一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします……
とまあ新年の挨拶と言うにはもう遅いですが、ブルアカもの新年初投稿です!

今回もごゆっくり、見ていってください!


第20話

 

………体が重い。

頭もクラクラする。

昨日は……酒を飲んでないはず。

ソ連ツリーを進めてるアカみたいにラジエーターオイルのアルコールだかを飲んだ覚えもない。

 

まあいいか、仕事なのには変わりない。

今日は午前にトリニティに行って、午後にミレニアムに……

その前に顔を……

 

「………ん?」

 

鏡に映る知らない人の顔。

強いて言うならば……どこか僕の面影はないことも無いか。

1番異なるのは……

 

「………チン○が……ない………!?」

 

チ○コがなく、そこは別のアレになっている事だ。

そう、アレだよアレ。

………え?女体化した?

 

「ヘイアロナ、生体認証して」

 

『むにゃ……ああ先生、おはようございま……え?えええええっ!?』

 

『アロナ先輩、まずは声で違和感を感じるべきなのでは……?おはようございます、先生』

 

「おはようプラナ、生体認証頼める?」

 

『………私たちの声が聞こえてる時点で先生なのは間違いないのでは?』

 

「流石プラナだ、賢い」

 

『納得早くないですか!?なんで女性になってるんですか!?』

 

そう言われ、なにか心当たりがないか思い出そうとする。

心当たり……あ、一つだけあったな。

 

「ほら……女性ボイスもあるし?」

 

『女性ボイスってなんですか!?』

 

「触れちゃいけない闇みたいなやつ?」

 

そう言いながら、僕はどうしようか考えを巡らせていた。

服はいつも通り男性もの、異変が起きてるのは身体……そう、見た目は女性、身体も女性だ。

ただ………

 

「………………」

 

『先生!?無言で胸が無いことを嘆かないでください!』

 

「だってぇ………」

 

そんなことを言いつつ、時計をチラリと見る。

始業時間まであと40分……

まあ、家は別にあるとは言えども、実質シャーレオフィスに住んでるから通勤時間とかは考えなくてもいいだろう。

問題はこの身体だ。

 

機械などならミレニアムを頼れば良いだろうが、今回はどうしたものか。

………とりあえず、仕方ないからこのままでいいか。

 

そう思い、僕は着替えと身支度を済ませ、トリニティへと向かうことにした。

 

~~~~

 

トリニティにつき、ティーパーティーのいつもの集会場所のドアをノックして開ける。

そこでは、ティーパーティーのメンツが慌ただしく書類を運び、ナギサがそれを指揮していた。

 

「やっほ、おはようナギちゃん」

 

「あら先生、来てくださりありが………」

 

「絶句しないでナギちゃん、言いたいことはわかるけど」

 

「……コホン。わざわざ来てくださりありがとうございます、もう少々準備がありますので……今のうちに、ミカさんを呼びに行って頂けますか?」

 

「おっけ、じゃあまた後で」

 

そう言い、僕はその場を後にし、ミカを呼びに向かった。

程なくしてミカが見つかり声をかけると、ミカは何かを後ろに隠し、完全に何かを隠してるような笑顔でこちらを見てきた。

 

「ど、どうしたの?えーっと…………先生?」

 

「よく気づいたねミカ……で、何隠したの?」

 

そう言うと、ミカはバツの悪そうな顔をし、目を逸らしながら、

 

「なんでもないよ、うん。なんでもない」

 

と、少し悲しそうに言った。

 

「………またやられたの?」

 

「…………………うん」

 

「そっか……そうだミカ、ナギサが呼んでたよ、早めに来てって」

 

「えっ、あ、うん!わかった!」

 

「僕はやる事やってから行くから遅れるって伝えといて、じゃ、また後で」

 

そう言って別れ、走っていくミカの後ろ姿を見送る。

手には、また破かれてしまった水着が握られていた。

 

「さーて、ベイバックタイムだ」

 

そう言いながらショットガンを装備し、建物の角から笑いながら見てきていたトリニティの生徒たちを見る。

 

「君らでしょ?ミカ虐めてるの?」

 

「わ、私たちは虐めてなんか……!」

 

「そ、そうよ!魔女に裁きを与えてるのよ!」

 

そうガミガミと喚き始めたのを聞きながら、僕はチャンバーに1発、そしてチューブマガジンに1発づつAPスラッグ弾を装填する。

 

「おっけ、懲罰房行きね」

 

そう言いながら僕はショットガンを構え、射撃、そして排莢。

的確に飛翔したAPスラグは、トリカスの胸を捉え、一人ダウンさせた。

 

「ちょっ……!先生がそんな事していいワケ!?体罰よ体罰!」

 

「シャーレは残念なことに"超法規的機関"でね、暴動の鎮圧や拘束も範囲内なんだ」

 

そう言いながら、僕は次々に射撃と排莢を繰り返し、次々にダウンさせていく。

 

「この……!キヴォトスの外から来たからって容赦しないわよ!」

 

そう言って僕に向かって射撃を開始しようとしたのを見て肉薄し、長物のライフルよりも内側へと入り込む。

そしてアッパーカットのように銃床でカチ上げて少し重心を上にズラさせて少し動けないようにすると、そのままこっちに射撃しようとしてきている別の生徒に1発撃ち、そのまま体制を戻した銃床カチ上げ生徒の脇腹をすり抜けるように後ろへと周り、銃床で相手の背中を押すようにしながらコッキング、そのまま前転しながら、背中へと1発ぶち込んだ。

 

(なんだろう、今日は身体がいつもより軽い)

 

そう思いながら、僕は弾を装填し、周囲を見る。

戦闘終了……そう思っていると、

 

「先生!?一体これはなんの騒g………」

 

「やっほハスミ、朝起きたら女になっててさ……」

 

そこまで言うと、ハスミは驚いたような顔をしつつ、指を上!上!と指し示していた。

 

「……上?」

 

そう上を見ると、光る輪っかのようなものがチラリと見え、僕は慌ててスマホをインカメにして自分を見る。

 

「………なんだこれ」

 

そこには、本来ならば無いはずの、ヘイローが浮かんでいた。




いかがでしたか?
先生が生徒を殴るのはどうなんだ……?と思いつつも、戦闘ヘリとかでで集中砲火してたりするし今更では……?となりました()
ちなみに地味にこの作品初の続きがあるやつです()
どう着地させようかはまだ悩み中ですが……

ではまた次回、お会いしましょう!

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