【休載中】転生八幡。スライムになったよ!てへっ♪   作:甘味の皇帝

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4話

突然だが今夜は宴会だ。え?何でかって?リムルが味覚を獲得したか………あ、俺もじゃん。

 

全然気づいてなかったわ。そんなわけで、今日からリムルも皆と一緒に食事ができるということでリグルドが宴会をすると言い出したんだ。

 

それで、俺はいつも通り巡回。リムルは封印の洞窟に行って新たに得たスキルと耐性の確認に行った。

 

行ったには行ったんだが……

 

エイト「……この反応は…ランガたちと遭遇、戦闘に入ったな」

 

俺はすぐに魔力感知に引っかかった場所に向かう。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ゴブタたち警備担当が大鬼族(オーガ)と戦闘をしていた。

 

リムル「…なんだ?お前ら」

 

丁度リムルも来たらしい。ゴブタは斬られて騒いでるが軽症。リグルも軽症だ。あとランガが

2体のオーガ相手に戦っている。

 

エイト「嵐牙!戻れ!」

 

嵐牙「主よ!申し訳ありません。我がいながらこのような…」

 

エイト「いや大丈夫だ。殆どが無力化されてるようだし死者は出てない。あとは任せろ」

 

嵐牙「はっ」

 

すると、リムルはリグルとゴブタに回復薬を渡した。

 

リムル「おいお前ら!事情は知らんがウチのヤツ等が失礼したな。話し合いに応じる気はあるか!?」

 

俺も警備担当なのに不甲斐ないな。まあ、誰も致命傷じゃなくてよかったが。

 

赤の大鬼族(オーガ)がリムルに向かって

 

「正体を現せ邪悪な魔人め」

 

え?

 

リムル「お、おいおいちょっと待て!俺が何だって!?」

 

「魔物を使役するなど普通の人間にできる芸当ではあるまい」

 

リムルの正体なんて愛くるしいスライムだぞ?

:

:

と、そんなわけで戦闘開始だ。

 

リムル&俺vs大鬼族(オーガ)5人。嵐牙vs桃色オーガだ。嵐牙には魔法を使える桃色オーガを押さえてもらって俺たちの邪魔をさせないよ………あれ?結界使えばよかったんじゃね?

まあ、いいか。

 

すると、さっきの赤いやつが刀を振ってくる。

が、

 

エイト「甘いな」

 

完全結界で防いだ。ちなみに刀は折れた。

 

リムルの後ろにはデカめの大鬼族(オーガ)が木製のハンマー?みたいなのを振り下ろす。

 

リムル「お前は眠っとけ」[麻痺吐息]

 

リムルはそれを避け眠らせる。

 

エイト「使ってみるか」

 

俺は背中にかけていた刀の柄に手をかける。

 

これが俺のカイジンに頼んで作ってもらった刀。佐々木小次郎の物干し竿だ。

 

ちょっと使ってみたかったんだよなぁ。

 

結構長いができるだけ軽くなるよう作ってもらって普通に振り回せるんだよ。

 

「ワシが相手をしよう」

 

エイト「……」

 

この爺さん…一番強いなこの中で。残りはリムルに任せるか。

 

そして、激しい斬り合いが始まる。と、思ったんだが…

 

エイト「剣技じゃ勝てそうにないんで…」

災禍(ディザスター)

 

3秒ほど斬り合って気づいた。

この爺さんやばい。ので、スキルに頼るか。

 

「!?」

 

エイト「殺す気はないし結界だけ張っとくか」

 

俺は重力がいきなり上がって動揺した隙を見逃さず爺さんを結界で覆った。ちなみに中の重力は10倍だ。

 

すると、丁度リムルもあと赤いのだけになったぽく…

 

「[鬼王の妖炎(オーガフレーム)]」

 

リムルが燃える。が、

 

リムル「悪いな。俺に炎は効かないんだ。本当の炎を見せてやろう。よく見ておけ」

 

強者感あるな。

 

