一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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いつも言ってる気がしますがお久しぶりです、ノアです。
アニメの情報も解禁され始め、先生のイラストが公開されましたが、自分の想像していた先生図に近かったので1人笑いました()
ちなみに個人的にこの小説の先生、目が細いイメージが何故かあります()
まあ見た目はそれぞれ想像している先生にお任せしますしそれで読んでいただいたら幸いです。

それでは今回もごゆっくり、見ていってください!


第23話

 

「先生、お疲れ様……です」

 

「お疲れ様、テストどうだった?」

 

「えーと……はは、まあ……それなり?」

 

「そっか」

 

そんな会話をカズサと交わしながら、僕は書類作成を続けていた。

 

「先生、コーヒーでも飲む?」

 

「ふぅ……そうだね、1回休憩にしよっか」

 

そう短く言葉を交わし、カズサの入れてくれたコーヒーを受け取る。

そしてカズサは隣の席へと腰掛けると、猫舌を気にしながら、熱いコーヒーを冷ましながら飲んでいた。

 

「………なんかさ………夫婦みたいじゃない?」

 

「ぶっ!けほっけほっ……急に何言うの、先生!そんなこと言うと誤解されて襲われちゃうよ!?」

 

そうむせながら、カズサは猫のように怒ってくる。

 

「ごめんて」

 

そう言いながら、僕はコーヒーをすする。

 

「つまり……通い妻、だね?」

 

そうドアが勢いよく開かれながら、そういう言葉が飛んできた。

コーヒーをまた吹くカズサ。

脳死であー、なるほど。と理解する自分。

そのワンテンポ後に飛ぶカズサの拳。

吹っ飛ばされるナツ。

 

「ん?ああ、ナツ、いらっしゃい」

 

「すまないね先生、うちの猫ちゃんは甘え下手で……」

 

「だれが猫ちゃんだ!」

 

「「え?」」

 

「え?………撃つよ?」

 

「「ごめんて」」

 

そんな会話をしながら、僕はカタカタとキーボードを叩く。

流れる沈黙。

時々聞こえてくるコーヒーを飲む音。

 

「平和だ………!」

 

思わずそう呟かざるを得ない。

今までなら平和な時でもジェット機のエンジン音や戦車の砲撃音やエンジン音がしていたので、静かすぎて逆に落ち着かないのだ。

 

戦場みたいな音は多分街に出たら聞ける。

が、今は仕事がある……

 

……あ、そうだ。

 

『コタマ、戦場的な作業用BGMキボンヌ』っと。

そう送って直ぐに既読がつき、

『おkです、少し待ってクレメンス』

と、モモトークが帰ってきた。

しばらくすると、自分のPCの方に、コタマからMP3ファイルつきのメールに、『どぞ(。´・ω・)っ』とだけ書かれていた。

 

アロナにウイルススキャンしてもらって盗聴ウイルスを弾いてから、僕はヘッドホンをつけてそれを聞き始める。

 

飛び交う注文の声。

忙しい雑踏の中に聞こえてくるフライパンか何かの金属音と炒める音。

次々に客が入ってくる声。

正しく……"戦場"だった。

 

「………ねぇカズサ、これって戦場の音?」

 

「え?どれどれ……?………うーん…確かに戦場と言われればそう……かも?」

 

「ナツはどう思う?」

 

「ふっ、正しくキッチンの戦場……多分山海経の玄武商会だね」

 

「おっ、凄いね、スイーツじゃないのに特定できるんだ」

 

そう言いながら、僕はそのままその音を聞きながら作業する。

すると……

 

『すみませーん、ラーメンの半チャーハンセット1つ!あとは……』

 

と言う、僕の声が入っていた。

いや、正確には放課後スイーツ部のみんなの声とレイサの声も聞こえており……

 

「これこの前の任務後の打ち上げじゃん!」

 

「あっバレた」

 

「ナツ……あんたよく細かく覚えてたね?」

 

「いや、ちょうど聞かせてもらったタイミングで私たちが入ってきたから……」

 

「「なんじゃそりゃ」」

 

そんな会話をしながらBGMの再生を止め、コタマに『エーカゲン二世』のAAと、『今度お説教ね』とモモトークした。

それには『ショー・ボーン』のAAで帰ってきた。

ほー、いいじゃないか、こういう雰囲気のレスでいいんだよこういうので。

 

そう思いつつ、僕は仕事を終え、ふと時計を見る。

 

定時だ、素晴らしい。

 

そうテンションが上がった僕は、もうすぐ給料日なのもあってあまり派手には出来ないが、安い焼肉屋に、他の部員には内緒にしてもらうことにしてカズサとナツを連れていくことにした。

 

「取り放題バイキング……!夢じゃありません……これが現実……!」

 

そう満足気に言い、僕らは各々食べたいものを取りに行き、しばらくして戻ると、先にカズサがお肉を焼き始めていた。

 

「なんだか久しぶりだな…こういうの」

 

そう僕が座ると、カズサは焼けたお肉を取りながら、笑顔で言ってくる。

 

「スイーツ部のみんなでご飯とか食べに行かないの?」

 

「行く時は行くけど…基本スイーツだし、JKだしで焼肉屋とかは行かないかな」

 

「そっか」

 

そう短い会話をし、片手にお茶碗をもってお肉を美味しそうに頬張るカズサを見やる。

 

「ん~♪美味し♪……うん、たまにはこういうのも、悪くないよね」

 

「でしょ?………今度給料が入ったら、シャーレ所属のみんなで焼肉パーティーとかも良いかもね」

 

「ふふっ、そうだね」

 

そんな会話をしながら、僕も焼けたお肉を取り、ライスと共に頬張る。

まるで僕の体は製鉄所、胃は溶鉱炉のようだ……

 

「……そういやナツは?」

 

「あれ、そういや帰ってこないね?」

 

そう言い、軽く周囲を見渡すと、お盆に乗せたお皿の上に、デザートの山を作ったナツが帰ってきていた。

 

「うへぇ……アンタ、それ食べきれんの?」

 

「もちろんだよ、部長だからね」

 

「………部長ってこと関係ある?」

 

「ふっふっふ……先生、別腹……って知ってる?」

 

「まだ何も食べてないのに別腹って言うの……?」

 

「ふっふっふ、まあ見ていたまえ……♪」

 

そう言い、食べ始めるナツに苦笑いしつつ、僕は引き続き焼肉と米を頬張る。

うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ。

 

しばらく食べ続け、僕とカズサもデザートに移ろうとした時だった。

 

「うう……もう、無理………」

 

そう言い、ナツがダウンする。

まだ大量のデザートを残しながら。

 

「はぁ……だから言ったでしょ、食べきれるのか…って……」

 

「流石に残せないし……僕らで食べよっか」

 

「そうだね……さ、頑張ろっか」

 

そうカズサが言い、デザートに手を伸ばす。

ナツが「さぁ、この戦いの果てには一体何が……」などと呟いていたので、誰のせいでこうなったのか後で小一時間問い詰めるとしよう。

もうね、アホかと。バカかと。

 

そんな事はさておき、デザートを食べて減らしていく。

しばらく食べ進めていると、「別腹!」と叫んで復活したナツと共に食べ終えることができた。

後にカズサにこっぴどく怒られたようで、次シャーレに来た時、しわしわピカ○ュウのような顔で謝ってきたのだった。




あのカズサのYouTube shortのせいでカズサにハマった人は少なくないと思いますが私の推しはハレちゃんです(揺るがぬ決意)
でもカズサ欲しい……()

という訳で(?)また次回、お会いしましょう!

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