【休載中】転生八幡。スライムになったよ!てへっ♪   作:甘味の皇帝

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第一章 転生
1話


「きゃーーーッ!!」

 

八幡「!?」

 

悲鳴のする方を向くとその方向からナイフを持った男が走ってくる。そして、丁度その先は俺の隣…妹の比企谷小町がいる。

 

小町「!!」

 

理解が追いつかない状況に、小町は恐怖で動けなくなっていた。

 

いろは「小町ちゃん!!」

 

それを小町の反対にいる一色が庇うように背中を向ける。

 

八幡「小町!!一色!!」

 

俺はその2人を突き飛ばした。

 

「グサッ」

 

その代わり俺の腹部にナイフが深く刺さり俺は倒れた。

 

八幡「ッ!?」

 

小町「お兄ちゃん!!」

いろは「先輩!!」

 

一緒にいた葉山はそれを見て怖くなったのか逃げ出した。

 

八幡「2人とも…け、がはないか?」

 

一色「なんでいつも他人の心配ばかりするんですか!少しは自分の心配をしてくださいよ!」

 

小町「お兄ちゃん!!死んじゃダメだよ!!」

 

八幡「流石に…それは無理が、あるって…」

 

人間は血液が足りないと死ぬらしいしな……。

 

『確認しました。血液が不要な身体を生成します』

 

は?なんだよこの声…って今はそんな場合じゃねえな。

 

八幡「こま、ち…いつも…迷惑を、かけたな…俺の部屋のもの…全部やる、から許してくれ」

 

小町「迷惑なわけないじゃん!むしろ小町の方がお兄ちゃんに…!!」

 

一色「私だってそうです!いつも先輩にばっかり頼って…それなのにこんな!」

 

八幡「雪ノ下…と由比ヶ浜、に、今まで、ありがとうって…伝えといてくれ…」

 

一色「はい、必ず…」

 

八幡「あ、やべ…も…む、り……」

 

小町「お兄ちゃん!!しっかりしてよお兄ちゃん!!」

 

なんと言う事もない普通の人生。とは少しだけ外れてはいたが悪くない人生を歩んだと思う。

 

結局…俺の欲しかった本物は見つかったのだろうか。

 

『──確認しました。情報が不足している為代用措置としてユニークスキル

欲望者(ホッスルモノ)]を獲得…成功しました』

 

ただ、楽しかったな。あの空間は。あいつらが話をして偶に俺に話を振って俺が答えたら雪ノ下があの"ユキペディア"振りを存分に発揮して俺のことを貶して。あ、貶されたのが楽しかったわけじゃないよ?

 

『──確認しました。ユニークスキル[英知]を獲得…成功しました』

 

まあ、あんな性格だから友達が少なかった…てか1人もいなかったんじゃね?何バリアでも貼ってんの?って、由比ヶ浜がいるか。俺は拒否られてるし…。

 

『──確認しました。ユニークスキル『完全結界』を獲得…成功しました』

 

結構記憶に残る濃い一年だったな……

 

『──確認しました。エクストラスキル『絶対記憶』を獲得…成功しました』

 

あの箱の中に色々な思い出があったよな。たった一年であれだけの依頼が来たんだ…働きたくないとか言いながらめちゃくちゃ働いた気はするが…。

 

『──確認しました。エクストラスキル『収納』を獲得…成功しました』

 

あと一年で…もっと依頼が来るのか?依頼がないことが一番だが…部活動をする側としては来てくんないと暇…というか由比ヶ浜がうるさいな。ということでもっと依頼が来ると助かる。

 

『確認しました。エクストラスキル『収納』を進化させます』

 

『────成功しました。エクストラスキル『収納』はユニークスキル『無限収納』に進化しました』

 

へーそりゃすご……て、おい…さっきら何だようるせえな。てかまだ?天国とか行けるの?

 

それとも世界転生でもするの?暗くて何もわからんのだが…。ん?感覚が……ある……だと!?

 

だが視覚と聴覚がない…味覚と嗅覚は謎。

 

ーブチャッ

 

ん?何かに触れたな…スライム…? 

 

「(何だこの触覚は…?スライム…?)」

 

お互いにぶつかり合う。

何これ?

 

『解。スライムです』

 

うお!?なんだよ、この声…。

 

『私はあなたのユニークスキル[英知]です』

 

ユニークスキル?てかスキル?何ここ異世界?

