶつかり地面に沈む。

 

「おいおい、まじかよ…」

「あの毒蛇野郎、バカに馬鹿をぶつけやがった」

 

響の拳がアッサリと防がれ、二人の響が叩きのめされた光景にクリス達は愕然とする。

クリスとマリアにしても、自分たちの世界の響の拳に勝るとも劣らない一撃だが、それを無効にしたのだ。

唖然とするのも仕方ない。

 

「ガァラァァーーーーッ!あまり俺をなめるなよ、俺はショッカーの大幹部、地獄大使ッ!!伊達や酔狂で大幹部になった訳ではないわぁぁぁーーーーーっ!!」

 

地獄大使の怒声に近い声が辺りに響く。

シンフォギア装者たちにも響き、迫力と圧迫感を感じた。

クリスとマリアには、その気迫が嘗てのウロボロスと戦った時と同じくらい感じる。

 

「この気迫…」

「…久しぶりに感じる程の圧迫感ね」

 

嘗ての激戦だったウロボロスとの戦い。その幹部だった男と一見少女に見える首領各、どちらも凄まじい迫力だったが自分や仲間たちが打ち倒した。

今回だって、と考えクリスとマリアはお互いの目や仲間である奏に翼、未来と視線を合わせ最後に倒れている二人の響を見る。

 

「アイタタタタ…」

「…大丈夫?」

 

倒れていた身を起こす響だが、ガラガランダに引き千切られた肩を押さえる。再生はしているが痛みはそのままの様だ。

それに心配したヒビキがガラガランダに注意しながら響を助け起こす。

その言葉に響は「うん!」と力強く答えた。

起き上がった響はヒビキと共に再びガラガランダへと挑む。響とてさっきのガラガランダの宣言を聞いてない訳では無い。

怖くない訳が無い、恐怖がない訳では無い

 

「「だとしてもっ!!」」

 

それでも響は内心、これ以上のショッカーの犠牲者を許す気は無く響の心に闘志が「諦める」という選択を潰している。

そして響の行動が他の装者にも練達し、ガラガランダへの猛攻が始まる。

 

しかしその猛攻もガラガランダを倒せるかと言われれば難しい。

拳を打ち込もうとした響は地面に叩きつけられ遠距離で援護していたクリスも左腕の鞭状の腕を伸ばされ足を捕らえられ振り回され蛇腹状にしていた剣を戻したマリアの高速突撃もカウンターで沈められる。

 

「つ…強すぎる…みんなエクスドライブなのに」

 

今一戦い慣れていない未来が仲間とガラガランダの戦いを見て呟く。今までもエクスドライブになれば楽勝とは言わないまでも苦戦しつつ勝って来た。

それなのに自分を入れて7人の装者がエクスドライブになって戦っているのに自分たちが押されている。

 

「クッ、こうなったら翼!」

「分かった、奏!」

 

今も翼と奏の合体技、モスキラスの時に見せた「双星ノ鉄槌-DIASTER BLAST-」のエクスドライブ版をガラガランダに繰り出す。

二人の生み出した赤と青の混じった竜巻がガラガランダを飲み込むが、其処には無傷のガラガランダの姿が。

 

「なっ!?」

「これでもダメか!」

 

二人がガラガランダに全くダメージがない事に驚いてる内にガラガランダは左腕の鞭状の腕の腕を伸ばし二人の体に叩きつける。一見、地味に見えるが鞭の威力は強力でシンフォギア越しですらダメージを受けていた。

 

━━━翼さんと奏さんの合わせ技まで!カルマノイズを吸収した事でここまで強くなるの? !そうだ、ならカルマノイズを

 

未来は考える。

地獄大使が喰らった事でパワーアップしたのなら、カルマノイズを浄化すればガラガランダの力は落ちる筈。

そうすれば、響たちにも勝機はある。

 

━━━でも…

 

未来はアームドギアの鏡を取り出し、表面の写る部分をガラガランダへ向ける。

瞬間、ガラガランダは未来の鏡と自分の間にヒビキを間に居れた。あまりにも自然な動きに未来以外誰も気づかない。

 

━━━やっぱり、地獄大使は私の方を見ていた。それに神獣鏡の能力を知っている!

