by大神暦
side諏訪子
村から離れた原っぱで私は暦の手を離す…
ここまで離れていれば暦の力がどんな力であっても里まで被害が出ることはないだろう…
暦は九尾の妖獣だそれなりの力はあるはず!
「ついたよ~暦~!準備はいいかな?」
「あははは!絶望的だよ…神と戦うなんて命がいくつあっても足りないよね」
暦は大笑いをしてフラフラとしている…
ハイライトのない赤い目は正直怖いが彼女の力を測るゆえに仕方ないよね!
私は鉄の輪を出現させて彼女に向ける
「ではいくよ!」
私は暦の近くへ移動する…
彼女は体をフラフラさせながら薄ら笑いを浮かべている…
やる気の欠片すら感じない…少しやる気を出させるために軽く攻撃してみるか!
「ほら!やる気出して!」
鉄の輪で暦のに攻撃する…軽い攻撃だ一撃で倒れることはないだろう
「ひえ…」
暦は身を守るようにしゃがみ私の攻撃は空を切る…
(今の攻撃…タイミングは完璧だったはず)
「あらあら…偶然にもあたらなかったね」
暦は攻撃の素振りすら見せずに私と距離を取る
「攻撃してきなよ…暦」
「攻撃も何も喧嘩すらしたことないのに…私の細腕でどうしろと?ハァ…私の力すらわからないのに一体どうすれば?」
暦がぼやいていると彼女の左右の空間から星形の術陣が現れる…
そしてその術陣から赤と青の鎖がついた刃が飛び出し私の足元に刺さる…
「ん?何か出たよ?」
暦が呟くと鎖は元の陣の中へ戻る…
暦は自分が出した鎖を観察している
「もしかして私の力?諏訪子~!どうする?」
「やるよ!お前の力をよく見てないし!私も本気でいくよ!」
私は暦へ鉄の輪を投げるが暦は鎖を出現させて鉄の輪を弾く…
そして鎖はするすると術陣の中へ戻る
「ではもう一度!」
再度鎖が発射されるが私はそれを弾く…
少しみただけで理解できた
あの能力は死角からの攻撃はすごいが手数少なく攻撃の後に術陣の中に戻らないと次が発射されないみたいだ…あまり脅威には感じない
「…今のも駄目かぁ…では今度はこちらで!」
暦は私に指を向ける
「来るね!…あれ?」
…いくらたっても術陣が出現しない…辺りにもそれらしいものはない
ドゴォ
私の足元の地面から鎖が飛び出して私の腕に絡まる…
「な?下から?」
「どう?地中深くに術陣を出現させれば分からないでしょ?」
…暦の奴頭使ったね神である私に攻撃を当てるとは凄い
…私は急いで鉄の輪で鎖を切断しようとするが壊れないなコレ
「くうう…外れない」
私が鎖を外そうとしていると鎖は腕に巻きつくのを止めて術陣の中に戻る
どうやら暦が能力をオフにしたようだ
「何でやめたの?チャンスじゃん!」
「いや…戻した方が良いと思って」
暦は怯みながら答える
やはり戦闘センスがない!そんな隙を見せたら敵にやられるのに何を考えているんだ?
「敵にチャンスを与えてどうするの?攻撃が来るよ?こんな風にさ!あれ?」
私は鉄の輪を出現させようとしたが鉄の輪が出現しない…
おかしい…いつもならすぐに発動するのに!
「鉄の輪が出現しない?あ~う!何がどうなって!」
「鉄の輪?これのこと?」
…暦の方を見ると彼女の片手には鉄の輪があった何で?
「何で?暦が?」
「いや?何か力込めたら出てきた」
暦が手を広げると鉄の輪が出現する…
まさか暦の能力は!
「暦~!もう一度出せる?」
「やってみるよ…あれ?」
今度は暦がやって見ても鉄の輪が出現しない
(私の方が出せるようになっている)
私は出現させた鉄の輪を見る
只の能力がの不調ではないみたいだ…
恐らく私の力は暦に奪われていたみたいだ
原因はあの鎖に触れたことのようだ…
暦の能力は相手の力の奪う能力のようだ…相手によっては脅威になるかもしれないが一時的のようだ
能力を奪った後は2分維持することが暦の限界のようだ
だが鍛えればこの時間も延びるはず
「諏訪子~?もういい?疲れた」
「…うん!今日はここまで!そろそろご飯にしようか!行こう!」
戦闘を止めて暦と共に村へと戻る…
暦がこの力か子供達はどんな力を持っているのだろうか?
少し楽しみになってきたよ…
過去編はどうですか?
何かありましたら感想へどうぞ!
ではこれにて