一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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ご無沙汰してます、前にアンケートを投げてると言ったものの確認不足で前のアンケートが表示されてたノアです。
今回は少しホラーチックとなっていますが、ネタマシマシになっていると思いますので、安心してご覧ください。

ではごゆっくり、見ていってください!


第17話

とある日。

僕らはキヴォトスで行われる合同火力演習に向け、シャーレの射撃場で、それぞれの自主練を見ていた。

 

パンパンと子気味よく聞こえる銃声にいても立っても居られず、僕はハンマーをスっと取り出すと、そのまま重機関銃を建設し、僕も射撃練習を始めた。

大音量の発砲音と薬莢の落ちる音が響き渡る中、不意に後ろから肩をトントンと叩かれ振り向く。

 

発砲をやめて振り向くと、そこにはSRTのモエがいた。

 

「くひひ……ねぇ先生、私もそれ、撃ってもいい?」

 

「いいけど……ターゲット以外撃たないでよ?」

 

「わかってるって……さあ、派手にいこうか!」

 

そうモエは言うと、満面の笑み+トリガーハッピー末期症状になりながら、重機関銃を発砲し続ける。

やがて重機関銃がジャムり、プシューと音を立てて銃身が冷却され始めた。

 

「ちぇー、もう撃てなくなった……」

 

「そりゃああそこまでノンストップで撃てばね……」

 

そんな会話をしていると、射撃が終わってチャンバーチェックをし終えたミヤコが近づいてくると、重機関銃の手入れ……もとい解体をしていた僕を見て、

 

「………先生って、何者なんですか?」

 

そう、首を傾げながら言ってきた。

 

「……シャーレ担当の教員?」

 

「いや、そうではなく……私たちに関わってきた時から思ってましたが、普通にタクティカルな動きし過ぎじゃないですか……?」

 

「ッスー………例えば?」

 

「建物の角を曲がる時のカッティングパイとか、敵と交戦が始まった時のクイックピークとか、スナイパーの位置を探したりとか……」

 

「うん、ミリタリゲー末期症状だねそれ……っていうのは置いておいて、前職でよく戦ってたからね……基本戦車か航空機とかの乗り物系だったけど」

 

そう言うと、ミヤコは少し考えた後、

 

「では、RABBIT小隊の訓練に少し参加してみてくれませんか?実戦経験はまだ私たちも少ないので……」

 

と、提案してきた。

 

「いいよ、いつにする?」

 

「可能ならば今晩にでも……先生が大丈夫であれば、ですが」

 

「OK、じゃあ適当に装備見繕って参加するね、場所はどこ?」

 

「D.U.近くの廃病院です、一応ヴァルキューレには伝えてありますのでドンパチしても大丈夫ですよ」

 

「廃病院かぁ……了解」

 

そう言い、僕らは一旦別れ、各々のやる事……と言っても僕の書類業務だけなのだが、それを終わらせ、待ち合わせ場所で落ち合った。

待ち合わせ場所で座って待っていると、ミヤコらRABBIT小隊の面々がやって来た。

 

「………あの、先生ですか?」

 

「うん、そうだよ」

 

「…………なぜアディ○スのジャージにア○ィダスのようなデザインのヘルメットを?」

 

「……もしかして派手な溶接面にスレッジハンマーの方が良かった?」

 

「いや、それでいいです………」

 

「ならいいや、じゃあ行こうか!」

 

そう言い、僕はRPK-16にドラムマガジンを差し込み、チャージングハンドルを引いて装填した。

そしてモエは後方オペレーター、前からミヤコ、僕、サキ、ミユの順で1列に並び、進軍を開始した。

 

「……割と廃病院にしては綺麗だね?」

 

「ええ、SRTが元々所有していた訓練施設なので……ドローンやオートマタが敵役をやってくれるのでいい訓練になるんです」

 

そんな会話をミヤコとしていると、ピンッという聞き覚えのある音と、その後に聞き覚えのある、何かが転がってくる音がした。

 

「C○ka!граната!」

 

「グレネード!」

 

そう僕とミヤコが同時に叫び、全員で遮蔽物へと退避する。

 

「グラナータ!」

 

そう言い、僕は遮蔽物からスタングレネードを投げると、そのまま遮蔽物を台にして、弾幕を貼り始めた。

 

「Cy○a B○yat!ヤバイマチー!」

 

