売れないアイドルと売れない俳優の育成計画   作:ゾグ

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どうも〜ゾグで〜す。俺自身読みたいなと思って書いちゃいました。


いってきますヒガコ! 1

のどかな田舎で、ある1人の女の子が新たな旅立ちを向かえていた。

 

「それじゃあお母さん、行ってきます!」

 

「頑張ってね、応援してる」

 

「ありがとう!私、頑張る!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私、桜衣乃15歳。この春から憧れのアイドルになる為、東京に進学します。日本の首都東京、芸能・音楽・ファッション、様々なトレンドの発祥地。そんな憧れの街に・・・・・私、初めてやってきました。

 

??「おーーい!」

 

衣乃「マネージャーさん!お、おはようございます!」ペコリ

 

この人は梶野穂歩さん。私が所属する芸能事務所のマネージャーさんです。

 

穂歩「おはよう。さっ、コッチよ。行きましょう」

 

衣乃「は、はい!」

 

ここが憧れの東京!

 

 

 

 

 

 

しかし、現実は早くも訪れた。

 

衣乃「あれ?」

 

アナウンス「東小金井〜東小金井〜」

 

衣乃「あのマネージャーさん?」

 

穂歩「何?」

 

衣乃「ここって、東京ですよね?」

 

穂歩「そうよ」

 

衣乃「美味しいご飯屋さんや、大都会のビルは?」

 

穂歩「ないわよ」

 

衣乃「ガーーーン!」

 

拝啓、お母さん。私の人生波乱の幕開けです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「芸能界の片隅、中堅芸能事務所ラットプロダクション第4寮。通称ネズミ荘と呼ばれるその寮は、芸能界という過酷な戦場で生き残る為、少女達が日々競い合い、お互いを高め合う場所。そして、共に助け合い生活を営む場所・・・・・ハァ~・・・・」

 

ポイッ

 

「だったら良かったけどな・・・・」

 

「だね〜・・・・」

 

「このタルト美味しい!」

 

「太るぞ」

 

「ふ、太らないよ!私はまだ成長期なんだから!」

 

「縦じゃなくて、横に伸びるんだろ」

 

「太らないから!」

 

 

紹介しよう。上から関野ロコ、高校2年生。ラットプロダクションに所属している元子役。身長(自称)140cmと異様に小さいのがコンプレックス。

 

ロコ「うるさい!」

 

 

前原仁菜、高校2年生。ラットプロダクションに所属しているモデル。身長170cmで女性としては大きい。あと何処とは言わないが色々大きい。

 

仁菜「み、見ないでください///」

 

 

貫井はゆ、高校1年生。ラットプロダクションに所属しているミュージシャン。身長150cmとやや小さい。普通な子だ。

 

はゆ「普通って・・・・」

 

 

湊 結弦、高校1年生。ラットプロダクションに所属している俳優。身長177cmと高校生としてはデカイ(作者基準)。見た目は良いが、性格はかなり悪い(根は優しい)。

 

結弦「ほっとけ」

 

 

ロコ「大体最近子役って多すぎだろ。ただでさえ席は少ないっていうのに・・・・」

 

はゆ「いや〜そうだよね〜。ロコちゃん今じゃ擬似類枠になっちゃったし」

 

ロコ「ハァ!?」

 

仁菜「もぉ〜2人共駄目だよ〜。そんな小さい事で喧嘩しちゃ」

 

結弦「そうだぞ、小さいのは背だけにしろ」

 

ロコ「ナッ!キィ~自分には関係無いからって!あと小さい言うな!っていうか私だけじゃなくて、触れてないのはお前等も一緒だろ!」

 

はゆ・仁菜

「「!?」」

 

ロコ「はゆはミュージシャンなのに、協調性無いし」

 

はゆ「ん〜」

 

ロコ「仁菜はモデルのくせに、引っ込み思案だし」

 

仁菜「うぅ〜・・・・」

 

ロコ「結弦は性格悪いし」

 

結弦「俺だけただの悪口だろ 」

 

ロコ「それに私は、子供っぽい役しかやらせて貰えないし・・・・・」

 

はゆ・仁菜

「「なんとなく理由は分かる」」

 

結弦「ちっこいからな」

 

ロコ「言うな!」

 

仁菜「ヨシヨシ、せっかく今日は久しぶりに新人ちゃんが入ってくるんだから」

 

ロコ「うん・・・・」

 

はゆ「そうそう!歓迎会の買い出し行こう!先輩の威厳を示さないと」

 

