by大神潤香
side潤香
神子様の従者となり約半年が経とうとしている…思ったより日々の作業をこなすことが出来ており私としては良い方向へ進んでいる…
「…神子様お水を持ってきました」
「…うん…ご苦労様」
神子様は机の前に座り筆をせっせと動かし…次々と巻物が出来上がっていく…
流石の私でもこの量は骨が折れる…
「…では失礼します」
「…あっ!待って…今日は私の客人が来るから後で屠自古と布都と一緒に来てくれない?」
「…承知しました…では」
私は一礼をして部屋後にする…
そして午後…水回り・部屋の掃除を終えて私は居間で伸びをする…
「…ふぅ…さてお客様は…」
太子様部屋を見ると青い髪の女性が丁度太子様の部屋に入っていくのを目撃する…服装からしてこの国のような感じはしない青い服だった…
「さて…少ししたら行きますか」
そんなことを考えながら自分の家族のことを思い出す…
「…監視はまだされているのでしょうか?」
ここに住み込みで働き早半年…一回も神社の方へは戻っていません…特に言うこともありませんし…
「…一度神社に戻りますかね」
仕事の間に戻りましょう…妖怪の姿でしたら往復30分程で何とかなりますね…
「さて…残りの仕事を終わらせたら行きますか」
着物を取り込んだ後私は神子様の部屋へ向かう…
廊下の先を見ると屠自古と布都が神子様の部屋に入っていくのを確認する
「…太子様…失礼します」
神子様部屋に入ると神子様の他屠自古と布都…そして先程の青い髪の女性がいた…
「…潤香も来ましたね…良し!この3人が私の従者ですよ…青娥」
神子様は青い髪の女性に話し青娥と呼ばれた女性は私をじっと見る
「…成る程~!中々良い方々ですわね~豊聡耳様」
「…お主は何者だ?」
布都が警戒すると青娥はクスクス笑う
「…フフ私の名は霍青娥…海の外から来た仙人よ…宜しく頼みますわ~!」
「…仙人ですか」
仙人…長く生きていますがそんなもの聞いたことがない…青娥は私の顔を見て微笑む
「…仙人というのは道教術を極めて不老不死の力を持った者のことを言うわ…一応私がこの国に来たのは貴女達に道教を教えるために来たのよ~」
「不老不死ね…太子様は信じているの?」
屠自古は神子様に聞くが彼女は頷く
「…ええ…私は信じて見たいです」
その言葉に私達は3人は驚く
「太子様?何故?」
「私は民を導く指導者です…いつかは寿命で死を迎え民を導くことが出来なくなるでしょう…ですから私は不老不死となり永遠に民を導く指導者になりたいんです!だから私に協力して下さい!」
神子様の迫力に私達は黙る…そして頷くしなかった
side青娥
(フフ!大成功ですわ!)
…私は顔を通常したまま心の中で笑う
豊聡耳様に臣下3人はこれで道教に入信完了!皆さんとても優秀そうですし私もやりがいがある
(…それに)
…臣下の一人黒髪の女性こと大神潤香
何でしょうね…控えめな感じがするけどどこか悟りを開いたような雰囲気があるのよねぇ…まるで長い時を生きたような…
(…少し調べて見ようかしら?)
潤香を見ながら私は今後の計画を考える…
青娥娘々が登場です
ではこれにて