厨二病だよ黒崎くん 作:きりたん
俺は空座第一高校に通う普通の高校生だ。
他の人と違うのは前世の記憶を持ってるって事くらい。
ちなみに自分で言うのもなんだが俺は人気者だと思う。第二の人生は
通学中に電柱の影に隠れてる女の子とか、道に突っ立ってるサラリーマンとか色々と声をかけられる事が多いんだ。
まぁ時間もないからちょこっと話してすぐ行っちゃうんだけど、向こうはもっと話したいらしい。
たまにヒソヒソとこっち向いて話してる人たちもいるけど、普通に声かけてくれればいいのにな?
そういえばたまにオレンジの髪した不良がこっち見てるけどカツアゲには注意しとこう。
まぁ学校自体が不良の多い学校だから俺みたいな普通の学生なんてただのカモでしかないんだろう。
この町は特徴的な人間が多い。ここ日本のはずなのに…
いつも通り学校で授業を受け帰り道、今日も電柱のところで女の子が立ってるから話してから帰る。もうここまでくると日課みたいなもんだな、うん。
おにいちゃんはいつもたのしそうだね
「まぁねー、でも結構毎日同じような事しかしてないんだよ」
でも由美うらやましいな
「由美ちゃん小学生くらいだよね?楽しいこといっぱいあるんじゃないの?」
ううん、由美学校いってないから
知らなかった。いっつも同じ場所にいるから不思議だったけど学校に通わせてもらってないのか!?
義務教育を放棄するとはなんて親なんだ。ここ日本だぞ。
「おい」
(しかし俺が何かしたところで由美ちゃんが学校行けるようになるとは思えないし…)
「おい!そこのお前!」
(いや確か悩める子供相談室とか子供を愛でる会とかに相談すれば…ん?)
「電柱に向かって独り言言ってるお前だよ!」
俺は由美ちゃんと話してるから違うけど、電柱に向かって独り言ってどんな寂しいやつだよ。あんまり友達になりたくないけど顔みたろ。
周りを見渡してみるけど電柱に話してるやつなんてどこにもいない。
これはあれだ。見えてはいけないものが見えてる悪い薬とかやってるやつだ。
君子危うきに近寄らずって言葉もある。危ない人には近づかないようにしよう。
あ、由美ちゃんにもちゃんと注意しとかないと。
と思ったらたまにこっち見てるオレンジヤンキーがこっち来た。
「お前だよ!ったく何回声かけさせんだよ」
「うん?何を言ってるのかわからないが俺はお金持ってないから帰して」
「待て待て!そうじゃねぇ。…お前さ、なんで電柱に向かって話してたんだ?」
「何を言ってるんだい?俺はこの子と話してただけだよ」
「あー、いや、俺も見えるんだけどよ。なんつーか、そいつって普通は見えないんだ」
オレンジヤンキーはやっぱり悪い薬やってるみたいだ。
たぶん俺の顔はすっごく優しい表情をしていると思う。というか早く逃げたい。
とにかく刺激しないように気をつけてゆっくりと離れる。
あ、肩掴まれた。
「なんだその表情は。お前が何考えてんのか知らねーがそれは誤解だ」
「大丈夫。まだ俺たちは高校生だ。人生だってやり直せる。良薬口に苦しって言ってね。苦い薬がよく効くけど、気持ち良くなる薬ってのは身体に悪いんだよ。とにかく俺は帰るね。由美ちゃんもまたね」
なんとか逃げようとしたけどなぜか逃してくれないぞこいつ。しかもやけに違う違うって否定してるけど何が違うんだ?