リムル「エクストラスキル[黒炎]」

 

リムルは右手を上げると渦を巻くように黒い炎が出た。

 

エイト「んじゃ俺も」

[青炎]

 

俺は自分の上空に渦を巻く青い炎を出した。

んだが…

 

エイト「何これ…」

 

思ったより…いや、そんなレベルじゃなく炎がデカイ…。

 

リムル「俺のが小さく見えるんだが…」

 

エイト「すまん」

 

ただビビってくれてるしまだ消さなくていいか。

 

「俺には次期頭領として育てられた誇りがある!生き恥を晒すくらいなら命果てようとも

一矢報いてくれるわ!」

 

逆効果だったかー…え?どうしよう?

 

すると、桃色オーガが

 

「お待ち下さいお兄様!この方達は敵ではないかもしれません!」

 

お、ありがたい。

 

「そこをどけ!」

 

「いいえ!」

 

「なぜだ?里を襲った奴と同じく仮面をつけた魔人ではないか。お前もそう言っただろう!?」

 

「はい。ですが…冷静になって考えてみてください!これだけの力のある魔人様が姑息な手段を用いて豚どもに我らが里を襲撃させるなんて不自然です。それこそお一人で我ら全てを皆殺しにできましょうから」

 

しないけどね。てか、例えが怖いよ?

 

「この方々が異質なのは間違えありませんが恐らくは里を襲った者どもとは無関係なのではないかと」

 

リムル「少しはこっちの話を聞く気になったか?」

 

エイト「ならもうこれいらねえよな」

 

俺は炎を消しリムルは捕食した。

 

「「「!?」」」

 

「今、何をっ…」

 

エイト「あー俺のスキルで消したんだよ。自分のスキルを消したり出したりできる能力」

 

ちなみにこれは[災禍(ディザスター)]の権能の一つだ。

 

リムル「俺は捕食したんだよ。あんなのテキトーに投げたら死人が出るだろ」

 

「…結局お前たちは何者なんだ?」

 

リムル「ただのスライムだよ。俺はリムル」

 

エイト「俺はエイトだ」

 

「スライムだと?馬鹿な。いくらなんでも」

 

俺たちはスライムボディーに切り替える。

 

「ええっ…ほ、ほんとに…」

 

俺はさっきの爺さんのところに行く。

 

エイト「すまん今解く」

 

俺は結界を解いた。

 

「ありがとうございます。我らの勘違いで申し訳ありません」

 

エイト「いや大丈夫だ」

 

と、そんなわけで俺たちは(リムルが)今日の宴会に大鬼族(オーガ)たちを招待した。

 

〜〜〜

 

リムル「……」

エイト「……」

 

ゴブイチ「リムル様、エイト様どうぞ」

 

リムル「おう。ありがとう」

エイト「サンキュ」

 

そして、俺たちはこっちに来て初めてのまともな…味のわかる食事をする。

 

2人は串に刺さった肉を口に入れる。

 

リムル「……」

エイト「……」

 

リエ「「うんっっまぁぁい!」」

 

やばいぞこれ!味覚の大切さを俺は今日改めて知ったぞ!しかもこの肉うまい!めちゃくちゃうまい!

 

「「「「「「うおおおおおお!!」」」」」」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

リグルド「豚頭族(オーク)大鬼族(オーガ)に仕掛けただって?そんなバカな!」

 

「事実だ。武装した豚共数千の襲撃を受けて里は蹂躙し尽くされた。300人いた同胞はもうたった6人しかいない」

 

マジかよ…てか武装した豚頭ってどんなだよ…。

 

カイジン「信じられん…あり得るのかそんなこと…」

 

ゴブタ「そんなにおかしいことなんすか?」

 

肉を咥えながらゴブタが入ってきた。

 

カイジン「ゴブタ。当然だ。大鬼族(オーガ)豚頭族(オーク)じゃ強さのケタが違う。格下の豚頭族(オーク)が仕掛けること自体あり得んしまして全滅させるなど「全滅ではない。まだ俺たちがいる」……すまん」

