それでも俺は進み続ける。   作:甘味の皇帝

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今回はちょっと短めです。


season2 Part2

超大型巨人がユミルを、鎧の巨人がエレンを捕まえた。鎧は壁を削りながら下に降りていく。

 

ハチマン「エレン!!」

 

エレンは巨人化し、鎧の顔面に一発パンチを入れた。

 

あの様子ならエレンは大丈夫だな。なら、

 

ハチマン「ハルノさん!!」

 

ハルノ「うん!いくよ!!」

 

俺たちは超大型巨人に向かう。が、左手を振ってくる。

 

ハンジ「全員ッ!壁から跳べ!!」

 

全員が壁から跳び、壁の側面に移る。俺とハルノさんはそれを避けながらうなじに向かう。

 

ハルノ「ちょっと待って!!」

 

ハチマン「!?」

 

俺は一旦止まる。

 

「もう1人捕まったぞ!!」

 

そして、ユミルとそのもう1人を口に入れた。

 

ハチマン「ッ!!」

 

「食った!!!」

 

アルミン「ベルトルト…」

 

ハンジ「総員戦闘用意!!超大型巨人を仕留めよ!!」

 

全員が超大型巨人に向かっていく。

 

ハルノ「私たちもいくよ!」

ハチマン「うす」

 

俺たちは他よりも前から突っ込んでいく。

 

ハンジ「人類の仇そのものだ一斉に掛かれ!!」

 

超大型の振ってくる腕を避けながら進んでいき全員が後方に回りうなじにアンカーを刺す。

 

ハンジ「全員で削り取れ!!」

 

全「「「「「「「「!!?」」」」」」」」

 

超大型巨人の背中から大量の高熱を発する蒸気が出される。

 

ハンジ「総員一旦退け!!」

 

全員がアンカーを外し壁に戻る。

:

:

:

ハンジ「一班は私に付いてこい!鎧の巨人の相手だ!!」

 

超大型巨人は今までと違く骨格を保ったまま蒸気を出し続けている。

 

ハチマン「立体機動が使えねえな」

 

ハルノ「そうだね〜まったく……面倒な子達よね」

 

うわっ怖…やばいよ雰囲気…。

 

ハチマン「でも、待ってれば出てくるんでしょうし待つしかないでしょ」

 

ハルノ「そうだね」

:

:

:

お、エレンいい感じゃん。もうすぐで鎧の首がもげるな。

 

鎧「オオオオオオオオオ!!」

 

ハチマン「!?」

 

ハルノ「周囲を警戒!!巨人を呼んだ可能性があるわよ!!」

 

叫びで巨人を呼んだことがあるライナーだが…今回も巨人達に助けてもらうのか?どうやって助けてもらったかは見てないから知らんが。

 

コニー「おい…おいおいおいおいおい」

 

「上だぁ!!避けろおおおおお!!」

 

ードオオオオンッ!!!

:

:

:

ハチマン「くそッ!」

 

やられた…!!まさか超大型を壁から落とすなんてな……。エレンとユミルは連れ去られたしライナーとベルトルトには逃げられた。

 

ハンジさんたちは重症で無事なのは上にいた俺たちだけ…ミカサとアルミンと数名は軽症だが一時再起不能で寝てる。

 

ハチマン「これからどうします?」

 

ハルノ「エレンくんを取られたら人類は終わり。取り返すわよ」

 

ハチマン「でもそれからもう3時間経ってますよ。馬をあっちに運べないわけですし」

 

ハルノ「あの子たちが向かってるのは壁外。でも、いくら巨人の力を持っていても他の巨人たちの脅威に晒される。だからどこか巨人の手の届かないところで夜まで待つんじゃないかな」

 

ハチマン「巨人の手が届かないところ…ちょっと地図取ってきます」

 

ハルノ「よろしく〜」

:

ハチマン「持ってきました」

 

ハルノ「ありがと。それで、巨人の手が届かないところ…そして、あの子たちの進行方向を考えると…ここだね」

 

ハチマン「小規模の巨大樹の森…」

 

ハルノ「馬を運ぶリフトが来たらすぐにここに向かうよ。小規模でも索敵陣形は組みたいから軽症者全員の治療を最優先。多分エルヴィン団長も来てくれる」

 

