凪翔「ココがおれの家だよ」
結局、放課後にみんなを俺の家に招待した
ルビィと花丸と善子は家の都合で来れなくなった
梨子「えっと…ここが?」
凪翔「そっ、火焔組」
桜内さんは俺の家にある札を見て驚いていた
梨子「火焔組ってもしかして……」
凪翔「そうだよ…火焔組の若頭」
梨子「そうなんだ…」
凪翔「さぁ千歌と曜はもう中に入ったんだ、上がって」
そう言って俺は家の中に入った
────────
炎天「頭おかえりなさい」
凪翔「ただいま、炎天」
炎天「高海さん達なら頭の部屋に上がっています」
凪翔「そうか、わかった」
そう言い、俺達は部屋に向かった
千歌「遅いよー!」
凪翔「ここ俺の家だぞ」
曜「部屋全然変わってないんだね」
凪翔「まぁな、そんな事より早く詞作りするよ」
千歌「と言っても、難しいなぁ~…」
頭を悩ます千歌
凪翔「どういうのを書きたかったんだ?」
千歌「なんかこう…ワクワクドキドキするような…」
凪翔「無理に最初からそういうのを書く必要は無い
ありのままを書いてみたら?」
千歌「ありのまま…うん!やってみる!」
そう言い、ノートに意識を向ける千歌
梨子「凪翔君ちょっといい?」
桜内さんが俺を廊下に呼んだ
俺と桜内さんは廊下に出た
──────────
梨子「凪翔君はヤクザっていうのかな…?」
凪翔「まぁな、小さい時から千歌と曜とは一緒で俺が火焔組だったのを知ってるんだ」
梨子「どうして…私に言わなかったの…?」
凪翔「…俺がヤクザだって言ったら、絶対嫌われるって思ったから
仲良くなった桜内さんに嫌われたくなかったから」
梨子「…嫌うわけないよ」
そう言って、桜内さんは俺を抱きしめた
梨子「むしろ…聞けて良かった」
凪翔「桜内さん……」
梨子「他人行儀はやめにしない…?」
確かに…桜内さんは俺を嫌わないことがわかったし…いいか
凪翔「わかったよ、梨子」
梨子「これからもよろしくね、凪翔君」
にっこりと笑う桜内さ…梨子に少しドキッときた
───────────
凪翔「悪いな、どこまで……」
俺と梨子が部屋に戻ると千歌がありえないくらい集中して書いていた
曜「さっきからずっとこれなんだよね」
苦笑しながら曜はそう言う
千歌「……できたーーー!」
突然千歌が声を上げた
俺はノートを取り、千歌が作った詞を見た
曜と梨子俺の横からノートを見る
梨子「『青空jumping heart』?」
曜「いいんじゃない?」
凪翔「そうだな、梨子頼める?」
そう言い、梨子にノートを渡す
梨子「うん、やってみるね」
曜「待って!いつの間に凪翔君、梨子ちゃんの事呼び捨てにしたの!?」
凪翔「今はどうでもいいだろ」
千歌「つーかーれーたー!」
はぁ~…賑やかだな
俺はちらっと時計を見る
凪翔「もうこんな時間か…どうする?泊まってく?
帰るなら送るけど……」
千歌「お泊まりさんせーい!」
曜「曜も賛成であります!」
凪翔「OK、梨子は?」
梨子「私は…」
梨子がなにか言おうとした時、扉がノックされた
凪翔「誰だ?」
「炎天です」
凪翔「炎天か、入れ」
そう言うと炎天が部屋に入ってきた
炎天「頭、先程高海さんの家からお電話がありました」
凪翔「千歌の家から?内容は?」
炎天「千歌さんの事ではなく、桜内さんの事です
何やら今日は帰らないそうだから泊めて上げろとの…」
凪翔「おぉ、それは好都合、今その話をしていたんだ
ありがとうな、下がっていいぞ」
炎天「はい、失礼します」
そう言い、炎天は部屋を出た
凪翔「だってよ、梨…どうした?」
梨子「え…?いや、なんでもないよ」
凪翔「?そうか……」
梨子「(言えない…!ヤクザとしての時の凪翔君がかっこいいだなんて…!)」
まぁ、何年ぶりかのお泊まり会が始まった