ロコ「先輩の威厳・・・・でもその新人が私より大きかったらどうしよう・・・・」←自称140cm

 

はゆ・仁菜

「「うっ、そ、それは・・・・」」

 

結弦「ロコより小さいなんてww小学校低学年ぐらいかなww」

 

ロコ「うっさい!身長の事ネタにするな!」  

 

結弦「俺は背が高い方に一票」

 

ロコ「ぐぬぬぬぬぬぬ・・・・」

 

仁菜「お、落ち着いて2人共、戻ってくる前に買い物に行こう」

 

ロコ「分かったよ。結弦、荷物持ちお願いね」

 

結弦「それは良いが、流石にカレーは飽きたぞ」

 

ロコ「何言ってんだ結弦!カレーは日本の国民食だぞ!」

 

結弦「美味いのは分かるが、毎日はキツイ!」

 

ロコ「じゃあ結弦が何か料理作ってよ!」

 

結弦「出来たらとっくにやってるわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂歩「所で貴方、身長いくつ?」

 

衣乃「えっ、155cmですけど?」

 

穂歩「そっか〜。衣乃ちゃんってアイドル志望だよね?どうしてアイドル目指そうと思ったの?」

 

衣乃「私、子供の頃からアイドルさんやタレントさんが大好きなんです。だから私もいつか同じ舞台に立ってみたいな〜って」

 

穂歩「うん大丈夫。マニア受けしそう!そういうポジションもあるから」( ̄ー ̄)bグッ!

 

衣乃「うぇっ!///そういうって、どういう事ですか!///」

 

 

衣乃「東京と言っても、そこら中にビルが立ってる訳ではないんですね」

 

穂歩「えぇ〜そりゃそうよ〜」

 

衣乃「テレビで見る東京って、とにかく凄いって感じだったので」

 

穂歩「アハハッそれじゃあコッチに来たの初めてなんだ」

 

衣乃「は、はい。私岡山の田舎に住んでたので、周りは田んぼや畑ばっかりで、道端に無人販売所とかもあったり・・・・・」

 

衣乃の目線の先には無人販売所があった。

 

衣乃「ここって本当に東京ですか?」

 

ついには東京なのかと疑いを持ち始めた。  

 

穂歩「東京よ・・・・」  

 

 

 

 

 

 

 

穂歩「さっ着いたわよ。ここがラットプロの第4寮ネズミ荘」

 

衣乃「おぉ〜!」

 

(意外に普通です。でもきっと大人で素敵な先輩達が切磋琢磨しているに違いないです)

 

 

「うわぁーーーー!!」

 

衣乃が悲鳴がした方に目を向けると、買い物帰りのロコ達がいて、ロコがショックで涙目になって膝から崩れ落ちていた。

 

結弦「予想通り」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂歩「て訳で、この4人がネズミ荘の住人で、貴方の先輩達よ」

 

はゆ・仁菜

「「よろしく!」」

 

ロコ「フン」

 

結弦「・・・・」

 

衣乃「岡山から新人アイドルとして出てきました。桜衣乃です!ふつつか者ですがよろしくお願いします!」

 

はゆ「はゆは貫井はゆって言うの。まだ売れてないけどミュージシャンなんだ」

 

仁菜「私は前原仁菜です・・・・一応モデルをやらせて貰ってます・・・・」

 

ロコ「関野ロコ・・・・元子役・・・」

 

結弦「湊結弦、俳優だ。よろしく」

 

はゆ「それでは聞いてください・・・・」

 

 

はゆ・仁菜・ロコ

「「「ネズミ戦隊ネズレンジャー!!」」」

 

衣乃「えっ?」

 

結弦「」(ー_ー)

 

 

 

 

 

ジャーーン♫

 

衣乃「・・・・」

 

はゆ「ねぇねぇ、どうだった?どうだった?この寮の歌。みんなで作ったの!」

 

衣乃「す、素敵な歌・・・でした?」

 

結弦「無理して言わなくていいぞ、クソつまんねぇから」

 

はゆ「悪口言うなゆづっち!」

 

結弦「誰がね○っちだ!」

 

はゆ「言ってない!」

 

衣乃「それよりあの!」

 

はゆ「それより!?」

 

衣乃「もしかしてブロ子ちゃんですか?ですよね!」

 

ロコ「!?」

 

結弦「ブッ」

 

衣乃「私ずっとファンだったんです!あのCMソング大好きで・・・・・・ってあれ?」

 

ロコ「うわぁぁぁ・・・・・うぅ・・・うぅ・・・うぅ〜〜」

 

