やはりラストダンジョン前の村の少年と俺達の青春はまちがっている。 作:Vita版つくって下さい
ラスダンアニメ5巻までやる気なんですかね?
外へ向かうと、何やら老け顔の軍服姿の斧を持った男とピンクの服装に腰に赤い変なベルトをつけたレイピア装備の金髪短髪の女だった。
「ベルト姫、お前は地方貴族の評判だけでなく、士官候補生としての評判まで下げる気か? また問題起こしやがって……」
「問題など起きてませんわ。今だってその男が『お前が探すロイドを見た』というから来たのに、ただの下卑たナンパだったので、少し痛めつけようと、胸毛を全てむしり取ったまでですわ」
大問題だろ………
「テメェが問題起こすと、同じ地方貴族の俺の出世にも響くんだよ!」
会話を聞いているとこの二人は地方貴族……そして見たところ新入生……事前情報から考えると男の方はアラン・トイン・リドカインだったか? たしか元々は林業で名を馳せていたが何代か前で武勲でも名を馳せた地方貴族の中でも名門だったはず……
そしてもう一人はセレン・ヘムアエン……たしか幼少期に呪いのベルトが顔を巻き付いて取れなくなり、取るために強さが必要で強さを求めたとか噂の通称・ベルト姫だったはずだが……ベルト、外れてね? 外れるくらい強くなったのか? それともロイドとか言っていたが何か嫌な予感がするが……
そしてその二人の言い合いを見て、士官学校の魔法講師であるコリン・ストラーゼ先生が止めに来た。
が、時既に遅し。リドカインが斧を振り上げ、ヘムアエンを攻撃しようとした瞬間………ヘムアエンの腰のベルトがリドカインの斧を防いだ。………へ?
「これは、そう! ロイド様の思し召しですわ!」
ん? やっぱりロイドって言ってるな……ベラドンナと知り合いか?
「この命はロイド様のもの! このベルトこそロイド様との運命の赤い糸ですわ!」
あ、やっぱりあいつのベルトの呪い、ベラドンナが解いたのか?
リドカインは色々ツッコミを入れているが全部ヘムアエンは無視していると……
「あのー、すいませーん。なんか僕の名前が聞こえたんですけど?」
ベラドンナが二人の決闘に乱入。そしてデキストロ大佐やストラーゼ先生もようやく決闘の間にやってこれた。
そしてヘムアエンは勝手に自分のリドカインとの決闘をベラドンナに引き継がせようと恋愛小説のような展開に無理矢理している。
そしてデキストロ大佐はベラドンナが戦うという事で何か期待感のようなものを感じて、すっかり決闘のやる気が冷めたリドカインに向かって………
「空気読めぇぇ!!! 軍人たるもの一般人くらいボコボコにできなくてどーーーする!!」
「ええ!!?」
普段のデキストロ大佐では決して言わないようなセリフを吐いた。
そんな普段と違うセリフにストラーゼ先生も慌ててデキストロ大佐に詰め寄る。
「ちょっとメルトファン! あんたいつもなら………「あのロイドという少年は例の『ルーン文字』の解答の子だぞ」レッツ・ファイ!」
何ということでしょう。止めに入ったハズのストラーゼ先生すらベラドンナの本気の実力がみたいがためにリドカインを犠牲……もとい生け贄にしようとしている。
まぁ、リドカインは結構頑丈そうな見た目に鍛え方してるっぽいしストラーゼ先生は回復魔法のスペシャリストだし、無防備な顔面にベラドンナの渾身の一撃を喰らわない限りは大丈………
「流石にハンデが必要だろう。先に一発、俺の顔面を思いっきり殴ってくれ!!」
なにを勘違いしたのか、リドカインの奴は自ら死にに行った………
そしてベラドンナは………
「行きます!」
「「「逝くなっ!!!」」」
流石にこのままではただでさえ嫌いなトマトが二度と食えなくなる!?
そう思い、俺は得意の影の魔法を使おうとしたが………
ブワッ!?
いきなり竜巻が発生した。
そして風が収まった頃には、ベラドンナの姿が見えなくなった。
そして俺は見逃さなかった。ベラドンナを連れ去った人間の姿を………あれは、マリーさん?
……。
…………。
………………。
結局、あの決闘はベラドンナがドサクサに紛れて逃げ出したという事にして方がついた。が、ベラドンナの実力をちゃんとわかっている面子……デキストロ大佐、ストラーゼ先生、フラビン、ヘムアエンは、ベラドンナを士官学校に入れるためにどうやら3年前から行方不明のマリア・アザミ王女を探し、その報酬としてベラドンナの編入を希望する為に動いているらしい………俺は、王女様についてもベラドンナの行方についても心当たりがあり、アザミイーストサイドの雑貨屋へ来ていた。
しかし、雑貨屋は休みだったので日を改めようとすると、近くで俺は嫌なヤツを見た。
「ううう……マリーざぁん……あの男は何者でずがぁ」
ショートヘアーに士官学校の制服……胸元がはち切れそうなくらいパッツンパッツンのバストの女………ミコナ・ゾルが木の上で歯ぎしりをしていた……
「げっ! エイト・ヒキヴァレイ!? な、なんであんたがここに!?」
「いや、そっちこそ木の上で何してんの? 降りられないの?」
「そんなわけ無いでしょう!?」
ゾルは木から降りて俺を睨みつけて言う。
「だいたい、落第した貴方がこんなところでなにをしているのよ!」
「少し毎年恒例の王女探しについて情報集めを……」
「マリーさんに会いに来たとか言わないでしょうね?」ゴゴゴ
そして女の癖に女が好きなレズビアン。俺が今から向かおうとしていた雑貨屋の店主、イーストサイドの魔女ことマリーさんに恋愛感情を抱いてしまった残念なやつである」
「誰か残念なやつよ!?」
あれ? 声に出てた?
「とりあえず、俺はマリーさんには興味ネーから安心しろよ」
「できるもんですか! ただでさえ悪い虫がマリーさんについたんだから!」
え? マリーさんに彼氏でもできたの?
「進級前の遠征から戻ってきたら雑貨屋の前で仲睦まじく男とイチャコラしてたのよ! しかもそいつはウチの学生食堂でバイトしてたわ! 何者よ!」
ん? 学生食堂でバイトしてた?
「なぁ、そいつってもしかしてロイド・ベラドンナか?」
「そうよ! 何か知ってるの!?」
「え? いや、ベラドンナのヤツ、マリーさんと住んでんの?」
「ええ、そうよ! 私の居場所を奪った憎き男よ!」
いや、マリーさんはお前のものでもないから………
しかし、マリーさんはベラドンナの正体を知ってるの?
もし、マリーさんがコンロン村の事を知ってるとすれば……まさかとはずっと思っていたが、やっぱりマリーさんの正体は……
なかなかバトルシーン出せないな
次回はバトルシーンを遣りたい