 

未来は地獄大使がガラガランダに姿を変えて以降、妙に視線を感じていた。その視線の主こそ地獄大使の物だと確信する。

地獄大使も未来の持つ神獣鏡の能力は知っている。

 

━━━神獣鏡の逸話には魔を払う能力がある。なら私の神獣鏡なら地獄大使が取り込んだカルマノイズを浄化できる。でも…

 

未来の予想通り、地獄大使は未来のシンフォギアである神獣鏡を警戒していた。

だからこそ、未来がビームを撃つたび他の装者をさりげなく盾にしたり躱したりしていた。

 

━━━私の攻撃だけ確実に避けていた、下手に撃てば響やクリスが盾にされる。地獄大使の意表を突かないと…でもどうすれば? …!

 

ガラガランダからカルマノイズを引き剝がす方法を模索する未来。しかし、地獄大使が未来を警戒する以上、攻撃の素振りを見せれば直ぐに対応される。

地獄大使の意表を突くにはと考えた未来の目が一瞬眩しく空を見上げる。空には幾つもの雲が風邪に流され太陽の光が地上に降り注ぐ。

現状、戦う自分たちとは対照的だと苦笑いした未来。

その時、一つだけ光明が見えた。

 

「これなら…」

 

思い立ったが吉日とばかりに未来は行動を始める。

自身のアームドギアの扇を広げ、更に円形にすると上に投げる。

投げられた扇はジグザグに動きながらも空に上昇していく。

 

━━━小日向未来め、何をした?まあいい、いざとなれば…

 

奏と翼とヒビキの攻撃をいなしてる最中、未来の行動を見ていた地獄大使が思わず心の中で呟く。

本来なら、速攻で未来を亡き者にしたいところだが響を始めとしたシンフォギア装者がガラガランダが近づくのを防いでいる。

更に、未来ばかりに注目できずヒビキの体が未来の姿を見せなくした。

一瞬舌打ちをする地獄大使だが「まあいい」と考える。いざとなれば未来の光線は響たちを盾にすればいい。それが地獄大使の考えであり最大の油断となった。

 

未来の扇は上空を越え、大気圏へ。そして宇宙空間に到達し扇の中心に鏡が生成される。

 

「…今だッ!」

 

未来の声がすると共に中心に鏡が現れた扇に太陽光が集中し扇の下、つもり地表に向け極太の光が降り注ぐ。

 

天光

 

「皆、逃げてぇ!!」

 

未来の大声に皆が一斉に未来の方を振り向く。

直ぐに未来の目的に気付いたのか、クリスとマリアが先に退避し、奏、響、ヒビキ、翼とガラガランダから離れる。

 

━━━やはり小日向未来が何か仕掛けたか? …ん?地面が異様に明るい

 

未来の呼びかけに反応して響たちが自分から離れた事で、未来が何かしたと考える地獄大使。

その時、自分の周囲の地面が光っている事に気付き、頭上を見上げた。

空には青空が広がるが、上空から此方に向かって振ってくる光を見つける。

 

━━━小日向未来(小娘)め、味な真似を。だが無駄だ

 

一瞬、未来の攻撃に驚くが攻撃範囲は其処までではないと見抜く。

未来の放った光も島全体を照らすには小さすぎる。

 

━━━恐らくは仲間への被害も考え負ったな、この程度なら俺様でも十分…!

 

響たちが安全圏に退避してるなら自分もと足を動かそうとした地獄大使。

その直後に、足に違和感を感じると共にその足が引っ張られ転倒する。

咄嗟に自身の脚を見る地獄大使、そこには自分の足に絡みつく白い蛇腹状の剣が。

視線を動かすと、短剣を蛇腹状にしたマリアとマリアの体を支える奏と翼が居る。

 

「悪いわね、アンタを逃がす訳にはいかないわ。地獄大使!」

 

「マ…マリア・カデンツァヴナ・イヴーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

マリアは未来の攻撃の範囲から出ようとする地獄大使にいち早く短剣を蛇腹状にし足に絡ませ文字通り足止めをしたのだ。

しかし、カルマノイズを取り込んだガラガランダの動きを止めるにはマリアでは不可能に近く、奏と翼がマリアを手伝った。そして、マリアの目論見通りガラガランダを転ばせ足止めに成功した。

 

 

ガラガランダが忌々し気に怨嗟の籠った声でマリアの名を叫びと共に、未来の放った天光が直撃。

大爆発を起こし、シンフォギア装者たちの頬を爆風が通り過ぎる。

 

『………』

 

やがて爆風が治まり煙が立ち上がる中、クレーターとなった地面の前に響を始めとしたシンフォギア装者たちは何も喋らない。

地獄大使との戦いで消耗や負傷の所為もあるが本当に倒せたか疑問だったのだ。

その時、クレーターの端の石が転がり、その音にクリスたちは身を固める。

暫くの間、再び静寂になるとクリスがホッと息をした。直後に地面を踏みしめる足音が前方からした。

 

