ゴーストスイーパー横島 極楽大作戦R!! ~復刻編~   作:水晶◆

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リポート4 地獄を見れば心が渇く

『キャーキャーキャーーッ!!』

 

「のぅわっ! ちょわっ!! どぉうおわあーーっ!?」

 

 死ぬ死ぬ死ぬ死ぬしんでしまーーうっ!!

 腐った見た目の通り、ヤツの動き自体が遅かったのでこれなら何とかなるかと思ったのに……。

 

 腕が伸びるなんて聞いてねーーっ!!

 みょんみょんみょんみょん飛ばして来やがって~っ。

 

“コ……むスめ……ぇ……!!”

 

 ヤバッ! 攻撃が当たらんからって、ムキになってきやがった。

 

「ねぇちょっとおぜうさん! |化け物(アレ)にどんだけ恨まれるよーなコトしたのっ!? 怒らないからおにーさんに正直に答えてっ!!」

 

 ものごっつ怒り狂っていらっしゃるんですけどーー!?

 美少女を! 巫女さんをお姫様だっこしているとゆーのに!! なんという嬉しくないシチュエーション!

 やーらかい感触に浸っていられる余裕が! 余裕がねえっ!!

 

『ふぇ~~ん! ごめんなさ~~い! ぜんぜんわかりませーーんっ!!』

 

 うおっとおお!?

 今かすった! ジージャンの袖が――って、いっ痛ぅ~~。

 袖が破れて二の腕が擦りむけて――

 

「見るんじゃなかったーーッ! 意識したらメチャクチャいってぇーーッ!?」

 

『やっと替わりに死んでくれそうな人が見つかったと思ったのに~~』

 

 ええぃ、クソッったれっ。

 意外に軽かったから巫女さんの存在は苦にはならんが、酸素が薄いのが地味にキツイ! キツ過ぎるッ!!

 

 このままじゃジリ貧だぞッ。

 

 幸いにもあの化け物の伸びる手の範囲は分ったし、動き自体は遅いんだ。

 今なら、まだなんとか逃げ切れるはず。

 ならば、今こそ燃えろ俺の小宇宙ーーッ!!

 

「戦略的撤退ーーっ!!」

 

『あわわわわっ!?』

 

 走れ走れ走れ走れーーっ! 俺は風だ! 風になるのだ!!

 常日頃から鍛えられ続けた俺の脚力に追い着けるものなら追い付いてみやがれ! 来ないでお願いッ!!

 

「ふははははっ! なんぴとたりとも俺の前は走らせねーーっ!!」

 

 ヨッシャアーーッ! 思った通り。あの化け物は俺の脚に着いて来れていない。

 後ろを見れば影も形もありゃしな――

 

『――ダメ! 止まってーーッ!!』

 

 ――いいっ!?

 

“グ……がぁアアアアッ!!”

 

 前にいるーーっ!!

 地面から出てきただと!?

 

「――ってモグラかよッ!!」

 

 化物が腕を振り上げて――

 

 ヤバイ! 

 止まれねえっ!!

 

「うわあぁああああっ!!」

 

『きゃああーーッ!!』

 

 

 

 痛い痛い痛い痛い痛いッ!!

 腕はあるか!? 足はあるか!? 頭は!? 腹は!?

 

 化物の一撃で吹き飛ばされて倒れ込んでいた俺は、この時とにかく必至になって身体をまさぐっていた。

 

「在る! 俺は生きてるぞコンチクショー―ッ!?」

 

 両手で、だ。

 だからこそ、それにいち早く気付く事が出来たのかもしれない。

 

「――って! あのコはドコだっ!?」

 

 直前まで抱き挙げていたはずの少女の感触が、その姿がない事に。

 

 脳裏に浮かぶ最悪の事態を頭を振って否定する。

 勢いを付けて立ち上がった俺の目にあの娘(こ)の姿が映った。

 

 今この瞬間にも化物に捕らわれようとしている姿を。

 

 その瞬間、俺の中であやふやだった点と点が一本の線で結ばれたような気がした。

 

「俺のおキヌちゃんから離れろこのクソ妖怪がぁーーーーッ!!」

 

 

 

 正直、無我夢中だった。

 自分が何をしたのかなんて全く覚えていない。

 気が付いた時には既に化物を殴り飛ばした後だったらしい。

 

“……グ……ぎァ……オ……ぼ……!!”

 

 どうやら化物の顔面を殴りつけていたのか、そこからボロボロと呻き声を上げながら崩れ始めていた。

 

“……えタ……コ……ゾ……ウぅがぁアアァ……”

 

 俺に向かって足掻くように手を伸ばしていたが、やがては灰の様になって。

 化物は、俺達の前から風に吹かれて。

 

 まるで夢か幻の様に、チリ一つ残さず消え去った。

 

 

 

 

 

「……やった、のか?」

 

 いらんフラグを立てたような気もするが、不安が口をついてしまったのだからしょーがないでしょっ。

 だって何をやったか忠夫覚えてないんだもん!!

