【休載中】転生八幡。スライムになったよ!てへっ♪ 作:甘味の皇帝
ー3日後ー
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「○○君準備できたー」
「帰るぞ」
「了解した」
「オッケー○○く〜ん」
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再びスリープモードに入った俺だが、そろそろ3日経ったんじゃないか?
エイト「お、戻った」
シュナ「おはようございますエイト様」
エイト「よし、んじゃテンペストに……!?」
なんだこのプレッシャーは…!!
エイト「何か来る…」
すると、空から降って来たその何かが建物を貫通して床に落ちた。
「ドオオオオンッ!!」
結界で砂埃を防いだが、
エイト「ちょっとまずいな」
辺り一体を結界で覆われた。
「やっと会えたな。比企谷ぁ…!!」
そして、出てきたその人物は、
エイト「は?なんでお前がいんの?」
爽やかイケメン葉山隼人だった(後ろに戸部達3人組も)。
葉山「お前を殺す為にわざわざ来たんだ。ありがたく思うんだな」
エイト「いや、なんで怒ってるのか知らねえけどいきなり殺されても困るんだが…」
こいつがここにいるってだけでも驚いてるのに殺すとか言われてもな。なんで?
シュナ「この者達をご存知なのですか?」
エイト「あーあれだ、俺異世界人だろ?前の世界に居たやつらだ」
シュナ「!」
エイト「ただ、なんでお前らそんな強くなってんだ?」
明らかに雰囲気がおかしい。4人全員が覚醒魔王……特に葉山はやばい。多分俺と同じくらいだな。もう3人は一対一なら負けないだろうが3人合わせたら俺より強いかもしれないな。
葉山「ふっ、俺たちをここに連れてきてくれたのはあのお方…女神ヴィーナス様だ。俺たちの復讐のために力をお与え下さったんだ」
女神?誰だよヴィーナスって。
葉山「お前がいろはとお前の妹を庇った所為で俺たちは居場所を無くし、これまでの人望も全てをなくしたんだ!俺の完璧な計画をお前の妹といろはに潰された!!それもこれもお前の所為だ!!」
エイト「計画…?」
葉山「お前が死んだ後2人は家に籠った。だから、その間に新しいシナリオを考え広めたんだ」
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葉山が語るに、俺が葉山を小町達の前に突き飛ばして通り魔の犠牲にしようとしたが、直前で通り魔が足を絡ませ俺の方にナイフを刺した。と皆に言ったらしい。まあ、あれだけの人望を持ってるんだからほとんどの人は信じるわな。
葉山「だが、1ヶ月後にはお前の妹といろはが学校に戻ってきて真実を話した。その所為でさらに1ヶ月後には俺が嘘をついたことになったんだ。最後まで信じてくれたのは戸部たちともう数人だけ。お前がいろは達を庇わなければこうはならなかった!!」
シュナ「(いろはが誰かは知りませんが、随分身勝手な人ですね)」
エイト「あーなんだ。俺としてはお前が逃げたことをなんも思ってなかったんだが…普通あんなの目の前で見れば逃げたくなるだろ。多分知らない奴が刺されてたら俺も逃げてる。それなのにわざわざ嘘を言うから嫌われるんだよ。自分で自分の築き上げてきた偽物の関係を壊したんだろ?」
葉山の持ってる関係が本物とは思えない。だけど、それをとやかく言う権利は俺にはない。ただ、一つ言えるのは……
エイト「俺悪くないだろ」
流石にこいつも八つ当たりが過ぎる。
葉山「いいや、お前が原因を作ったんだ。だが、もうそんなことはどうでもいい。ヴィーナス様より授けられた力、女神玉を持つ俺にお前が敵うわけがない。精々足掻くんだな」
アルティメットスキル[支配之王](ザ・ゾーン)
エイト「?何かしたのか?」
シュナは結界で覆ってるからスキル、魔法は効かないし俺もそうだ。
戸部「隼人く〜ん、もう殺っちゃっていいべ?」
葉山「ああ」
大和「俺たちは自由にしていいのか?」
葉山「好きにしろ」
……なんか葉山性格変わったな。これが素なのか?
