千年帝国の幻想   作:ベルリン=モスクワ枢軸

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ギリシャ傀儡間に合えええェェェェ(血眼)。
イタリア、(宣戦布告ボタンを)押すなよ!押すなよ!?ぜーったいに押すなよ!
byプレイ中の私

バイオヴィレッジのエンディングテーマいいねぇ。

文章のデキがいつも以上に悪いかも。
ユルシテユルシテ


火薬庫は宥和を嫌う

1937年12月からユーゴスラビアにとっての悲劇の歴史が始まった。

イタリアが野心を剥き出しにし、

ドイツもバルカン半島を影響下に置こうと画策し出したのだ。

 

当然、ソヴィエトは自国の裏庭を守ろうとするために動き出した(1937年12月24日にユーゴスラビアと相互防衛条約締結)。

その当時のバルカン半島の緊張状態は凄まじく、かつての悲劇の再来になると言われた。

民族自決を経てなお、バルカンは火薬庫であり続けた。

 

─────────────────

 

独裁者は貴族にはなれない。貴族は市民にはなれない。市民は何者にもなれない。──ヒトラーが、ハンガリー王国摂政ホルティ・ミクローシュに語った言葉(語った人物に関しては諸説あり)

 

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1938年4月7日と5月14日

この二日の間がユーゴスラビアの地獄であった。

 

 

4月7日

ドイツ政府がスロヴェニアを要求してきたのだ。

イタリアも更なる領土要求を突きつけて。

 

「──こんな要求飲めるわけないだろう‼」

ユーゴスラビアは荒れ狂っていた。

 

国王も、議会も、民衆も。

 

誰一人としてこの要求に応じよとは言わなかった。

 

NSDAPと繋がりがある勢力ですら、口ごもるか、

『ドイツなど知ったことか!戦争もやむ無し!』と叫んだ。

 

ソヴィエトと繋がりのある共産党左派は、祖国の一大事に支援を要求したが、

 

スターリンの粛清の嵐がやんだ時期であり、

 

国家的損失の収集すら進まなく、

 

挙げ句、トロツキーに刺さる予定のピッケルが刺客に刺さる喜劇をメキシコで生んでしまったため、

 

スターリンの猜疑心は加速する一方であったから、

 

この要請は同志が笑顔で握りつぶしている。

家族の方が重要なのは万国共通であることも証明され

 

 

かくて、誰も助けてくれない八方塞がりのユーゴスラビアは涙を飲んで、

血涙を流し屍人になりながら、

スロヴェニアと未回収のイタリアを明け渡した。

 

 

「──御愁傷様」

要求を受諾する、と会談で唇を噛んでいたユーゴスラビア外務大臣に向かって小声でザイフェルトが呟いた言葉である。

 

 

5月14日

 

一難去ってまた一難

ブルガリア、ハンガリー両国と仲介人を演じているドイツからの会談の要求が来たのだ。

無論、ブルガリアとハンガリーの一方的な要求だった。

ソヴィエト連邦?風邪でお休みですよ。

 

英仏から交渉の支援を取り付けたとき、ユーゴスラビアは素直に歓喜した。

だが当時の英仏の外交は、暴走を始た独伊を宥め、ソヴィエト連邦との駒として使おうというモノであった。

 

              『宥和外交』

 

として、後世から批難される外交方針だった。

ユーゴスラビアは忘れていたのだ。

自分達を助けてくれるのでは無く、崩れ始めた平和を守るために交渉人を英仏が買って出た、と。

 

 

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2週間前 ベルリン駅

 

「──リュブリャナ裁定頑張ってくれよ、ザイフェルト。

これでバルカンの勢力圏は決まるんだ」

 

 

「総統や外相より先に会議があるからな、まぁ成功するだろうよ。

不穏分子対策は引き続きよろしく頼むよ」

軽い口調で返す。

 

 

「なぁ、お前の知り合いや友人の追放や処分についてあれで良かったのか?」

不穏分子で思い出したのだろう、確認、というより謝罪するような雰囲気を漂わせて聞いてくる。

 

 

「ああ、あれか?

クーデター計画が発覚して、関係者に知り合いがいたあの事件?

