この拙作を読んでいただきありがとうございます。
共和国から帝国へ
ナチスドイツいや、ドイツ第三帝国は1945年に崩壊した。
史実ではその後、資本主義と社会主義が世界を二分した。
ただ、今から見ていく世界は地図上は少々ことなる。────
1933年1月25日 国家社会主義ドイツ労働者党ベルリン本部
「総統、何かご用でしょうか」
「待っていたぞ、ザイフェルト君。
ボルマン、下がっていろ。」
「ですが、、、いえ、わかりました。」
そう言って、ボルマン(後の党官房長)は、何かを言いたげな目を総統に、恨めしげな目と小さな、本当に小さな舌打ちをザイフェルトに向けてから、ハイル・ヒトラー!と言い、部屋を下がった。
「ザイフェルト君。私は首相だ、同時に総統でもあるがね。
君に命令だ。私の内閣に参加しろ、以上だ。
官職は後で伝えよう。」
嬉しかった。
第一次世界大戦で敗北した母国の復讐を誓ってから、
民主主義で失敗した新たな母国をみた時から、
総統に従ってきたことが無駄ではないことが証明されたように感じたからだ。
「分かりました。総統」
そう言って、部屋を下がった。
───
1939年1月31日
ヒトラー内閣が発足した。
同時に民主主義勢力にとっては取り返しがつかなくなりだした日でもある。
国家社会主義ドイツ労働者党からは四名が選出され、
その中には農業・食糧大臣としてクラウス・ザイフェルトの名前もあった。
───
同年2月1日
議会が解散される。
───
同年2月6日
プロイセン州内閣が大統領令により、国家弁務官に権限を譲渡。
2月中旬には他州も国家弁務官に権限を譲渡。
ワイマール共和国の中央集権化が進行。
───
同年2月某日
「──ザイフェルト君、首相としてではなく総統として命令だ」
「何でしょうか?」
「親衛隊を特別に指揮権を君に託す。
国会議事堂を焼くように。」
呼吸が乱れるのが分かった。
鼓動がうるさく感じる。
「命令だ、いいな?」
指導者原理に従え。総統が正しい。
自分の良心を潰しながら、総統に聞いた。
「決行日は何時でしょうか?」
「2月27日だ」
「了解、しました」
───
2月27日
国会議事堂は『何故か』、火事に見舞われた。
翌日、容疑者として、社会主義的な政党の党員が一斉逮捕(逮捕の理由として挙げられたのは、民間人の密告、暴力革命の内部告発を挙げたが、現在はでっち上げと考えられる)。
また、ヒトラーはプロイセン州の内務大臣に2月6日の時点でゲーリングを任命しており、そのゲーリングにより鉄兜団、親衛隊、ナチ党の3組織から約五万人を補助警察となる(史実より四日遅い)。
───
3月1日
バイエルン州の州内閣が解体される。
即日、他州でも州内閣が解体された。
更に、同日には国会議員選挙の結果が発表された。
国家社会主義ドイツ労働者党は64.1%の議席を獲得した(これらすべての事件は史実とかなり異なる)。
───
3月5日
全権委任法が成立。
ナチス政府がここに誕生した。
ナチス党員達は自身の政党を略称のNSDAPか、正式名称の国家(国民)社会主義ドイツ労働者党と呼びます(本当は反ナチスの場合は違う)。
反ナチスの場合はナチスと呼びます。
ナチズムに関しては反ナチスだろうがナチス関係なくナチズムと呼びます。
開戦に10話割くのはありか無しか
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あり
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なし
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作者の勝手だろ。