あー、わかった!誰もこのオレンジヤンキーの話に付き合ってくれないからか!そりゃ誰だって近づきたくねーよ!なんだ見えるとか見えないって。
話聞くまで帰してくれない気がしたから聞くだけ聞いて開放してもらおう。
どうやら俺がよく話しているのは幽霊で普通の人間には見えないとか、それを見てる普通の人間からは何もないところででかい声で独り言喋ってるから気味悪がられてるとか、そんな内容だった。
なるほどね。理解した。ただの高校生なら騙されるかもしれないが、こちとら前世持ちだ。
このオレンジヤンキーの言いたいことはすぐにわかった。
「開放して欲しくば壺を買え」ということだ。もしくはお札とかか。
そういや前世でも霊が憑いているとか言ってお水買わされそうになったことあるわ。
とにかくそういうことだったのか。唆されてこんな事してるのか悪い薬欲しさなのか知らんが彼を救えるのは俺だけということか…
「ヤンキーくん、悪いことは言わない。今すぐ病院へ行くんだ。時間はかかるかもしれないがちゃんと治してくれる。そんな事をしても君のためにならないんだ。いいね?学校には俺からちゃんと伝えておく。元気になったらまた学校で会おう」
「だから違うんだって!ひとの話をちゃんと聞け!あと俺はヤンキーじゃねぇ!黒崎って名前があるし、なんなら家は病院だ!」
「ならちゃんと家の人に頼んで治療してもらうんだ。何も恥ずかしい事じゃない。今はわからないかもしれないが、将来この
平和な島国育ちというのは良い事ではあるんだが危機感が欠如しているのは問題点かもしれないな。
とか思ってたらやっぱり違うとの事。どうやら自分も幽霊が見えるから幽霊と普通に話している俺を見て声をかけたらしい。
ただのヤンキーだと思ってたらスピリチュアルヤンキーだったとは。
悪いとは言わない。彼にも何か耐え難いトラウマがあって空想の世界しか逃げるところがなかったんだろう。
そう考えるとオレンジの髪は黄色信号から
そうやって外部に近づかないでくれと示しながらもやはり1人は嫌だから誰かを求めてしまうんだな。
俺みたいに老若男女問わず話しかけられる人間ならば話しやすいと思って期待を込めていたのだろう。
その期待には応えてあげたいところだが黒崎くんだけに構っているわけにもいくまい。
ひとまず今日のところは納得いくまで話を聞いてあげて満足させてあげよう。
「あー、黒崎くん。君の話はちゃんと聞くから場所を変えないか?このままじゃ由美ちゃんもどうしていいかわからないし道端で話すような事でもないだろう?」
「あぁ、そうだな。お前がちゃんと話を聞いてりゃこんなに疲れることもなかったんだが」
「大丈夫。君の
「そりゃ突然(実は話してたのが幽霊だったとか)言われたら理解できねーよな。とにかく場所変えるか」
そこから黒崎くんの話に付き合う形で俺も前世の知識を披露することにした。
この世には幽霊が溢れていて、幽霊の事件は霊界探偵という存在が解決したりすることや霊界の他に魔界なんかもあって強大な勢力が覇権を争っていること、外国の秘境にはパッチ族という民族が代々
どうやら黒崎くんの琴線に触れることがあったのか「幽霊に追いかけられるんだがなんとかならないか?」と聞いてきた。
ちなみになんと答えたのかというと「すべては
まぁシャーマンファイトなんてあるわけないんだが。
その日はそんな話をして別れ、帰り道でたまに会うお姉さんと話してから帰った。
このお姉さんはよく怪我する人みたいでいつも頭から血が出てる。病院を勧めても大丈夫としか言わないし困ったもんだ。ちなみに連絡先を聞いても教えてくれなかった。
しばらくして黒崎くんに会ったんだが、なぜかお礼を言われた。
なんでも死神と会って戦う力を手に入れたんだそうだ。そして今は死神代行として戦うことにしたらしい。戦う時に以前聞いていたいろんな技や戦い方が参考になったんだって。
俺は内心かなり焦った。黒崎くんはいよいよトリップしてしまったようだ。俺のせいで黒崎くんはますます現実逃避し始めてしまったんだから。
いや、いい方に考えろ俺!黒崎くんは自分なりのファンタジー小説を作ろうとしているのかもしれない。もしくは漫画家。
将来彼が考えたキャラクターたちがゲームになってるかもしれないんだ。
彼は悪霊にホロウという名前を付けてた。なるほど、hollowか。可愛さも含みながら敵役の名前にするならいい感じだな。ネーミングセンスは良さそうだ。
しかし死神の力ってのは少しばかり中二っぽくないか?いやこのくらいの年齢ならまだ闇とか大好きな年齢か。死神の代行っていうのはよくわからない設定だが、序盤は代行として成長していって死神になるとかそんな感じなのか?
