33話 動き出す悪とガングニールの少女
ゾル大佐との死闘から三カ月。俗に言う「ルナアタック」と呼ばれた騒乱が終わるが月は現在砕けた欠片が大小の隕石となり月の周回を周りまるで土星のように見える。そんな月夜の下を列車が走る。
現在、響とクリスはその列車に乗っていた。武装し厚い装甲に守られた護送列車だ。響達二課は現在、完全聖遺物の「ソロモンの杖」を在日米軍基地へと運ぶための護衛として乗っていた。途中、ノイズや敵対勢力がソロモンの杖の奪取を伺ってる可能があったからだ。
しかし、
「ふぁ~」
「平和だね」
列車の控室で待機していたクリスが欠伸をして、それを苦笑いで見る響。
もう直ぐ、米軍基地に到着するのだが襲撃者どころかノイズのノの字も現れない。これには弦十郎もニッコリ、という訳ではなく厳しい目で指令室から列車の様子を見守る。
「二人共…あまりだらけ過ぎないようにね」
同行していた、あおいも流石に苦言を呈する。それだけ、クリスがだらけていたのだ。
「まあまあ、いいじゃないですか。彼女たちはまだ若いんですから」
すると、一人の男があおいを窘める。響達の視線が一斉にその男に向く。薄い水色の白髪に近い髪をして白衣とメガネをつけた一見、二枚目に見える男。ソロモンの杖の入っているケースを持つ護衛対象の、
「ウェル博士!お部屋に居なくて大丈夫なんですか?」
「あそこは息が詰まりそうですからね。それに、英雄の娘と少し話したかったので」
そう言い終えると、ウェル博士は響とクリスに視線を移す。その視線に自分達が値踏みされてる気分になり気持ち悪く感じる響とクリス。
「英雄…ですか?」
「そう君達は英雄だ!三カ月前ルナアタックだけでなく、あのゾル大佐が率いてたショッカーを壊滅させたと聞いています!」
「「!?」」
ウェル博士の言葉に響とクリスは顔つきが変わる。
「ショッカーとゾル大佐を知っているんですか?」
「…ショッカーは裏の世界では伝説のような扱いなんです。曰く、知ろうとした者の末路は死しかないとか、国によっては、その名を口にする事すら出来ないとか。そしてゾル大佐もある意味、伝説的な扱いなんです。元ナチスとしては当然ですが…曰く、世界に居るテロ組織の殆どがゾル大佐が育てたとか…此処だけの話、アメリカのFBIが捜査しようとして何人もの捜査員がゾル大佐に殺された。らしい噂まであります」
「FBI!?」
その言葉に響もクリスも唖然とする。ショッカーが世界中に網を張りめぐらせているのは知っていはいたが、よもやそこまでとは。
「まあ、あくまでも噂ですよ。…ですがゾル大佐が実在した以上、もしかすれば…」
半ば怪談じみた話になって響から乾いた笑いが漏れる。結局、ノイズも襲撃者も現れず響達は米軍基地へと到着した。
「これで搬送任務は完了です。ご苦労様でした」
ソロモンの杖とウェル博士を無事米軍基地に渡して書類のやり取りをする軍関係者とあおい。響とクリスが互いの顔を見てニコリと笑う。そこへウェル博士が口を開いた。
「お二人の力を見れなかったのは残念です。ルナアタックの英雄の力を是非、見て見たかった」
「はあ…」
「英雄ねえ…」
ウェル博士の英雄発言に苦笑いする響となんとも思ってないクリス。しかし、二人の反応をよそにウェル博士は言葉を続ける。
「世界がこんな状況だからこそ、僕達は英雄を求めている!そう、誰からも信奉される偉大なる英雄の姿を!」
「…それが私達だと?」
「そう、ショッカーという悪を倒した君たちは正に英雄だ!」
大袈裟に言うウェル。それを胡散臭そうな目で見るクリスだが、響は胸に手を当て悲しそうな目をする。
「私は…私は…こんなので…英雄になんてなりたくなかった」
「へ?」
「こんな体にされるくらいなら…平凡な女の子として生きたかった」
「おい…」
「…あの噂、本当だったんですね」
響は確かに、ゾル大佐を倒した英雄と言えるだろう。しかし、その代償に響は改造人間にされ人間でなくなり父も殺され家族は不幸になった。何より響は、なりたくて改造人間になった訳ではない。選択肢すら与えられず強制的にショッカーに改造されてしまったのだ。
響の呟きに心配そうなクリスとあおい、不快とも同情とも取れる表情をするウェル博士。響の話を聞いて何かを察したウェル博士は話題を変える。
「皆さんが護衛してくれたソロモンの杖、僕が必ず役立てて見せます。これを解析できれば認定特異災害ノイズに対抗しうる新たな可能性を模索する事が出来ます」
そう言って、ソロモンの杖が入っているケースを見せるウェル博士。その姿に響が頭を下げ、クリスが「頼んだぞ」と言い言葉を続ける。
「ソロモンの杖は簡単に扱っちゃいけない物なんだ。アタシがとやかく言う権利は無いけど…」
拳を握りしめ下を向くクリス。クリスは未だにソロモンの杖を起動させた事を後悔していた。
そして、響達が基地を後にし弦十郎が手配したヘリに乗って翼のステージへと急ぐ。
ウェル博士は複数の護衛と共にソロモンの杖が入ってるケースを保管する為に移動していた。
やれやれ、彼女は英雄になるより普通の人間でいたかったとか理解出来ませんね!その力を使えば英雄になりたい放題の筈なのに…やはり、英雄は僕みたいな人間がやるべきなんだ!ああ、英雄になりたいな。…そう言えば彼女達との約束どうしましょう?例え、僕が居なくても彼女達なら勝手に動くでしょうが…あの計画で僕が英雄になれるんでしょうか?それにしてもショッカーですか、伝説は本当だったんですね。…彼女達には言ってませんが噂にはショッカーには三人の大幹部が居るらしいのですが…
「ウェル博士、お客様です」
思考してる最中に話しかけないで欲しいですね。僕はソロモンの杖を運んでるのですよ!
