一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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今回は早めに完成しました!
筆が乗ると割と早めにできるんですよね………
いつもこうならいいのに………

では今回もごゆっくり、見ていってください!


第21話

午後。

午前のトリニティでの会議は無事に終わり、午後からはミレニアムでの仕事の予定だ。

問題は午前中の会議の前に発生した……コレ。

ヘイローだ。

 

コレが出てきてから身体がすこぶる軽く、銃もただのカバンのように持つことが出来ている。

あの重みが好きだったのに……というのは置いておいて、コレが出てきたという事は、今の身体は女性、しかもキヴォトス人という事になる。

 

「………って事でおk?」

 

「はい、大体合っています………ですが、先生が女性になった根本的な原因がわかりませんね」

 

「だよねぇ……朝起きたらこうなってたなんて自分でも信じられないよ」

 

「でしょうね、私もまだ信じきれていませんとも……ですが、実際に起きて観測できている事も事実。となれば怪しいのはミレニアム郊外の廃墟ですが……」

 

そう言い、ヒマリはログを漁る。

連絡を飛ばした時からエイミとトキで廃墟にそれらしき機械などがないか探索してくれており、そのログを漁っているようなのだが、イマイチそれらしきログがないのか、首を傾げ続けている。

 

「ふむ……先生には心当たりが無いんですよね?」

 

「ないね、全く……あ、強いて言うなら前の職場でちょいちょい性転換してるヤツならいたけど……私はしてないしなぁ………あ?今私なんて言った?」

 

「前の職場でちょいちょい性転換しているヤツがいる……?」

 

「違う、その後」

 

「先生はしてない……という部分でしょうか?」

 

「どちらかと言うとその一人称。『私』、って言わなかった……?」

 

「………ああ。言っていましたね、ナチュラル過ぎて引っかかりませんでした」

 

いつも僕の一人称は『僕』だ。

戦闘になったりテンションが上がると『俺』になったりはするが『私』と言ったことは無い。

つまり……

 

「肉体に精神が引っ張られてる………?」

 

「可能性としては……有り得ますね」

 

その後もヒマリと議論を交わしたが進展がなく、気がつけばセミナーでの会議の時間が迫っていた。

急いで特異現象捜査部の部室からセミナーへ向かうと、そこではユウカ、ノア、コユキ、そして………

 

『………………』

 

プレナパテスがいた。

 

「こんなとこでなにしてんのアンタ!?」

 

そう言い、プレナパテスへと歩み寄る。

僕の別時空の存在なのでこっちも○なないので、最終決戦の後普通に生き延びてやがる事に少し殴りたくなったが、こうしてちょいちょい何かとやってくるのだ。

そもそもなんで向こうの時空で○ねたんだコイツ。

 

『…………やっぱり、か』

 

「は?」

 

そう言うと、プレナパテスは頭の上を指さした。

 

「なんでアンタもヘイローあんだよ!私と色違いのヤツ!」

 

『知らんわ!今朝起きたらこうなってたんだよ!』

 

「なんだ?チン○が多次元解釈されましたとでも言う気か?ユウカ、アイツのチン○をハサミで因数分解してやれ」

 

「嫌ですよ!なんなんですかもう!何時ぞやの敵が『ちょっとここで待たせて☆』って言ってきたと思ったら先生が女性になってヘイローがあるって………」

 

「まあまあユウカちゃん、先生もお困りみたいですし……まずは会議しちゃいます?」

 

「にはは、そうですね、面倒なのから終わらせたいですし」

 

「私の性転換より会議の方が面倒なの!?」

 

そんな会話を交わしながら、僕……とプレナパテスで会議が始まった。

 

「………いや何しれっと会議に混ざってんだアンタ!」

 

『……………おさげマキっていいよね』

 

「わかる」

 

「わからないでください!もう!会議が進まないじゃないですか!」

 

『そーだそーだ、私だってシャーレの先生だぞー!』

 