「いいかい黒崎くん。敵との戦いは常に初見だ。そして敵は毎回違う力を持っている。そんな相手に簡単に勝てるなんてことはありえない。だから負けそうになって膝を折ってしまいそうな状況になっても、決して諦めずに
「あぁ、わかってる。今の俺はまだ戦う力を手に入れたに過ぎねぇ。だが、俺がみんなもこの町も護りきってやるさ」
「その意気だよ黒崎くん。(主人公に自分を投影しているのはどうかと思うが)君が諦めなければきっと守れるさ。ただ(主人公の俺ツエーーはあんまり好きじゃないから)仲間の存在を忘れてはいけないよ。仲間とは共に戦う者であって君が守る者ではないんだからね。信頼し背中を預けるってのは君にとっても仲間にとっても大事なことさ」
「…そっか、そうだよな。確かに
「それは仕方ないことなんだよ。(キャラは複数動かすより主人公だけのほうが楽だからね)でも1人で全部を守れるなんて
「そうだな。確かに(仲間にも傷ついてほしくないなんて)難しい事かもしれないけど俺1人で全部なんて不可能だもんな。ちゃんと(仲間と戦うって事を)考えてみるわ」
「急ぐ必要なんてないさ。時間をかけてもいいから(設定を)考えてみるといいよ」
どうやら黒崎くんは日本刀で戦う設定にしているようなので、参考にと某流浪人の漫画の技なんかを教えてあげた。
いずれは地球上のみんなから元気をもらって最後の一太刀とかも教えてあげよう。
たぶん今は近接戦闘メインで戦う設定なんだろうけど、絶対に中盤くらいからは能力ものとか霊力の強さがーとかになるはずだ。
どうしても次から次へと強い敵を出そうと思ったら腕力だけじゃ無理だしね。死神設定なんだから○○を司るとかやりそうだし。
まぁこれは黒崎くんの(考えた)物語だから俺があんまり口出しするのは無粋ってやつだ。
助言を請われた時にだけアドバイスしてればいいや。
後日また黒崎くんに会った。なんでもちゃんと仲間を信頼して一緒に戦うことにしたらしい。
「そっか、そのほうがいいよ。(戦隊モノとかもそうだけど)5人くらいは必要だと思ってたんだ」
「あぁ、(俺、ルキア、チャド、井上、石田、こうなることがわかってたのか…)あんまり巻き込みたくなかったんだが、この前言われたことを考えて仲間を信じることにした」
「アドバイスが役に立ったなら嬉しいよ。んで、今日はどうしたんだい?」
「あぁ、またちょっと相談なんだけどよ」
黒崎くんの相談というのは仲間の能力についてだった。1人は右腕を変化させて戦うパワーファイターで、もう1人は怪我を治療したりするヒーラーのようだ。
なんでもこの後死神の世界に連れ去られた仲間を助けに行くことになって、自分含めパワーアップが必要になったらしい。
奪われた仲間を助けに行く展開か。
うん、やはり黒崎くんは王道的中二だったようだ。
修行回ならば四大行とか教えてもいいか?いや、焦るな俺。もし黒崎くんが俺のアドバイスをそのまま取り入れていたら物語の繋がりとかおかしくならないか?