ロコは角っ子で蹲っていた。負のオーラを放ちながら。

 

衣乃「どうしたんですかブロ子ちゃん?」

 

仁菜「も、もう辞めてあげて!それはロコちゃんの古傷なの!トラウマなの!」

 

結弦「プッ・・・ククク知ってるだあれ・・・ククク」

 

仁菜「結弦君も笑わないであげて!」

 

 

     

 

 

 

 

衣乃「そ、そうだったんですね・・・・けど本当に驚きました。ロコ先輩がラットプロにいらっしゃるなんて・・・・・」

 

はゆ「なんてたって、前の事務所喧嘩してクビになったんだもんね」

 

ロコ「なっ!ち、違う!私から辞めてやったんだ。あんなクソ事務所!大体ブームなんてとっくに終わってるのに何年も何年もブロ子ブロ子って・・・だからちょっと事務所から家出して解雇されてやったって訳。カッコいいだろ?」

 

衣乃「カッコいい?」

 

結弦「ガキのやる事だろ」

 

ロコ「ガキ言うな!ゴホンそれで幼馴染の仁菜に、このラットプロを紹介してもらったんだ」

 

仁菜「エヘヘ」

 

ロコ「でもまぁ、事務所移ったからって相変わらず仕事はないけどな・・・・私なんてもう忘れられてるし・・・・」

 

衣乃「そ、そんな事ないですよロコ先輩!私憧れのロコ先輩と一緒でとっても嬉しいです!」

 

ロコ「衣乃・・・・」

 

衣乃「私の方が年は上かもですけど、これからよろしくお願いします!ロコ先輩!」

 

ビキッ

 

結弦「あっ、地雷踏んだw・・・・」

 

穂歩「〜〜♫」

 

はゆ「ていうか、さっきから何してるの穂歩ちゃん?盗撮?」

 

結弦「遂に警察のお世話になるのか」

 

穂歩「違うわよ!これは新しい企画の為のものだから!」

 

仁菜「新しい企画?」

 

穂歩「えぇ〜そうなのよ!このネズミ荘を取り壊すかどうかを賭けた・・・ね」

 

『えっ?えーー!ネズミ荘を潰す!』

 

結弦「おい聞いてねぇぞ!」

 

穂歩「仕方ないでしょ!売れない元子役や」

 

ロコ「うっ・・・・」グサッ

 

穂歩「売れないモデル」

 

仁菜「うっ・・・・」グサッ

 

穂歩「売れないミュージシャン」

 

はゆ「グハッ・・・・」グサッ

 

穂歩「売れない俳優を」

 

結弦「うっ・・・・」グサッ

 

穂歩「いつまでもここで抱えてるのが厳しくなってきたみたいで・・・・」

 

仁菜「じゃ、じゃあどうして新人アイドルを?」

 

穂歩「ムッフフそれはね、私に起死回生の企画があるからよ!」

 

『は?おちこぼれ?』

 

ロコ「新アイドル番組って?」

 

穂歩「このネズミ荘の取り壊しを防ぐ為、貴方達にはアイドルユニットを結成して、1年間毎週深夜に5分バラエティー番組をやってお金を稼いでもらいます」

 

『えぇ〜!?』

 

穂歩「そのユニット名は・・・・フルーツタルト!」

 

『フルーツタルト!?』

 

 

結弦「おい、俺はどうするんだ?」

 

穂歩「心配しないで、貴方の仕事もちゃんと取ってくるから。でも暇な時はこの娘たちのお手伝いをしてもらうわ」

 

結弦「つまりネズミ荘の存続はコイツ等にかかっていると」

 

穂歩「そういう事」

 

結弦「そうか・・・・・・・頑張れよお前等」

 

ロコ・はゆ・仁菜

「「「他人事みたいに言うな!(わないで!)」」」

 

 

 

こうして始まったアイドル育成計画。果たして成功するのか?




参考までに結弦のプロフィールです。






湊 結弦(15歳)高校1年生。
身長177cm、体重65kg 出身地は兵庫
好きな物はラーメン(特に醤油)、苦手な物は人付き合い。

学校は私立小金井学園に通って、衣乃とはゆはクラスメイト。見た目結構良い顔だが、性格が災いして初対面の人からは怖がられてしまう。誰にでもタメ口なので、年上で芸能界の先輩ロコにも容赦ない。でも根は真面目で困った人を助けるなど、意外な一面もある。


ひょっとしたら追加するかも。思いついたらですけど・・・・。

ではゾグでした!バイバーーイ!
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