「はぁ……ほっとこ」

 

そう諦め、会議を進めてやがて終わらせると、私ら2人で特異現象捜査部へと戻った。

 

「………あの、先生?」

 

「言いたいことはよーくわかる、肩幅広すぎるよなコイツ」

 

「いえ、そっちではなく……なぜプレナパテスがここに?」

 

『こっちの私がいないとここに来れないと思って……あ、お詫びの和菓子です』

 

「これはご丁寧に……って、そちら側の先生も性転換を?」

 

『ははは、そうなんすよ、ただでさえ目立つのにトイレの時もう大変で』

 

「はぁ………まあそれはさておき、廃墟からは何も見つかりませんでしたが……こんな波長を見つけました」

 

そうヒマリは言い、モニターに何かを表示する。

 

「………これは?」

 

「多次元解釈のような何か得体の知れないものが発生したと思われる反応です、2つ観測されたのですが……ひとつはシャーレ、もうひとつはD.U.の民家からですね」

 

『………あ、そこ私の家です』

 

「……………私の家なんだが?」

 

『今住んでるの実質シャーレだからいいでしょ、こっちのシロコを助けると思ってほらほら』

 

「はぁ……シロコがいるなら文句は言わないけど……お前は出てけ?」

 

『や。』

 

そんな会話をヒマリの咳き込みで止められ、私らはヒマリを見る。

 

「これは仮説なのですが……1度、頭の中で男に戻ると念じて貰えないでしょうか?」

 

そう言われ、"僕"は念じる。

すると、頭の上からヘイローが消えていき、身体が光に包まれると、気がつけばちんち○が生え、男に戻っていた。

 

「………まさか、信じたくはなかったのですが……本当に戻るとは」

 

「………こうなった理由、わかったの?」

 

「ええ、それはもう」

 

そうヒマリは言うと、不敵な笑みを浮かべ、

 

「昨日、TSもの見ました?」

 

と、言ってきた。

 

「『…………はい』」

 

「で、こんなの面白いし良いよなぁ!………などと思いながら寝ました?」

 

「『………………はい』」

 

「それです」

 

『「ウソだろおい」』

 

そう呆気に取られていると、ヒマリは真面目な顔になり、

 

「お2人はキヴォトスの外からやって来た上、さらに特異なところから来られたと聞きました………この世界、キヴォトスには科学では説明のできないような事もあります、アスナの幸運や、ノアの絶対暗記とも言える暗記能力……先生も聞いたことがあるでしょう、"神秘"という言葉を」

 

そこまで言われ、僕らは思わず生唾を飲み込む。

 

「とまあ大層なことを言おうとしましたが……つまるところ、神秘です、キヴォトスの」

 

そう笑顔で言われ、思わずズッコケる。

つまるところ、創作にありがちなギャグ補正などと同レベルと言われたのと同じだ。

………まあ、そんな人生も悪くないだろう。

 

「あ、先生、戻ったんだ?」

 

「先生、調査を終えました。早急に褒めてください」

 

そう言って部室に入ってくる2人に笑顔を向けつつ、僕は改めてキヴォトスという世界の特異さ……いや、僕らの場合は出自も相まって余計に異質になったのだろう。

その"神秘"を思い知った1日となったのだった。




ブルアカで1番便利な言葉は『神秘』だと思ってます、はい。
今回なぜTSした……というかさせたのかと言うと理由がありまして、ひとつは深夜テンションで書き始めたらTSってたのもあるのですが、キヴォトスで銃撃戦をするならやはりキヴォトス人並の運動性能を手に入れないと無理があるなと思ったのでキヴォトス人モードを実装しました。
TSなので賛否別れるかと思いますがご了承ください()

簡単に言うと『キヴォトスのスタイリッシュな銃撃戦書きたい!でもただの惑星民じゃ無理!じゃキヴォトス人にしたろ!』という事です。

そんなこんなで、ではまた次回、お会いしましょう!

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