どうも涼に嫌われていると今更気づいた鈍感系主人公山川 瞬です。
先日春ちゃんに聞いてある方法を聞いて嫌われているのかどうかを試したのですが案の定嫌われていました。この先の人生の生き方が思いやられます。
「そーだよな、、、。」
「俺ってほんと鈍いからさ、涼の気持ちに全然気づいてやれなくてごめんな。これからはもっと大切に扱うから俺の事を信じてくれ!」
「ほんと瞬は鈍いんだから!」
「でもわかってくれただけでもうれしい!明日からよろしくね!」
「おう!明日からは俺と涼の新しい関係を築いて行こーぜ!」
なんか話が噛み合ってないような気もしないこともないが、これで涼とも仲直り出来たはずだ!明日からは部活にも専念できるだろう。
よかったよかった〜。
〈side 涼〉
まさか瞬の方から告白してくるなんて夢みたい!明日からがほんっと楽しみだなー!
〈side 瞬〉
どうも、幼なじみとの関係を回復した山川 瞬です。
一応関係は回復したはずですが1度は嫌われた身今度は嫌われないように必死で頑張りたいと思います。まず手始めに涼ちゃんが頑張ろうって思えるように素直に感謝を伝えたいと思います。前までの俺は恥ずかしくて言えてなかったからなー。
「おはよう涼」
「おはよう瞬!」
「毎朝忙しいのに起こしてくれてありがとう。本当に感謝してるしやっぱすずがいないとだめだなーって思うよ!ほんっと生まれてきてくれてありがと!」
「えっ!」
「あたしも瞬の幼なじみでよかった。こんなにもいい人と付き合えてほんっと幸せ!」
「えっ?」
(付き合うって友達として付き合えてってことだよな?)
「おう!俺も涼と付き合えて幸せだよ!」
「瞬!大好き!」
「はっ?」
そう言って涼は俺にキスをしてきた。
「恋人同士だからいいよね?」
「はぁーーーーーー!!!????」
生まれてから1番の叫び声が出た。
時は進んで現在。食卓でどーしようか本気で悩んでる山川 瞬です。
いや、ほんっとどーしよ。昨日までの会話思い出せば出すほど、そういう流れになるわ。いや、ほんっとどうしよ。とりあえず、誠意を持ってホントのことを話すしか、、、、
「瞬!はい、あ〜ん」
いや言えるかぁーーーーーーー!!!!!!
大好きとまで言われて間違ってましたなんて言ったらどうなる事か。
俺のみは確実に吹き飛ぶとなればやはり嘘をついて付き合い続けるしか、、、
「食べないの?」
涼が今までにないくらい萎れた声で聞いてきた。
そうだ。俺は何を迷ってたんだ。涼は手違いとはいえ俺の告白に対してこんなにも誠意を持って接してくれてるんだ俺が嘘で付き合ったところで涼が喜ぶわけが無い。だから、言おう。
「あのな、涼」
「なに?どうしたの?」
さっき俺が食べなかった冷めきったスクランブルエッグをニコニコしながら頬張っている涼が言った。
「昨日のあれは手違いだ。」
その空間には涼の箸が落ちた音だけが鳴り響いた。