「ハアッ! ハアッ!」
一人の中年男性が薄暗い通路を走る。
その姿は、何かから逃げてるようにしか見えず途中で空のゴミ箱に躓こうが必死に走り続ける。
その後方には、妙な影が動いた。
逃げ続ける男だが、遂には袋小路に追い詰められる。
男は壁を昇ろうと藻掻くが人間が垂直の壁を昇れるはずが無く、壁も数メートルはある。
やがて、力尽きると背後に音が聞こえ男がソッと振り向く。
瞬間、男の顔に恐怖が走る。
「ゆ…許してくれ! アレは、俺の所為じゃ…俺の所為じゃ無い! あの会社が…」
必死に命乞いをし助かろうとする男に近づく影。
やがて、男を被うと街に響く程の叫び声が上がると共に固い物が圧し折れる音も響き表通りを歩いていた通行人が見に来る。
「…え、それで本部はどうなったの!?」
「怪人の爆発や深海の水圧で少し…っというか、かなり歪んだって、暫くは、本部は修理中で海に出られないそうだけど」
少し時間が経ち、街の中を歩く響と未来が会話をして移動している。
内容は、先日に本部に侵入して戦ったゲルショッカーの怪人の話だった。
自分が居ない時にそんな事があった事に驚く未来。
警護の関係上、本部に寝泊まりしていた未来も、平行世界のクリスの機転により特異災害対策機動部二課が用意した施設に泊り警護として緒川も付き添っていた。
だからこそ、本部が襲撃を受け修理中と聞いて驚いたのだ。
今日、二人が街を歩いているのは前々から未来のウィンドウショッピングに付き合う約束があり、それが今日だったのだ。だから、響も珍しくそれなりなオシャレな服を着ていた。
潜水艦の本部の話で盛り上がるが未来は響が元気を取り戻した事を喜びつつ目的の店に入る。
その様子を見るサングラスをしコートを着た女には気付きもしなかったが。
「この数日で5人目だと?」
「はい、今回の犠牲者も…」
修理中の本部の指令室にて、源十郎は部下のオペレーターの友里あおいからある報告を聞き書類を睨みつける。
丁度其処に、並行世界の奏たちが入り源十郎の持つ書類に視線が向く。
「どうした、旦那。 難しい顔をして」
「眉間にシワが寄ってるわよ」
「あ…ああ…」
子供マリアの言葉に無間を触る源十郎。
丁度いいとばかりに、友里あおいに画面に映すよう言うと、何人かの人物の顔が映し出される。
恰幅がよかったり細身な者もいるがそのどれもが、いい年した男性位の共通点だ。
「誰ですか、この人たち」
「…ここ数日殺された者だ、警察と共同で調べている」
大人セレナの質問に源十郎は簡素に答える。
モニターに映る男たちは既に殺され警察が動いている。
しかし、そんな源十郎の問いに子供マリアが引っかかる。
「殺された? それだけならただの殺人事件で此処と管轄が違うんじゃないの?」
特異災害対策機動部二課が政府機関とはいえ、ただの殺人事件ならそれは警察の仕事だ。
特異災害は文字通り、聖遺物関連やノイズを相手にする事が主だ。 尤も、最近は悪の秘密結社とやりあってるが。
「…確かに、ただの殺人事件なら俺たちの仕事じゃない」
すると、源十郎はオペレーター席の藤尭朔也に合図を送る。
源十郎の合図に気付いた藤尭朔也も端末を操作し画面にある映像を映す。
そのどれもが事件現場だった。
「殺された遺体はどれも凄まじい力で圧し潰されていた、道具も無いなら人間では到底不可能だ。それに…目撃情報でこれを見つけた」
その内の一つの写真を拡大するよう言う源十郎。