 

英知『はい。あなたのいた世界から見るとここは異世界です。そしてスキルとはその者が持つ能力のことであなたの持っているスキルは、

・[欲望者(ホッスルモノ)

・[英知]

・[完全結界]

・[無限収納]

・[絶対記憶]

の5つです』

 

お、おお、英知は分かった。えっと、欲望者と完全結界と絶対記憶って何だ?

 

英知『欲望者は一定の条件下でどんなスキルでも生み出せます。絶対記憶は物事を永久に記憶することができ私からに限り感覚の記憶も可能です。完全結界はその名の通りの結界型のスキルです』

 

欲望者の条件って?

 

英知『それは生み出すスキルにより変わります』

 

おお、わかった。じゃあ目が見えるようになったり音が聞こえるようになるスキルはできるのか?

 

英知『その場合は魔力感知が最適でしょう。魔力感知の獲得条件は魔素を一定量使うのみです』

 

じゃあそれを頼む。

 

英知『了解』

 

『スキル[魔力感知]を獲得…成功しました』

 

あ、あとそれの使い方を俺の頭に入れたりとかできたりします?

 

英知『可能です』

 

じゃあよろしく頼む。

 

すると、俺の頭と体にに使用方法が流れこんでてくる。

 

英知『只今あなたの頭、身体に入れた記憶、感覚を忘れないように記憶する[絶対記憶]がありますが使用しますか?YES 、NO」

 

YESで。

 

そして、俺は魔力感知を使って目が見えるようにしたのだが…

 

八幡「想像した通りのスライムだな。しかも俺も」

 

ギリギリ自分の腹?辺りが見えるがスライムだ。そして、目の前には青いスライムがぴょこぴょこと動いていた。

しかも、ここ……洞窟の中だし…。

 

あ、そうだ英知。あいつと喋れたりするのか?

 

英知『解。現時点では念話が可能です』

 

よしわかった。念話方法を絶対記憶で記憶してくれ。

 

英知『了』

 

八幡「あ、あの〜すみません」

 

「わ!?だ、誰かに話しかけられた…」

 

八幡「心の声ダダ漏れだぞ」

 

「え!?心の声だけで伝わるんですか!」

 

八幡「あ、そゆことか。えっと、」

 

「え、えっと」

 

気まずい…。

 

八幡「あれ?名前は?」

 

「な、名前…」

 

英知『告。魔物は基本名前を持ちません。名前を持っているものは[名持ち(ネームド)]と呼ばれ普通より強い力を持っています』

 

そうなのか…。

 

八幡「ここどこか知ってるか?」

 

「さっきいきなりここに来たばかりで何も…」

 

八幡「え…どゆこと?」

 

「刺されて死んで転生したらここに」

八幡「……(え?仲間?)俺も何だが」

 

「えぇ!?」

 

八幡「転生したらスライムだったんだよ」

 

「お、俺も…」

 

八幡「元の名前は何だったんだ?」

 

「三上悟だ」

 

八幡「比企谷八幡だ」

 

「社会人だったのか?」

 

八幡「いや高校生だった」

 

悟「俺は社会人だった」

 

八幡「あ、すみません」

 

悟「いや敬語は使わなくていいよ。それにここに来ての年数は変わらないんだし」

 

八幡「は、はぁじゃあお言葉に甘えて」

 

悟「それより、スライム同士友達にならないか?」

 

!?こ、この俺に友達になってと言う者がついに現れたのか…!!

 

八幡「お、おう。よろしく」

 

悟「よろしくな」

 

そして、俺たちは洞窟を探検しながら雑談を交わす。すると、

 

「聞こえるか小さき者たちよ」

 

八悟「「!?」」

 

八幡「……泣いていい?」

 

悟「え?何で?」

 

英知『涙を流しますか?YES、NO』

 

親切か…。NOで。

 

英知『了』

 

悟「今話しかけてきたの誰かわかるか?」

 

ハチマン「まあ、見てもらった方がわかるな」

 

英知、悟に魔力感知の方法を教えられるか?

口だと説明できないから英知頼り。

:

『エクストラスキル[魔力感知]を獲得』

 

おお、早いな。

 

悟「お、おお視えるぞぉぉっ」

 

「出来たようだな」

 

あんた何もしてねえだろ。

 

「ほほぅ貴様は死にたいようだな」

 

八幡「すいません冗談です。許して下さい」

 

俺はスライムボディーで土下座をかます。

 

「なんだその珍妙なポーズは」

 

悟「お前……恐「我が名は暴風竜ヴェルドラ。この世に4体のみ存在する"竜種"が1体である!

