一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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しばらくぶりです、ノアです。
なかなか書く時間が取れない+ネタがなく時間がかかった結果、自分でもよく分からないものができあがりました。
脳みそを空にしてご覧下さい。

ではごゆっくり、見ていってください!


第15話

とある日、僕はノドカに呼ばれ、レッドウィンターにある、227号特別クラスに来ていた。

 

「あ!先生!来てくださってありがとうございます!……ところで何故スキー板に冬季迷彩の服を……?」

 

「やっぱり来るならスキーに冬季迷彩でモシン・ナガンかスオミ持たなきゃいけない気がして……で、頼まれた爆発反応装甲持ってきたけど……何に使うの?」

 

そう僕がノドカに尋ねると、ノドカはふっふっふ……と笑い、

 

「シグレちゃん!例のものを!」

 

と言うと、ノドカの後ろの方からエンジン音を響かせ、1両のボロボロなT-34のような戦車が現れた。

 

「じゃーん!この辺を掃除してたら発掘できたT-34です!修理に結構お金がかかっちゃいましたけど……これさえあればあの憎きチビヒゲ……ごほん、書記長を失脚させて、227号特別クラスから解放さられるんです!」

 

「………せやろか」

 

そう思いながら、僕はT-34へ近づき、よく見てみる。

うん、やっぱりそうだ、これは紛うことなき……

 

「かなりT-50だよこれ!せめてT-34-85にしようよ!」

 

「ええっ!?だって修理業者がT-34だって……!」

 

「大きさと正面左右の装甲が違うよ……T-34はもっとこう大きくて……理不尽にに弾きそうな形してるし実際弾く」

 

「そ、そんなぁ……中戦車用の修理料金を取られたのに……!」

 

「なるほど、その修理業者は後で爆撃するとして……どうするの?流石にチェリノのT-54/55は確実に抜けないだろうし」

 

そういうと、ノドカはうーんとうなされ始め、やがて大きなため息をつくと、

 

「やめときます………負け戦に挑んでここに長く居させられるよりかは我慢した方が……」

 

「…………74式G貸そうか?」

 

「ううっ……すごく魅力的な提案ッ……!でも先生にまで飛び火させる訳には……!」

 

「じゃあT-80UK貸そう」

 

「乗った!」

 

「ノドカ、ノドカステイ!ソ連戦車だったら良いって話でもないよね!?」

 

そうシグレに止められ、ノドカはしゅんと落ち込み始めた。

早く元いた場所に戻りたいのは分からないでもないが、革命したところで変わらないのがこの学校だろう。

ならば……

 

「……普通にT-50売って特別クラスの校舎補強しちゃダメなの?」

 

そう尋ねると、ノドカはバグったようにフリーズし、

 

「それです!!!!」

 

と、周囲の鳥が逃げるような大声で叫んだ。

 

「でもこんなにボロボロじゃあきっと大した値段には……」

 

と、叫んだ次の瞬間にはそう落ち込み始め、僕はどうしようかと考える。

 

「………あ、そうだ」

 

そう僕は言うと、戦車の近くに行き、持ってきていたツールキットを取り出す。

それを使って、適当に数秒間、戦車をシバいた。

 

「直ったわ」

 

「なんで!?」

 

そうシグレにツッコミを入れられる。

シグレってツッコミキャラ向いてるな、そう軽く思ったが言うのをやめ、車内へ乗り込みエンジンをかける。

素直にエンジンがかかることを確認するとそれを止め、砲塔へと移動するとそれを後ろへと旋回させた。

 

「……で、この子売るので良いんだっけ?」

 

そうキューポラから身を乗り出しながら尋ねると、自然と砲塔が旋回し、ノドカへと主砲を向けてから、まるでしゅんとするかのように主砲が下へと向いた。

 

ほとんど俯角足りなくて下向けてないけど。

 

………ってか勝手に動いた?え?

落ち着け、落ち着いて素数を数えるんだ……

3…3…4……19…19…810………よし、落ち着いた。

 

「知らない間に懐かれたねぇ、ノドカ?」

 

「あはは……そうみたいだねシグレちゃん……」

 

「動いたことについては触れないんですかお2人???先生怖いよこの子」

 

「よし!仕方ないのでうちの子にします!これもきっと何かの縁ですし!戦い用によってはあのチビヒゲも倒せるかもしれませんし!倒したらプリンを2つも食べちゃうんです!」

 

「2つも!?」

 

「でもさノドカ?ちゃーんと世話できるの?今ですらお金が無いのに」

 

「そ、それは……まだ燃料代位で何とかなりますし……」

 

そう227号の2人が会話しているのを遠目に見ながら、僕はT-50をキューポラから見下ろす。

すると主砲が上を向き、目はどこかは全く分からないがT-50と目が合った……ように思えた。

ヒフミのクルセイダーもそうだが、キヴォトスの戦車は生きてるのだろうか。

たまにヒフミが乗ってきては行方不明になり、気がついたら帰ってきているし砲手や操縦手が居なくても動いてるしなんなんだろう。

考えたら負けな気がする。

 

そうか、これがクソふ……黒服のよく言う神秘か。

神秘って万能な言葉なんですね、先生家業やり始めて初めて知ったよ。

 

やがてこのT-50はノドカの飼い戦車になる事が決まったようで、冬季迷彩に227号特別クラスのロゴを描き、移動やチンピラを殴るのに活躍することになったとかならなかったとか。

 

ちなみに持ってきた爆発反応装甲は一部T-50に貼ったが余ったので、知り合いのF-16にこっそり貼っておいた。




いかがでしたか?
なかなかにカオスになってるなと個人的に思ってます……()

ではまた次回、お会いしましょう!

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