【休載中】転生八幡。スライムになったよ!てへっ♪ 作:甘味の皇帝
エイト「あー初めてだったな会うの。エイト=テンペストだ」
ラミリス「あんたがリムルの言ってた…」
エイト「それで?話って何だ?」
ラミリス「もう一度言うわ!この国は滅ぼ「それはもういいから」…」
エイト「それで、なんでそうなるんだ?」
ラミリス「魔王クレイマンの発案でね、魔王達の宴(ワルプルギス)が発動されたのよ!」
エイト「ワルプルギス?」
ラミリス「ええそうよ魔王達の宴(ワルプルギス)!全ての魔王が集う特別な会合なの。あんたたち…魔王を名乗っちゃったんでしょ?」
エイト「後悔も反省もしてないけどな。つまり、俺たちへの制裁が目的で会合が開かれるわけか…」
ラミリス「名目はそれなんだけど、本当はそんなことじゃ理由にならないのよ。制裁するならご自由にってのが我々の業界での暗黙のルールなの」
業界ってなんだよ…。
ラミリス「でも、いーい?よく聞いて。アタシの所に届いた報せではクレイマンは既に軍事行動を起こしてるの!アンタたち全員始末する気満々なのよ!もう制裁どころじゃなくてこれは先手を取られた戦争なの!!」
エイト「わかったから大声出すなって。今大事な話中なんだから」
ラミリス「なんでそんな冷静ななのよ!?」
エイト「別に。仕掛けてきたなら全員消せばいいんだろ?むしろこっちから仕掛けてあとから他の魔王に問い詰められる方が不味いだろ。先にやられたなら正当防衛ってことでクレイマンの自業自得になるんだよ」
ラミリス「消すって…あんたそんなことできるの?」
エイト「できる。だけど、やる気はない。やらなくちゃいけなくなったらやるだけだ」
リムル「話は終わったぞ。そっちはどうなんだ?」
エイト「今全員に伝達する」
リムル「は?」
俺は魔法を使ってこの場にいる全員の頭の中に今の話の要点を流した。どうやったかって?いろんな魔法掛け合わせたんだよ。便利そうだから作ったけど役に立ったな。
リムル「…へぇ…今までずーっと裏でコソコソされてて気に食わなかったんだ。ようやくわかりやすい敵意を向けてくれたな。魔王クレイマン」
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シュナ「以上で本会談のまとめを終了致します。議事録は後ほど。また今後新たな情報は分かり次第お知らせします。皆様お疲れ様でした。大変有意義なご意見を頂けたこと感謝いたします」
リムル「えー…では、本日は誠にありがとうございました」
後の世で"人魔会談"と称されるぶっつけ本番の会談はこうしてしめやかに締め括られた。
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リムル「ふー…いつの世もお偉いさんとの会談は肩が凝るな」
リムルはシオン、俺はシュナの膝の上にスライム姿で乗っかっている。
ラミリス「そういやアンタらスライムだったね」
リムル「ああ、ラミリスに見せるのは初めてだったか」
エイト「で、聞かせてくれるよな?魔王達の宴(ワルプルギス)について」
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ラミリス「元はただのお茶会みたいなものだったのよ。アタシとギィとミリムだけの集まり。そのうち後から魔王になった子たちも参加するようになってね。揉め事があれば多数決で決めたりする場にもなったの。んで、今から千年前に人間が"ワルプルギス"って呼称を広めたわけ」
…なんか、認識が軽すぎて当てにならねえな。
ラミリス「んまぁ、あの時は…大戦で混乱してた頃だし人間からしたら魔王が集まって何か話し合ってるってるなんてそれだけで不吉よね」
リムル「大戦があったのか」
ラミリス「そ、五百年周期で発生する天魔大戦」
…ん?千年前に呼称が広がってそれざ五百年周期で発生する大戦中ってことは…
エリ「「おい、それって近々大戦が…」」
ラミリス「ってそんな過去のことは一旦置いといて」
置いとくなよ。
ラミリス「今大事なのは今回の魔王達の宴(ワルプルギス)よ!リムル、エイトアンタら……今回の魔王達の宴に参加するつもりなの?」
リムル「魔王達の宴には当然クレイマンも来るんだろ?こっちから出向いてみるのも面白いかと思ってさ。飛び入りはダメか?」
ラミリス「うーん…多分大丈夫だと思うけど」
シュナ「……危険…ではないでしょうか」
リムル「シュナ」
シュナ「クレイマン以外にも敵がいないとは言い切れません。そんなところにエイト様とリムル様が出向かれるなど…」
ゲルド「オレもそのように思います。リムル様とエイト様が御身を危険に晒さずともクレイマンが魔王達の宴に参加するのなら、奴が城を開けるという事。むしろ攻め入る好機ではないでしょうか」
エイト「それはそうなんだが…」
ベニマル「…ミリム様ですね?」
ソウエイ「確かに。ミリム様の不可解な動向の裏にはクレイマンの影が見え隠れしている。だが操られているのか自身の意思なのか決め手に欠ける」
シオン「ミリム様がリムル様とエイト様を裏切るなど絶対に考えられません!」
ソウエイ「俺とてそう思っているが相手は海千山千の魔王だ。その心を読み切ることは不可能だろう」
シオン「いいえ!根拠はありませんがあれは絶対本気で懐いてました!!」
流石シオン。潔いな。
ベニマル「ここでいくら話したとて俺達が真相を知る術はない。となると…」
リムル「直接問いただすしかないな。ミリム自身に」
あ、そういえば言ってなかったがミリムが俺のいないうちにユーラザニアに宣戦布告して滅ぼしたんだよな。カリオンさんは連れ去られちゃうし色々あっちも大変だったみたいだ。
ラミリス「なるほどね。ミリムについてはアタシも変だなと思ってたのよ。いいわ!このラミリス様にまっかせときなさい!リムルとエイトの参加をばっちり認めさせてやろうじゃないの!」
リムル「ああ、頼むよ」
ラミリス「あ、そうだ。従者は2人までだよ!誰を連れていくか決めといてよね!」
はぁ、これはまた一悶着ありそうだ…。
ま、人選はっていうか誰も連れてかないけどな。リムルは知らんが。
リムル「なあ、エイト。全ての魔王がってことは…あいつも来るんだよな」
エイト「そうだろうな。あの…シズさんを苦しめた…魔王レオン・クロムウェルが」