あれなら、何時かあると思っていたからな。

何せ奴ら指導力や能力高い奴だらけだったし、我々とは反りが合わないイデオロギーだったから」

ザイフェルトは、自分に言い聞かせるように語りだした。

 

一つ一つ、旅から帰るときのように、自分の指示が間違っていなかったかを確認するように。

 

 

「そうか」

 

 

「SD長官らしくない声を出すな。

グーゼンバウアーのように、反逆の意思はない、または証拠がない奴は残したのも私の判断だし、

 

まぁ

 

 

なんだ

 

 

 

気にしなくていい」

祈るような声でした、と後にハイドリヒはヒムラーに語っていた。

 

 

「そうさせてもらう、交渉頑張ってくれ」

 

 

 

───────────────────

 

第一次リュブリャナ裁定はユーゴスラビアの完全譲歩で決着した。

 

ハンガリーにトリアノン条約で失われた地域

ヴォイヴォディナ、バラニャ、バチュカ、メジムリェ、ブレクムリェの五地域の返還

 

マケドニアをブルガリアに返還したのだ。

 

 

【挿絵表示】

 

詳しくはGoogleで(ホームページに張っといた)

利用規約?に引っ掛かってそうなら教えてください。

 

────────────────

 

その結果、ユーゴスラビアの米に対しての期待が高まっていた(同時にヨーロッパ諸国にたいして失望していた)。

 

ただ、モンロー主義で有名になりすぎた彼の国は完全に経済恐慌から立ち直ったとは言えず、

 

国民感情も

 

『アメリカ以外がどうなっても我が国に影響はない』

 

と言う世界の覇権を双肩に乗っている自覚が足りていないものであるため、期待しない方が賢明と言える。

 

そんなマトモな判断すら下せなくなったユーゴスラビアは、共産主義だろうがなんだろうが、ヤケクソ状態になっており、

私兵集団や民兵、自警団が組織され出した。

 

そして悲劇を生むことになる。

 

 

 

 

──────────────────

 

──今のドイツは総統無しでは、

いや、ヒトラー総統無しでは、崩壊してしまうだろう。

ドイツの政治舞台を、見てきたから、走り回ってきたから理解できるんだよ。

──ザイフェルト

 

──────────────────

 

 

 

 

 

1938年1月

バルカンの小協商の一員のユーゴスラビアが圧力を受け始める前のこと。

ズデーテン地方の割譲をヤクザ国家、、、ドイツに要求されているこれまた小協商の一員がいた。

 

──チェコスロヴァキア

第一次世界大戦の恩恵を強く受けた国家の1つである。

オーストリア=ハンガリー二重帝国解体を機に独立した国家である。

 

ドイツとはワイマール共和国時代後期までは友好的であったものの、大ドイツ主義的な思想を掲げるNSDAPが躍進を開始した時点で対決的姿勢になり、中欧・東欧独立会議の提案国家である。

ドイツ国境部に強力な要塞線を有しているほど、だ。

 

そしてその国境部をズデーテン地方と言う。

ここには数百万のアーリア人がいるため、これを保護するのがドイツの狙いである。

 

イギリスもフランスも当該地域が経済的、人的に重要地域であることを理解しているため、首を縦に振りたがらないのだ。

むしろ積極的ではないが首を横に振っている。

 

ドイツは国防軍に緊急出動をかけ、第二次世界大戦も辞さない覚悟で動き出したのだ。

イギリス、フランスは狼狽えたのだ、かつての恐怖を想起してしまったのだ。

 

それが隙を作り、間隙を縫うようにイタリアはミュンヘンで四か国(独伊英仏)の会談を提案したのだ。

 

 

相互援助条約をチェコスロヴァキアと締結したソヴィエト連邦、当事国のチェコスロヴァキアは呼ばれることすらなく、会議は終結した。

ズデーテン地方の割譲という要求を全面的に認める方向性で。

 

 

──三ヶ月前の事件を友好国から知らされているのにユーゴ政府、

アホじゃないか?

 

と言う突っ込みはしないでください。焦っていたんでしょう(作者も)。

 

 

またこの会議の主導権は終始、イタリアのムッソリーニが握っており、かつてのエチオピア侵攻の経済封鎖の恩返しと説明していた。

 

また、この時にムッソリーニに対して、ザイフェルトは思想的に指導以来をしてもらっている。

この時から、彼自身の思想に『アーリアとユダヤ』の二元論が確かに確認できるが、

それ以外の他人種に対し、理解を深めようとする姿勢も見られるようになっている。

 

一ヶ月後、ザイフェルトの姿がローマに確認できた。

外交目的として、だが(1939年までに計8回の訪問を行っている)。




史実でもバルカンって、
火薬庫爆発したと思ったら、
民族自決があって、
枢軸とソ連に荒らされ、
ソ連に首輪繋がれ、
民族が混在するせいで内乱

ボロ雑巾みたいな扱いで、、、ううっ。
スルタンとカイザーを呼べば悲劇は回避される?

ザイフェルトの本音
『ギムナジウムや大学での知り合いは第三帝国には邪魔だなぁ。
、、、ん?クーデター未遂事件?
あ、俺こいつ知ってる。あ~けっこういるねぇ。
ヨシ、全員始末しろ』
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