普通にゲームしてたら、なんか空閑遊真のブラックトリガー拾いました。   作:詠海だよ

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なんだかとんでもない駄作ができてしまった


普通にゲームしてたら、なんか空閑遊真のブラックトリガー拾いました。

「……なんで?」

僕は混乱していた。もう一度言おう。混乱していた。(大事な事なので2回ry)

 

 

 

 

「なんで……ここに空閑遊真のブラックトリガーがあるんですかねぇ!?」

 

そう。目の前の宝箱に、大人気漫画『ワールドトリガー』の主人公の一人である空閑遊真の使うチート武器、黒い指輪型のブラックトリガーが入っていたのだ。

 

……え?見間違いに決まってんだろって?

いや……アイテム名見れば分かるよこれ…

 

だってアイテム名【空閑のブラックトリガー】だぞ?

隠してすらないじゃん。

 

こんなことが起こったのは40分ほど前。

 

このゲーム、【New World Online】内で明日行われる『第1回イベント』でいい成績を残すためにレベルを上げようと、ダンジョンに潜っていた時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜約40分前〜

 

おっと、そういえば自己紹介をしてなかった。

僕の名前は天崎雪菜(あまさきせつな)。女子みたいな名前だが正真正銘男だ。

プレイヤーネームは名前の『(せつ)』の読み方を変えて《ユキ》。

使う武器はグローブ。殴るやつね。

 

 

閑話休題(それはさておき)

 

僕は、ここ三日間くらいずっとソロで潜っているダンジョン、【毒竜の迷宮】に来ていた。

道中はもう慣れたもので、あっさりと敵を倒して進んで行った。

 

 

 

 

 

 

ボス部屋に入り、ボスである毒竜と相対する。

 

そして───

 

 

「…行くぞ!」

叫び、毒竜に向けて走り出すと───

 

 

 

 

「は?」

なんと床が抜けた。

 

 

 

「えええええぇぇぇぇぇっっ!?」

もちろん重力には逆らえず、真っ逆さまに落ちていく。

 

 

そして10秒もせず、なんとか体勢を整えて着地。

 

「なんだったんだ…?なっ…!」

そして、目の前に飛び込んできたモンスターを見て驚愕した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ラ、ララ……ラービットォ!?」

そう。何故か『ワールドトリガー』に出てくる敵キャラ…それもまあまあ強いやつが居たのだ。

 

そこからはまぁ…思い出したくない。

30分も戦わされたし、もしものために買っておいたありったけの回復ポーションを全て使わされるという。

 

僕を破産させる気か!

 

死ぬほど苦労してラービットを倒し、少し休んでから、ラービットが倒れた場所に出現した宝箱を開けた所でさっきの場面に戻る。

 

 

 

 

そんで現在。【空閑のブラックトリガー】の効果を確かめている。

 

『空閑のブラックトリガー』

【STR+42】 【AGI+35】 【MP+54】

スキル【トリガー起動(オン)

 

ふむふむ。トリガー起動する前は指輪だけどこれも武器扱いなのね。

ていうか普通に強い。

このまま使ってもチートレベルだな…

 

では、トリガー起動に関しては…?

 

スキル【トリガー起動(オン)

MPを100消費し、HP、MP以外の全ステータスを3倍にする。

このスキルを発動している間は、攻撃を当てられてもHPが減少せず、代わりにMPが減少する。

このスキルは、MPが0になるか、自発的に『トリガーオフ』と発声することで解除される。

 

 

…大体分かってたけど、本当にトリオンをMPにしただけだな…

よし、装備してみよう。

指輪を嵌めると、再び音声が頭の中に響いた。

 

『スキル【印】を獲得しました』

 

まぁそうだよな。空閑といえば『お前、つまんないウソつくね』と印だもんな。

で、これも想像つくけど効果は、と…

 

 

スキル【印】

それぞれ『弾』印(バウンド)『強』印(ブースト)『盾』印(シールド)『鎖』印(チェイン)『錨』印(アンカー)『射』印(ボルト)『門』印(ゲート)『響』印(エコー)をMPを消費し使用出来る。

さらに、相手の攻撃をコピーし新しい印にして使うことも出来る。

尚、スキル【トリガー起動(オン)】を使用している時は同じ印を重ねて使用することが出来るが、その分MPも重ねて消費される。

 

…なるほどなるほど。

 

…やっぱチートだぁ…

ちなみに、別の印を重ねて使用することも出来る。

 

例えば原作で使ってたけど、『錨』印+『射』印(アンカー・プラス・ボルト)とか。

この組み合わせだと、『錨』印(アンカー)『射』印(ボルト)で飛ばすことが出来る。

 

ではちょっとやってみよう。

「【トリガー起動(オン)】!」

 

叫ぶと、黒色の魔力が全身を包む。

 

「……おお」

 

体が軽い。やっぱり高性能なんだなぁ。

まぁそりゃそうか…ブラックトリガーだしな。

 

 

さて、では早速壁に向かって。

 

『強』印(ブースト)…!」

 

実験という名目で拳を突き出すと…

 

 

ドゴォォン

 

拳が壁に当たった瞬間、洞窟が揺れた。

 

「…うっそーん…」

 

 

…威力おかしくない?

 

 

 

 


 

 

 

───これは少しだけ時を遡っての現実世界。

ゲームを運営する者達が不具合が出ないように管理している部屋でのこと。

その部屋の中は、今───

 

 

「…おい!ブラックトリガー取ってるやつが居るぞ!」

 

「ファッ!?あの鬼畜条件の!?」

 

大騒ぎであった。

 

「は?おいお前、ブラックトリガーの出現条件って何だ?鬼畜条件って何だ?オイオイオイブラックトリガーオイオイ」

 

「落ち着け!バ〇の炭酸抜きコーラ野郎みたいになるな!」

 

「オイオイオイオイブラックなトリガーオイオイ」

 

「だ、ダメだ…考えることを放棄してる…考えるのが怖いんだ…」

 

 

すると、課長が突然手を叩き。

「落ち着け。そしてよく聞け。いいか、あのアイテムの入手方法は───

 

 

 

 

 

 

どれでもいいからダンジョンを単独で100回攻略した後、もう一度ダンジョンに潜った時に出てくる【ラービット】を倒す。

……以上だ」

 

…………。

 

社員たちは全員黙り込み、呆然とした顔で課長を眺めた。

 

そして、わずか二秒後。

 

 

「「「「「バッッッカじゃねぇのぉ!?」」」」」

 

その日は、【New World Online】運営チームの悲鳴が一日中会社に響き渡っていたそうな。

 

 

 




最近ワールドトリガーにハマりまして。
え?じゃあ原作ワールドトリガー書けよって?
設定が難しいんじゃあい…
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