 倒したのか? ほん~~っと~~に、俺が倒したのか!?

 ゾンビ映画みたいにまた出てこないよな。

 

 無理ッ!! なんっちゅ~~かもう、ホンマにムリッ!!

 

「怖かった! 美神さんの入浴を覗いたのがバレた時よりもめっちゃ怖かったーーーーッ!?」

 

 恐る恐る右拳を見れば、纏われていた霊力の輝きが今まさに消えようとする瞬間だった。

 

「ほら消えた! 思った通りだよチクショーーッ!! ちょっと待て! 待て待て消えるな俺の能力ーーッ!?」

 

 念じたり、叩いたり、ぶんぶんと振り回してみたりもしたが、予想通りに無反応。

 

「俺の能力の分際で俺の意思に従わんとはどーゆー了見じゃーーっ!!」

 

 走馬灯にも裏切られ、霊能力にも裏切られ?

 こんな自分なんかもう信じられるかドチクショーーッ!!

 

 ……って、あれ?

 気が抜けた途端、力が。あ、膝がカクンと。

 なんだか地面がせり上がって来ているよーな。

 お? おおおお!? か、身体が動かん! じ、地面にぶつかるーーっ!?

 ヤバイヤバイヤバイ!? 退避だ退避! 動け俺の身体ーーっ!!

 

「うぉおおぅ!?」

 

『……俺のおオキちゃん……俺のおキヌちゃん……って、きゃあっ!?』

 

 よしセーフッ! なんかしらんがやーらかいものの上に着地成功。

 あ~~そっか~っ。地面がせり上がって来てたんじゃなくて“俺が”倒れそうになってたんか~。

 

『……』

 

 ……いや~、よかったよかった。

 こんなところに都合よくやーらかいものがあって……。

 

「……」

 

『…………』

 

 うん。やーらかいなー。

 

 ……OK忠夫。そろそろ現実を見ようか。

 俺の下にあるやーらかいものってな~んだ?

 

『…………』

 

 あ~、うん。困ってるねー。

 顔を真っ赤にしてきょとんとしてるよねー、困るよね~。

 

『あ、あわわわわっ!? え? あの、え、え~~っ!?』

 

 いきなり男に覆い被さられればそうなりますよねーーっ!!

 

「答えは巫女さんでしたーーっ!! はい正解! でも横島忠夫の人生アウトぉおおおおおおっ!?

 違うの! これは俺の意思じゃないの!! 動けないの!! お願い信じて!? 国家権力に差し出されるのは堪忍や~~っ!!」

 

『あ、あああ、あの! 落ち着いて下さい! こっかけんりょくが何かは知りませんけど、命の――私死んじゃってますけど――恩人にそんな事はしませんからーーっ!!』

 

 ええ娘(こ)や。

 この娘(こ)ホンマにええ娘(こ)やで!

 これが美神さん相手だったら俺は今頃肉体的にも精神的にも社会的にも抹殺されているに違いないとゆーのに。

 死んじゃってるぐらいがなんだ!

 ポイント高い! ポイント高いぞ!!

 

 ……え?

 今ちょ~っと聞き逃すには問題のある言葉があったような。

 

「……死んじゃって、る?」

 

『あ、はい。私はキヌと言って、多分三百年ほど昔に死んだ娘です。あ、村の皆は私のことをおキヌって呼んでました。

 私って幽霊生活が長かったせいか、物を持てたり普通の人に見えたり話せたりできるんですよ~』

 

 死んでも生きられるってすごいですよね~、と笑う巫女さん。もといおキヌちゃん。

 

「あ、ご丁寧にどうも。俺は横島忠夫です」

 

 え? いや、だってやーらかい……けど、あったかくは……な……い。

 いや、いやいやいや! ちょっと普通より平熱が低いだけかもしれんやないかっ!!

 それに、だいたいこーしてさわれとるやないかっ!?

 

『え~っと、横島さんって退魔師さんなんですよね? だからじゃないんですか?』

 

 そう言うおキヌちゃんの視線を追ってみると、ふよふよと炎のようなナニかが浮かんでいる。

 ソレはおキヌちゃんの意思に応じる様に、俺達の周りを回り出していた。

 あれってアレだよな。

 

 ……人魂?

 

 ……マジで!? ホントに幽霊なのか!?

 だってこんなに可愛いいんだぞ!?

 

『あ、あの~。さすがにじ~っと見つめられると……その、恥ずかしいんですけど……』

 

 もったいね~~。

 なんだかすごくもったいね~~っ!

 

 普通ならぶっ飛ばされてもおかしくない状況だとゆーのにっ!