「これを保管庫に持っていきますから待たせて置いて下さい」
「いえ、直ぐに来てもらいます」
ちょっと、強引ですよ!人の手を引っ張んないで下さい。そんな事してると僕の護衛が…?護衛達が何も言わずに僕達に付いて来ている?これは…
「此処です、ソロモンの杖と一緒にどうぞ」
そう言って、連れてこられたのは上級士官用の客室ですか?何だか逆らえる雰囲気じゃないんですけど…分かりましたよ!入ればいいんでしょ入れば!僕は半ば自棄になって部屋の中に入った。其処には、
「久しいなウェル、元気か?」
「せ…先生…」
其処に居たのは僕に生化学と改造学を教えた先生だった。
その数時間、基地が爆弾テロに遭い死傷者が多数出てウェル博士もその中に入る。そして、ソロモンの杖は何処かに消えた。
「首領、予定していた最後の怪人の強化改造が無事終了しました」
薄暗い部屋の中、ショッカー科学陣が首領に強化改造の終了を報告する。その言葉に鷲のエンブレムの胸が点滅し声がする。
『予定通りだな、死神博士の方も上手くいったようだ。早速動かすがいい、おあつらえ向きに奴等はこのようなイベントをしようとしてる』
部屋の中にあるモニターが光、映像が映る。どうやらニュース番組のようだ。
「これは今夜開催するという風鳴翼とマリアなんとかのデュエットライブですか。これを襲撃するので?」
『そうだ、それで思い出させてやる!我等ショッカーの恐怖をな!手始めに会場の人間は皆殺しだ!既に準備は終わっている。フハ…フハハハハハ!!』
首領の笑い声が木霊する。三カ月間、沈黙していた邪悪が動き出す時が来た。
もう間もなく、日が沈みライブが始まる時間が迫る。会場の近くに止まっている大型トラックの内部にてハイテクな車いすに座り右目に眼帯を付けた高齢の女性がモニターを見る。そのモニターには今夜、風鳴翼とコラボするマリア・カデンツァヴナ・イヴが歌っている姿が映る。その女性の周りには他にも幾つものモニターが映り、その殆どが素人にはチンプンカンプンな文字が書かれていた。
その時、一台のモニターが文字を映し出す。メールのようだ。内容は英語で「汝 平和を欲せば 戦の備えをせよ」と書かれていた。
普通ならチンプンカンプンだが、女性は意味が分かったのか
「ようやくのご到着。随分と待ちくたびれましたよ」
そう言いつつも笑みを浮かべる女性。そしてライブが始まろうとした。
日本の風鳴翼と世界のマリアのライブがもう直ぐ始まる。会場の熱気も最高潮になり、備え付けられてる世界中のニュースのテレビ画面も今や遅しと会場の様子が映し出される。
そして、やや黒っぽい衣装を着た歌姫マリアが会場に向けて手を振ると会場に歓声が埋め尽くされマリアの名前が連呼される。
それはVIP席で見ていた未来たちも同じだった。
「きゃー!生のマリア、迫力が違うね!!」
「全米チャートに登場してからまだ数カ月なのに、貫禄がありますね」
弓美がはしゃいでペンライトを振り回し詩織がマリアの実績を言う。何故、未来たちがVIP席に居たかと言えば風鳴翼が手配した為だ。
「もう直ぐ始まるけどビッキーたちはまだ来ないの?」
「さっき電話でもう直ぐ着くって言ってたけど「ごめーん、遅れた!」!響」
もう直ぐメインイベントが始まると言うのに響とクリスがまだ来ない事で創世が未来に聞く。
その直後に、VIP席の扉が開き響とクリスが入って来た。尚、クリスだけ息を切らしていた。
「ハア…ハア…間に合ったか?」
「ギリギリだよクリス」
息を切らして汗だくのクリスに返事をする未来。そして、響と未来が座ると同時にVIP席の電気が暗くなり会場に居る観客席のペンライトが一斉に光り胸元が白い服を着た翼とマリアが舞台に現れる。そしてライブが始まった。
翼のマリアのライブは圧巻の一言だった。響もクリスも未来たちも二人の歌に聞きほれる。
「良い歌だね」
「…そうだな」
言葉数は少ないがその分二人の歌を聞いていたかった。この時、会場は愚かテレビでも聞いている人達の心は一つとなりかけた。が、
「これが歌姫の歌か、くだらん」
邪悪な存在には二人の歌の良さなどどうでもよかった。