ハチマン「エルヴィン団長の連れてくる団員とここの人員で索敵陣形作って夜までにここに到着と…」

 

ハルノ「それしかないでしょ」

 

 

ー2時間後ー

 

エルヴィン団長が到着し、ハンジさんとハルノさんがさっきの説明をした。

 

ハンジ「夜までだ!!夜までにこの森に着けばまだ間に合うかもしれない!!」

 

ハンジさんと数名は重症で行けないが索敵陣形が組める程度の人員は集まった。

 

 

 

〜巨大樹の森〜

 

エルヴィン「ハルノ班は立体機動に移れ!!他班は馬に乗ったまま最高速度で駆け抜けろ!!」

 

ハルノ「りょうか〜い」

 

俺はハルノ班に入れられたからこのまま立体機動に移って巨人と交戦しなきゃならない。

 

マジかよ…。あと、アニもハルノ班にいる。

 

え?なんでかって?いや知らんよ。ハルノさんに聞いてくれ。

 

ハルノ班は抜刀し、巨人の群れに入って行く。

 

ハルノ「無理に倒す必要はないからね!ここで食い止めればいいのよ!」

 

班員「「「「了解!!」」」」

 

アハ「「了解」」

 

なんか他のやつらやる気あるな。なんで?俺とアニはまったくやる気ないし。

 

あ、エレンを取り返すやる気はあるからね?

巨人と戦うやる気がないだけ。でもまあ、

 

ハチマン「だからって死なねえけど」

 

俺は左手を逆手に持ち変えいつもとは反対に回転。うなじを削いでいく。

 

ハルノ「(お〜…いつもとは逆回転ねぇ…本当に器用なことするね〜)」

 

アニ「(ハチマンって……化け物だね)」

:

:

:

ハルノ「そろそろね………全員馬に移って!!補給を終わらせたら団長と合流するわよ!!」

 

俺たちは馬につけている補給用のガスと刃を付けてエルヴィン団長と合流しにいく。だが……その先にある光景は地獄だった…。

 

 

 

〜巨大樹の森を抜けた少し先〜

 

エルヴィン「エレンを奪い返し即帰還するぞ!!心臓を捧げよ!!」

 

全「「「「「うおおおおお!!」」」」」

 

巨人を引き連れてそれをライナーたちにぶつけたエルヴィン団長はさらにその巨人の大群の中に突撃しろと言っている。

 

ハルノ「私たちも行くよ」

 

ハチマン「マジであの中入るのかよ…」

 

アニ「ハチマンはどうせ死なないでしょ」

 

ハチマン「……ハルノさん。俺は外れてもいいすか?」

 

ハルノ「!どういうこと?」

 

ハチマン「ミカサたちがあの中に入ろうとしてます。俺は他の場所に行って団員を食おうとしてる巨人を一掃します」

 

ハルノ「……わかった。ただし班ごと行くわよ」

 

ハチマン「!?いやそれでエレンが取り返せなかったら」

 

ハルノ「大丈夫。あの子たちなら」

 

ハチマン「まあ、あいつらのことですしどんな手を使ってでも取り返すでしょうね」

 

ハルノ「なら行くわよ。私の班は今から他の団員の救助に向かう!!立体機動に移って!!」

 

ハチマン「!?アニ!!」

 

アニが木の陰から出てきた巨人の手に掴まれそうになる。

 

俺は右手の柄を逆手に持ち変え右側のケースに両方の柄を付けて2本のブレードを抜刀。

その勢いのまま手を斬った。

 

ハチマン「…」

 

俺は手を斬った巨人のうなじにアンカーを刺し急接近してうなじを削ぐ。

 

ハチマン「大丈夫か?」

 

アニ「あ、ありがと」

 

ハチマン「油断すんなよ」

 

アニ「ん」

 

そして、ハルノ班の巨人との戦いが始まった。

:

:

:

俺は右手をまともに持ち変え左手を逆手に持ち変える。

 

そのままさっきと同じように左のケースのブレードに柄をセットして抜刀し、高速に回転する。

 

ハチマン「数が多すぎる…」

 

流石壁外…巨人しかいねえな。だが…

 

エルヴィン「総員撤退!!」

 

ハルノ「馬に戻って!!」

 

エレンの奪還に成功したみたいだ。ライナーたちは巨人に囲まれてる内に…

 

ードオオオンッ!!