それは、警察が撮ったようには見え難い写真の一枚だ。
「これは、悲鳴を聞いた野次馬の一人が撮った写真なんだが…この部分だ」
「赤い液体の付いた物体?」
「画像は荒いけど…これが、潰された人?」
「確かに、周りには人を圧し潰せそうな物は無いわね」
「…奥に何か細長い物があるけど」
一部がグロイ写真だが、見慣れてるのか子供マリアが被害者だと気付き他の装者も反応する。
その内の大人セレナが、写真の奥に何かを見つける。
直後、モニターにも大人セレナが指摘した部分が大きく拡大された画になる。
「これを撮った者の証言では、何かが動いて行ったそうだ。間違いなくゲルショッカーの怪人の仕業だろうが…」
源十郎が其処まで言うと、モニターには再び五人の顔写真が写る。
「分からないのが、殺された理由だ。 彼らは別段政治家や研究者でもない一般人の筈だ」
モニターに写る五人は政治家でも科学者でも有名人という訳でもない。
だと言うのに、ゲルショッカーの目標となった。その理由が不明だったのだ。
後は、緒川の調査報告まで源十郎たちには手詰まりと言えた。
「良かった、あの小物がちゃんと出てた」
「…結構な数が、隕石の所為で中止したり延期してたからね」
とある、お店から未来と響が出て来た。
隕石の落下から少し時間が経ち、店舗が無事だった商店は次々と再会する。
未来と響の出た店もその一つであり、昔から未来が行きつけにしていた店だった。
目的の物を変えた未来は上機嫌であり、その姿を見て響は微笑む。
連日、ゲルショッカーの襲撃に神経をとがらせて中々落ち着くことが出来なかったが、久しぶりに響の心も癒される感覚があった。
それ故に、
「立花響さんですね」
「え?」
「は、はいッ!」
突然の呼び掛けに驚いた。
声の掛けられた響が声のした方に振り向くと灰色のコートとサングラスをした女性が居る。
間違いなく、この女性が響に話しかけたのだろう。
しかし、響にはその女性は見覚え覚えがない。
「あの~…」
「どちら様ですか?」そう聞こうとしたがそれよりも早く女性の口が開く。
「立花響さん、ぜひ一緒に喫茶店にでも如何ですか? おススメのお店があるの」
女性は、まるで古くからの友人を誘うかのように言う。
そのあまりの自然体の姿に、違和感と共に混乱を感じる響。
すると、傍にいた未来が響に耳打ちする。
「響、行こうよ。 もしかして宗教やセールスかもしれないよ」
「う…うん」
女性が名指しで響を誘う姿を怪しく思った未来がそう言う。
マリアがショッカーを公言した後…いや、死神博士の流れ星作戦後、カルト的な宗教が増え悪徳なセールスも増えだした。
行政が混乱し、市民も不安を抱えてる事で増えたと言われている。
女性もその類の可能性が高い。
「あの、私達急いでるんで!」
「ええと…ごめんな…」
響が「ごめんなさい」と言ってその場を離れようとした時、またも女性の口が開く。
「「!?」」
その一言で響と未来は固まった。
「ゲルダム」マリアの公開でショッカーという組織は既に世間にも知られ、イキッた若者やチンピラが「俺はショッカーの関係者だ!」と言う脅し文句を使うまで広がっている。
反面、「ゲルダム」と言う情報は、政府機関その物が差し止めおり一部の政府高官や特異災害の関係者位しか知らず緒川も徹底的に秘匿に動いている。
だと言うのに、響に声を掛けた女性が何故知っているのか?