 

すると、リムルが来た。

 

リムル「なるほど。そりゃ悔しいわけだ」

 

「肉はもういいのか?リムル殿」

 

リムル「ちょっと食休み」

:

:

リムル「提案なんだけどさお前達全員、俺とエイトの部下になる気はあるか?」

 

え?てか、おれ主感ないだろ。リムルが殆どやってるし。まあ楽だからいいけど。

 

「は?」

 

「ま、俺たちの支払うのは衣食住の保証のみだけどな。拠点があった方がいいだろ?」

 

「しかし、それではこの町を俺たちの復讐に巻き込むことに…」

 

リムル「まあ別にお前たちのためだけってわけじゃない。数千の、しかも武装した豚頭(オーク)が攻めてきたんだって?そりゃどう考えても異常事態だ。この町だって決して安全とは言えないだろうな。そんなわけで、戦力多い方がこちらとしても都合がいい」

 

「…なるほど。………悪いが少し考えさせてくれ」

 

リムル「おう。じっくり考えてくれ」

 

 

ー翌日ー

 

リムル「……決めたのか?」

 

大鬼族(オーガ)の一族は戦闘種族だ。

人に仕え戦場を駆けることに抵抗はない。主人が強者なら尚のこと喜んで仕えよう」

 

若様オーガは跪いた。

 

「昨夜の申し出承りました。我ら大鬼族(オーガ)一同貴方方様の配下に加わらせて頂きます」

 

リムル「わかった。大鬼族(オーガ)達をここに呼べ。全員に俺の配下となった証に名をやろう」

:

:

「お、お待ち下さい。名付けとは本来大変な危険を伴うもの。それこそ高位の…」

 

リムル「いいからいいから大丈夫だって」

 

「ですが…」

 

フラグ立ったな。よし、今回も全部リムるに任せよう。

 

リムル「それとも俺に名前を付けられるのは嫌か?嫌ならエイトに付けさせるけど」

 

え?何で?

 

「そういうことでは…」

 

「異論などない」

 

「お兄様!」

 

「ありがたく頂戴する」

 

リムル「お前は_______」

 

 

ー3日後ー

 

エイト「フラグ回収だな」

 

シュナ「?エイト様フラグとは?」

 

エイト「あ、いや独り言だ。気にしないでくれ」

 

リムル「……」

 

あ、起きたな。

 

シオン「リムル様おはようございます!」

 

リムル「えっと…どちら様でしたっけ?」

 

エイト「よう」

 

リムル「あ、エイト」

 

ベニマル「お目覚めになられましたかリムル様」

 

リムル「お前大鬼族(オーガ)の若様だよな?」

 

ベニマル「はっ。今は鬼人となり頂戴した名、

紅丸(ベニマル)を名乗っています」

 

ベニマルは一回り小さくよりイケメンになったが、内に秘める魔素(エネルギー)量が半端ないくらい増えてる。

 

シュナ「リムル様。朱菜(シュナ)です。

お目覚めになられて本当に良かった」

 

シュナは大鬼族(オーガ)のお姫様だ。元々可愛かったが更に美少女になった。

 

シオン「紫苑(シオン)です。リムル様に付けていただいた名前とても気に入っています」

 

シオンは野性味が薄れて知的な雰囲気の美人になった。

 

リムル「ベニマルの後ろに控えてるのは白老(ハクロウ)だな」

 

ハクロウ「ほっほっそうですぞ」

 

リムル「鬼人ねぇ…」

 

ハクロウは爺さんだが結構若くなった。見た目は50代の剣の達人って感じだな。

 

ソウエイ「鬼人とは____大鬼族(オーガ)の中から稀に生まれるという上位種族のことです。一度に6人もの鬼人が誕生するなど前代未聞」

 

リムル「お前は確か…」

 

ソウエイ「蒼影(ソウエイ)の名を賜りました。御快復お慶び申し上げます。リムル様」

 