戸部は俺に二刀流の短刀で斬りかかってきた。
俺はそれを短刀で弾く。
戸部「ヒキタニくんなかなかやるべ」
エイト「……」
だからヒキタニ誰よ。俺エイトなんだけど。前世は比企谷だなんだけど。
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ー戸部との斬り合いが始まって数分ー
戸部は結構やる奴だった。剣技だけなら俺と同じくらいだし二刀流だ。つまり、俺不利なわけ。
エイト「っ」
面倒くせえな。
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その頃大和と大岡は。
大岡「お、結構美人じゃん」
大和「今のうちにやるか?」
シュナ「……(なんて下種な人たちなのでしょう)」
大岡「そうするか」
大岡は自分の背中にかけている刀でシュナに斬りつける。
エイト「(あの勢いなら結界は…)」
「パリィインッ」
エイト「!?」
結界が…なんで、
叡智之王『告。あの剣に「結界破壊」の特殊効果があると思われます。[完全結界]に特殊効果の無効化能力はありません』
マジかー…って、シュナ!!
俺はシュナの方に行こうとする。が、
戸部「ちょっ、逃げるのはよくないでしょ〜」
戸部が立ち塞がる。
葉山「ふっ、そいつは俺の嫁に相応しいな。比企谷を殺したら俺の嫁にするか」
大岡「だとよ」
大和「ちょっとくらいいだろ」
エイト「……」
大岡と大和がシュナの腕を掴む。
シュナ「放しなさい!」
だが、大岡がシュナの胸に触れる。
シュナ「や、やめなさい!」
大和「抵抗してる方が唆られるな」
大岡「わか……」
エイト「…何してんだよ」
俺は2人の首を刎ね、[雷炎]を落とす。そして、その間にシュナを抱えて空中に上がる。
叡智之王『告。覚醒魔王2人分の魂を確保。これを生贄にユニークスキル[災禍]、[完全結界]の進化を行います。進化完了までの予想時間は15分です』
長いな。
葉山「…何俺の嫁を抱えているんだ比企谷」
戸部「(ちょ…ヒキタニくんいつの間に…)」
シュナ「…私は貴方のような方のものではありません!」
そりゃそ……
シュナ「エイト様のものです!!」
え、何言ってるのこの子。
エイト「なんでそうなるわけ?」
葉山のものなわけないが俺のでもないだろ。
シュナ「だって、今もこんな大事そうに抱いてくれているではないですか。それに」
シュナが笑顔で言う。ん?あ、やばい。いつの間にかお姫様抱っこしてたわ。いや、これは直ぐに謝らなけれ…
エイト「!!」
あれれー?おっかしいなーなんでこんな近くにシュナの顔があるんだろー?って!?何しちゃってるのこの子!?
シュナの唇が俺の唇に触れている。
シュナ「私エイト様のことが好きですから!」
エイト「!?」
不意打ち連発。シュナちゃん恐ろしい子。
葉山「なら比企谷を殺してお前を奪う」
最初から怒ってた葉山がさらに怒っちゃったじゃん!…まあ、そんなことどうでもいいか。
エイト「…ありがとな。シュナ。ここからはまあ、なんだ、ちゃんとやるわ。だから、先にテンペストに戻ってくれ」
シュナ「!」
エイト「お前を守ってやれる自信はないからな」
シュナ「でもエイト様…」
エイト「大丈夫だ。勝つ自信はないが負けない自信はある。何かあったら直ぐ逃げる。逃げることに関してはプロだぞ?」
とか言いながらこの世界に来て逃げたことなんて殆どない。
シュナ「…わかりました。ですが、必ず帰ってきてくださいね?」
エイト「おう。絶対に帰る」
シュナ「では」
だが、シュナが空間移動に失敗する。
葉山「この結界内での外部への移動は不可能だぞ」
エイト「[完全結界]。シュナ今だ」
シュナ「はい」
シュナはテンペストに向かった。
葉山「!?…いいさ。お前を殺してから探せばいい」
エイト「殺す前提なのは悲しいな」
さっきから俺のこと殺す殺すって言われる側の身にもなれよ!いじめだぞ!?
