【休載中】転生八幡。スライムになったよ!てへっ♪ 作:甘味の皇帝
〜魔国連邦(テンペスト)〜
ソウエイの予定通り二週間後にヒナタ達はテンペストに到着。聖騎士達も行動を始め、シオン達が戦闘に入った。
エイト「(リムルには悪いが…まあ、後で謝れば許してくれるだろう)」
敵の能力がわからない以上、情報の漏洩は例え味方であったとしても危険だ。あの場は俺が結界を張ってたから監視なんて不可能だろうが、それ以降はわからない。ここからはより慎重に行くべきだろう…。
そんなわけで俺たちはシオン達の方へ空間移動した。
シオンは張り切っていたけど、聖騎士団(クルセイダーズ)相手に"紫克衆"(ヨミガエリ)では厳しいだろう。
_____そう思っていた時期が俺たちにもありました。
エイト「え?何これ?」
リムル「頭がおかしくなりそうだ…」
眼前で繰り広げられていた光景に、言葉を失う俺たち。何が起こっていたかというと___
シオンが腕を組み、紫克衆に指示を出していた訳だ。これはいい。作戦通りだからな。
その戦いぶりが問題だった。良い意味で予想外だったのだ。
「ば、バカな!こいつらに攻撃が通用しないぞ!」
「不死者(アンデット)でもなかろうに、一体どういう事だ!!」
という、聖騎士達の驚愕の叫び。
それに返事をする代わりに、手に持つナイフを一閃して聖騎士に傷を負わせる紫克衆。
自らの身体を囮として格上である聖騎士に一撃入れた様子。自分の不死性を利用して戦っていたのだった。
しかし、その先はどうせ、気を引き締めた聖騎士からの一方的展開(ワンサイドゲーム)になると思ったのだが……俺の予想は覆される。
三分も経たずに聖騎士達が崩れ落ち始めたのだ。
俺の予想と違わず、油断を捨てた聖騎士達が
一方的に紫克衆を追い詰めていた。それなのに、状況が一変したのである。地力に大きな差がある為、不死というだけでは勝利出来ないという予想。だからこそ、足止めを行うという作戦だった。だが結果は、紫克衆は重傷からも無事に回復し、聖騎士側が倒れている。
倒れた聖騎士は速やかに縛り上げられて動きを封じられていた。
「えへへ、聖騎士さん。このナイフにはね、強烈な睡眠薬がたっぷりと塗られているんだよ?だからね、一撃入れた時点で、私達の勝ちなの!」
小さな子供の兵士が、目が合った騎士にそう説明している。それを説明しちゃったら駄目だと思うんだけど、まだ子供だし仕方ないな。
叡智之王『告。個体名・ゴブエは、個体名ゴブタよりも年上です』
エイト「(マジかよ…)」
善戦と言っていいほどの働きぶりを見せる紫克衆。
用心深く解毒剤を用意しておくか、『毒耐性』を有している者以外は、この奇襲には耐えられないだろう。一回限りとはいえ、かなり有効な手であるといえる。
だが、流石にここまでだった。後続組には油断などなく、最初から全力で攻めてくる。圧倒的な実力差の前には、小細工などそう簡単に通用するものではないのだ。一度見られてしまった以上、この手はもう通用しないだろう。
致命傷を与えたという油断の後だったからこそ、付ける事に成功しただけの話。
しかし、そのカスリ傷だけで半数も戦線を離脱させるとは、十分以上に評価出来た。というか、出来すぎであった。ここからは当初の予定に戻り、過酷な持久戦が始まると思った俺たちの考えは、またも見事に裏切られる___。
シオンがクイっと顎をしゃくった。その先にはゴブゾウと、もう一人はゴブアだな。二人は顔を見合わせて、戸惑うようにシオンを見る。