リムル「お、おう」

 

ちなみにたった6人に名付けをしたリムルが何故定位活動状態(スリープモード)に入ったかというと…上位の魔物に名付けをするとそれに見合う魔素(エネルギー)を消費するらしい。

シュナが名付けする前に『それこそ高位の…』と言ってたから今までとは違うんだろうなと思って俺はしなかった。

 

これぞボッチで漫画小説アニメを見まくった俺のフラグ回収予測スキルだぜ。と、そんなわけで俺は

 

エイト「俺はちょっと巡回行ってくるわ」

リムル「おうよろしく頼むな」

エイト「おう」

 

 

〜しばらくして〜

 

ハクロウ「ほれほれ撃ち返してこんか」

 

どうしてこうなった!?

 

エイト「くっ!」

 

俺はハクロウの剣(木刀)を避け間合いに入る。が、

 

ハクロウ「爪が甘いですぞ」 

 

背中に柄を思いっきり入れられ地面にのめり込んだ。

 

俺は巡回から戻ったんだが…リムルとベニマルに連れてかれてハクロウの稽古を(強制的に)受けることになった。すると、

 

リムル「豚頭帝(オークロード)?なんだそりゃ」

 

ベニマル「まぁ簡単にいうと…化け物です」

 

リムル「おい」

 

簡単すぎるだろ。

 

リムル「てことは今俺たちの目の前にいるハクロウは豚頭帝(オークロード)か?」

 

ベニマル「ああ、アレも似たようなもんですね」 

 

おい。

 

ハクロウ「ホッホッ言ってくれますな。稽古がしたいと望まれたのはリムル様ですのに」

 

エイト「俺望んでないんでそれじ「エイト様は強制ですぞ」えぇ……」

 

何でだよ。

 

リムル「俺ちょっと休憩」

 

ハクロウ「仕方ありませんのう」

:

:

ゴブタ「スキありっす!」

 

ゴブタはハクロウの後ろから木刀を振り下ろす。が、

 

ゴブタ「グハッ!」

 

返り討ちにあった。

 

エイト「っ!」

 

俺はゴブタと同じように後ろから木刀を振り下ろす。

 

ハクロウ「(エイト様も学びませんのう)」

 

ハクロウはゴブタにしたように返り討ちにしようとした。が、

 

エイト「そこまで馬鹿じゃねえよ」

 

俺は木刀を振り下ろす前に地面を蹴ってハクロウの目の前に出る。その頃ハクロウは丁度後ろを向いたところだったためタイミングはバッチリ…だったんだが、

 

エイト「うお!」

 

木刀を後ろに振ってきて俺は後退せざる終えなかった。

 

ハクロウ「まだまだですぞ」

 

やばいよこの爺さん。スキルなしじゃ勝てないって。

:

:

:

再び言わせてもらおう。

 

シオン「お待たせしました」

 

どうしてこうなった!?

 

俺の目の前には黒を基調とした紫色の混ざるシオンの手料理(?)が置かれてる。

 

エイト「何で俺まで…」

 

リムル「シオンが俺たちのためって言ったんだからエイトもだろ」

 

エイト「…俺のスライム生もここまでか…」

 

リムル「し、死にはしないって…多分…」 

 

多分かよ。

 

てか、ベニマルはそっぽ向いて茶啜ってるしハクロウは気配が消してるし…ふざけんなよ。

 

シオン「リムル様、エイト様。さ、どうぞ」

 

ゴブタ「あーハラ減ったす〜」

 

ゴブタが入ってきた。

 

よし、これしかない。

 

エイト「いただきます」

 

リムル「!?」

 

シオン「はいっ」 

 

俺はシオンの料理を口に入れた。

 

エイト「あ、美味い!」

 

リベハ「「「!?!?」」」

 

ベニマル「(そんなまさか!?)」

 

ハクロウ「(有り得ませぬぞ…!?)」

 

ゴブタ「エイト様は何を食べてるんすか?」

 