「よ、よくも…ガァラァァーーーーッ!」

 

煙から姿を現したのはガラガランダだった。

尤も、その姿は先程まで違く膨張していた肉体は元に戻り黒かった色も灰色の鱗に腹部胸部、頭部には赤みがかった色が戻っている。取り込んだカルマノイズが消滅したのだ。

そして、ガラガランダの体は所々火傷の傷がある。

 

「まだ生きてやがる!」

「だ、誰か追撃を!」

 

未来の一撃でガラガランダが弱っている事に気付いたマリアが「誰か追撃できないか?」聞く。

しかし、殆どのメンバーはショッカー響と地獄大使の連戦で疲弊、未来も大技を使ったため直ぐには動けない。

 

「なら私がッ! …痛ッ!」

 

一番に声を出したのは響だった。

直ぐに態勢を立て直し腕のジャッキを目一杯引っ張ったが直後にガラガランダに噛み千切られた肩に激痛が起き態勢が揺らいでしまう。

倒れるかと思われた時、ヒビキが響の体を支え肩を貸す。

 

「もう…一人のわたし…」

「…無茶しないで、ワタシも行くから」

 

肩を貸したヒビキも腕のジョッキを目一杯引っ張ると腰のブースターに火を入れる。

その行動に響も首を縦に振ると自身の腰のブースターに火を入れガラガランダへと迫る。

 

「た…立花響ども…めっ!!」

 

二人の響が突っ込んでくる事に地獄大使も気付いているが、未来の天光を真面に受けた事で予想以上のダメージが地獄大使の動きを阻害する。

そして、二人の響の拳がガラガランダの胴体に命中する。

その様子はまさに雷の如く、同時に響の腕のジャッキが一気に降りてガラガランダの体に衝撃波が走る。

 

「ガァラァァーーーーッ!?」

 

地獄大使の体は響たちの拳の威力に吹っ飛び、何度も地面をバウンドして沈黙した。

肩で息をする響たち、クリス達もその様子を見守っていた。

しかし、倒れたガラガランダの体が動き立ち上がる。

 

『!』

 

一瞬、驚く響たちだがガラガランダの姿が地獄大使に戻る。ギョッとする響たちに地獄大使は口を開いた。

 

「…ワシを倒したのは見事だ、褒めてやる!…だが…この戦いは…我らショッカーの勝利だ!」

 

「…はっ、負け惜しみかよ!」

「この状況でまだアタシたちと戦うつもり…」

 

地獄大使の勝利宣言にクリスはハッタリと言い、奏も続けて言おうとした。

瞬間、島に設置してあるスピーカーから響く声が聞こえて来た。

 

『スーパー破壊光線砲のチャージ終了、発射までの秒読み開始します!』

 

『!?』

 

突然の放送に響を始めとしたシンフォギア装者たちはギョっという顔をし地獄大使は不敵な笑みの唇の端を更に歪ませる。

なんてことはない、ショッカー響も地獄大使もシンフォギア装者と戦ったのは時間稼ぎが目的だった。

 

実は、スーパー破壊光線砲には欠陥があった。

連発するには時間が掛かる事と動力源として完全聖遺物ゴライアスと無理矢理接続した事で一部の装置が故障し修理と交換の為の時間稼ぎとして地獄大使自ら響たちの相手をしたのだ。

 

「だから何だ!今のアタシ等はエクスドライブ状態だ、これならあのクソ砲台もぶっ潰せる!」

 

そう言ってクリスはシンフォギアから大量のミサイルを取り出しスーパー破壊光線砲の方に向け照準を定める。

確かに、今の響たちはエクスドライブで破壊力も機動力も勝ってるが

 

「ならば…試すがいい、…ただし…エネルギーが満載した…スーパー破壊光線砲を破壊すれば…貯めこんだエネルギーも…共に爆発…最低でも…関東平野は消滅だ!」

 

「!?」

 

今まさにミサイルを打ち込もうとしたクリスだが、地獄大使の驚くべき発言に発射を中止した。

地獄大使の不気味な笑みを見てハッタリとも思えなかった。

 

「!本部、聞こえた!?」

『はいッ!地獄大使の言うスーパー破壊光線砲のエネルギー量は膨大です、其処で破壊すれば恐らく…』

 