「喫茶店…一緒にいきますよね?」
女性の言葉に頷くしかなかった響。
それから数分。
とある喫茶店の窓際に三人の人間が座る。
片方には響と未来が座り、向かい側にはコートとサングラスの女だ。
響としては、未来を連れて行くべきか悩んだが本人の希望と離れた途端、ゲルショッカーが浚いに来る可能性もあり隣に座ってもらうことになった。
「此処のチーズケーキとパフェは絶品でね。昔はよく来ていたの、値段も手頃だし」
女性はまるで友人と話してるかのように語り、その様子を不気味に思う響と未来。
すると、店員が注文を受けに来て女性はパフェを頼むが響と未来は水だけ頼む。
この店がゲルショッカーの物である可能性を考慮してだ。
暫く、女性が響たちに一方的に話しかけるが響としてはどうにも要領を得ない。
だからこそ、響は口を開いた。
「あの…ゲルダムと言う言葉を何処で?」
「…質問を質問で返す事になるけど、私からも聞かせてくれないかしら」
響の質問を聞いた女性がそう返すと共に今までの雰囲気が変わった気がする響。
さっきより、冷たく何処か寂しそうにも見える気がする。
響の頬を汗が流れ頷く。
「はい」
「何故、政府機関の特異災害に居るの? 何故、ゲルショッカーに逆らうの?」
「それは…特異災害が私の居場所で、ゲルショッカーは世界征服する為に邪魔な人間を躊躇いも無く排除するから…私は人類の自由と平和を守りたい」
女性の質問の意図が分からなかったが、響は正直に答える。
ショッカーの時に拉致され無理矢理改造手術されて人間では無くなった自分を受け入れてくれた組織が日本の政府機関の特異災害対策機動部二課である。
そして、自身を改造人間にしたショッカーは世界征服を企む危険な組織。
それが、ゲルダムと統合されゲルショッカーに変わらうが響の目的は変わらない。
ゲルショッカーを倒して世界の平和を取り戻したい。
それが響の目標でもある。
しかし、それを聞いた女性は鼻で笑う。
「人類を守る? 人間にそんな価値は無いわ。 あんな連中は蛆虫以下よ」
「そんな事ない…」
女性の言葉を真正面から否定する響。
しかし、女性サングラス越しからでも分かるほどの冷たい目線を響に向ける。
「…私の家はね、とても裕福とは言えなかった。母は早い内に死んじゃって父が男手一つで私を育てた」
「え?」
「…?」
突然の自分語りに驚く響と未来だが、暫く女性の話に耳を傾ける。
女性が何者にしろ正体が分かるかもと思ったからだ。
「父との生活は決して楽では無かったわ、私に寂しい思いをさせない様にセーブしつつ仕事に精を出すけど、そうなると当然給料も低くなる。
私も学生でアルバイトして友達と遊ぶお金を工面していたけど父子家庭だと限界があった。
そんな折に二年前、父が仕事の関係であるチケットを一枚手に入れたの」
「チケット?」
「ツヴァイウィングのライブチケットよ」
「「!?」」
ツヴァイウィングのライブ。
響としては忘れもしない出来事、ライブ中にノイズの襲撃を受け響は負傷し入院。
翼は、この世界の相棒である天羽奏を失い大量の死者を出したライブだ。
この女性もまた、自分と同じ会場の生き残りなのだろう。
「日頃からお小遣いをやりくりしてる所を見ていたようね、偶々チケットを手に入れた同僚に土下座までして手に入れたって自慢していたわ」
「…でも、それなら如何して?」
仮に、この女性が会場の生き残りだろうとゲルショッカーの味方をし人類を敵視している事が不思議だった。
普通ならば、ノイズの矛先を向ける筈なのにと思う響と未来。
「忘れた? 生き残った後の私達がドウナッタカ?」
「「!?」」
響と未来が喫茶店で女性と話してる頃、場所は特異災害の指令室に戻る。
指令室の扉が開き緒川が額に汗を流して戻って来た。
「指令っ!」
「おお、緒川か…一体どうした?血相を変えて」
並行世界のシンフォギア装者たちと話していた源十郎も緒川が躍った事に気付くが、それ以上に慌てた様子に困惑する。
それは、並行世界の翼や子供マリアも同じ感想だった。
