あの後、桜内さんが来てくれて理事長室の場所まで案内してくれた
ホンマ助かったわァ~…
コンコン
凪翔「失礼します」
ドアをノックし、中に入った
「あなたが浦の星女学院に転入するboyデースネ?」
中に入ると聞き覚えのある声が聞こえた
凪翔「その声…鞠莉さん?」
そう聞くと椅子がくるっと回り、俺の方を向いた
白い肌に綺麗な金髪…間違いない
鞠莉「ハーイ!元気だったかしら?凪翔」
凪翔「久しぶりだけど…そこって理事長の椅子だよね?」
鞠莉「イエ~ス♪」
凪翔「じゃあなんで座ってるの?」
そう聞くと鞠莉さんはちょっとドヤ顔になった
鞠莉「それは~マリーが学校の理事長だからデース」
………………
凪翔「…え?鞠莉さん嘘は程々に…」
鞠莉「ジョークじゃないわよ?」
凪翔「マジか…」
鞠莉「じゃそういうことで♪
クラスは案内してあげる」
そう言いながら、俺の手を掴み、理事長室を出た
凪翔「(相変わらず振り回す人だなぁ)」
でもなんでだろう
あの時より少し、笑顔に無理がある気がする
~教室~
「ということで今日から新しいクラスメート風霧君です」
あの後、鞠莉さんに2年の教室には連れてってもらい、こうなってる
やばい…みんなからの視線が…辛すぎる…
千歌「凪翔君!」
曜「同じクラスだね!」
梨子「よろしくね?」
良かった…3人が同じなら生きていける…
そう思いながら、席に着いた
「じゃあ授業を始めるわよ」
そう先生が言い、授業が始まった
───────────
授業も終わり、今は昼休み
教室で弁当を食べいる人もいるけど、おれに視線が来る
凪翔「はぁ~…なんで俺が女子校に」
千歌「まだ言ってるよ…」
凪翔「だって考えてみ?女子しかいない学校で男子だけだよ?!」
千歌「ハーレムだね!」
凪翔「ぶっ○す!」
梨子「でも私も凪翔君の立場だったら嫌かな…?」
やっぱり桜内さんだけは俺の味方だ
曜「そんなことよりご飯食べよ!」
そんなことよりだと!?
曜はこれの重大さが分からないのか!
千歌「そうだよ!食べよ!」
そう言い、千歌は弁当を取り出す
凪翔「はぁ~…諦めるか」
そう言いながら、弁当を食べる
曜「あっ!凪翔君のハンバーグもーらい!」
そう言いながら、曜は俺の弁当からハンバーグを盗んだ
そして、そのハンバーグを口には混んだ
曜「!これはチーズINハンバーグ!?しかも炎天さんの!」
凪翔「曜は相変わらず炎天のチーズINハンバーグ好きだねぇ」
曜「だって美味しいんだもん!」
小さい時から曜はチーズINハンバーグが大好きで炎天が作ったものが本人はお気に召してるようだ
梨子「炎天さんって誰?」
千歌「炎天さんって言うのは、火焔g……」
凪翔「おい!」
俺は大急ぎで千歌の口を塞いだ
全く…
千歌と曜は小さい時から一緒だから俺の家がヤクザだと言うのは知っている
だが今日あったばかりの桜内さんが知ったら確実に蔑まれる
それは避けたいなぁ…
凪翔「炎天って言うのは俺のお兄ちゃんさ」
この嘘…いつまで持つかなぁ?
そう思いながら、千歌を解放する
千歌「ぷはぁ…あっ!そうだ」
開放された千歌は何かを思い出した
千歌「凪翔君にお願いがあるの!」
凪翔「お願い?」
千歌「スクールアイドル部に入部してください!」
凪翔「え…スクールアイドル?」
千歌「もしかして…知らない?」
凪翔「いや、知らなくはないけど…」
まぁ、耳にしたことはある
実物を見た事を無いだけで
凪翔「それでなんで俺を?踊るなんてできないぜ?」
冗談キツいすぎるだろ…
千歌「ち、違うよ!」
曜「私達3人共スクールアイドル部に入ってるの」
まぁ、みんな可愛からねぇ
特に桜内さんとか美人やん
凪翔「でもなんで俺を?」
梨子「実はね部として認めてもらうには最低でも″5人″必要なの」
凪翔「ふーん…俺を数合わせで入れたいってこと?」
千歌「違うよ!凪翔君だからだよ!」
まぁ数合わせじゃないなら
凪翔「いいよ、入部する」
曜「えっいいの?」
凪翔「うん、全力で支えるよ
それで残りの人数の当てはあるの?」
千歌「もちろん!1年生にすごく可愛い子達がいるの!」
曜「それでは放課後誘いに行くんだよね!」
梨子「凪翔君も来るわよね?」
凪翔「承知しましたよ…」
はぁ…こりゃ当分退屈しなそうだ