 信じられんけどあんまりイヤそうでもないとゆーのにッ!!

 気のせいかもしれんけど好感度がちょっと高そうな感じがするのにーーっ!!

 

 せっかくこーして触れ合えているとゆーのに幽霊だなんてそんなの――触れ合えている?

 そーいえば、最初っから俺はおキヌちゃんに触れていたよな。

 さっきもずっとお姫様だっこをしていたし。

 あれ?

 だったらこれって問題……あるのか?

 

 ……。

 

 …………。

 

「ありがとう霊能力! おめでとう俺の才能ーーッ!!」

 

 

 

「へぇ~~? な・に・が、そんなに嬉しいのかしら。詳しく教えてくれると令子嬉しいな」

 

 

 

 ぎゃわーーーーーーんっ!? み、みみみみ美神さんっ!!

 

「な、なななな、なんでここに美神さんがーーッ!?」

 

「なんだか嫌な予感がしたので戻って来てみれば……。なるほど、こーゆー事だったのね。残念だわ横島クン」

 

 笑顔が!? 笑顔がこんなに怖いなんてーーッ!?

 

「馬鹿でアホでスケベでど~~っしようもない変態だとは思っていたけど。

 それでもまさか、か弱い女の子を押し倒して迫るような下種だとは思ってなかったわ……」

 

「ちょ! 待って美神さん!! きっとお互いの現状把握にマリアナ海溝よりも深い溝があると思うんですッ!! そう、これには深いワケがッ! 機会を! せめて状況を説明するだけの機会をーーっ!!」

 

 ほら! おキヌちゃんも何とか言ってぇ~~っ!!

 じ、神通棍!?

 美神さん? それでいったいなにをなされようとしているのでしょうか。

 なんかいつもよりも激しく光り輝いているよーーなっ!?

 

『ハッ!? わ、私って男の人に押し倒されてたんですか? ああっ、ほ、ほんとだーーっ!?

 どどど、どーしよう!? どうしよう横島さん!? 私これからどうしたらいいんですかーーっ!?』

 

 気付いてなかったんかいこの状況にッッ!

 お願いだから落ち着いておキヌちゃん! これ事故だから! これ事故だからーーっ!!

 早く! 一刻も早く美神さんに説明してーーっ!?

 動け! 早く動け俺の身体ーーッ!!

 

 よし! 腕が動いた!!

 

『あン』

 

 うむっ! やーらかい。

 小ぶりだけどこれはこれで――って。

 

「俺のアホーーーーッ!! これじゃあ現行犯じゃねーーかッ!?」

 

「ほ~う? 言い訳ぐらいは聞いてあげようかと思ってたんだけど……。いい度胸じゃない。

 覚悟は良いかしら? こンの女の敵がぁーーーーっ!!」

 

「ですよねーーーーっ!?」

 

 

 

 

 

 三途の川の淵で渡守に払う金がなくて、仕方がないので秘蔵のお宝コレクションで買収できないもんかと考え始めた所で俺は目が覚めた。

 当初の目的地であった人骨温泉ホテルの一室で、だ。

 

 あの後、正気に戻ったおキヌちゃんの説得によって美神さんの誤解が解けたらしく。

 ホテルの従業員にも手伝ってもらって荷物と一緒に俺を運んで来たそうだ。

 

 今回は復活するまでに30分近くかかったらしく、さすがの美神さんもやり過ぎたと焦ったらしい。

 まあ、不可抗力であったとはいえ、おキヌちゃんの胸を“美神さんの目の前で”鷲掴みにしてしまったのは事実なので、罰は甘んじて受けようではないか。

 俺が逆の立場なら、相手の男に同じ事をする自信がある。

 抵抗できないか弱い相手に、ってのは俺の主義に反するからな。美神さん? アレは例外だ。

 あの女はぜんっぜんか弱くなんかないからな。

 弱者が強者に挑むのに小細工を弄して、スキを狙ってなにが悪いっ!

 

 で、だ。

 俺が気を失っている間に、おキヌちゃんが美神さんにある程度の事情やなんかは全て説明してくれていた。

 まあ、あの化物については俺もおキヌちゃんも知ってる事はほとんど一緒のはずだろうしな。なにも知らんという事は。

 

 当然ながら、あの化物は依頼にあった温泉に出る霊とは全くの別物で。

 ならばおキヌちゃんの事かというと、

 

“うちに来るのはムサ苦しい男の幽霊ですわ。そったらめんこい娘さんなら、かえって客寄せになるで”

 

 むしろうちで働いてくれんかと依頼人からスカウトされる始末。

 

 美神さんはというと「お金にならなそーな事はしたくないんだけどねー」と愚痴りながらも、荷物の中から“人型霊体センサー見鬼くん”を持って、あの化物が現れた場所に行っている。