エイト「お、ゴブタも食ってみろよ美味いから」

 

ゴブタ「じゃあお言葉に甘えて頂くっすね(見た目では決まらないっすよね。さっき美味いって言ってたっすから)」

 

ゴブタはスプーンを持ち口に入れた。

 

ゴブタ「っ!?!?ぐおおおおおおおおげえええええええ!?!?!」

 

すまんゴブタ。

 

え?俺は何で大丈夫だったかって?簡単な話。舌に結界を張って食べただけだ。ゴブタなら来てくれるって信じてたぜ。

 

リムル「…シオン」

 

シオン「は、はい!」

 

リムル「今後、人に出す飲食物を作る時はベニマルの許可を得てからするように」

 

ベニマル「!?」

 

シオン「はい……。」

 

リムル「ありがとうゴブタ。君の勇姿は忘れない」

 

ゴブタ「死んでないっす………」

 

リムル「エイトはどうやってあれを回避したんだ?」

 

エイト「舌に結界を張って味を感じないようにした」

 

リムル「スキルの無駄使いだな」

 

エイト「危険を回避するためのスキルだから使い方は間違ってない」

 

リムル「ははは…」

:

:

〜〜〜

 

エイト「蜥蜴人族(リザードマン)が?」

 

リムル「ああ。お前も来るか?」

 

エイト「一応行かせてもらうわ」

 

ソウエイから聞いた話だと湿地帯を中心に行動する蜥蜴人族(リザードマン)がここら辺まで来るのは珍しいんだと。だから、ここに来た理由が気になる。

:

:

〜〜〜

 

リムル「…あれ?なんだ1人だけか?」

 

蜥蜴人族(リザードマン)1人が玄関?の前に立っていた。

 

すると、その蜥蜴人族(リザードマン)が後ろを向き槍を指す。

 

全「「「「「「「!」」」」」」」

 

その方向から、ドラゴンのようなものに乗った蜥蜴人族(リザードマン)の一行がやってきた。

 

エイト「……」

 

演出くさい登場だな…。

 

そのうちの1人がドラゴンから格好つけて降りる。

 

「ご尊顔をよーく覚えておくが良いぞ。この方こそ次代の蜥蜴人族(リザードマン)の首領となられる戦士」

 

すると、その蜥蜴人族(リザードマン)の次期首領とか言われてるやつが両手を掲げ

 

「我が名はガビル!お前らにも我輩の配下となるチャンスをやろう!!」

 

リムル「……はぁ?」

 

配下になるチャンス?何を偉そうに……言っちゃ悪いがこんな雑魚の配下とか俺ヤダよ?

 

って!ちょ!!シュナ!?シオン!?俺たちのスライムボディがスリムボディになっちゃう!!

 

リムルはシオンに、エイトはシュナに引き締められる。

 

ガビル「やれやれ皆まで言わねばわからんか。

貴様らも聞いておるだろう。豚頭族(オーク)の軍勢がこの森を進行中だという話だ」

 

ほうほう。いい話を聞いたな。あ、俺とリムルはベニマルのところに避難したから。

 

ガビル「しからば我輩の配下に加わるがいい。この我輩が!豚頭族(オーク)の脅威より守ってやろうではないか!」

 

いやお前らより俺たちの方が圧倒的に強いだろ。

 

ガビル「貧弱なゴブリンでは到底太刀打ちできまい?」

 

え?ホブゴブリン、鬼人×4、スライム×2というこのメンツ見てそれ言えんの?スライムはともかく。

 

すると、カビルたちはいきなり話し合い始めた。ゴブリンの村がどうのとか。

:

ガビル「聞けばこの村には牙狼族を飼い慣らした者がいるそうだな。そいつは幹部に引き立ててやる連れて来るがいい」

 

すると、またもやシオンとシュナが怒り始め戻った俺たちをスリムボディにしていく。まあ、そんなことは置いておいて

 

リムル「ランガ」

 

ランガ「ハッ」 

 

ランガがリムルの影から出てきた。 

 

リムル「そいつの話を聞いて差し上げろ」

 

ランガ「御意」

 

ランガ「主より命を受けた。聞いてやるから話すがいい」

 

ガビル「おお貴殿が牙狼族の族長殿かな?」

 

お、あのランガを目の前に普通に話すとか根性はありそうだな。アホそうだが…。

 

ガビル「流石威風堂々たる佇まい。しかし……

「主」がスライムとは些か拍子抜けであるな」

 

ああん?