ゴブア「まさか、私共も参戦せよと?」
ゴブゾウ「えっ!?出ないのダスか?でも自分達だけでは、あの強そうな人達に勝つのは厳しいダスけど……」
ゴブア「いえ、ですから。勝たなくても時間を稼げばいいのではないかと___」
ゴブゾウ「ええっ!?何がなんでも勝てと命じられた、と聞いているのダスけど?」
ゴブアは会議の内容を知っている。扉の警護をしていただけだが、話は聞こえていただろう。
ゴブゾウは初耳だったようで、目を白黒させて驚いている。
リムル「(ちょっと話に食い違いが見えるよね?)」
エイト「(憐れめ…)」
ごぶあ「あのう、作戦会議の打ち合わせでは、私共は待機という事だったのでは……?」
ゴブゾウでは埒が明かないと思ったのか、ゴブアがシオンに向き直って問うた。
そして、そこでシオンが一喝する。
シオン「馬鹿か、貴様ら?目の前に勝利が転がっているのに、何故それがわからんのだ?格上に挑み勝利してこそ、壁を越える事が出来るのだぞ。その機会を与えてやろうというのだ、
感謝して欲しいくらいだよ」
勝利が転がっているのに相手は格上って、ちょっと矛盾していると思うんだが…。
しかしゴブアは、その言葉に納得した。目の色を変え、口元に不敵な笑みを浮かべて……。
ゴブア「そうですね、その通りです。その機会、この”紅炎衆“に是非!」
そして、あっさりとシオンの申し出に乗ったのである。一方ゴブゾウは…
ゴブゾウ「あ、あのう……それって、命令違反にならないダスか?」
恐る恐る、シオンに聞き返している。
シオン「貴様、まだいたのか?さっさと言われたとおりに動くか、それとも新作(リョウリ)の実験台になるか、好きな方を選ばせてやろうか?」
憐れにも、ゴブゾウはシオンの脅しに屈した。
納得するもしないもなく、そのまま大慌てで参戦したのだった。……いや、お前は間違っていなかったよ。
だが、不思議だな。何故か、ゴブゾウだけが悪いような流れになっている。ゴブアはベニマルの部下らしく、とても好戦的だ。だから簡単に言いくるめられているけど、コブゾウは抜けた外見の割には生真面目だ。言わなくてもいい事を言ってしまい、いつも損をする羽目になるのだろう。
エイト「……いいのか、ベニマル?」
ベニマル「良くはないですが、臨機応変というのは間違っちゃいません。特にシオンは、直感が非常に優れている。勝てると踏んだから、
ああいう風な命令を下したんでしょうよ」
ベニマルは肩を煉めて答えた。
エイト「まあ、それそうかもな」
アルビス「しかし、凄まじい戦闘能力ですわね。この国には、まだあれほどの者達がいたのですね」
その視線の先にいるのは紅炎衆ではなく、紫克衆である。その高い不死性。そして、継続戦闘能力。
スフィア「ああ、あれは厄介だぜ。頭を失った程度では止まらないみたいだし、オレでも手こずりそうだ」
聖騎士側には交代要員などおらず、この状況が続けば勝てるのも夢ではない感じである。
リムル「こんな予定じゃなかったんだけどな…」
そしてシオンは戦況を満足げに眺めて、舌なめずりしている。チラッと見えたピンクの舌先が、妖しく濡れているように見えた。
こちらを振り向くシオン。俺達に気付いたのか、ニッコリと笑みを浮かべている。ゴブゾウに見せた般若の顔など、その笑顔からは想像も出来ない。
シオン「リムル様、エイト様予定通りです!」
リムル「違うだろ!全然予定にない行動だろうが!」
シオン「お褒め頂き、光栄です!」
リムル「褒めてねーし……」
