凪翔「鞠莉さんが行方不明!?」
家に帰った後、ダイヤ姉さんが家まで来て、鞠莉さんが行方不明であることを知った
ダイヤ「はい…ホテルオハラへ行く港の近くに鞠莉さんのスクールバッグが落ちていて…」
凪翔「鞠莉さんのお父さんに聞いても帰ってきてないと…困ったなぁ」
ダイヤ「…私はこのまま鞠莉さんと別れるのは嫌ですわ…まだあの時のことも謝れていないのに…」
やっぱり…ダイヤ姉さんも気にしてたのか…
凪翔「あの時っていうのは…鞠莉さんと果南とダイヤ姉さんの3人で″スクールアイドル″をやってた時の事だよね?」
ダイヤ「!?何故…凪翔さんが…そのことを…?」
凪翔「うちの仲間に調べてもらったんだ」
───────────────
※第十一話、理鶯と凪翔の電話の続き
理鶯『凪翔の言った通り、2年前の浦の星女学院にはスクールアイドルをやっていた生徒が3名いたみたいだ』
凪翔「やっぱりか…」
理鶯『うむ、その3名は東京のスクールアイドルのイベントにも招待されたらしい』
凪翔「へぇ~人気があったんだ」
理鶯『実際にその映像を見たがその3名はステージの上でパーフォーマンスを披露せずにステージを去ったのだ』
凪翔「周りに怖気付いたとか?」
理鶯『いや、そうにも見えない。確かその時のセンター…『松浦果南』という生徒の目が決意の眼差しだった』
凪翔「決意の眼差し?」
───────────────
ダイヤ「そうでしたの……凪翔さんにはバレていましたか…」
凪翔「あぁ…ごめん。どうしても知りたくて…」
ダイヤ「…いえお咎める気など毛頭ありません…お話しましょう、2年前何があったか」
凪翔「うん、おねが──!?」
ダイヤ姉さんに説明してもらうとした時にメールが来た
白哉からだった
それは………誘拐された鞠莉さんの行方だった
凪翔「……ダイヤ姉さん、話すのはもうちょい先にしてくれ」
ダイヤ「え…?」
凪翔「鞠莉さんを助けに行く!」
白哉から送られてきた鞠莉さんのいる場所は俺のいる火焔組の相対する勢力
『風害組』だ
───────風害組───────
鞠莉「私に何をする気なの!」
「なぁに、君は火焔組の若頭、風霧凪翔を誘き出す餌だよ」
鞠莉「凪翔を誘き出す?」
「奴は大切な人の事になると助け出したくなる性格だからね」
鞠莉「でも凪翔は絶対に来ないわ!そもそもこんなこと世間が……」
「安心しなよ、ここにいる奴は僕の部下、君を攫った奴もね」
そう言うと体格のでかい男…恐らく軍人がうなづいた
「まぁ来なかったから彼の代わりに君で遊ぶからね」
鞠莉「ひっ…!」
凪翔「……誰を俺の代わりで遊ぶって?」
「…おや?随分早かったね、風霧凪翔」
白哉「まさか女子校生を攫うなんて…ゲスだな」
「おぉ、まさか巡査部長の氷川白哉までいるとはな…
でもいくらMAD TRIGGER CREWのあんたら2人でもこの数は無理だろ」
やつがそう言うと近くにいた体格のでかい軍人がヒプノシスマイクを構えた
「悪いがここにいるMAD TRIGGER CREWは2人ではない」
白哉「理鶯!?」
理鶯「久しいな、白哉
……何故そんな奴らと組んでいる?」
理鶯が体格のでかい男に話しかけた
軍人「わかっているだろう、あの人を助けるためだ!」
理鶯「大義を捨ててまてか…それで救ってもあの人は喜ばない!」
軍人「貴様との対話はもはや不可能だな」
「3人なったところで何も変わらん、こっちには人質だっている」
凪翔「てめぇらが動く前に一千万回ぶち殺す!」
そう言い、俺たちはヒプノシスマイクを起動した
俺はドクロの顔が着いたスタンドマイクでドクロのスピーカー
白哉は警察の黒色のスピーカーでサイレンが着いた無数のメガホン
理鶯は軍人が使う無線でロケットランチャーのスピーカー
凪翔「YO!Fxxk off!消えなここから!
弱者につけ込む姑息な奴
俺様の周りでちょこまかーと
うぜぇんだよ、ここはウチウラ!
叩き込んでやる、覚えとけ!
忘れてんなら、全員Don't for get
超えては行けない一線
鞠莉を泣かしたてめぇらは死刑!死ねぇ!!」
白哉「飛んで火に入る夏の虫!
動けば絡まる悪の首!
このネットから逃げ出すの無理!