 マリアが通信機で本部と連絡する。

通信に答えたのは友里あおいでスーパー破壊光線砲のエネルギー量を観測した所、とんでもなく膨大である事が分かった。

言葉には出来なかったが、此処で破壊すれば自分たちは愚か東京も只では済まない。

 

「…分かったか?お前たちが如何しようが…既にショッカーの…勝利は確実なのだ。ワシは…先にあの世で…待ってるぞ…ショッカー軍団…万ザァァーイッ!!」

 

 フラついていた地獄大使は最後にショッカーに対する喜びを表し、最後に両手を上げたまま倒れた。

 直後、地獄大使の体が爆発を起こしこの世から消滅した。

その姿に響たちは唖然として見ていた。

 

「…見事な散り際だ」

「…あれがショッカーの大幹部、恐ろしい相手だった」

「そんな事言ってる場合かよ!」

 

 命乞いもせず己の死を受け入れていた地獄大使の最後に翼は思わず感心し、マリアも称えるように「恐ろしい」と言う。

やり方は兎も角、今までの敵とは一味も二味も違う相手だった。

 尤も、そんな事を言ってる場合ではないとツッコむクリス。

 

『スーパー破壊光線砲の発射の秒読み開始!10…9…』

 

「不味い、発射までの猶予はもうない!」

 

嫌がらせか、戦いの余波で一部のシステムが狂ったのかシンフォギア装者たちにも発射のアナウンスが聞こえて来た。

 

「どうするんだ!?アタシ等のシンフォギアであの砲台を破壊するのか!?」

「いえ、下手に破壊すれば私たちは愚か関東は吹き飛ぶわ」

「元より、この命捨てる覚悟だが…絶唱を唄ってみるか?」

「いや、それならS2CAの方が…」

 

緊急事態という事でクリス達が話し合う。

 今更、自分たちの命が惜しいという反応は無いが、スーパー破壊光線砲の発射まで明らかに時間が足りない中、それぞれが話し合う。

そんな中、響だけはスーパー破壊光線砲を見て物思いに更けていた。

 

━━━スーパー破壊光線砲と地獄大使の反応…絶唱…もしかして地獄大使の本当の狙いは…

 

 幾つかの思考で響の脳裏に点と点が繋がる何かを感じた。

そして響は他の装者たちの方を向いて口を開く。

 

「ワタシに考えがあります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『7…6…』

 

「じゃあ、そっちは任せるぞ」

 

響の案を聞いたクリス達は次々とシンフォギアで宙を飛び島を離れる。

尤も、響の案自体時間が無いという事で詳しくまでは聞けなかったが

 

『お願い…ワタシを信じて…最低でもスーパー破壊光線砲の威力は減退出来る筈』

 

と言われ、クリス達は渋々島を離れ事になった。十字架に縛られていた未来もヒビキが背負っている。

クリスに続いてマリア、翼と続いていく最後に残ったのはヒビキだけとなる。

 

「ねえ…」

「ん?」

 

その時、ヒビキが響に話しかける。

如何したのかと思い、ヒビキの顔を見るとその目はいつも以上に真剣なように見えた。

 

「…この戦いが終ったら、またふらわーに行こう。未来にアナタを紹介したい」

 

ヒビキの発言に響は首を縦に振る。

その様子に安心したんか、未来をお姫様抱っこしたヒビキも島を離れる。

今、島には響しかいない。

 

『4…』

 

「ふ~っ…」

 

響が息を吐き自身の頬を両手で叩く。

 

━━━…ごめんね、もう一人のわたし…その約束…たぶん守れない

 

響はジャンプして飛ぶと真っ直ぐスーパー破壊光線砲の砲身前に移動する。

すでにスーパー破壊光線砲の発射口には光が溢れ何時でも撃てると分かる。

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

『!?』

 

響の口から歌が響く、それも絶唱のだ。

安全圏への移動中だったクリスたちも響の絶唱の歌が聞こえ全員が振り向く。

何かやるとは思ったが、誰も響だけ絶唱を唄うとは思っていなかった。

 

Emustolronzen fine el baral zizzl

 

「あの馬鹿っ!案て、アイツが絶唱を唄う事かよ!?」

「今直ぐ響の下に…」

「待ちなさい、スーパー破壊光線砲の発射までにはもう間に合わないわ!」

「………」

 

クリス達が慌てて響の方に戻るか言うが、もうだいぶ距離が開いた事でスーパー破壊光線砲の発射までに響の下には行けない可能性が高い。

翼やマリアたちが話してる中、ヒビキは絶唱を唄う響の方を見ていた。

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

『1…0!』

 

響が絶唱を唄い終わる前にスーパー破壊光線砲の発射アナウンスが「0」を告げる。

同時に、スーパー破壊光線砲の発射口にはエネルギーが集まり今まさに溢れんように見える。

 

━━━地獄大使の本当の目的それはっ!