シオン「それでは私も、そろそろ行って参ります!」
そう言うなりシオンは、両足に力を込めて地を蹴り、弾丸のように飛び出して行った。
リエ「 「え、どこへ……?」」
という、俺たちの問いかけを置き去りに……。
〜〜〜
疾駆する。引き伸ばされた感覚によって、乱立する樹木の間をすり抜けるように。精霊の力をその身に宿し、ヒナタは全速力で森を駆け抜けていった。
森の開けた場所に出ると、六名の上位魔人の姿が見えた。
そこで確認できたのは、敗北の色が濃厚な自慢の部下達の姿だった。
ヒナタ「(エイトと会っていなかったら最悪の状況だったわね…)」
そして、リムル=テンペストの視線がヒナタの方に移った。
〜〜〜
リムル「やってくれたなヒナタ。言うまでもないけど、ここは俺の領土だ。無断で軍事行動取った時点でお前たちに害意ありと判断できる。先制攻撃を許すほど、俺は甘くないんだよ」
ヒナタ「ええ、それが当然でしょうね」
リムル「俺の伝言を受け取ってくれたんだろ?」
ヒナタ「ええ、確かに受け取ったよ」
リムル「その答えがこれか?」
ヒナタ「ええ、そうね…」
リムル「そうか…残念だ。それじゃあ、そろそろ始めるか。エイト、頼んだぞ」
エイト「え?俺?」
リムル「…会議に参加せずラーメン作ってたんだから今くらい働いてくれ…」
エイト「…はぁ…了解」
ヒナタ「あら?リムルじゃないのかしら?」
エイト「いや、そんな変わらないだろ。他の
四人も全員相手にするから」
ヒナタ「…」ピクッ
リティス「本気で言ってるんですか?」
エイト「こんな冗談言わねえよ」
もし嘘で言って信じられたらどうすんだよ…。
来てくれたスフィア達が可哀想だが、これくらいはやらないと七曜への牽制にならないよな。
ヒナタ「舐められたものね」
エイト「なら試してみるか?
[守護之王](ゲニウス)」
リムル「これは…結界?」
俺はリムル達を結界で覆った。
エイト「"結界解除"。[魔王覇気]」
ヒナタ「ッ…!」
オーラを遮断していた結界を解除した上で放つ俺の魔王覇気。一帯も結界で覆っているから戦闘中の紫克衆たちには影響はない。
リティス「これが…本物の魔王…!」
ヒナタ以外の四人は足がすくんだ。これ程の力を持つ魔王が、先日自分達の目の前に現れて、飯を奢っていたなんて夢なんじゃないかと思う程に____。
そして、同時に別の想像をした。もしもこの
魔王が言っていたことが嘘だったなら?ヒナタの言葉が間違いだったなら?
アルノー「(こ、殺される…)」
ヒナタ「(魔力を解放されるとここまで恐ろしいものなのね…)」チャキッ
ヒナタはルミナスより授けられた伝説級(レジェンド)の武器__月光の細剣(ムーンライト)を抜いた。竜破聖剣?そんなもの最初から使う気がないらしい。
エイト「さてと…俺も抜きますか」
俺は"箱"から短剣を二本とも取り出す。俺のかけた様々な付与魔法に加えて、俺の魔素に当てられ続けて今では相当馴染んでる。というか異常に魔素の濃度が高い。何したらこうなるんだよ……。
ヒナタ「準備はいいかしら?」
エイト「ああ、いつでも始めていいぞ」
ーカキィンッ!
始まるのは俺とヒナタの超高速の剣技の応酬。
最初から全力だ。
エイト「(まあ、でも…)」
俺の思考加速は二つある。自由之王(リベル)による四百万倍の思考加速と叡智之王(ウィズダム)による百万倍の思考加速だ。つまり、四百万かける百万で……え?いくつ?
叡智之王『解。四兆倍です』
まあ、そんな感じだ。……え?マジ?
