千年帝国の幻想   作:ベルリン=モスクワ枢軸

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遅れてごめんなさい~。


救援

──ハイドリヒ副総督って言えば伝わりますか?

 

副総督は滅多に表情を出さなかったんですよ。

部下の私も、ヒムラー閣下にも、一切。

でもザイフェルト大臣がいると表情を崩していましたね、友人関係がこの方にもあるんだ、何て思いました。

ですが二人の上司は最初は警戒しあっていたんですよ。──オーレンドルフ

 

─────────────

 

ザイフェルトの占領地統治は、

飴と鞭、ナショナリズムを擽るような宣伝方法が柱としてあった。

フランクリン・ローズベルト大統領が選挙の時に『炉辺談話』と呼ばれるラジオを用いた市民の意見を聞いたのと似せて、自身も市民交流を積極的に行ったり、

その国の民謡、軍歌を放送したり、

パレード時も、親衛隊にそこの伝統的な服を着せたり、伝統的な曲を流したり、

ひとつ間違えれば市民の独立心を刺激し、抵抗運動を引き起こすような統治を行った。

 

また、市民を威圧しないよう現地にいる政府組織には『市民への応対』パンフレットを政策、発行した。

自身も警護は非常に少なくした。

国家弁務官本部近所に在住の子供から『おじさん』と呼ばれていたとか。

 

──市民に慕われる秘訣は子供と話すこと。

 

と笑いながらいっているのも記録にある通り、喜んでいたのは確かだが、

 

──ベリヤと一緒にしないで欲しい。

 

と必ず、付け加えていた。

どんだけロリコン疑惑あったんだよ。

 

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──奴(ザイフェルト)とベルリンで帰宅時に会ったとき、『8日ぶりに帰れる』と言っていたのを聞いて、固まった。──ゲッベルス回顧録

 

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「新型爆弾開発副主任任命おめでとう、グーゼンバウアー」

 

 

「お前、わざと政治工作しなかっただろ。

お陰で副主任だよ、、、満足してるが。」

 

 

「まぁまぁ、そう怒るな。

俺は友人だからって理由では助けない、と前もいったろ。

そこら辺の分野の才覚がお前さんにあるなら話は別だがね。

 

ああ、勿論、才能は買ってるさ」

 

 

「お前は公正でありたいという自己満足に徹したわけか。

とかって嫌みを言えばいいのか?

 

悪かった、俺に政治面で才能がなくて悪かったなぁ!」

 

 

「元気を取り戻せたようで何よりだ」

俺に指を指すな、分かってるから。

 

 

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1940年5月

戦線がエジプト国境のみだが膠着したイタリアから援軍要請が来た。

──だが時間的な猶予はあまり無いのだ。

旧エチオピアやイタリアのアフリカ植民地がスエズで補給を止められているためである。──

ドイツはすぐにこれを受諾。

武装親衛隊の外国兵部隊精鋭を五個師団派遣した。

この派遣された軍はすべて最新の戦車を装備した機甲化部隊であった。

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