 

Emustolronzen fine el zizzl

 

「フォニックゲインを力に変えてっ!!」

 

丁度、絶唱を唄い終わった響は片腕に力を集める。

すると、響の腕のガントレットがドンドン巨大化する。

そして、スーパー破壊光線砲が発射され、響の拳とぶつかる。

膨大なエネルギーの塊が二つぶつかり、空気が一変する。響を中心に衝撃波が走りそれが

強風となって辺りを襲う。

これにはクリス達も強風に体が持っていかれそうになる。

 

「くっ、とんでもないエネルギーだ!」

「あれS2CAでもキツくないか」

「!」

 

響の拳とスーパー破壊破壊光線砲の衝突にクリスたちも額に汗を浮かべ見守るしかない。

その時、マリアが短剣を取り出し蛇腹状にして振ると通り過ぎかけた光に振るう。瞬間、爆発を起こした。

 

「気を付けて、エネルギーの破片が飛んでる!」

「その破片の幾つかは街中に落ちるぞ!」

 

響の拳がスーパー破壊光線砲のビームを受け止めているが全てではない。

所々、スーパー破壊光線砲のビームが響の拳にぶつかりあらぬ方向に飛んでいく。

マリアたちはそのエネルギーが人のいる方に落ちないよう撃ち落とす。

この世界の未来を抱きかかえるヒビキだけはクリスたちを他所に響の方を向いたままだった。

 

 

 

 

 

 

同じ頃、響の方も自身の拳とスーパー破壊光線砲のエネルギーのぶつかり合いで、体が悲鳴を上げている。

 

━━━不味い、体の熱の放出が間に合っていない!骨代わりの合金も折れるのは時間の問題…こんな時にエラー!?

 

 嘗て、心臓のガングニールが存在していた時のナマズギラーとの戦いを思い出す。

電撃を受ける度にダメージが蓄積され倒した後の絶唱で限界が来た時を。響の限界は近い。

 

「! だとしてもおおぉぉぉーーーーッ!」

 

 排熱の不調で一瞬意識が持ってかれそうになった響だが、咄嗟に唇を噛みガラガランダに噛み千切られた肩を掴み意識を保つ。

瞬間、響の拳とスーパー破壊光線砲のエネルギーとの間に異変が生じる。

 

 

 

 

 

 

 

「…急ぎ、指令に連絡を!」

「街中に落ちかけていたエネルギーの破片の消滅確認!」

 

その頃、スーパー破壊光線砲の発射の情報は特異災害対策機動二課本部にも持たされ各職員が慌ただしく動く。

指令である源十郎に連絡や急ぎアジト近海から遠ざかるよう潜水艦を動かす。

響が一人残ったという情報で可能な限り支援しようとしていたが、巨大なエネルギー同士のぶつかり合いで通信が繋がらず仕方なくオペレーター達がエネルギーの観測をしている。

幸い、マリアたちとはギリギリで通信が可能という事で弾かえたエネルギーを報告しクリス達がそれを消していた。

 

「…! 何、この反応?」

 

同じくオペレーター席でエネルギーの観測を行っていた友里あおいだったが、観測中計器が他の物を感知した。

それは響の拳の先だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━やっぱり…

 

響の目には体温が上昇し過ぎた警告の「オーバーヒート」とスーパー破壊光線砲のエネルギー以外に自身の拳に新たな光を見つける。

その光は以前、響も目撃した虹色の光だ。

 

━━━地獄大使の本当の目的は元の世界に帰る事だったんだ

 

今思えば、地獄大使の行動は幾つか不自然なものがあったと思う響。

何時も通りとはいえ、自分たちの切り札であるスーパー破壊光線砲を見せびらかした上に破壊力まで見せ自分たちを島に呼び寄せ、並行世界の未来を人質にしつつ偽物の自分やマリアのクローンまで用意して主変のフォニックゲインを高めた。

カルマノイズを呼び出す為とはいえ、地獄大使は響を始めとしたシンフォギアのエクスドライブの情報まである筈。エクスドライブになればカルマノイズを取り込んだ地獄大使とて優位とは言えない筈だと考える。

 

総合的に考えて地獄大使の本当の目的はスーパー破壊光線砲を利用して自分たちに絶唱を唄わせ、あの時の…自分たちがこの世界に来た時の再現をしようとしていたと考える響。

 

尤も、首謀者の地獄大使は既に倒れ響には確かめる術はない。

 

━━━こんな事でクリスちゃんやもう一人のワタシを巻き込んじゃいけない!