一網打尽!!drugにこの組織!
言い訳は通じない!
情状酌量する筋合い!
すらないお前らとの付き合い
所詮俺の出世の踏み台!」
理鶯「同じ釜の飯!
食べた仲間も明日の敵
歪んだ正義、アウトレイジ!
飛ばしてやる、活と激!
貴様のエゴに出る反吐!
目的のためデビルへと!
魂を売り何を得れるでしょう
Kingも守れずにチェックメイト!」
MTC『ウチウラの危険なトリガー!
遊びじゃねぇんだ、どきな!
冗談じゃねぇ、弾が飛び出す
Don't!Don't!Don't!
test da master!
ウチウラの危険なトリガー
遊びじゃねぇんだ、どきな!
冗談じゃねぇ、弾が飛び出す
Don't!Don't!Don't!
test da master!!』
俺らのラップが終わると奴らは宝石に飲み込まれた
凪翔「そのまま永遠に沈んでろ…」
──────────────────────
白哉「こっちは任せとけ」
パトカーに乗せられる風害組と軍人達を見て、白哉はそう言った
凪翔「あぁ、頼む…後は」
そう言い、俺は解放された鞠莉さんに近づいた
凪翔「鞠莉さん」
鞠莉「凪翔、助かったわ、Thank you!」
凪翔「…鞠莉さん、話があります」
鞠莉「what?」
凪翔「正確に言えば、俺ではないけどね」
そう言うと理鶯がやってきた
理鶯「凪翔、連れてきたぞ」
凪翔「ありがとう、理鶯」
理鶯が連れてきたのは……
鞠莉「果南…?」
風害組をぶっ倒したあとに理鶯に頼んで連れてきて貰ったのだ
理由はもちろん、2人を仲直りさせるため
凪翔「後は2人の時間だ」
そう言って、俺と理鶯は2人の前から席を外した
鞠莉「…何よ、話しって」
果南「…ごめんね」
鞠莉「え…?」
果南「私、鞠莉が留学するのが正しいと思ってた…
それが正しい道だって、留学した方が正しい未来が待ってるって
そう思ってた…でも鞠莉はそれを望んでなかった」
果南は悲しい表情を浮かべながら、言葉を紡いだ
果南「私はずっと鞠莉を想って行動してた…あの時の言葉も
でももっと鞠莉の事も気持ちを考えて、動いていれば…!
鞠莉とダイヤと話し合ってたら…!こんなことにはならなかった!」
果南は自分の気持ちを吐いて、一息おいた
すると今度は鞠莉が口を開けた
鞠莉「…私は果南達のことをわかっているつもりだった…
好きな物や気持ちを…でもあの時の伝えたかったことが分からなかった」
鞠莉の言葉に果南はバツの悪そうな顔をした
鞠莉「どうして言ってくれなかったの…?
果南が私を考えてくれたように
私だって果南のことを考えているのよ!」
鞠莉は勢いよく言葉を述べる
今まで溜めてきた想いをぶっ放すように
鞠莉「将来は今どうだっていい!留学なんて全然興味なかった!
それよりも果南たちと一緒にいたかった!まだ一緒にスクールアイドルをしたかった!
あの果南が歌えなかったのに諦められるわけなかった!」
そして鞠莉は果南に近づき…
ペシンッ!
鋭い痛々しい音がその場に響いた、鞠莉が果南の頬にビンタを食らわせたのだ
鞠莉「甘く見ないでよ!
私の果南を想ってる気持ちの強さを!」
鞠莉は果南への迷いのひとつもない、純粋な気持ちをぶつけた(物理でも)
果南「だったら…だったら素直に言えばよかったじゃん!
諦めるなとか逃げるなとかじゃなくて!
ちゃんと言ってよ!」
鞠莉「そうよね、だから」
鞠莉は果南の言葉を聞き、頬を差し出した
恐らく『汝、右頬を殴られば左頬を差し出すべし』だろう
やり返せと言いたいんだろう
自分の犯したことに対する贖罪だと思っているのだろう
それが彼女の覚悟を決めた、ケジメなのだから
覚悟を決めたのは鞠莉だけではない、同じく果南もだ
果南は腕を掲げだ、それを見た鞠莉は目をギュット閉じた。痛みを食らう準備をしている。
だがしかし、果南は上げた腕を下ろした。
痛みが来ないのが不思議に思った鞠莉は目を恐る恐る開けた。するとそこには
果南「仲直りのハグ…しよ?」
両腕を前に伸ばして、ハグの体制になっていた。
その行動と言葉を耳にした鞠莉は涙を流しながら、果南を抱きしめた
果南も鞠莉を抱きしめ、お互い泣きあった
これにって一件落着だろう
誰かー楽曲コードの使い方を教えてくれー泣