確か霊力を使う死神設定だったのに念とか出てきたらおかしいよな。
まぁそのへんは追々教えてやるか。
「そうだね。話を聞いた感じだと2人とも力に目覚めてまだ間もない(設定)だろう?まずは基礎能力を高めていくほうがいいんじゃないかな?」
「やっぱりそうだよな。いつもみたいに(ぶっ飛んだ)意見とか発想とかないのか?」
「うーん、霊力ってさ。イメージなんだよね(たぶん)。発想力とも言える。そしてそのイメージした通りの形を思い通りに操ることができたら、それだけで戦いの中での選択肢は広がると思うんだ。パワーファイターの子なら大砲にするとか、腕自体を大きな剣や槌にするとか、鞭にして変則的に戦うのもありだね。ヒーラーの子なら戦うよりもまず自分が攻撃を食らわない事が大前提じゃないかな?(黒崎くんが考えた設定がわからないから)詳しく教えてもらったりすればまた違う意見も出るかもしれないけどね」
「いや、こうやって色々(霊力や戦い方の)話を聞いてもらってるだけで十分だ。」
「そうかい?(他の人に話したらイタイ子扱いだろうから)俺でよかったら話を聞くくらいいつでも構わないよ」
そこからしばらく黒崎くんに出会わなかった。学校も休んでるみたいだ。
おそらく執筆活動に集中しているんだろう。でも欠席は良くないぞ。
なぜか今まで会っていた由美ちゃんや他の人たちも会わなかったんだが、由美ちゃんはちゃんと学校に通えるようになったのか心配である。
そんな事を考えてたら黒崎くんがやってきた。元々彼にはいつも仲の良い友だちがいるから俺から話しかけることは少ない。いや俺は俺でちゃんと友だちがいるぞ。
俺と話す時は基本妄想物語の事だしクラスメートの前で話していい内容ではないからそんなに話すことがないだけだ。
だが彼の様子がおかしい。いつもみたいに妄想を話している時の雰囲気ではなく気落ちしているような…表面上は隠してるつもりだろうが俺にはお見通しだ。
そして俺には黒崎くんが落ち込んでいる理由だってちゃんと理解している。
そう、スランプだ!
いやぁこればっかりは仕方ない事なんだよな。どれだけ妄想力が高くても必ずぶち当たる壁だ。
ここで
こちらに気づいていないようだし、たまには俺のほうから声をかけてみるか。
「やぁ黒崎くん。随分と暗い表情をしているけど何かあったのかい?」
「あぁ、ちょっとな。いや、お前ならいいか。この後時間あるか?」
「もちろんだよ。その空元気というか気落ちしてるのを隠してますみたいな態度の理由も気になるしね」
「気づかれてたのかよ…他のみんなも気づいてたのか?」
「さてね。気づいている人も何人かいそうだけど、俺はすぐにわかったよ」
放課後の教室で黒崎くんと2人だけで話を聞く。クラスメートの井上さん(だっけ?)などは心配そうに待とうとしていたが黒崎くんが大丈夫だからと帰らせていた。
まぁ今からする話は誰にも聞かせたくはないだろう。下手するとゴミを見るような目で見られかねない。
黒崎くんから話を聞き、要約すると俺(主人公)が敵と戦いボスに対して自分の持つ力を全て使って倒した。それによって黒崎くん(主人公)は今まで使えた霊力を使えなくなった。自分だけ戦う事ができなくなり仲間に任せっぱなしになっているのが悔しい。ということだった。
なんだ、スランプかと思ったらめっちゃ脳内物語進んでるじゃん。
この展開で考えられるのは2パターンある。主人公交代パターンか、主人公の力復活パターンだ。
つまり今は主人公が力を取り戻すまでの仲間パートなのだ。
だけど黒崎くんは自分が主人公になりきってるから展開が思いつかないのだろう。
「黒崎くん、君の話はよくわかった。だけど諦めちゃいけない。そして焦ってもいけない。これは次(の展開)のために必要な時間なんだ。
「なんだよそりゃ?藍染よりも強い敵が現れるっていうのか?」
「そうだね。(愛染?愛染明王か?死神設定だから敵は仏とかそういう感じなのかな?)俺は愛染で終わりだとは思わない。(仏教的な意味で)」
「そっか、なんでそう思うのかはわかんねーけど、今までお前のアドバイスは役に立ってるしそうなのかもしれねぇな」
