【休載中】転生八幡。スライムになったよ!てへっ♪ 作:甘味の皇帝
ヴェルドラ「る……留守番…だと!?」
リムル「ああ。ワルプルギスにはシオンとランガを連れて行く。ヴェルドラにはこの町の防衛を頼みたい」
ヴェルドラ「なぜだリムルよ!?我ならば魔王どもにも引けを取らぬぞ!お前ならわかってくれるだろエイトよ!?」
エイト「え?何?聞いてなかったわ」
ヴェルドラ「なっ!?」
リムル「言ったろ?対クレイマン戦にはテンペストの全軍が出撃する。町の防衛を頼めるのはお前しかいないんだよ。親友」
ヴェルドラ「むぅぅ……(リムルのやつめ。そんな言葉で我が言う事を聞くとでも…)」
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ヴェルドラ「ふんっ」
ベレッタ「なんと強固な結界…!」
「流石ヴェルドラ様だ!」
ヴェルドラ「(聞いてしまった…)」
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その後リムルがラミリスの従者として付いていくトレイニーさんの人形(ドール)を作って帰ってきた。俺の従者?誰も連れてかないけど?何かあったら瞬間転移でもなんでもやり用はあるしな。むしろ誰か連れてって護れる自信がないしな。だって全魔王が集う場所らしいし…。行きたくねぇ……。
すると、俺に連絡が入った。
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エイト「…わかった。別にいいけど無茶はするなよ」
リムル「何かあったのか?」
帰ってきたリムルが聞いてくる。
エイト「作戦中のベニマルだ。クレイマンの城を攻めるんだとよ。シュナまで加わって説得してきた。まあ、あいつらの実力なら問題ないだろ」
リムル「そうか。あいつらも中々自信家だな」
エイト「こっち来てから皆そうなせいで俺まで自信家になっちまったからな」
リムル「そうなのか?」
エイト「前と比べれば結構な」
リムル「まあ、クレイマンの城には気になることもあるしな。連れ去られたカリオンさんがいることだし」
それに…
シュナ『わたくしとて怒っているのです!』
シュナの気持ちもわかる。何か危険なら暗黒之王(ハーミット)で伝わるし助けに行けるから心配はないな。
ヴェルドラ「魔王か。何人かは戦ったこともあるぞ。二千年近く前だったか。我が戯れに滅ぼしたヴァンパイアの都があってな」
都を滅ぼすのが戯れって……。
ヴェルドラ「そこを統べる女吸血鬼が魔王の一柱(ひとり)だったと記憶しておる。ヤツめ滅茶苦茶ブチ切れておってな!いい遊び相手になってくれたものよ!」(*^◯^*)
ヴェルドラ「名はなんと言ったかな…ル、ルルス?いやミルスだっか?」
ヴェルドラとの関係を知られたら俺たちまで当たりがキツく…二千年前と聞くと大昔に聞こえるが長寿の種族だと短い感覚なんだろうな。
ヴェルドラ「遊び相手といえば巨人族(ジャイアント)の魔王ダグリュールだな。何度か喧たが勝負はついておらぬ」
ヴェルドラと対等の力を持ってる魔王か…敵には回したくないな。
ラミリス「そういえば師匠ってギィとは戦ったことないの?」
師匠とか…これも漫画の恩恵か…。
ヴェルドラ「む?……うむ、奴は遥か北方に居を構えておるしな。まぁあんな何もない所に行く必要もないのだ!」
リムルを引っ張りながら言う。
なんか誤魔化したな…。
ラミリス「そっかぁアイツ強いもんね。なんせ、ギィはこのアタシと同格!最古の魔王の一柱だからね!」
マズイ途端にギィとかいうやつが大したことないように思えてきた…絶対に油断しないようにしないとな。
ラミリス「あと2人が知らないのはディーノちゃんかな」
エイト「ディーノちゃん?」
すると、ランガが威嚇体制を取る。
シオン「どうしました?ランガ」
!来たみたいだな。
トレイニー「迎えが来たようですね」
リムルが人の姿になる。
リムル「ランガ大丈夫だ」
ランガ「しかし我が主」
リムル「魔王の招待なんだ。このくらい無礼で丁度いい」
そして、目の前が光、巨大な扉が現れた。
ラミリス「相変わらず仰々しいねぇ」
リムル「空間を繋げる扉か。凝ってるな」
すると、扉が開いた。
「お迎えに参りましたラミリス様」
ディアブロと同じ雰囲気…悪魔公(デーモンロード)か…。
ラミリス「久しぶりじゃんミザリー!相方のレインは元気?」
ミザリー「お陰様で変わりありません。そちらがリムル様にエイト様ですね?我が主ギィ様よりお連れするよう仰せつかりました」
ギィ…ラミリスの言ってた最古の魔王の一柱だったか。
ミザリー「どうぞこちらの門を通り魔王達の宴その会場へお進みください」
ラミリス「リムル、エイト先行くよ!」
ミリムにレオン、クレイマン…ヴェルドラと渡り合えるような奴らに悪魔公を従える魔王…
シオン「リムル様?エイト様?」
リムル「よし、行くか」
エイト「そうだな」
俺たちは文字通りの魔窟へと足を進めた。
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扉を出るとそこには13個の席が用意されていた。
ラミリス「やっほーギィ。久しぶり」
扉と反対側、1番遠い席に座ってるのがギィだ。こいつ…強い…!ムラのある魔素量。オーラを制御できない未熟者に見せかけた偽装。解析能力に長けてない者は論外。偽装に気づくか否かで相手を篩にかけてるのか…。本当の実力は分からん、としか言いようがないな。
ギィ「座ったらどうだ?扉の前に突っ立っていたら邪魔だろう。踏み潰されても知らんぞ」
踏みつ…
後ろには巨人族がいた。
でか……。
ダグリュール「どいてもらえるか?小さいの」
リムル「あ、ああ…失礼」
ヴェルドラの言ってた喧嘩相手…巨人族の魔王ダグリュール。隠す気もないのか出鱈目な魔素量が溢れ出てる…初めて会った時のヴェルドラ見たいだな。
俺たちは席についた。
目立つ犬歯…今度はヴァンパイアか。ん?待てよ…従者のメイドさん…オーラがランダムに変質しててわかりにくいがメイドさんの方が魔素量が多いんじゃないか?
