普通にゲームしてたら、なんか空閑遊真のブラックトリガー拾いました。   作:詠海だよ

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なんか気分が乗ったので連続投稿。


ウソダドンドコドーン

352名前:名無しの観戦者

うおおおおぉ!?

 

353名前:名無しの観戦者

かっけえぇぇぇ

 

354名前:名無しの観戦者

おい、こいつこんなに強かったか?

 

355名前:名無しの観戦者

2位のドレッドと3位のメイプルどっちも倒したからポイントが…

 

356名前:名無しの観戦者

マジかこいつ

ペイン抜いて暫定1位だぞ!?

 

357名前:名無しの観戦者

そんなことより決めゼリフかっこよスギィ!

 

358名前:名無しの観戦者

ダークホースやでぇ…

 

359名前:名無しの観戦者

大剣頭で受け止める歩く要塞をぶっ殺すとか…STRどんだけ高いんだよ

 

360名前:名無しの観戦者

こいつ一対一最強じゃね?

 

 

 

 

「終了!結果、順位が大きく変わったため、上位10名のプレイヤーを表示します!」

 

1位:ユキ

 

2位:ペイン

 

3位:ドラグ

 

4位:カスミ

 

5位:メイプル

 

6位:ミィ

 

7位:クロム

 

8位:シン

 

9位:マルクス

 

10位:フレデリカ

 

 

 

 

「…ん?終わりか。あー、疲れた」

 

地面に倒れ込んで大きく息を吐く。

 

『これから表彰式があるようだぞ』

 

「マジか。コメント考えとかなきゃな…」

 

『気楽に行こう』

 

目の前が白く染まったかと思うと、そこは最初の広場だった。

一位から三位までが壇上に登るように言われたので登壇する。

 

「では、まずは1位のユキさん!一言お願いします!」

 

「え?あ、はい。えー、初めての対人戦でしたがなかなか上手く戦えましたね。良かったです」

 

評論家みたいなコメントをし、記念品を受け取り前に向き直ると、クロムとイズが手を振っていた。

一応手を振り返す。

 

そして2位のペイン、3位のドラグもコメントを言い終わり、壇上から降りる。

 

すると、早速クロムとイズに絡まれる。

「1位とかやるなぁお前。すげぇ強くなったじゃないか!」

 

「私製作のコート着て〜優勝とか〜やってくれるじゃな〜い!」

 

「イズ…なんか酔ってない?」

 

通常、VRゲーム内で飲酒しても、直接アルコールを摂取しているわけではないので基本的には泥酔はしない。

 

「はは…場の雰囲気とかで酔ったみたいだな…」

 

まぁそれも例外があり、場に飲まれて気分だけ酔うこともたまにあるらしい。

 

「それはそれとして。1位おめでとう、ユキ」

 

「クロムも7位だったじゃん。おめでとう」

 

「はは、ありがとう。…おっと、そうだ…メイプルちゃんからお前宛に伝言があるぞ」

 

「メイプル?…あぁ、5位の」

 

あのクッソ硬い人か。

伝言か…なんだろ。

 

「『あなたを倒せるようになるために頑張ります』とさ。…お前、メイプルちゃんどんな倒し方したんだよ」

 

「え?重し付けて動けなくしてから殴りまくった」

 

「おぉぅ…ひっでぇ…」

 

「手加減するわけにもいかないだろ?」

 

その後、30分ほど二人と話してから宿屋に向かい、ログアウトした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

「よし…行ってきまーす!」

制服を着て学校へ向かう。

ここ数日で日差しも強くなってきた……もう夏になりかけているのだ。ふざけやがって。

 

僕の家は学校までまぁまぁ遠い。歩いて35分程度だ。

学校に着くころには汗だくになるかと予想していたが、幸運にも今日は風が冷たく、涼しかった。

 

「ハァ…今日はバレーあったっけ」

 

今日の時間割を思い出しながら校門をくぐり、教室に向かい自分の席に着く。

 

教室にはもう人が多く居た。

皆友達との雑談に興じている。

その中でも特に楽しそうなのが隣の席の二人。

 

「何その化物キャラ!さっすが楓、普通のプレイから脱線してるよ」

 

「えっ…そうなの!?」

 

「うん、っていうかもう脱線した先で手に入れたものが強過ぎ。あー…これは楓に追いつくの大変そうだなぁ…」

 

朝から元気だな―、白峯さんと本条…さ…

 

…………ん?

 

何だこの違和感は…

 

思わず隣の席から本条さんの顔を覗き込む。

 

ん───…

 

どっかで見たことあるような…

いや、クラスメイトだから当然なんだけどね?

なんか…

 

 

…………あ。分かった。

 

 

「…あ、あの―…ど、ど…どうかしたの…?」

 

「…あ。ごめんごめん、なんでもない」

やべ。もはやガチ恋距離と言っても過言じゃないレベルに近付いちまった…

 

「い…いえいえ」

 

顔を真っ赤にしている本条さん。

それを見て、僕は一人空(天井)を仰ぎこう考えた。

 

 

 

 

こ の 子 メ イ プ ル じ ゃ な い で す か ヤ ダ ―

 

 

ふざけるなァァァッ!罠だ!これは罠だ!僕を陥れるために仕組んだ罠だ!

 

「なになに〜?楓、天崎くんとデキてんの〜?スミに置けないな〜楓〜」

 

「そ、そんなんじゃないよ!」

 

なんか話しているが、放っておこう。

今僕はそれどころじゃない。

 

向こうは気づいていない…よな?

 

あっち(ゲーム)では眼鏡かけてないし…

 

いや気づかれたくない。めんどくさいし。

 

 

「よし!決めた!私は…『回避盾』になる!」

 

「回避…盾?」

 

「うん!敵の攻撃を引きつけて回避することで攻撃を無力化するんだ」

 

「おおおお!格好良い!」

 

話を再開した白峯さんと本条さん。

どうやら白峯さんも【New World Online】を始めるらしい。

 

やめてくれ!鈍い本条さんならともかく、鋭い白峯さんを追加するんじゃない!

 

「楓を倒したプレイヤー、なんて名前だっけ?」

 

「えっと、【通りすがりの黒トリガー使い・ユキ】って言ってたよ」

 

「よーし、じゃあ!そいつを二人で完封して倒そう!」

 

「お、おー!」

 

………え?

 

────ウソダドンドコドーン!!!




主人公くんの見た目は【Fate Apocrypha】のカウレスくんみたいな感じ。

ゲーム内では眼鏡なし。
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