二人が歌を見事に歌い切った。観客たちは大歓声を上げ弓美も立ち上がり両手でペンライトを振りまわす。クリスが口を開けたままだがその顔を見れば感動した事が伺え、響も自然と拍手する。
そんな歓声の中、観客に手を振る二人。そして翼とマリアのトークが始まる。
「ありがとう皆!私は、何時も皆から沢山の勇気を分けて貰っている。だから今日は、私の歌を聞いてくれる人達に少しでも勇気を分けられたらって思っている!」
翼の発言に更にヒートアップする会場。それに負けじとマリアも喋る。
「私の歌を全部、世界中にくれてあげる!振り返らない、全力疾走だ!付いてこれる奴だけ付いて来い!」
堂々としたマリアの発言に世界は熱狂する。中にはマリアの姿を見て泣き出す者までいた。
「今日のライブに参加出来た事を感謝する。そして日本のトップアーティスト風鳴翼と歌えた事を」
「私も素晴らしいアーティストと歌えた事を感謝する」
二人が握手をかわすと会場もまた歓声に包まれる。
「私達が世界に伝えていかないとね。歌には力がある事を」
「それは世界を変えていける力だ」
握手した手が離れるとマリアがステージの前の方に歩く。
「そして、もう一つ」
「?」
マリアの言葉に翼は少し驚いた顔をする。台本にはそんなセリフはないからだ。しかし、翼の反応を無視してマリアがバッと右手を振る。瞬間に観客たちの前や通路にノイズが現れた。
さっきまでの歓声とは反対の阿鼻叫喚が観客を襲う。
「…たえるな…狼狽えるな!!」
パニックを起こす観客たちにマリアがボソッと呟いた後にマリアはマイクに向かって言い放った。
マリアの声が会場を支配し観客たちも取り合えず静まる。
「ノイズを出しただと!?」
「アニメじゃないのよ!」
「何でまたこんな事に!?」
「マリアさんが出したの!?」
「これじゃ、迂闊に動けない!」
パニックになってるのは未来たちの方もだった。幸いVIP席だった為、周囲にノイズは居ないが観客とノイズが近い為、迂闊に動くことも出来ない。クリスがイチイバルを握り響が会場の様子を見守る。
ノイズの出現は直ぐに二課にも知られるが、大型トラックに乗った高齢の女性は「遅い」と言いつつ「計画が始められる」と言った。
観客たちがノイズに取り囲まれてる中、翼は自分の持つギアのペンダントを触り何時でもシンフォギアの姿になれるよう準備をするがマリアにアッサリと見破られる。その後、少しの会話をした後に、マリアがマイクを回転させ宣言する。
「私達は、ノイズを操る力をもってして、この星の全ての国家に要求する!!」
「世界を敵にまわす口上!?これはまるで…」
マリアの口から語られたのは宣戦布告だった。更に、
「そして」
マイクを空中に放り投げて目を瞑る。
「Granzizel bilfen gungnir zizzl」
マリアの体が光り輝く。間違いなくシンフォギアの装着の光だった。
「黒い…ガング…ニール…」
「嘘だろ、おい!」
マリアの姿に息を飲む響とクリス。
そのシンフォギアは嘗て響を助けた天羽奏と立花響のガングニールと瓜二つだった。違うのは奏や響のガングニールより黒い事と黒いマントが付いていた。
その姿に翼も響も弦十郎すら言葉が出ない。しかし、その反応にシンフォギアの姿となったマリアは空中に放り投げたマイクをキャッチし再び喋る。
「私は…私達はフィーネ!そう、終わりの名を持つ者だ!」
「ほう、フィーネだと?」
「どうします?あの娘を捕獲しますか?」
「首領からそのような命令は受けていない。それに過去にもフィーネの名を騙る者もいたそうだ。だが予定より作戦を早める。他の戦闘員にも連絡しろ」
「イーッ!」
その後、翼もシンフォギアを纏う為に歌を口にするが緒川に止められ、それならばマリアが観客を逃がし解放しようと言いかけた時に異変が起きた。
「なんだこれ?」
「スモークか?」
「ママ、煙いよ!」
突如、観客席に大量のスモークが漂う。背の低い子供が煙そうにして親が抱き上げたりもした。
「ちょ、誰よスモークを出したの!?」
これにはマリアもご立腹だった。まさか、観客やテレビの目から翼を隠しその間にシンフォギアを纏うのかとも考えたが翼の方に視線を送るもその様子は全くない。翼は何が起こってるのか分からず、響は嫌な予感がした。