葉山「殺すからな」
だからやめろって!?
葉山は背中にかけている剣を抜く。
葉山「戸部」
戸部「OK隼人く〜ん」
すると戸部は俺の元まで飛んできて攻撃を始める。
俺はそれを避ける。が、
葉山が剣を振り下ろしてくる。
エイト「っ!」
短刀で受けたが危なかった。
葉山「覚醒魔王となって少しは強くなったようだが俺たちの前では無意味だと知れ!!」
葉山に蹴り飛ばされ戸部の方に飛んでいった。
エイト「くっ!」
戸部の剣速は厄介だし2対1となると更に厄介だな。
戸部「もっと楽しませてくれよな〜ヒキタニく〜ん」
再び戸部との斬り合いが始まる。
葉山「[能力上昇]」
すると、戸部の身体速度が上がった。
エイト「!?」
なにが起こった…?いきなり戸部の速度が上がった…!!
そこに葉山も加わり分の悪い戦いが続く。
葉山「戸部」
葉山は自分の剣を戸部に渡す。
戸部「[真似者](マネルモノ)」
戸部がそう言うと剣が2本複製され葉山に渡された。
葉山の剣が俺の腕に当たり結界が破壊される。
葉山「セット効果[能力上昇]」
すると、葉山の剣速が上昇した。
葉山「どうした?そんなものなのか比企谷ぁ!!」
エイト「うっせぇな…」
そうなことを言っている暇などないがつい口から溢れてしまった。
戸部「んじゃそろそろ」
葉山「死ぬんだな」
2人同時に斬りかかってきた。
エイト「っ!?」
まずい…この状況…!!剣で戦っている以上スピードが命…2対1なら尚更だ。もっと速く正確に…!!もっと速く…!!
『確認しました。エクストラスキル[暗殺者]を獲得__成功しました』
え…
英知『エクストラスキル[暗殺者]を最適化。エクストラスキル[影橋]と統合します。……成功しました。エクストラスキル[暗殺者]はユニークスキル[暗黒者](ウラニタツモノ)に進化しました。[暗黒者](ウラニタツモノ)の使用用途を記憶させます』
!?これは…!!
エイト「…[暗黒者]」
俺は戸部の影…正確には腕の部分に短刀を振る。
戸部「どこ狙っ……!?」
すると、戸部の右腕が切れ落ちた。
戸部「!?」
葉山「(面倒なスキルだな…)」
葉山が俺に剣を下から振り上げてくる。が、
このスキルはこれだけじゃない。
俺は葉山の足元、正確には後ろ側にある影の上に現れた。
葉山「!?」
これが[暗黒者](ウラニタツモノ)の真骨頂。[影渡り]。俺の魔力範囲内の全ての影の上に瞬間移動ができる。最強の暗殺系スキルだな。
俺は葉山の背中を斬る。
葉山「っ!?」
戸部「[真似者](マネルモノ)」
戸部は斬られた腕が再生していた。
エイト「!?」
しかも、俺の短刀を2つ複製しやがった。
葉山「お前の俺たちに与えた傷も既に癒えた。どんなに俺たちを攻撃しても無駄だ。諦めるんだな」
エイト「……」
大岡と大和は首を刎ねたら死んだ。即死させればいいのか?でも、そう簡単に首は斬らせてくれないよな。
戸部「お、これ使いやすいじゃ〜ん」
戸部は俺の剣を複製して使ってる……あ、そうだ。
[暗黒者]
エイト「剣はもらうぞ」
戸部の腕を斬り落として剣を奪った。マジかよ…この剣再現度100%じゃん。
戸部「痛ったいな…ヒキタニくん許さないべ?」
葉山「なかなか楽しめるな」
俺vs葉山&戸部…実力が同じくらいなせいで戦いが長引くな。
すると、葉山が笑った。なんだ?