 

ガビル「どうやら貴殿は騙されているようだ。よかろう。この我輩が貴殿を操る不埒者を倒してみせようではないか」

 

「ガビル様かっけー!!」

 

「見せてやってくださいよガビル様ー!!」

 

うるせえな。

 

俺はガビル含めリザードマンたちを結界で覆って重力を3倍にする。そして、全員膝から崩れ落ちて手をつく。

 

リムル「(エイト怖……)」

 

エイト「話を聞いてやるから言ってみろ」

 

俺は人間の姿になって話しかける。

 

ガビル「な、なにが…いきなり…体が…」

 

エイト「……あ、丁度いいのがきたな」

 

俺は近くに来たゴブタを手で招く。

 

ん?死にかけだったゴブタがなんでここに来てんだ?

 

英知『個体名ゴブタはシオンの料理に抵抗して「毒耐性」を獲得したそうです』

 

すげえな。俺はスキルを解きゴブタに槍を持たせる。

 

エイト「お前がこいつを倒せたら配下になる。お前が負けたら今日は帰れ。それでいいか?」

 

ゴブタ「え??え?なんすかこの状況!?」

 

ガビル「か、構いませぬぞ。部下にやらせれば恥はかきませんからな。なあスライム殿」

 

いやさっきの攻撃実力の100分の1以下だぞ? 

 

リムル「ゴブタ。遠慮はいらんやったれー」

 

ゴブタ「ええっなんすかもー…」

 

リムル「勝ったらクロベエに頼んでお前に武器を作ってもらってやる」

 

ゴブタ「あ、ホントすか?ちょっとやる気出たっす」

 

もっとやる気出させてやるか。

 

エイト「負けたらシオンの手料理だぞ」

 

ゴブタ「頑張るっすー!!」

 

ゴブタから覇気が出る。

 

そして、俺はランガとリムルのとこまで戻り、

エイト「んじゃ始めてくれ」

 

ガビル「ふっ偉大なるドラゴンの末裔たる我ら蜥蜴人族(リザードマン)がホブゴブリンなんぞに…ぬお!?」

 

ゴブタが投げた槍をガビルが避ける。

 

ガビル「おのれ小癪なっ」

 

ガビルは槍を振る。がそれは空を切る。

 

ガビル「!?馬鹿なっ消え……」

 

ゴブタ「とうっす」

 

ガビルの後頭部にゴブタが回し蹴りを入れガビルは気絶した。

 

ちなみにゴブタはガビルが目を放した隙に影に潜りガビルの影から出てきて回し蹴りを入れた。あいつ天才じゃね?影移動を使いこなしてるし…。

 

エイト「勝負ありだな。勝者ゴブタ」

 

影移動は元々嵐牙狼(テンペストウルフ)の持つスキルだが…それをゴブタがか…すごいな。

 

リムル「やったなゴブタ!約束通りクロベエに頼んでやる!」

 

ゴブタ「やったっすーー!」

 

リムル「そこのお前ら見てたな?勝負はうちのゴブタの勝ちだ。豚頭族(オーク)と戦うのに協力しろという話なら検討しておくが配下になるのは断る。今日のところはそいつを連れて帰れ」

 

「い、いずれまた来るぜ!」

 

「然り。これで終わりではないぞ」

 

「「「「覚えてろー!!」」」」

 

そんな感じで蜥蜴人族(リザードマン)の一行は帰って行った。

 

リムル「さてと…今後の方針を立てていかないとな」

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