 一人だと危ないですよと俺が言ったら、俺を折檻していた時点で美神さんの霊感にはあの周辺に特に危機的な何かは感じてはいなかったらしく「ま、大丈夫でしょ?」と、肩をすくめてサッサと行ってしまった。

 余計な事はちゃちゃっとすませて早く温泉に入りたいんだろ~な~。

 

 ほんでおキヌちゃん自身の事。

 山の噴火を鎮めるために人柱になったらしい。現代の感覚では信じられん話だが、三百年も昔の話ならそういう事もあったのだろう。

 普通であればそうやって人柱となった者の霊は地方の神様になるんだそうだが、

 

『でも、あたし才能なくて、成仏できないし神様にもなれないしで……』

 

 三百年近くを浮遊霊として過ごしていたんだそうな。

 で、いーかげん我慢の限界になって自分と立場を替わってくれる人を探し始めた、と。

 そこでなんで俺?

 

『あそこまでコキ使われて平気な人なら喜んで替わってくれんるんじゃないかと思って……』

 

 あ~~、やっぱこの娘(こ)も普通じゃないわ~。

 

 

 

「ふぃ~~っ。い~い~湯~だ~なぁ~っとぉ」

 

 ホテル側からのサービスという事で露天風呂の使用許可を貰った俺は、トレードマークのバンダナ代わりに手ぬぐいを頭に装備して至福の時に浸っていた。

 ちなみに美神さんは既に入浴を済ませており、たぶん今頃は一杯ひっかけているのだろう。まだ若いのに美神さんにはところどころおっさんっぽいトコがあるからな~。

 ちなみに、あの場所には化物が暴れた跡こそ残っていたが、その痕跡や正体なんかのヒントになりそうなものは綺麗さっぱりなかったらしい。

 どうやら俺の放った一撃で完全に倒せていたようだ。

 後々問題になりそうな事になったらそれはその時に考えればいいとして、一先ず協会に連絡だけはしておくとの事。

 正直、俺もその方がありがたい。何事も無ければそれでよし。そうでなくとも、できれば俺に関係のないところですっきりハッキリと終わらせて欲しいものだ。

 

「しっかし、今日はまたえらくハードな一日だったよな~」

 

 登山の最中に酸欠で死にかけて。

 おキヌちゃんに事故を装って殺されかけて。

 ワケの分らん化物に殺されかけて。

 美神さんには婦女暴行犯として殺されかけて。

 美神さんの入浴を覗きに行ったらバレて殺されかけて――これはいつものコトか。

 

 戦場じゃあるまいし。この日本で日に五回も死にかけるって、これってかなりスゴイことじゃなかろーか?

 

 まあ、それなりにいい思いもしたから決して悪い一日ではなかったよな~。

 ちょ~っと冷たかったけどやーらかかったオキヌちゃんの感触とか! 一糸纏わぬ美神さんの裸体とか!!

 特に美神さんのハリと艶のあるあの乳尻ふとももは実に良かったッ。

 こーやって目をつむれば今でも鮮明に思い起こせるッ!

 

 惜しかった、実に惜しかった。もーすこし、もーすこし俺の理性が自制できれば……。

 この伸ばした手の先で、美神さんの身体をこーやってしっかりと包み込む事が出来たかもしれんのにっ!!

 そう! こーやってゴツゴツざわざわとした身体をしっかりと! しっかりと抱きしめ――

 

 ……あれ?

 

 …………しっかりと……抱きしめて……いる? ナニを?

 

 なにこの感触。

 

 なんだ? 風呂に入っているはずなのに身体が震える、冷や汗が止まらない。

 駄目だ! 目を開けては駄目だ!! でも目を開けなきゃだめだ!!

 分らんけどワカるッ!

 ロクでもない事だ! これはきっと碌でもない事だッ!!

 

 すっかり忘れてたが思い出せ! 美神さんと俺はここに何をしに来た? 除霊だ。

 何の除霊だ? 露天風呂に出る幽霊の、だ。

 どんな幽霊だ?

 

『じょ、情熱的な方っスね……。でも自分、そーゆーの……嫌いじゃないっス』

 

 止めろ! よせ!! これ以上考えるな俺ーーッ!! 目を開けるな俺ーーーーッ!?

 

『死んでしまった後とは言え、まさかこうして再び同好の士に出会えるなんて! 自分感激っスよーーッ!!』

 

 

 

 俺が、抱き付いていたのは……ムサ苦しい――男の幽霊。

 

『自分は明痔大学ワンダーホーゲル部員であります!! 遺体が寒くて助けて欲しいっスけど――今はこの情熱に全力で応えたいっスーーッ!!』

 

「こんなこったろうと思ったよドチクショーーーーーーッ!!」

 

 殺せ! いっそ一思いに殺せーーーーッ!!

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