「…例の殺された男たちの共通点が分かりました、あの五人は二年間前のツヴァイウィングの会場の悲劇の内容を…生き残った人たちのバッシングの元になった週刊誌の記事に関わっていたそうです!」
「「「「!?」」」」」
『?』
緒川の報告に源十郎と並行世界のヒビキたちが反応するが、子供マリアたちには今一分からなかった。
単純にヒビキたちは過去に同じような事が起こり、子供マリアやアナザー翼たちの世界では起こらなかったのだろう。
ツヴァイウィングのライブ会場の悲劇。
二年前、観客や関係者10万人を超える人間が居る場所をノイズが襲撃。
10万の内、12874人が犠牲となる。が、死者の3分の2はパニックになった群衆が将棋倒しや踏み付けで死んだことをある週刊誌が暴いた。
ただ真実のみを伝えたならば其処まで問題は無かった。その週刊誌は気持ちを煽る華美な修飾語の数々によって、この件を知った民衆を煽り生き残った者たちへのバッシングが盛大に起こる。
立花響も、そのバッシングに巻き込まれていた。
運の悪い事に、止める事が出来たかも知れない特異災害の関係者もある実験の所為で死亡者や入院などで動くことも出来なかった。
嘗ての悲劇を思い出し並行世界のヒビキの背中に冷や汗が流れる。
「私は、幸い直ぐに避難して外に出て一時は政府機関の特異災害に保護されて家に帰されたわ。
お父さんも会場の悲劇をニュースで見て心配していたけど私の無事な姿を見て喜んでた。そのまま私たちは変わらない日常が過ぎると思ったわ。
でも…」
「「………」」
「あの週刊誌が世に出てから、クラスメイトはおろか友達も一斉に離れて孤立。
名前も知らない人には人殺しなんて罵倒が飛んでくる、お父さんの職場でも肩身が狭く罵詈雑言はとんでたらしいわ。
私も途中で学校に通えなくなって通信制に変えてお父さんも転職…それでも、私達父娘は静かに暮らしてた」
女性の言葉を淡々と聞く響と未来。
響も嘗ては、女性と同じようにバッシングされた記憶がある。
机には、ツヴァイウィングのライブの悲劇の週刊誌が置かれたり鞄には傷を入れられたりとし、家には投石や嫌がらせの張り紙もされ響だけでなく家族すら巻き込んでしまった。
そして、忘れもしない雨の日に傘を隠され濡れて帰る途中でショッカーに拉致された。
響は、無意識に両腕で自分を抱きしめ腕に力を入れる。
「そんなある日だったは、買い物の為にお父さんと一緒に外に出ていた時暴走した車が私とお父さんを轢いたわ」
「「!?」」
「お父さんは即死、私も全身を打ち付けたけどまだ意識はあったわ。
そして、轢いた車から男が出て来て私に近づいた…最初は余所見運転の不注意で手当てや救急車を呼ぶのかと思った。
でも、違った…男は懐から液体の入ったガラス瓶を取り出して倒れた私に液体…硫酸を巻き散らした」
「「…」」
「一応、通りかかった人が救急車と警察を呼んでくれたけど私の全身の皮膚は硫酸でボロボロにされ包帯を巻かれて車椅子。 あ、その時の写真見る?」
そう言うと、女性は響と未来の前に写真を置く。
写真は、顔どころか全身を包帯に巻いた人物が車椅子に乗ってる姿だった。
その姿は最早、男か女かすら判断できない。
「私のお父さんを殺して硫酸を撒いた男は、ライブ会場で圧死した女性ファンの父親だったそうで逮捕後に心神喪失が進んで最後は自殺。
私の姿も現代の医療技術や再生医療でも元に戻る事は不可能だったわ、それにお金も直ぐに底をついて病院からも追い出された」
「じゃあ…その姿は?」
「ゲルショッカーに治してもらった、その代わり組織には忠誠を誓ったけどね」
やはり、女性はゲルショッカーの関係者だった。
尤も、自分以上に世間から見放された存在だった。
そこら辺は同情もするが、警戒を強める響だ。すると女性はまだ口を動かす。
「…っで? こんなことする人間を守る必要はある?」
女性の問いに響は答えられない。
案の定、女性はゲルショッカーの関係者であり改造人間だった。
女性の過去に響も何と答えていいか分からない。響もバッシングされていたから気持ちは分かるがゲルショッカーに組みする事は許せない。
しかし、自分以上の迫害を受けた事を知ってどうすれば良いか悩む。
