ラインラント進駐
──あんたらは、何故我々を虐殺するんだ!?我々が何をした!?
──ゲルマン民族を団結させるためには生贄が必要だからだ。劣等人種の使い道としてそれ以外に何があるんだ?──強制収容所のユダヤ人男性とザイフェルトの会話
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1936年1月1日
ゲーム開始
国家方針ラインラント進駐開始
師団は今後3年で150個を目標
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──奴(ザイフェルト)と会ったとき吐き気がしたよ。かつて同級生だったときからも狂っていた。
でも考えなかった。夢に終わると信じていた!
衆愚政治と化した民主主義で民衆を煽動し、恐怖を煽り、人として当然ある感情だからといって、多民族を虐殺した組織に!
あの狂人が参加することを!
狂った歯車が参加した組織はやはり狂っていた!
民主主義から化け物を産み出した!
自由を容認する思想から自由を奪ったあの思想を!更に前進し、躊躇うこと無く実行したのは奴だ!
そして支持したのは国民だ!──ある元経済学者がザイフェルトを回想し言い放った言葉
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同年同月同日 第二次ヒトラー総統政権から約三ヶ月
ベルリン総統府
新年初日もあり、引き締まった態度で職務を実行する者や、私語が何時もより多い者もいる。
私語が多いのは私もそうだが。
「ゲッベルス大臣、お早いですね」
足を引き摺るように歩く大臣は振り向いた。笑っていた。
「なに、君もだろう?新年初日は気分がいいしな」
「ところで、親衛隊中将になってからはどうしている?」
「仕事が多いですよ、親衛隊人事本部と親衛隊国家長官幕僚本部で缶詰ですよ」
「おまけに軍需副大臣、外務大臣補佐官か(この時、農業・食糧大臣は辞任していた)。若いのは羨ましい」
わざとらしく言ってくる辺り宣伝省は上手くいっていると信じたい。
「親衛隊の制服かNSDAPの制服か、で悩みますよ。それも毎日」
「ずっとNSDAPの制服を着ているだろうが」
「さてなんの事でしょうか?」
口角が吊り上がるのを自覚しながら、返す。
「総統と話があるんだ、先に行っていてくれ」
「今年はオリンピックですね」
「オリンピックの映画は期待してくれ。いい出来映えになる予感がする」
そう言って、廊下の奥の部屋に消えていった。
「予感ですか、まあ、ゲッベルス大臣だ、大丈夫だろう」
精神のチャンネルを切り替える。
ラインラントに重大ごとがある事は決まった。
フランス、イギリスの反応によっては良くてNSDAP解散、最悪なのはドイツが侵攻される。
軍事衝突は今は勘弁して欲しい。
ポーランドにすら勝てない軍備で、英仏と殴り合うなんて。
精神的動員も、物質的動員も不十分だ。
今、ラインラントに進駐をして、英仏と戦争になるのは、国防軍も嫌がっている。
英仏国民はもっと避けたいだろう、第一次世界大戦は記憶に新しい。
世界大戦なんて今度こそ欧州を没落させる、それは英仏の政治家も分かっている。
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「ですから、総統、進駐を延期してください!!
まだ、我が国にはフランスと互角に戦える戦力はありません!!」
机に悲鳴をあげさせて、緊張で早くなった弁舌を振るうドイツ国防軍将軍がいた。ルートヴィヒ・ベック陸軍参謀総長である。
「安心するんだ。フランスが動けばすぐに撤退する」
「軍需省からもこの時期は厳しいかと思います」
しばらく沈黙が続き、それを破ったのは総統だった。
「これは決定事項だ。フランス、イギリスに介入する意思はない」
怒りに満ちた声で会議は終わり、国内政策を議論し始めた。
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「あれは、会議などでは無い、ただの確認作業でしかなかった」
──ルートヴィヒ・ベック
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1939年3月1日
ラインラント非武装地帯に突然ドイツ国防軍が進駐
イギリス、フランスはこれに批判的態度を剥き出しにするが、経済制裁すら行わず、傍観した。
この姿勢は、ドイツやイタリア、日本だけではなくソヴィエト連邦、トルコなどの軍拡やヴェルサイユ体制等の世界秩序を破壊する外交を展開させるきっかけとなった。
ザイフェルトは国家主義者に近いです。
次話辺りからザイフェルトに周囲が抱いてる評価を書いてみたいです。
ガルパンに興味が湧き始めたんですがどうしたらいいでしょ?
因みに1944年位までゲームデータ進みましたよ。
開戦に10話割くのはありか無しか
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あり
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なし
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作者の勝手だろ。