水の女神とラッパー   作:夜櫻

8 / 39
第8話

そして、ライブ当日

俺は今、部室の扉の前にいる

何故かって?

そりゃあ、千歌達が衣装に着替えてるからに決まってるからでしょ?

凪翔「あと少しで時間か……」

正直言って、ものすごく心配だ

内浦の人が沢山来てもらうためにSNSやポスターを使ったり、パーフォーマンスのために歌もダンスもしっかりやってきた

最初は皆慣れてなかった…それでも皆諦めなかった

凪翔「(あとは千歌達を妨害する輩を見張るだけだな)」

そう思っていると千歌達が衣装に身を通して、出てきた

千歌「いよいよだね…!」

曜「大丈夫かな…?」

梨子「もしこれで満員じゃなかったら…」

スクールアイドルは無し…か

凪翔「大丈夫だよ、きっと内浦の皆は来てくれているよ」

俺は千歌達の目を見ながら、そう言う

千歌「そうだよね…諦めちゃダメだよね!」

千歌に気迫が戻った

やっぱこいつはこうでなきゃ

ルビィ「お兄ちゃん、ルビィ頑張るね」

凪翔「あぁ、ダイヤ姉さんに見せてやれ、今のお前を」

花丸「マルたちも忘れちゃ困るずら」

善子「そうよ」

凪翔「忘れてねぇよ、頑張れよ!」

そう言い、時計を見ると時間になった

千歌「よーし!みんな行っくよー!」

そう言い、千歌が先導した

 

 

───────────────

そして、今6人は講堂のステージの上にいる

まだ幕が閉まっている

居るよ、な…

今更自分が不安になった

いや、不安なのはみんなも同じ……

でももう後には引けない…!

『ただいまよりスクールアイドル部のライブを開催致します』

放送が入り、幕が上がった瞬間、大勢の拍手が送られた

観客席には大勢の大人や浦の星女学院の制服、他校の制服の子もいた

そう講堂は満席だったのだ

勿論なかには鞠莉さんやダイヤ姉さん、白哉と果南もいると思う

千歌「私たち…浦の星スクールアイドル部です!

スクールアイドルに憧れて…輝きたい…そんな思いで部活を始めました!

私たちの初めてのライブ…聞いてください!」

そう言い、ライブが始まる……

 

と思ったその時だ

バァンッ!

銃声が鳴り響いた

音の正体は拳銃を持った男教師、それに教師とは思えない者もいた

炎天の言ってた奴らか……

「学校を救うとかそんな身勝手なことされると困るんだよォ」

なんだと…

千歌「で、でも…学校が…」

「こんな古臭い校舎潰れたって誰も困らねぇよ!」

こいつ……!

凪翔「おいお前、言いたいことはそれだけか…?」

「あぁ?そうだよ!」

男は俺の質問に答える

凪翔「……千歌悪い、ちょっと先に俺の…いや、俺様たちのステージを始めさせてもらうよ!」

そう言い、ヒプノシスマイクを取りだした

白哉「そうだな、派手にやらせてもらうか」

そう言いながら、ヒプノシスマイクを手に取って客席からでてきた白哉

千歌「白哉君!?」

果南「何やってんの!?」

「てめぇらも持ってんのか、俺がきっちり指導してやんよ!」

そう言い、男たちもマイクを取りだした

凪翔「白哉、お前が先にどうぞ」

白哉「ならお言葉に甘えて!」

俺のヒプノシスマイクはドクロの顔がついたスタンド型のマイクになり、それを地面に突き刺すと後ろにドクロのスピーカーが現れた

白哉のヒプノシスマイクは警察が持っている黒のスピーカーになり、後ろにはサイレンがついてるメガホンのヒプノシススピーカーが現れた

 

 

白哉「女子校に潜むゲス野郎

邪魔すんなら、しょっぴくぞ

ドラッグをやってる奴は裁く

次会う時は豚箱だな

おい、凪翔、準備いいか?」

 

凪翔「ついに来たなこの時が

もう指にかかってるトリガー

俺様のお通りだ、クソ野郎どもそこどきな

その舐めた口、攻撃の威力は生ぬるい

もう二度と刃向かえないように

格の違いを与えといてやんよ!」

 

白哉「待ち望んだぜこの日!」

凪翔「さぁ決着つけようぜここに!」

白哉「覚悟はいいか?」

凪翔「いもをひくなよ?」

白哉・凪翔「これはバトル今日こそwar!」

『ウチウラ、MAD TRIGGER CREW!』

白哉・凪翔「やるからにはバチバチだ

始めようぜ、俺たちのdivisionバトルを!」

 

「ぐわぁぁぁぁぁ!」

俺たちのラップが終わるとクソ野郎どもは倒れた

パチパチパチ…!

なんと会場からは拍手が贈られた

凪翔「さぁ前菜は終わりだ」

白哉「メインディッシュのご登場だ」

凪翔「頼んだぜ、千歌!」

千歌「うん!」

千歌はそう頷き、ライブが始まった

 

───────────

ライブは終了した

観客からの拍手は俺たちの時より大きかった

そして、俺らは今、理事長室に来た

鞠莉「講堂を満員にするだけではなく、ここまで観客をまんぞくさせるなんて

文句なしでクリアね!」

千歌「え?ありがとうございます」

ダイヤ「私もあなた達の事を甘く見てました…ごめんなさい」

そう言い、ダイヤ姉さんは頭を下げた

梨子「せ、生徒会長頭を下げないでください!」

曜「私たちはライブがやれて楽しかったので!」

鞠莉「あとスクールアイドルだけじゃなくて…divisionラップバトルの参加も認めるわよ

 

───凪翔、白哉」

凪翔・白哉「!?」

なんでdivisionラップバトルの事を!?

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。