「きゃあああああああああああああああああ!!!」
突如、発生した悲鳴にマリアも翼も響達も会場を見る。もしやノイズかと考えて居た翼たちだが其処で見たのは一人の男性が女性を殴り倒してる現場だった。いや、殴り倒すの話ではない男はそのまま女性を殴り続ける、他の観客が止めようとしたがその観客が別の観客に襲われる。その近くに居た子供を抱えた母親が子供の首を絞めだした。
「いやーーーーーーーーーーー!!」
「うわあああああああああああ!!」
「助けてくれーーーーーーーーー!!」
気付けば別の観客席からも悲鳴や断末魔が聞こえる。観客が観客を襲う姿があっちこっちで見られる。何時の間にかナイフを持って観客たちが殺し合いを始めた。観客だけではない、さっきまでその存在に怯えていたノイズにも襲い掛かり灰となる者までいた。
「いやああああああ!!」
「一体何が起こってるんだよ!?」
VIP席からその様子を見ていた弓美たちが叫びだしクリスが何が起こってるのか判断ができない。
「…あの煙が流れてから皆さんがおかしくなった気がしますけど…」
「煙?」
詩織の指摘に響は改めて会場に流れたスモークの出所を探る。しかし、そこにはもう煙などなかった。
「皆、止めろ!止めるんだ!…止めてくれ!」
あまりの事態に翼の体が動かずステージの上から制止しよう叫ぶが殺し合いを始めた観客が止まる気配はない。それどころか、暴れる者が次々と増える。そこで翼が気付いた、暴れる者たちの目が正気でない事に。
「!マリア、これもお前の仕業か!?」
目の前のありえない光景に翼がマリアを疑うが、マリアの方を見ると自分以上にありえない物を見た顔をして震えていた。
「し…知らない!私はこんな物、知らない!」
『マリア!マリア、如何したのですか!?マリア!』
マリアがパニックになりかける中、マリアの持つ無線機にあの高齢の女性の声がする。
「マム、見ての通り観客同士が殺し合いを!」
『落ち着きなさい、マリア!モニターを見なさい!!』
マムと呼ばれた女性の声にマリアが世界のニュースを流しているテレビ群を見る。
「どうして…どうして何も起こってないの!?」
その映像には自分達が慌てえる様子や観客たちの殺し合いが起こってなかった。ただ、マリアと翼が話す様子が流されていた。
『落ち着きなさい、マリア!これはループ映像です!』
「ループ映像!?」
落ち着いてよく見ると確かに映像がループされていた。何時の間にかテレビ画面がループ映像に切り替えられていた事にやっと気付くマリアと翼。これなら今の会場がどうなってるかなど誰にも分からない。
「本当だ、一体だれが…」
『分かりません。二課にしては早すぎる。念の為にと既に調と切歌を向かわせています!』
「お前達でないなら…まさか!?」
マリアの反応に翼も別の奴が犯人だと睨む。そして、脳裏に災厄な考えが浮かぶが、
「その考えは正しいぞ!シンフォギア装者の風鳴翼!アーアアアアアー!!」
突然の不気味な声が空からして二人が上を見る。上には一羽のカラスが飛んでいた。
「カラス!?」
「ちょっと待って、こんな時間帯でカラスって…え!?」
日の暮れたこんな時間帯にいくら此処が明るくてもカラスが飛んでいるのは不自然だと感じたマリアだったが次の瞬間、ただのカラスが人型へと変わり、マリアが絶句して翼が顔を顰めた。
「俺の名は怪鳥人ギルガラス!この会場の人間どもは俺のデッドマンガスで殺人鬼となったのだ!」
「怪人だと…」
翼はただただ見たことない怪人に驚いた。
原作ではマリアの優しさもあり無事解放された観客たちもショッカーの所為で大惨事に。
ここのウェル博士は原作程、マムたちの計画には今一乗り気ではありません。それによって、Gの原作では列車時に襲って来たノイズも出てきません。でも、響達は活躍はちょっとだけ見たかったようです。
ショッカーは裏の世界では伝説扱いです。知ろうとしたり関わったりすれば行方知れずになる事が多いからです。
そして、原作では遅れた響達が無事ライブ鑑賞。