 

仮に地獄大使が本当に元の世界に帰る計画を立てていたとして、あの時の再現をしようが本当に自分たちの世界に帰れる保証はない。

下手をすれば、クリスたちの並行世界に行くかも知れない上に最悪なのはクリスたちすら言った事が無い未知なるせかいだ。だからこそ、響はクリス達を避難させ一人で対応していた。

 

そうこうしてる内に響の拳の先にあった虹色の光はドンドンと広がり響の体やスーパー破壊光線砲の方針自体飲み込んでいく。

虹の光に包まれた響の意識は徐々に遠のく。

 

━━━…さようなら…みんな …さようなら…もう一人の…わたし…お別れ言えなくて…ごめん…

 

最後に響はもう一人のヒビキの顔を思い浮かべ意識が途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…おい、何だよ。アレ」

 

散らばるスーパー破壊光線砲のエネルギーの処理に神経を使っていたシンフォギア装者たち。

その時、奏がスーパー破壊光線砲の方に指さして言葉が漏れる。

奏の言葉に皆が一斉にショッカーのアジトがあった島方面に目をやる。

 

視線の先にはスーパー破壊光線砲の砲身を侵食するように広がる虹色の光が玉のように広がっている。

 

「あの色って…S2CAと同じ…」

「…キレイ…」

 

クリスとマリアには虹色の光に見覚えがある。

嘗て、響の手を握りS2CAを使った際に自分たちの周りを照らし宇宙に放り出した時と同じ色だ。

翼が呟くように一見、綺麗に見えるがとんでもないエネルギー量だと分かる。

 

そして、時間にして数秒。クリス達には数十分くらい見ていた感覚の虹色の光が治まり、其処に巨大な砲身が大きく削れたスーパー破壊光線砲と、抉り取られたようなアジトだけが残った。

各所で火災が起きてるのか、偶に爆発のような物が見えた。

スーパー破壊光線砲は完全に沈黙した事で戦いは終わった。

 

その後、ヒビキ以外の装者が戻り響を捜索したが見つけられず源十郎が合流した特異災害対策機動二課及び自衛隊も島に上陸し散策するが遂には響の発見は無かった。

後に島は自衛隊や研究者が上陸し地下にあった解体されたゴライアスを接収したそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………眩しいな…あれ?私寝てるの?

何時の間に寝ちゃったんだろ?今日は貯めたお小遣いで響を探しに………ッ響!!

 

「響ッ!!」

 

 

 

「なに?」

 

私は急いで目を開け体を起こした。すると横から聞き覚えのある、今一番聞きたかった声が聞こえた

如何しよう、心臓がドキドキするけど声をのした方を見てみよう

 

「…響…響っ!」

「うん、おはよう未来。もう夕方近いけど…」

 

よく見ると、私は公園のベンチに寝かされてたようだ。眩しいと思ったのは朝日じゃなく夕方みたい

でも今はそんな事どうでもいい!突然の引っ越しで長く会えなかった親友、大事な大事な幼馴染で会いたくて会いたくて夢にまで出て来た響が目の前にいるんだ!!

 

「響ッ!!響響響ッ!…会いたかった、ずっとずっと会いたかった!!」

「…正直私も」

 

会わない内に目付きが少し悪くなってるけど。やっぱり響だ、わたしの響だ!

でも心なしか複雑そうな表情をしてる気が…

! 思い出した、そうだ私は!

 

「響っ!私ね変な連中に拉致されて十字架っぽい物に縛られてそれで…」

「うう、分かってる。ゆっくり話して…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アイツ等はもう此処まででいいだろう」

「そうね、後は特異災害が保護なり説明なりするわね」

 

一方、響と未来の様子を木の陰から見ていたクリスとマリアは二人の様子にホッと胸をなでおろす。

一応陰で見守っていたが二人とも様子ならもう大丈夫だろうと安心してその場を離れる。

自分たちの任務は終わった。既に源十郎からはアジトで調べた事が載っているメモリーチップも渡され何時でも帰れる。

 

そして、二人はギャラルホルンで造られた次元の裂け目へと戻る。既に翼たちにも別れを言い奏や未来も先に戻っている。

 

「なあ…」

「ん?」

 

二人が歩く中、ふとクリスが立ち止まり何か話しかけ、マリアが反応する。

クリスは空に浮かぶ雲を見てふと考えていた。

 