クァーーハハハハ!!」竜じゃねえか!!」

 

 

ーしばらくしてー

 

この竜意外と話好きらしく何か会話が弾んでる。話によるとヴェルドラさんは300年前、勇者に『無限牢獄』で封印されたらしく以来ずっとここにいるらしい。

 

悟「よし!じゃあ自分…いや、俺たちと友達にならないか?」

 

俺強制なのね。

 

ヴェルドラ「ス、スライムの分際でこの暴風竜ヴェルドラとトモダチだと!?」

 

悟「い、いやならいいんだけど…」

 

ヴェルドラ「馬鹿お前!誰も嫌だなどと言っておらぬだろうが!!」

 

ツンデレかよ…可愛くねぇ…。

 

悟「え、そう?じゃあどうする?」

 

ヴェルドラ「そうじゃな…どうしてもと言うなら考えてやっても…」

 

だからツンデレか…。

 

悟「どうしても、だ!決定な!」

 

八幡「俺の意思は?」

 

悟「八幡ならOKするだろ?」

 

え?いつからそう思われてたの?まあ、するんだけど……。

 

悟「嫌なら絶交二度とこない!」

 

ヴェルドラ「ちょっ…し、仕方ない我が友達になってやるわ」

 

ヴェルドラは両手の指を出す。

 

悟「おう!よろしくな」

 

八幡「あーよろしく?」

 

俺たちはその指に手?をつける。

 

悟「さて、じゃあこの封印をどうするか」

 

英知。無限牢獄の解除方法はあるか?

 

『解。出来ません。「無限牢獄」の物理ダメージによる破壊は不可能です』

 

八幡「無限牢獄の物理ダメージによる破壊は不可能らしいぞ」

 

悟「え?何で知ってるの?」

 

八幡「俺のスキルの「英知」に聞いた」

 

悟「俺の大賢者みたいなものか」

 

八幡「あーさっき英知が大賢者とか言ってたな」

 

ヴェルドラ「おいお前たちだけで会話するでない」

嫉妬するなよおっさん。と、何か悟とヴェルドラが話すと……

 

悟「ヴェルドラ。お前俺の胃袋に入る気ない?」

 

八幡「は?」

 

ヴェルドラ「クハハハハハハッ!!面白い。ぜひやってくれお前に我の全てを委ねる!」

 

八幡「そんなに簡単に信じていいのかよ」

 

ヴェルドラ「無論だ!ここでお前たちの帰りを寂しく待つより共に『無限牢獄』を破る方が面白そうだ!」

 

悟「じゃあ、今から『捕食者』でお前を喰うけど…「おっとその前に」?」

 

八幡「?」

 

ヴェルドラ「お前たちに名をやろう。お前たちも我ら共通の名を考えよ。同格ということを魂に刻むのだ」

 

八幡「名字のようなものか?」

 

悟「そうだな…暴風竜…暴風…嵐?」

 

八幡「英語だと…テンペスト?」

 

悟「それでいいな」

 

ちょっと安直だが…まあいいか。

 

それを伝えると……

ヴェルドラ「素晴らしい響きだ!今日から我はヴェルドラ=テンペストだ!そして左のお前には"リムル"の名を授ける。リムル=テンペストを名乗るがよい!!そして、右のお前には、

エイトの名を授ける。エイト=テンペストを名乗るがよい!!」

 

エイトか…丁度8でいいな。ん?つまりリムルは俺の兄弟みたいなものなのか?

 

ヴェルドラ「では頼んだぞ友よ」

 

リムル「ユニークスキル[捕食者]」

 

リムルが無限牢獄ごとヴェルドラを捕食した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この日…世界に激震が走った。天災級モンスター"暴風竜"ヴェルドラの消滅が確認されたのだ。その原因をつくった2匹のスライムはそんな騒ぎは露知らず…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺はスキルをゲットしまくった。英知に便利そうなスキルを挙げてもらってそれを欲望者で会得してったのだ。そこで分かったのだがもうこの世に存在するユニークスキルは会得できないらしい。すると、

 

リエ「「!?」」

 

ま、マジかよ…。

 

なんとばったり蛇に遭ってしまった。しかもそこそこでかい。あれ?それって俺がスライムで小さいからか?