 

巨人が降ってきた。ライナーが投げたのだ。

 

ハチマン「あの野郎…!」

 

ハルノ「飛んでくる巨人に気をつけて!!」

 

〜〜〜

 

ードオオオオンッ!!

 

アルミン「エレン!!ミカサ!!」

 

エレンとミカサの目の前に巨人が落ち2人が馬から落とされる。

 

そして、そこに…エレンの母を食った巨人が現れた。

 

〜〜〜

 

「団長!!」

 

右腕を食われたエルヴィンはその場で座り込んで傷口を抑えていた。

 

エルヴィン「私の代わりはいる!ゼェッ…それよりエレンを連れて離脱しろ!ゼェッ…一刻も早く!!」

 

だが、目の前の団員の頭を食おうと巨人が口を開けた。が、

 

ハチマン「やらせねえよ」

 

俺はそいつのうなじを削ぐ。

 

ハチマン「誰があんたみたいに悪魔になりきれるってんだよ…そんなことできるのあんたくらいだろ…団長。こんなとこで死んでもらってもこっちが困るんだよ」

 

ハルノ「持ってきたよ〜」

 

ハルノさんが馬をもう一頭連れてこっちに来た。

 

「団長!!鎧が…鎧が来ます!!」

 

鎧の巨人が巨人を投げながらこっちに来た。

 

ハチマン「ッ!!」

 

〜〜〜

 

エレン「アアアアアアアアァァァアア!!」

 

ーペチンッ

 

エレンの拳が母の仇である巨人の手のひらに当たる。

 

エレン「アアァアアァアアアァァァアア!!」

 

エレンがもう片方の腕を振る。すると、

 

ードオオオオンッ!

 

後ろにいた巨人が仇の巨人に突っ込む。

 

そして……その場にいた全ての巨人が、そこに集まり巨人を食い始めた。

:

:

:

:

〜〜〜

 

エレン「来るんじゃねぇ!!てめぇら!!ぶっ殺してやる!!」

:

エルヴィン「この機を逃すな!!撤退せよ!!」

 

エレンが走ってきた鎧の巨人に向かって叫ぶと巨人たちは鎧の巨人に向かっていった。その機を逃すまいとエルヴィン団長が撤退命令を下したのだ。

 

ハルノ「なんだったのかな?」

 

ハチマン「…俺に聞かれても分かんないすよ」

 

アニ「…」

 

〜〜〜

 

エルヴィン「ハチマン。今回は本当に助かったありがとう」

 

ハチマン「え?なんで俺ここに呼ばれてん

の?」

 

何故か俺はエルヴィン団長とピクシス司令、リヴァイ兵士長がいる部屋に連れてこられた…ハルノさんに。え?俺新兵だよね?

 

エルヴィン「君とハルノ班のおかげで調査兵団の熟練兵士の半分を失うに留まった。君たちがいなければ熟練兵士の大半を失っていただろう」

 

ハチマン「いや、なら何で俺とハルノさんだけが呼ばれてるんですか」

 

エルヴィン「巨人の大半を狩ったのが2人だからだな」

 

ハチマン「いやそれだけで呼ばれんのかよ…」

 

ーコンコンッ

 

リヴァイ「ハンジだ。入れ」

 

ハンジ「失礼するよエルヴィン」

 

入ってきたハンジさんとコニーはピクシス司令を見ると敬礼する。

 

ハンジ「いらしてたのですねピクシス司令。丁度良かったです。今回の件の調査報告に参りました。彼は…」

 

コニー「104期調査兵団コニー・スプリンガーです」

:

:

:

ハチマン「…」

 

エルヴィン「つまり巨人の正体は人間であると」

 

ハンジ「確証はありませんが」

 

リヴァイ「なら俺は…今まで必死こいて人を殺して飛び回ってた…ってのか?」

 

ハンジ「……確証は無い言っただろ?」

 

リヴァイ「なあエルヴィ…」

 

エルヴィン団長は笑っている。

 

ハチマン「…」

 

リヴァイ「お前…何を…笑ってやがる」

 

エルヴィン「……あぁ何でもないさ。

ただ、人類はまた一歩…真実に近づいた」




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