「先生が壊れた!?」

 

「ゲーゲーイージー!」

 

『あ、殲滅した……』

 

「………先生、本当に何者なんだ?」

 

「……通りすがりのSCAV BOSS?」

 

「『「「…………」」』」

 

「その『何言ってんだコイツ?』って顔やめて、心はガラスだゾ?」

 

「は、はぁ……」

 

そんな会話をしつつ、僕らは奥へと進んでいく。

 

「Move!」

 

「Clear!」

 

「フォローミー!グレネード!」

 

「「なんで!?」」

 

『やっちゃえ先生ー!爆発は正義だぁ!』

 

そんなこんなで次々に部屋を制圧していくと、最後に大部屋が目の前に現れた。

 

4人でドアの左右に布陣し、お互いアイコンタクトをとり、モエに大まかな動態反応をマークしてもらう。

そして僕がスタングレネードのピンを抜くと、ミヤコがドアを軽く開け、隙間を作る。

その瞬間スタングレネードを部屋の中へと投擲し、炸裂と同時に突入した。

 

「SRT!Open up!」

 

「GoGoGo!SRT!Hands up!」

 

そう叫びながら突入し、敵役のドローンとオートマタを制圧する。

そして別仕様のやけに人っぽいオートマタ…多分人質役のオートマタに両手を挙げさせ、何もしないように両手を拘束した。

 

「クリア!」

 

「こちらRABBITT2、クリア!」

 

「ら、RABBITT4、クリア……!」

 

「Kila、クリア!」

 

「……誰ですかKilaって」

 

「この装備の元ネタさん」

 

「……はぁ」

 

そんな会話をしつつ、僕らはチャンバーやマガジンをチェックしていき、戦闘状態を解いた。

 

「お疲れ様、ところでなんだけど……この捕虜どうするの?」

 

「……捕虜?この建物にはそんなのに対応した敵は配置されていないと思いますが……?」

 

「え?でもほらそこに……」

 

そう僕が言い、さっき捕虜にした人質の方向を指差そうと振り向く。

 

………しかし、そこにはオートマタはおらず、リングになったままのハンドカフが落ちていた。

 

「……モエ?」

 

『ちょっと待って、今探してる……そうだ先生、それ捕虜にしたのいつ?』

 

「最後にサキが蜂の巣にしたやつが倒れるちょっと前」

 

『あー………ならログを漁れば………』

 

「……どう?」

 

『………先生の反応がしばらく止まってるタイミングみてるけど、それらしい反応は無いよ?』

 

「ゑ?いやでも確実に両手縛り上げたし……」

 

そんな会話をしていると、急にやけに肌寒くなってきた。

 

「………帰ろっか」

 

そうハンドカフを拾い上げながら、僕はそう言った。

そしてRABBITT小隊のみんなの方を見ると、皆僕の方を見ながら、恐怖に包まれた表情を浮かべて固まっていた。

 

「ん?一体どうし……」

 

「オ、ッ、パ、チ、キー………」

 

そう急に、耳元から冷たい冷気に包まれる感覚と、まるで死人のような声が聞こえた。

 

「スゥゥゥゥゥカ!」

 

そう恐怖のあまり叫び、僕はグレネードを投擲し、炸裂前に急いで距離を取りながらチャンバーに弾を送り込む。

そしてグレネードの炸裂後の煙でよく見えない黒い影のような人のようなナニカに向かい、僕はRPKのドラムマガジンを全て撃ち切った。

 

「はぁ……はぁ……殺ったか?」

 

『先生それフラグ!』

 

そう言いながら、僕はマグチェンジしつつ、煙が晴れるのを待つ。

………しかし、そこには破片も死体もおらず、壁に弾痕、床にグレネードの炸裂跡があるだけだった。

 

「『「「「帰ろう!!!!」」」』」

 

そう言い、僕らは逃げるようにシャーレに帰った。

 

………その日だけは、RABBITT小隊の皆は本拠地に帰らず、シャーレで身を寄せあって過ごして帰って行った。




書き始めた時、こんな話になる予定じゃなかったんですけどね……
イベントでRABBITT小隊が出てきてたのもあってか彼女たちがメインになりました……
あとタルコフはホラゲ、これエスケーパーならわかって貰えると思います()

アンケートはちゃんと回答できるようになっているはずなので、御協力お願いします!

ではまた次回、お会いしましょう!

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