東方五行大神伝・過去の章   作:ベネト

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油断大敵ですね…

by大神潤香


尻隠して尾隠さず

side潤香

 

「…おかしい」

 

…あれから1週間経過し青娥監視がぴたりとやんだ…この1週間の道教の学習時も日々の世話の時・食事・お風呂に浸かっているときですら全く視線を感じない…案の定現在道教の学習中ですら…前とは違い真剣に教えている…

 

(…諦めた?…いや…まさか…)

 

そんなことを思いながら私は学習に励む

 

 

 

 

 

 

夕食~

 

「…ん~!今日も美味しいですわ!」

 

「当然です私の自慢の従者なのですから!」

 

青娥の言葉に神子様は胸をはる…嬉しいです…,そう言ってもらえると頑張れます…

 

ですが青娥は何を企んでいるのでしょうか?でも彼女は黙々と料理を食べ続けるのみ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お風呂~

 

「…気にしすぎでしょうか?」

 

…全くといっても良い程監視がなくなった…諦めたのしょうか?

 

私自身嬉しいですがこうピッタリ止んでしまうと嫌な予感が仕方ない…

 

「…考えすぎですね…早く寝ましょう…」

 

お風呂から出て寝巻きに着替え私は自室に向かう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自室~

 

「…今日も終わりですね」

 

私は布団を敷きその上に座る…やっと平和な日々を過ごせます…この1ヵ月の間に青娥の監視も終わり気をはる必要がなくなりました…,

 

諦めたのでしょうか…

 

 

「…さて…今日はもう終わり…「ところがどっこい!!」!?」

 

部屋の壁開き中から青娥が出てくる…

 

「…な…何ですか?」

 

彼女は穴を消したあと私に微笑む…

 

「こんばんは…やっと貴女の正体が分かったわ」

 

 

 

 

 

 

side青娥

 

私の言葉に潤香は布団の上に立ち私を見る…

 

平静装っていますが内心彼女が焦っている…私はこれを持っていた…!1ヵ月潤香を監視し私が飽きたと見せかけて1週間の期間をおく…彼女も安心仕切っていたみたいでですし…これで崩せるようになった…

 

「私の正体?一体何のことです?」

 

「…隠さなくてもいいわ…別に悪いことはしないわよ…妖獣さん…」

 

潤香は髪につけている紫色の長いリボンをいじっている…

 

「…妖獣?私がですか?ありえません…証拠もありませんし」

 

「…そうかしら?」

 

私は黒い毛束を取りだし彼女に見せ…潤香はそれを凝視し始める…

 

「…何ですか?それは?」

 

「お風呂で見つけましたの…貴女の後に入ったた落ちていましたわ…髪ではないですね…どっちかというと動物の毛に近いような…」

 

 

 

 

 

 

 

「…そんなことですか?体についていた狐の毛が落ちでもしたのでしょう…そんなもので妖獣扱いとは…」

 

来たわ!

 

「…それは違いますわ!」

 

「…は?何か問題でも?」

 

…フフフ…やっとボロを出したわね…ゆっくりあぶっていくわ…

 

「…何故貴女はコレが狐の毛だと分かったのかしら?」

 

「…たまたま思い付いただけですよ」

 

「…おかしいわ…狐の本来の色は薄い橙色のイメージがあるわ…黒い毛でイメージするかしら?」

 

潤香はイライラし始める…

 

 

「…うるさい!…うるさいですよ!こんな夜中にそんな戯れ言!世の中には黒狐というものだっているんです!私はそれを思い浮かべていただけですよ!」

 

…とうとうキレたわね…動揺が現れている証拠ね

 

「…一週間前貴女に尾が出ていると言ったとき貴女は真っ先に尻を確認した…普通の人はそんな反応したのだろうか?」

 

「こじつけですよ!たまたま見たに過ぎません!」

 

「…でもお風呂に貴女の毛が」

 

「…うるさい!獣の姿になっていないから出るわけない!…あ!」

 

 

潤香は口を押さえる

 

またボロを出したわね…こういう真面目な子は怒らすのが一番…

 

「…今のは自白と見ていいかしら?」

 

「~!!」

 

彼女は顔を真っ赤にしてその場にへたりこむ…

 

そして彼女体に変化が起こりはじめる…

 

頭には黒い狐耳・尻には黒い一本の尾が出現する…

 

姿を見せたということは心が折れたみたいね

 

 

 

 

 

 

 

 

「…うっ…うっ…」

 

潤香は大粒の涙を流している…

 

「…これが本当の姿ね」

 

潤香は床叩く

 

「…もう…終わりですね…半年も隠していたのに…もう…あの方をお世話できないっ!」

 

「…?てっきり人間を食べるのかと」

 

「そんな下劣な考えは持っていません!…おかしいです!この姿には一度もなっていないのに!」

 

「…ああ…それ…貴女の毛ではないわ…そこらの野犬の毛を集めて見せただけよ」

 

…そうこれは彼女の毛ではない

正直何の妖怪か分からなかった…でも一週間のあの様子から尾持ってる妖獣だと分かる…

 

「…私は罠にかかったと云うべきですね…でも良いです…ばれてしまいましたし…私はすぐにここを出ましょう…

 

「出る必要はないわ…貴女の秘密を知っているのは私だけよ」

 

 

「…何…で?」

 

「…危険性がないことがわかりましたわ…貴女は純粋に豊聡耳様の事を思って行動しているわ…それだけ聞けたら充分よ」

 

「…私はまだ…従者を続けられるですか?」

 

「…ええ…私もとやかく言わないわ」

 

潤香は崩れ落ちおちグスグスと泣きはじめる

 

「…良かった…う…うぇぇぇぇ~!良かった…」

 

…彼女は子供のように泣き叫ぶ…

 

 

これが彼女の秘密ね…本当に妖怪とは思わなかったけど…

 

彼女の弱味を握られたけどそれ使って脅すのは止めましょうか…

 

豊聡耳様の大切な従者みたいですし

 

 

 

 

 

 

 

 




潤香の正体がばれました!

ではこれにて
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