葉山「言ってなかったな。お前が元の世界に帰した妹。俺が召喚したんだ」
エイト「あ?」
喧嘩のバーゲンセールか?あ??
葉山「お前を誘き出すエサになってもらった。予想通りここに来て安心したぞ。流石のシスコンぶりだn」
俺は葉山の首に斬りかかるが避けられた。声帯は斬ったが。
葉山「人の話は最後まで聞くんだな。お前の妹は才能があったぞ。大量の魔素(エネルギー)は究極能力とユニークスキルに変換されて相当な実力を持っていた。自分の置かれた状況まですぐに理解していて驚いたぞ?魂の呪いを解かれたから危険と思って殺させたが」
エイト「人の妹をそれだけの理由で殺す……お前こそ自分の置かれた状況を理解してるのか?」
俺はこいつを許さない。楽に死ねると思うなよ?
葉山「ああ。お前を殺す立場にあることくらいな!!行くぞ戸部!!」
戸部「オッケー!!」
再生が速いな…複製はあとどれくらいできるんだ?スキルの再現も可能なのか?まあいい。こいつらの能力なんて。どうせ死ぬんだからな。
エイト「[災禍](ディザスター)」
葉山「っ!」
戸部「ぐっ!?」
重力を500倍にまで引き上げた。葉山はまだ動けそうだが、鈍るだろうな。
エイト「[雷炎]」
神出鬼没による雷炎のランダム射出。
葉山「[支配之王]!!」
スキルが効かない!?いや、具現化させたスキルを消してるのか。自分と戸部に触れたやつはダメージが入る前に消えてる…。
エイト「面倒くせぇな」
[暗黒者]
戸部「俺を忘れてるべヒキタニくん」
戸部が俺の背後から斬りかかってくる。
エイト「てっきりもう死んでるかと思ったわ」
戸部「酷いべ!?」
戸部の顔面を蹴り飛ばす。
葉山「余所見とはいい度胸だ…!!」
葉山の剣2本による連続攻撃は面倒だが……短刀が2本だから捌けないこともない。
エイト「お前の方こそこんなもんなんだな。その程度で自分が強いと思ってるのか」
この世界には強い奴らが沢山いる。俺なんてまだまだだ。だけど、少なくとも俺は…
エイト「お前よりは強い」
葉山「くっ!?(俺が押されてる!?)」
戸部「隼人くん!!」
戸部は葉山の加勢に入るが、
エイト「人の真似ばっかりしてるとどっかで負けるぞ(ここでだが…)」
俺専用に作られた武器だぞ?戸部が使いこなせるわけがない。
戸部「ぐあっ…!?」
戸部の心臓を一突き、両腕両脚を斬り落とした。
葉山「よくも戸部を…っ」
魔力を注ぎ込んで初めてこの剣の威力は発揮される。人間じゃまともに使えねーよ。
エイト「次はお前の番だ」
葉山「くっ…!!まだだ!!まだ終わってない!!!」
[支配之王](ザ・ゾーン)
葉山は剣を手放し両手を前に突き出した。
エイト「…?」
すると、戸部と大和、大岡の体が引き寄せられそのまま葉山の体に吸収された。さらに地面に落とした剣二つもだ。
葉山「俺は必ずお前を殺す…!!ぐっ…!?ぐあああっ!?!?!」
葉山の体は黒い球に包み込まれた。
叡智之王『警告。個体:名葉山隼人の生命反応が消失。大量の魔素(エネルギー)が収束しています。対象を依代に別の生命反応が検知されました』
…葉山が死んだってことか?でも生命反応があるってことは……どういうことだ?