 

「シャーッ!」

 

何と黒い吐息をかけてきた。俺たちはそれを避ける。が、

 

リムル「ひょええぇ」

 

その吐息がかかった部分が溶けた。

 

エイト「スキル[重力変動]」

 

俺は蛇の周りの重力を100倍にする。蛇は潰れた。

 

エイト「うぇ」

 

リムル「じゃ、じゃあさっそく…いただきます」

 

エイト「え!?お、おいリムル何でそれ食ってんだよ」

 

リムル「大賢者が[捕食者]を使用したら対象のスキルとかを得れるって」

 

エイト「え、マジで。いいなそれ」

 

リムル「エイトはスキル自分で作れるんだからいいだろ」

 

エイト「……あー確かに」

 

リムル「擬態[嵐蛇]」

 

すると、リムルの姿が変わった。さっきのやつに。

 

エイト「スキル[重量変__」

 

リムル「ちょっ!?ちょーー!!待ってぇ!!俺だよ俺!!」

 

エイト「あ、すまん。ついな」

 

擬態を解いたリムルを見て俺はスキルの使用をやめた。

 

リムル「もうすぐで死ぬところだったな」

 

エイト「スライムだし潰れても問題ないんじゃないか?」

 

リムル「重力20倍じゃどうにもならんわ!」

 

エイト「んじゃ行こうぜ」

 

リムル「無視かよ…!」

:

:

:

〜ゴブリン村〜

 

え?俺たちが何でこんなところにいるのかって?まあ、結論から言うと話の流れで招待されたんだよ。

 

洞窟を出たらゴブリン30匹と出会って話をしたらまあ、ここに…。え?洞窟の中の話?魔物に襲われまくったのと人間を3人見かけた以外何もねえよ。

 

で、そんなわけで村の家の中にいるんだが…

 

村長「貴方様方の秘めたるお力息子から聞き及んでおります。我らの願い何とぞ聞き届けては貰えないでしょうか」

 

よぼよぼおじいちゃん村長ゴブリンが俺たちにお願い事があるらしい。

 

リムル「内容によるな。言ってみろ」

 

村長「ははっ。ひと月程前、この地を護る竜の神が突如消えてしまわれました」

 

ヴェルドラのことか?

 

村長「その為、縄張りを求める近隣の魔物たちがこの地に目を付けたのです。中でも牙狼族なる魔物は強力で1匹に対し我ら10匹で挑んでも苦戦する有り様でして…」

 

エイト「そいつらの数は?」

 

村長「群れで100匹程になります。比べて我らの内戦えるものは雌を含めて60匹程度です」

 

絶望的…そりゃスライムにでも頼るわな。

 

リムル「牙狼族が100匹程っていうのは確かなのか?」

 

息子「それは確実です。…リグルが牙狼族との死闘を経て手に入れた情報ですから」

 

エリ「「リグル?」」

 

息子「リグルは私の兄です。さる魔人より名を授かった村一番の戦士でした。兄がいたから我らはまだ生きているのです」

 

リムル「…もういないのか?リグルは」

 

村長「…自慢の息子でした。弱き者が散るのが宿命だとしても息子の誇りにかけて我らは生き残らねばなりません」

 

リムル「村長。一つ確認したい。俺たちがこの村を助けるならその見返りはなんだ?お前達は俺たちに何を差し出せる?」

 

リムルのやつ…本当は無償で助けてもいいんだよな…だけど体裁を整えなきゃいけないとか思ったんだろうな。そうじゃなきゃこんなこと言わないだろうし。リムルなら。

 

村長「強き者達よ。我々の忠誠を捧げます!」

 

……リムルはこれで承諾するんだろうな。まあ俺もだが…何だかんだ言って俺は頼み事や依頼には弱かった。何かと1人で何とかしようとするし。でも、こっちでは間違えないようにしないとな。

 

エイト「お前達のその願い」

リムル「暴風竜ヴェルドラに代わりこのリムル=テンペストと」

エイト「エイト=テンペストが聞き届けよう」

 

やべ恥ずかし…リムルの空気に乗ったらこれだよ。くそっ!!間違えないようにって気をつけたばっかりだったのに!!

 

すると、そこに来ていたゴブリンたち全員が膝をつき平伏した。

 

村長「我らに守護をお与えください!さすれば今日から我らはリムル様とエイト様の忠実なるシモベでございます!」

 

〜〜〜

 

村長「みな牙狼族にやられた者です。中にはもう長くない者もおります…」

 

英知。回復魔法のスキルって会得できるか?