叡智之王『マジです』
なんか叡智之王って究極能力になってから表現豊かになったよな…。
でもまあ、そんなわけで引き伸ばされた時間と"未来予知"によって俺はヒナタの攻撃を全て完璧に迎撃していた。
アルノー「俺たちも加勢するぞ!(怖くてもやるしかねえ!ヒナタ様のためだ!)」
バッカス「了解した!」
四人は四方から攻撃を仕掛けてくる。
エイト「[暴風嵐]」
アルノー「ぐわっ…!!」
リティス「(こ、これ程の力が…!!)」
四人は吹き飛ばされ、結界にぶつかった。
ヒナタ「くッ…!」
ヒナタは間一髪でその攻撃を避け、その場に踏み留まる。
ヒナタ「(試してみるしかないわね…)」
ヒナタはエイトに気づかれない様にコッソリとユニークスキル[簒奪者](コエルモノ)を発動する。
上位者に対する絶対優位。それがヒナタの切り札である[簒奪者]の特徴だ。
この力は対象の能力や技能を見破り、奪う事ができる。使いこなせるかは別問題だが、相手の努力の結晶を奪い去ると言う意味では凶悪無比で無慈悲なスキルなのだ。
対象がヒナタよりも格下であった場合、鑑定結果は《対象外》となる。この結果だと相手の力を奪えないのだが、ヒナタの勝利は揺るがない。
対象がヒナタよりも格上であった場合、鑑定結果は《失敗》か《成功》となる。
この鑑定結果が出た時点で、相手は強敵であるということ。
しかし、《成功》していれば相手の能力や技能が丸見えとなっている訳だし、失敗しても終わりではない。何度でも挑戦可能なのだ。どんな強敵であろうとも、繰り返せばその内に
《成功》する。油断なく時間を稼ぎ、その時を待つだけでいい。そうすれば、ヒナタの勝利は約束されるのだ。
ヒナタが前回リムルと対峙した時、その鑑定結果は《対象外》だった。故にヒナタはリムルを警戒する事もなく、完全に祇めて対応したのである。
だが、極希に《成功》と《失敗》のどちらでもない結果が出ることがある。それは、以前ルミナスと戦った時に出た《妨害》だ。
それは、先程リムルにコッソリスキルを使った時にも出た…神の領域とも言える結果だ。
だが……
ヒナタ「(これは…ッ)」
今回エイトに対して出たのは《妨害》でもない《不可能》の三文字。
叡智之王『告。主様(マスター)へのスキルの干渉を確認。[守護之王]にて遮断しました』
スキル?この状況なら…ヒナタか。まあ、スキルは俺に効かないし別にいいか。
ヒナタ「(不可能……彼にスキルは効かないとでも言いたそうな結果だね…)」
今の状態のヒナタは、[数学者](カワラヌモノ)で知覚速度を千倍まで高めた上、更にその限界を超えて周囲を認識している。脳に最大限まで負荷がかかり、毛細血管が何度も破裂していた。それを自己回復魔法を自動でかけ続けることで対応し、一切の弱みを相手に悟らせない。
その状態のヒナタには、世界の動きが止まっているように感じられるほどだ。
だが、それでもまだ足りず、[数学者]の[予測演算]を駆使してエイトの攻撃軌道を予測していた。それだけ全力を出さなければならぬほどに、ヒナタに余裕はないのである。
それなのに、相手のエイトはまだまだ本気を出していない。
垂れて来た鼻血を気づかれぬ様に拭い、短く呼吸を整える。
長引けばそれだけでヒナタの敗北が決定する。
ヒナタ「(本当に化け物…だけど、君に勝る点が私にはまだある)」
それは技術(レベル)だ。エイトの身体能力は異常だが、その技量はどうだろうか?