叡智之王『是。測定可能な範囲の解析において対象の魔素量は当代の魔王より多いと推測されます。魔素量の大小はあくまで参考程度にお考えください。戦闘を想定した場合技量の優劣がより重要な要素になります』
そりやそうだな。スキルを使わない縛りなら俺は今でもハクロウに一歩及ばない。
「ふぁぁあ」
欠伸…?誰だこの、気怠げな男…。
「あ、いよーっすラミリス。今日はまた一段とチビだな」
ラミリス「喧嘩売ってるわけ?」
「勝つのわかってるのにうるわけないじゃーん」
ラミリス「はー!?ディーノのくせに生意気なんですけど!?」
確か説明してもらう前に迎えが来たんだったな…。
ディーノ「ってあれ!?なんでお前従者を連れてるの?一人できた俺が格好悪いじゃん!」
おい、俺も格好悪いみたいに聞こえるぞそれ。
ラミリス「ふふんまぁね。この二人の前には無力だと知るがいいわ!」
ディーノ「なんだよボッチ仲間だと思ってたのに」
ボッチ仲間って…それボッチじゃないだろ。こいつボッチの風上にもおけねーな。
ディーノ「じゃあ壊してもいい?」
ラミリス「はぁ!?駄目に決まってんじゃん!!ギィに言いつけて鉄拳制裁の刑に処してもらうからね!!」
うん…なんとなく関係は掴めたな多分。
ていうか…隣のヴァレンタインには挨拶もせずに寝始めたしいいのかこんな自由で…。ん?待てよ…やはりここは俺も寝たふりをして解析鑑定をするべきか…?それなら気付かれにくいだろうし関わられない。一石二鳥だ。面倒事は全てリムルに押し付ける。
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すると、次は有翼族(ハーピィ)が入ってきた。ちなみに寝ようとしたらリムルに叩かれた。ごめんって…。
ん?なんだこの記憶に引っかかる気配は…シオンも気になってるようだしなんかな…あの有翼族の魔王の従者…どこかで…
叡智之王『告。解析鑑定の結果……』
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そして次は……
リエ「「(レオン・クロムウェル)」」
レオン「お前がリムルか」
リムルは立ち上がってレオンを見据える。うん、背が高いなレオンは。リムルがチビに見える。
リムル「…そうだよ。なんか用でもあるのか?魔王レオン」
レオン「…いいや。その姿を見てふと懐かしく思っただけだ」
リムルがレオンに一歩近づく。
リムル「…彼女を覚えているんだな。安心したよ。俺の姿を見て何も思わないようならこの場で殴っているところだった。シズさんは死んだぞ、レオン」
レオン「…知っているさ。だが殴られる謂れはないな。彼女は人間として生きることを望みそして死んだのだ。イフリートを受け入れ魔人となれば永らえることもできただろう。そうしなかったのは彼女の意思じゃないのか?まぁ、私は彼女を看取ってないので真実のところは知らんがね。だが、お前にも少し興味がある。招待してやるから文句があるのなら来たらいい。罠だと思うなら拒否してくれても構わないよ」
リムル「わかったよ。受けてやるから招待状でも送ってくれ」
レオン「ああ。そうしよう」
レオンについてはこれでいった…
レオン「もっとも…お前が…お前達がこの場を生き残れたらだがな」
ミリム…!
ミリムが誰かと一緒に入ってきた。
取り敢えずは元気そうだな。カリオンさんが行方不明とするとこれで八柱…となると隣のすかしたのが…
「さっさと歩けこのウスノロ」
クレイマンと思われるやつがミリムの頭を殴った。流石にこれは他の魔王達も驚いている。
ミリムは大人しく自分の席に着いた。
クレイマン「さて、本日は私の呼びかけに応えて頂き誠にありがとうございます。それでは始めましょう」
クレイマン…
クレイマン「ここに魔王達の宴の開催を宣言します!!」
楽に死ねると思うなよ。