Archive of militia   作:マカロニサラ・ブリッグス

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さあ、ついに総力戦が始まりますね。

貫通三銃士をつれてきたよ!(ノノミ、カリン、ネル)


再生開始

 ......っ......頭が痛い......まだ死んでないのか?運が良い......というよりかは、不幸中の幸いって感じか。

 

 瞼を開けると光が差し込んでくる。

 あまりの眩しさに少しの間目を焼かれたが、次第に慣れてくると周りの景色をはっきりと見ることができた。

 

 ここは......川の土手?なんだってこんな場所に?周囲の環境を見るに惑星タイフォンじゃないな......だとしたらあの時の現象は長距離の転移だろうか。

 

 時間の跳躍という線も考えたが、ここまで地形や気候が変化するものとは思えない。

 

 まあ、どちらにしても迷惑極まりないがな。

 

 とりあえず、まずは通信が繋がるかだが......ダメだな、全く繋がらない。

 念の為にBTとの通信も試してみたが、案の定駄目だった。あの転移の際にシステムの故障でも起こったのだろうか。

 

 となると......

 

「完全に孤立状態か......」

 

 置かれている現状を理解して、思わずため息をつく。

 

 いつまでも項垂れていても仕方が無い。幸い、周囲にビルや居住区がある当たり人間がいることはわかっている。

 

 現在地の情報を得る手掛かりくらいは見つかるだろう。

 

「......おっとそうだ、他のシステムのチェックと装備の確認をしておかなくちゃな......」

 

 武器はオルタネーターSMG、データナイフ、アークグレネードとフラグを1つずつ携帯。

 弾薬補給の見込めないこの状況下ならLスターが欲しいところだが、贅沢は言えないな......。

 

 グラップルは問題無し。クローク、デコイは使用可能だが、フェーズシステムがエラー?これもまた影響によるものなのだろうか?

 まあいい、これについては無くても何とかできる。あと残るは......

 

──ジャンプキット。

 パイロットという存在の象徴の1つにして、俺を今も生かしてくれている大事なもの。

 これが無ければ今までの戦いをくぐり抜けることは到底不可能だっただろう。

 

「動作は問題無し、検査完了。......よし、行くか」

 

 

 

 

 

 移動を開始してみて、いくつか気づいたことがある。

 

 ひとつはこの太陽、雲、青空......ここは地球、もしくはそれににとても類似した惑星だということだ。ここまで環境が整っている星はそうそう無い。ならば何となく現在地は絞れてくる。

 

 もうひとつは......ここは記録通りなら日本の地域だ。至るところに日本語で書かれた看板や広告が見える。

 

 希望が見えたかもしれない。

 

 ミリシアは一応、虎大インダストリーとの協力関係にある。

 ドッグタグを見せ、事情を知らせればミリシアの元に帰還が出来るかもしれない。

 

 ライフルマンとして生きていた頃、一時期その企業の元にいたこともあるから言語についてはなんとかなりそうだ。といっても会話は少し不安だがな......

 

 

 

 

「......ん?なんだ?この先、様子がおかしいぞ......?」

 

 黒煙が立ち上がってるが、事故でも起こっているのだろうか。若干煙たいな......

 

 ......いや、おかしい。どうもこの匂いに慣れたものを感じる。

 硝煙の匂い?......いやそれだけじゃない。

 

──この音、銃声か?

 

 

 

 

 

────────────

 

 

 いくつもの銃声と爆発が起こり、爆風と黒煙が吹き荒れている。綺麗な街並みは一変して戦場へと変わり果てていた。

 

「ちょっとハスミ、どうなってるのよ!あの不良ども、倒しても倒しても数が減らないじゃない!?」

 

「ユウカさん、これは少しまずいかも知れません。さらに増援を確認したと、たった今連絡が。」

 

「ああもう!どうにかできないの!?」

 

 今のなお、敵からの攻撃の手は緩めることを知らず確実にこちらが疲弊し始めていた。

 

「先生。支援の要請をできませんか?弾薬にも限りがあるので、このままでは私達が押されてしまいます。」

 

「支援は呼んであるよ、でもこの数......到着するまでに持ち堪えられるか......」

 

 先生と呼ぶ人物からの報告を聞いた生徒達の顔は暗くなっていた。

 

「っ......!やるしかないんでしょう?だったらやってやるわよ!」

 

 せめて1秒でも、私が前に出て時間を稼げれば援軍だって間に合う。今はこれしかない......!

 

「駄目です、ユウカさん。この数に集中されては、たとえあなたでも......」

 

「だったら、どうしろって──っ

 

 轟音。

 私達は遮蔽にしていたブロックごと吹き飛ばされていった。不良達はロケットランチャーを持ち出してきたらしい。

 

「......っ先生!危ない!」

 

 無防備になってしまった私達に銃口が向く。

 私達が当たったとしても命に関わりはしない、だが先生は違う。一発が致命傷になりうるのだ。

 

 それだけはダメだ!

 

 先生を庇おうと全力で走り出すが、間に合わない──

 

 

 

 

 

 

 

 

 ......タンッ!

 

 一発の乾いた音が鳴った。





皆様はバレンタイン、もらえましたか......?(小声)

性別ぼかすと小説書く上で表現に困ったのでおまいらの性癖で決まる先生アンケートぉッッ!!ファイっ!!!

  • 男の娘(男)
  • 漢の娘(女)
  • 例のハゲ
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