「そしてもう1つアドバイスだ。こういう
感情移入も大事だが主人公になりきってしまっては良い物語など浮かばないだろうに。
いや、
主人公が復活した後の敵なんかについて考えているのかもしれない、気落ちしていた表情から考える表情になった黒崎くんと学校を離れ、雑談しながら帰っていった。
後日また黒崎くんから話をきいた。
なんでも新しい力に目覚めたんだけど、その力を奪われてしまい最後には敵対したり共に戦った死神たちの協力を得て力を取り戻したらしい。
うんうん、悩んだ甲斐があったね黒崎くん。
仲間たちもしっかり成長し一緒に戦っていたみたいだし、スランプを乗り越えられて良かった良かった。
「色々と焦ったりもしたけどさ。お前と話してたら仲間たちと協力する事とか、やっぱ大事だったんだなって改めて思えたわ」
「それならよかったよ。無事に
「それが前に言ってた藍染よりも強い敵ってやつか。今までもそうだったけど、お前には未来が見えてるのか?」
「(妄想物語の)未来か…それは俺にはわからないけど、きっと
「そっか、俺も誰がきてもみんなを護ってみせるさ」
「あはは、信じてるよ。君ならば必ず(この妄想を)
「あぁ!任せとけ!」
今までずっと黒崎くんの妄想を聞いていて、起承転結で言えば今は「転」の段階だ。
主人公が死神の力を得て戦い始めて、その力を失って仲間パートも出てきたし、次は最後に仲間やライバルたちと共闘してラスボスを倒して終幕だ。
長かったような短かったような気がする黒崎くんの妄想物語だけど、ここまできたら最後まで見届けたい気持ちもある。
そして将来大人になった彼にこの物語を聞かせてあげて悶え苦しむ様子をニヤニヤと見てみたい。
ここまで付き合ったんだからそれくらい許されるだろう?
今のうちに設定集とか作ってもらっておくか。でもそんなの保管してたら俺がイタイやつだよな。
高校生活も今年が最後なんだ。黒崎くんよ、ぜひともこの壮大な妄想に決着をつけてくれ。
彼の妄想力を侮っていたよ…
最初は死神とか仏とか日本が舞台なのかと思ってたのに途中からやけに西洋名になるなと思ってたんだ。
ホロウなんかは可愛げのある名前だなくらいだったけど、アランカル(?)とかクインシー(?)とかどっから出てきたんだ?って名前がすらすら出てきてた。
おかしいだろ!愛染明王が最初のボスだったんだから次に出てくるのは菩薩とかそんな感じにならないと繋がらなくね!?
…いや、そうじゃない。これはきっと俺の考え方が固まってしまってるのが問題なんだ。
死神が主人公だからと言って神仏を敵にするのが浅いってことなのか!
確かに地球人だと思ってたらサイヤ人だったりナメック星人だったりしてたもんな。
ハオ様だって今の俺を見たらきっと「ちっちぇえな」って言うよな。
オーケー大丈夫だ。さぁ黒崎くん続きを聞かせてくれ。
え?ラスボスは未来を改変する力?…まぁいいけど風呂敷広げすぎて大丈夫?
死神の力にホロウの力とクインシーの力を合わせて戦った?
まぁ単純に力が増大したよりも説得力はある…か?
かつて倒した愛染も共に戦った?なるほどボスも仲間になるパターンのやつね。
それでも苦戦していたけど、最後は能力を無効化させるアイテムを使って倒したってことね。
あれか、ひかりのたまみたいなやつか。闇を払うみたいな。
「(脳内では)随分と激戦だったみたいだね。でもまぁ最後は(妄想物語を)終わらせることができて良かったよ」
「あぁ、まさか本当に藍染よりも強いやつが出てくるなんて思わなかったな…俺1人だけだったら絶対に勝てなかった。正直もう1回戦ったら今度は勝てないかもしれねーな。それくらいの相手だった」
「うん、(主人公)1人では勝てないだろうね。(俺ツエーー好きな)黒崎くんとしては単独撃破したかったんだろうけど、それじゃあ
「…なるほどな。次(現世や尸魂界を脅かす)敵が現れるようなら俺1人で倒せるくらいに強くなればいいんだよな」
「そうそう、君の
「あぁ、俺が護ってやるさ!」
次に黒崎くんの