「あのもう一人の馬鹿、何処いっちまったんだろうな」

 

クリスのいうもう一人の馬鹿とは、当然もう一人の立花響だ。

絶唱を唄いスーパー破壊光線砲のエネルギーを散らし何とか日本を救ったが虹色の光が出て以降行方不明になっている。

一応、海自や海上家警察が船を出して探しているが影も形も見つかっていない。

クリスとしては一つ心残りがありスッキリしない心情だった。

 

「そうね、たぶん帰ったのよ」

「…帰った?」

 

マリアの返答に疑問を感じるクリス。

そんなクリスの反応を他所にマリアは空を見上げ沈む太陽を手で影を作りつつ見る。

その時、一陣の風が吹きマリアの頬を通過する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

=???=

 

 

………!!

…………!?

 

 

 

………此処は? 私生きてるの?

何かに乗せられて移動してる?此処は…ダメだ体の機能の殆どが停止してる。無茶し過ぎたかな…

せめて、誰が運んでるのか聴力の方に集中しよう

 

「……だからウェル博士、早く響くんの治療を!」

「だから早くそれ用の装置を用意して欲しいとって言ってんでしょ!ああ、もう体中の骨代わりのフレームがボロボロで肩に至っては一部取り換えが必要ですよ!」

 

師匠の声?もしかして元の世界に戻るのに失敗して向こうの特異災害に保護された?あ、でもウェル博士の声が…

ええと、向こうの特異災害にウェル博士っていたっけ?

 

「全く、こっちとらスイーツタイムが台無しで糖分が頭に足りないってのに!」

「ウェル博士、そういう時は肉だ!肉食って野菜も食ってバランス良く食う!人間の食事はそれだけで十分よ!」

「…突然の呼び出しで、その飯食う時間すら無かったって言ってんですよ、脳みそ筋肉!」

 

師匠とウェル博士が何か言い争ってる?う~ん…そういえば、マリアさんと独房に入れられてる間にウェル博士が私の担当医になるとか聞いたような…

…体力が少し回復したし瞼を開いて周囲を確認出来るかも

 

天井の電灯が何度も行き来して私がストレッチャーで運ばれてる

師匠とウェル博士は、私の乗るストレッチャーを挟んで口喧嘩してる。…!師匠の右腕が無い!?なら…

 

「…師…匠…」

「!?響くん、目が覚めたのか!?」

 

途切れ途切れの私の声に支障が反応してくれた。師匠が心配そうな表情をしている

 

「ワタ…シ…帰れ…た…」

「全く、絶唱を唄って島ごと行方不明になるなんて…()()()()()()()()()()()()

 

えっ!?私は確かもう一人のワタシや平行世界のクリスちゃん達に会ってショッカーと戦って少なくとも()()()()()()()()()()()()()()()()()

もしかして全部夢だった!?それとも時間のズレ?

 

「…ウェル…博士…一週間って…『響っ!!』!?」

 

あっ未来だ。未来が泣きながら私の名を呼んで近づいて来てる。わたしの日陰…

あれ…未来の…顔を…見たたら…意識が…未来を見て…安心した所為か…な…

 

「響、良かった!響が行方不明になったって聞いて、またショッカー拉致…と思……クリスも翼さんも…」

 

ごめん、未来。また意識が戻ったら聞く…か…ら…

 

 

 

 

 

 

 

夢か幻か、自分の世界に帰れた響。仲間たちの声を聞き安心した響は意識を手放してしまう。

無事に響が見つかった事で喜ぶ仲間たち。

地獄大使を倒し残りは首領ただ一………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ほう?地獄大使はアジト事並行世界に飛ばされたと言うのか?』

「…イーッ…その通り…です…そして…これが…地獄大使…最後の…奉公…の証」

 

大小様々な機械が置かれてる部屋。

一人の戦闘員が膝を突き頭を垂れている、その戦闘員の前には鷲のレリーフがあり中央が光る。

戦闘員は地獄大使配下の戦闘員でありレリーフに向け一つのメモリーチップを見せる。そう、此処はショッカー本部()()()

 

何故、地獄大使配下の戦闘員がショッカー基地に居るのか?