その点を利用することが…ヒナタの勝利できる唯一の可能性だろう。
そう思ったヒナタは、緩急をつけて相手に錯覚を起こさせる戦術へと切り替えた。
俗に言う、フェイントというやつだ。
エイト「[自由之王][暗黒之王]」
俺は常に[未来予知]を使って先を見ている。
そして、これからヒナタがフェイントを使って攻撃を仕掛けてくるのも知っている。
俺はそれに対応すべく身体能力を上昇させ、ヒナタのフェイントを無視して攻撃を仕掛ける。
ヒナタ「!?(全部見切られてる…これは…私の[予測演算]より正確な…)」
そう、これは完全な[未来予知]だ。完璧に
ヒナタの行動を読みまれているようである。
しかもこの状況で剣速が十倍程度跳ね上がったように感じる。
ヒナタ「(技量の差をカバーするだけのスキルがあるみたいだ…)」
だが、ヒナタはそれでもエイトと剣での勝負を続けた。その理由は単純だ。
エイト「これは…」
さっき吹き飛ばした四人は、俺の四方から
聖浄化結界(ホーリーフィールド)を貼った。
アルノー「(俺たちじゃ足を引っ張るだけだ…だからせめて、こうやって援護しねえと…)」
エイト「(そうだった、今は結界内の魔法の使用を許可してるんだったな…)」
だが、俺が聖浄化結界に意識を奪われてる内に、ヒナタは距離を置いて、剣を構え直した。
ヒナタ「(あれをやるしかないわね…)」
ー"神に祈りを捧げたてまつる"
ー"我は望み聖霊の御力を欲する"
ー"我が願い聞き届け給え__万物よ尽きよ"
ヒナタが空いている左手に集めた力、それは恐らく"霊子崩壊"(ディスインテグレーション)だろう。リムルからの情報にあった精霊魔法と神聖魔法を掛け合わせた魔法だ。
そしてヒナタは、その光を月光の細剣(ムーンライト)の刀身へと纏わせる。
左手でそっと刀身を撫でるように。
エイト「(恐らくヒナタの最終奥義…)」
ヒナタ「(ここで決める…!)
崩魔霊子斬(メルトスラッシュ)!!」
ヒナタは、光となって俺に向かって来た。
エイト「!!」
ヒナタの剣は、あらゆる魔を討ち払う破邪の
性質を帯びていた。
エイト「(さてと…終わりにするか)」
[守護之王]"完全結界"
ヒナタ「(避ける気がないのかしら?この技は手加減なんてできないのだけど…)」シュッ
ヒナタの剣が俺に振りかざされる。俺はそれを迎撃もせずに受けた。
ーダアァァンッ!!
ものすごい土煙と共に、辺りが見えなくなった。
エイト「"叡智之王"。[守護之王]を解除だ)」
叡智之王『了解』
ヒナタ「ふふふっ…あははははっ!」
周囲の魔素が全て浄化され、[万能感知]が使えなくなった俺は、久しぶりに鼓膜の振動で音を聞いた。
ヒナタ「すごいね、君。あの状況でワザと受けたね?」
エイト「ああ、避ける必要もなかったからな」
ヒナタの剣は俺を斬り裂いた。だが、その途中にある結界で霊子は全て遮断した。そして俺は無限再生のおかげで一瞬で元に戻る。
俺からしたら特に何もなかったと同じなのだ。
ヒナタ「今のに耐えられてしまった以上、私の負けだね。どうせこれ以上は戦えないもの…」
ヒナタはそう言いつつ武装を解除した。
アルノー「ヒナタ様…」
四人はヒナタの負けを認めたくないのか、悔しそうにヒナタの方へ駆け寄っていった。
エイト「(さてと…それじゃあそろそろ…)」
叡智之王『告。対象への思念干渉と、魔素(エネルギー)の暴走を確認____爆発します』
対象とはその大剣のことだ。何者かの干渉があったという事は、間違いなく俺たちを狙った攻撃の一種であろう。
ヒナタ「フッ…君の言う通りだったね。あとは任せたよ」
エイト「おう」
リムル「エイト!!」
エイト「そう焦るなって。大丈夫だ」
その直後、爆発と閃光が走る。