そうしてる内に店員が注文されたパフェを持ってきて女性が受け取りスプーンですくって口に入れる。
「んん…美味しいわ、昔と同じ味」
「え? 美味しい?」
女性の言葉に引っかかりを思える響。
ショッカーは、人間を改造する時に戦いには関係ない機能を取る事もある。
自信も、ショッカーに味覚を取られてる。
だと言うのに、女性の味覚は健在でパフェを美味しそうに食べている事が気になった。
「あら? 組織は成果を上げたり忠誠を誓っていれば、五感を無暗に取りはしないわよ」
女性はそう言ってパフェを食べ続ける。
その姿から、虚勢やハッタリの可能性は低く響は静かに様子を見ていた。
やがて、パフェを食べ終えた女性はスプーンを離してナプキンで口を拭う。
「それで? 答えは出たかしら?」
「…アナタが味わった迫害には同情します。でも、だからってゲルショッカーに組みしたアナタを許せない。 それに私は人を…皆を信じたい。
何時かは皆と手を取り合って平和に生きていけるって!」
女性の過去を聞いた響だが、それでも女性を否定する。
ショッカーが憎いのもあるが、何時かは皆と手を握り合い前に進めると。
一時は、険悪になった自分と並行世界の自分も出来たのだ。ならっと。
「…そう、ならもう
「そうですね…あっその前に」
響の言葉を聞いて一瞬で空気が変わったが、響が待ったをかける。
結果、出鼻をくじかれる形になった女性はサングラス越しでも分かるジト目で響を見る。
「なに?」
「名前…名前を教えて欲しいんです!」
響の言葉に未来も未だに目の前の女性の名を知らない事に気付く。
ゲルショッカーの改造人間とは言え、少しだけ会話したからか響はただ女性の名を知りたかった。
その言葉に女性も呆れたのか溜息を一つつく。
「…まぁいいわ、人間だった時の私の名を知る最後の人にでもなるのね。 私の名は桂木マリ、しかしてもう一つの姿は…」
女性…改め桂木マリはコートとサングラスを一気に外す。
瞬間、女性の姿から体には黒い斑点の周囲に黒い斑紋も現れ右腕や口元には赤みがかった触手のような物がが生えている怪物に変わる。
「イソギンジャガー! 立花響、死んで貰うよ!!」
響と未来の前に現れた桂木マリ。
その正体は悪魔のゲルショッカーに魂を売り渡した怪人だった。
桂木マリの過去を聞いても戦う響。
その決着は!?
135話の廃工場でゲルショッカーに入った集団の正体。
それは、響のようにバッシングされたツヴァイウィングのライブ会場の生き残りである被害者たちでした。
10万人の内、12874人が亡くなったのなら逆にそれ以外は生き延びてるって事だから響以上に迫害される人間が居る可能性があるって事だよね。って話。
アニメの劇中だと響しか迫害の被害者が居なく、シンフォギアの二次小説でも偶に主役で見る設定上の存在です。
公式での説明だと、到底響だけの被害とは思えず、かと言ってシンフォギアの尺の関係上触れる事も無いヤツです。
その所為か、YouTubeのとあるシンフォギアの解説で響だけが会場の生き残りと説明された事もあるようです。
響同様、立ち直った者も居そうですが、皆が皆響みたいにはなれず後を引いたり身内が病んで亡くなったり、自称正義マンがリンチして絶望したという感じですね。
何しろ、ツヴァイウィングのライブや生き残ったって情報は自分が周りに言いふらしてる可能性が高いので。
現実でも、何処かのアイドルのライブチケットを手に入れたとか、あの現場の近くを通ったとネットで自慢する人間もいますから。
より地獄になるかと。
兎に角、響以外の生き残りがどうなったのか分からない以上想像です。
ところで、響たちはツヴァイウィングのライブ会場地下の実験って知ってたっけ?
翼は聞いていそうですが…。
そして、包帯だらけの車椅子の人物、桂木マリ。
知ってる方もいるでしょうが、元ネタは仮面ライダーの84話に出たゲストキャラです。
元ネタでは父親が怪人になってましたがこの作品では娘がイソギンジャガーになります。
今作では、娘がツヴァイウィングのライブ会場の事件に巻き込まれた設定です。