それは、響たちがアジトに来る少し前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平行世界のショッカー最後のアジト。

その一室にて、腕を後ろに組む地獄大使と地獄大使の前に並ぶ十人前後の戦闘員たち。

 

「…諸君、君たちへの命令を伝えた通り万が一にもワシが敗れた場合、お前たちがシンフォギア装者たちの作る虹の光に飛び込め。その為にも貴様たちにもこの世界で集めたデータが入っているメモリーチップを持たせた」

 

地獄大使がそう言い終えると同時に十人前後の戦闘員たちが自身に持たされたメモリーチップを見せる。

それを見て満足したのか笑みを浮かべる地獄大使。

 

「化学班の報告では、100%帰れる保証はない。もしお前たちが元の世界ではなく別の世界だと判断した時、或いは次元の狭間を永遠に彷徨うならメモリーチップを破壊して自害しろ。その為に奥歯には毒薬も仕掛けてある」

 

地獄大使の言葉に戦闘員たちは一斉に「イーッ!!」と返事をする。

それを見て満足したのか地獄大使は響たちとの決戦の場であるアジトの地表へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 場所は戻り、地獄大使配下の戦闘員の一体はボロボロなりながらもこの世界に戻り、出くわした怪人に頼み込み首領への報告が出来た。

 やがて、メモリーチップを見せていた戦闘員は手の力が緩み床へと落とすと音もなく自分も床へと倒れ緑色の液体へと変化し消滅した。

 戦闘員も無理に次元を超えた為、限界だったのだ。そして戦闘員は最後まで気付かなかった、鷲のレリーフには鷲だけではなく鷲の体に絡みつくがいる事を。

 

一瞬静かになった室内で暗い影から誰かが歩いてくる音がする。僅かな機械の光がその人物を照らす。

 黒い軍服に肩章を付け右肩から左わき腹にかけラインと両腕の袖部分が赤く頭には鷲に巻き付く蛇のレリーフが彫られたヘルメットをつけた老人だった。

その老人は戦闘員が落としたメモリーチップを拾い、中心部が光るエンブレムに掲げる。

 

「首領、地獄大使が並行世界に居たという情報は本当だと思いますか?」

『嘘か誠かは知らん、その為にもチップの中身を調べろ。()()()()()()、お前たち()()()()ももう直ぐ表舞台に立つ、その準備もだ!』

「はっ!」

 

首領の命を受け、黒い軍服の男はチップを持ったまま部屋を後にする。

部屋の内部には首領の出す光がレリーフを通してまだ輝く。

 

『ギャラルホルン…か、アヌンナキどもめ…』

 

首領は最後そう呟くと通信を切ったのかレリーフの光が消える。最後の言葉は何処か楽しそうだったのは気のせいか?

部屋の内部に沈黙が戻り誰も居なくなった。

 

 

 

 

 

なんと、地獄大使の配下の戦闘員が並行世界の情報を持ち帰っていた。

ブラック将軍とは何者か!?ゲルダムとは一体!?首領の新たなる行動に響たちはどう動くか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翳り裂く閃光     完

 

 

 

 

 

 




響の想像通り地獄大使は元の世界に帰る気でしたが、響たちとはガチで戦ってました。

冒頭でも言ってるように地獄大使は三段階の計画があり、強制通信で響たちにスーパー破壊破壊光線砲とその威力を見せ島のアジトに誘き寄せるのが第一段階。

島に響たちが来たと同時に人質にした未来を見せショッカー響とショッカーマリアを戦わせフォニックゲインを高めカルマノイズを呼び出し取り込むのが第二段階。

取り込んだカルマノイズ及びガラガランダとしての力を古い響たちに危機感を持たせつつエクスドライブにさせるのが第三段階。

そして、エクスドライブの響たちを相手にしつつチャージの終えたスーパー破壊破壊光線砲を起動、響たちに阻止させる為に絶唱なりS2CAなり使わせ虹色の光を起こさせ、その光に入るのが最終段階です。

勿論、それで次元を渡れる保証はない上に帰れる保証もない。
それでも地獄大使は一か八かに賭けてはいました。

テレビシリーズやSPIRITSを見た感じこの位の忠誠心がありそう。

もし、スーパー破壊破壊光線砲を撃つ前に地獄大使が響たちを倒した場合はそのまま目標の富士の地下を撃ち富士を噴火させ日本を大混乱に堕とした後、力を蓄える為に地下に潜る、映画「仮面ライダー1号」みたいなルートになりました。

サブタイの元ネタはXDの翳り裂く閃光のラストエピソードと二人の響が居るべき場所に戻った意味も込めてます。
未来は劇中でも響に憑りついたカルマノイズを浄化出来てるしガラガランダにもダメージ付きで出来るでしょう。

今後は予定通り、CMネタや絶唱しないをやるつもりです。
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