 

英知『解。可能です。会得条件はヒポクテ草と魔素の消費です』

 

ヒポクテ草……あれか。よし、回復魔法の会得を開始してくれ。

 

英知『了。エクストラスキル[超回復]を

獲得…成功しました』

 

サンキュ。

すると、リムルが1人の寝込んでいるゴブリンを食った。

 

エイト「!?」

 

そして、そのゴブリンが吐き出されると傷が塞がって元気になっていた。

 

エイト「半分頼むわ」

リムル「わかった」

 

俺はリムルの担当のもう半分に向き直り

エイト「スキル[超回復]」

全員に「超回復」をかけ5秒ほどで全員を治した。

 

村長「さ、流石はリムル様、エイト様。蘇生の力をお持ちとは」

 

リムルは違うぞ。多分この前言ってた回復薬を体内でぶっかけただけだろ。ほらあのヒポクテ草って回復薬の原料らしくて魔素と草の汁を融合させると回復薬にならしい。それを大量にリムルは所持してるから…

 

エイト「あれ?」

 

俺…回復魔法要らなかったんじゃね?

まあ、いつでも使えるから俺的には便利だしいいか。

 

〜〜〜

 

「エイト様ー」

 

エイト「できたか?」

 

「はい。ご命令通り皆で柵を作ってみました…いかがでしょうか」

 

エイト「強度はちょっと不安だが…まあ即先ならこんなもんか。スキル[繰糸]」

 

俺はリムルの「粘糸」「綱糸」からヒントを得て作った「繰糸」を使って柵を補強した。まあ「繰糸」は炎系のスキルとか魔法に弱いから「粘糸」「綱糸」の方が役に立つが…。

あとは、リムルに_______。

 

ー夜ー

 

牙狼族がゴブリンの村に向かって走ってきた。

 

リムル「そこで止まれ。一度しか言わないからよく聞け。このまま引き返すなら何もしない。さっさと立ち去るがいい」

 

いかにも強者風の口調…俺ならやれないな。やったその夜俺は布団に潜って悶えてあわよくば死んだ方がマシと思うだろう……。

 

ボス「お前たち行けっ!!」

 

部下たち十数匹がこっちに走ってくる。が、

 

牙狼族「「「「「「「!?」」」」」」」

 

走ってきたやつらが次々に血を出して死んでいく。

 

ボス「バカなっ一体何が起こったと…っ何だこれは!?」

 

リムル「[綱糸]だ」

 

そう俺が頼んだのがこれ。「綱糸」の罠だ。

 

そして、ゴブリンたちには木の上から矢を撃ってもらってる。矢の雨と綱糸を避けながら辿り着くのは至難の業だし辿り着いても策にひっかかってゴブリンたちに殺られる。すると、

 

「オヤジ殿!?」

 

牙狼族のボスが走ってきた。仲間の血で見えるのか綱糸を爪や牙で切断しながら接近してくる。

 

ボス「調子に乗るなスライム如きが!!ひねり潰してくれる!!」

 

ゴブリン「「「「「リムル様…っエイト様…っ」」」」」

 

エイト「甘いな」

 

ボス「!?」

 

牙狼族のボスはリムルの粘糸に引っかかり空中で動けなくなっている。

 

ボス「(動けぬ…っ)」

 

リムル「[粘糸]だ。残念だったな。スキル[水刃]!」

 

リムルの水刃によりボスの首が刎ね落とされた。

 

ゴブリン「「「「「や、やった…!」」」」」

 

「オヤジ殿…」

 

リムル「聞け牙狼族よ!お前らのボスは死んだ!選ぶがいい服従か死か!」

 

いや…何勢いで服従とか言ってんだよ。逃げ出してもらうのがベストオブベストだろ。

 

すると、

 

リムル「ユニークスキル[捕食者]」

 

リムルがボスを捕食した。

 

リムル「[擬態]"牙狼"!」

 

さらに牙狼に擬態した。ほんと便利な。

その能力。

 

リムル「ククク仕方ないな今回だけは見逃してやろう」

 

にしても、すごい迫力な。リアル…。

 

リムル「我に従えぬと言うならばこの場より立ち去ることを許そう!!さぁ行けっ!!」

 

これでビビって帰ってくれると……

牙狼族「「「「我ら一同貴方様に従います!!」」」」

 

エリ「「……え?」」

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