新たなる村人降臨
---亜樹---
奉公という名の懲役が終わると、森の中にいた。俺一人で生きるには頼りなく見えたのか、俺の後見人が、蜘蛛の魔物、見た目が人間のアラクネと、スライムの魔物、同じく見た目が人間のグラトニースライムの2体メイドとバトラーとして付けてくれた。アラクネは女性、グラトニーは男性に見えるが、性的欲求はないようだ。
俺はこの森で何をしていけばいいのだろうか?
<やりたいようにすればいいよ>
俺に宿る亘が答えて暮れた。何代か前の前世で、俺が彼を手助けしたらしい。その記憶は無い。
ステイタスと念じると、目の前にタブレットのような物が権限し、俺のステイタスを表示してくれた。前世の記憶がうっすらと残っているのだろうか、なんとなく、操作の仕方が分かるのだった。
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名前 アキ(鳥居 亜樹)
前職 川の管理人
スキル これからおぼえましょう
魔法 亘に依存でいいですよ
PS パーソナルスキルです。芸術、暗殺、料理とバラエティに富んでます
使役
グラちゃん 【悪食】グラトニースライム
アラちゃん 【不死】アラクネ
シロちゃん 【神喰狼】フェンリル
クロちゃん 【門番】ケルベロス
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目の前に居る白い犬、いや狼がフェンリルで、黒い犬がケルベロスかぁ。でメイドがアラちゃんで、執事がグラちゃんか。まぁ、料理は出来るみたいで都一安心である。衣服はアラちゃんがアラクネシルクで布を作り、縫製して作ってくれた。
で、先ず住む場所だが…地獄の鬼さん達から、選別で刀を貰ったので、それで、木を切り、材木に加工していく。暫くすると木工スキルが生えてきた作り出した材木をグラちゃんが食べ、表面加工をしてくれた。グラちゃんの唾液は耐腐食性があると亘が教えてくれた、
材料から家を建て始めたのが、付近を散歩していると、古びた教会のような建物があった。一から建てるのでなくて、補修の方が楽かな?亘と相談し、方針を改築に変えた。この教会のご神体は女神のようであったが、俺の恩師の像にしてみた。うっすらと残る記憶を頼りに、木材を彫刻していると、彫刻スキルが生えた。教会の内部を探索すると、地下室を見つけた。そこには色々な道具が保管されており、細やかな細工を出来るようになっていく。そして、地下室には隠し部屋があり、そこには書物が保管されていた。それも何故か日本語で記されている。不思議なことに、俺はその文字が『日本語』であると認識し、書物に書かれていることが理解できていた。
食事は白黒コンビが獲物を狩って来てくれ、それを解体し、火に炙って食していた。何か味気ない。
<岩塩を使えば良い>
亘のアドバイス。地面を掘り岩塩を探す。岩を削り、岩塩を探す日々…
「これが岩塩だよ」
と、グラちゃんがもってきてくれた。俺の苦戦模様を見て、探してくれたようだ。岩塩の採掘場は、5分くらい歩いた山肌にあった。海が近くにあったりすると、魚が捕れそうだけど…記憶には無いが、ふと焼き魚が恋しくなった。なんでだ?