一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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お久しぶりです(いつもの)
今回もいつも通りめちゃくちゃになってますがよしなに()

では今回もごゆっくり、見ていってください!


第25話

 

ちょっと前の母の日。

まだ色彩が来ていない頃。

僕は、たまたまアリウススクワッドの皆が集まっているのを見かけた。

 

「………どしたの、こんな所でみんな集まって」

 

「…………ああ、先生か。………え?先生?何故ここに?」

 

そう、サオリが僕のことを2度見して驚く。

 

「えへへ……ここ、かなり街から離れてると思うのですが……」

 

「そんな所にふらっと現れるなんて……もしかして私たちについてきた?」

 

そう言い、ミサキがレッグホルスターからリボルバーを抜き、僕に撃ってくる。

エデン条約の時に死なないとわかってから気安く撃つね君?

 

「痛いからやめて、赤くなっちゃう……それに、割とマジであと着いてきたとかないから、仕事から逃げてきたらたまたま見つけただけだから」

 

「仕事から…?いつから抜けてきたの?」

 

「……おととい?」

 

「休憩は?」

 

「してないね」

 

「………そっか」

 

「アツコステイ、そのドローン使っても体力回復しないから僕。それに体力まだあるから」

 

そんな会話をしつつ、僕はどうにか、スクワッドのみんなから警戒を解かれようと頑張っていた。

……アツコはもう警戒すらしてない気がするけど。

 

「先生が私たちに何の用だ?わざわざ話しかけてきたということは何かあったのか?」

 

「いや、懐かしいメンツ見つけたなってサオリは最近どうなの?バイト順調?」

 

「ふっ……聞いて驚くな先生、既にバイトを5つハシゴし……1万円も稼いだ」

 

「おっけ、後で仕事場教えて?潰してくるから」

 

「……私はまた、何か過ちを……?」

 

「いや、サオリじゃなくその職場だね、過ち犯したの」

 

「そうなのか……?」

 

そうしょぼん顔でサオリが言う。

うん、昔に比べ感情豊かになったな。

 

「アツコたちはどう?何か困ったこととかない?」

 

そうアツコたちに尋ねると、

 

「うん、平気。強いて言うなら……ここ数日何も食べてないことかな」

 

と、アツコがマスクを外し、笑顔で言ってきた。

 

「えへへ……私も大丈夫です…数日食べてませんけど、水は飲めてるので……」

 

「そうだね。水があるだけマシ」

 

「………よし、後でみんなでなんか食べに行こっか」

 

そう僕は思わず言うと、僕を信頼してくれるようになったのか、みんなして頷いてくれた。

 

「ってああそうだ、皆はなんでここに?」

 

そう僕が思い出して聞く。

すると、アツコが、

 

「そろそろ母の日でしょ?だからマダムがなにか送れってうるさくて」

 

「あんのクソババア……座から堕ちてなおアリウスを苦しめるか……!あの野郎ぶっ殺してやぁる!」

 

「落ち着いて先生、私たちもマトモなの渡す気ないから」

 

そうアツコは言い、今の事情を話してくれた。

それによると、どうやら今までの怨みを晴らす為のプレゼントを考えているらしい……が、お金もマトモになく、どっかの誰かの政策のせいでマトモに表舞台に出ることも叶わないせいで行き詰まっていたらしい。

 

「……よし、じゃあ僕に任せて。そうだなぁ……こういうのはどう?」

 

そう言い、今思いついた内容を説明する。

 

「……よし、それでいこう……すまない、先生」

 

「良いってことよ、僕もアイツぶっ殺……消したかったからね」

 

「先生、意味変わってない」

 

そうツッコまれ、周囲を笑い声が包む。

いやぁ、見事に緩くなったなぁ…先生嬉しいよ……

そう思いながらその場を別れ、僕はシャーレへと帰った。

……あれ?今日の担当誰だっけ?

………あ、ユウカだ。南無阿弥陀仏、僕。

 

~~~

 

数日後。

僕らは海の上にいた。

時間は夜。

星が空をおおっている。

もう少しすれば、僕の私兵部隊の戦闘機につけられた、無人飛行の旅客機が飛んでくるはずだ。

高度も500mくらいまで下げさせている。

 

ま、今頃バーディゴで海面近いのわからないでしょ。

今日月も出てないし。

 

『スクワッドサポーター、ウェポンズレディ、オーバー』

 

「スクワッドティーチャー了解、ロックオンを許可、命令あるまで待機、オーバー」

 

『スクワッドサポーター了解、エンド』

 

そうつけている戦闘機…AIM-54フェニックスをしこたま積んだトムキャットのリーダーと交信し、何時でも撃てるようにさせる。

やがて旅客機のエンジンが遠方から轟き始め、双眼鏡で目視可能なのを確認した。

 

「アリウススクワッド、ウェポンズフリー、スティンガーにてロックオンし次第発射を許可」

 

「サオリ了解」

 

「ミサキ、了解」

 

「ひ、ヒヨリ、了解しました…!」

 

「アツコ、了解」

 

そうみんなが言い、スティンガーを構える。

僕は小型の対空レーダーの画面を睨むように確認しつつ、無線をとった。

 

「スクワッドサポーター、FOX3を許可」

 

『スクワッドサポーターFOX3!』

 

そう無線から聞こえてくると同時に、トムキャットの機影から、連続して反応が放たれる。

その数秒後に、アリウススクワッドからのスティンガーの発射が続いた。

 

「次弾発射用意!この機会にありったけ叩き込んでゲマトリア全滅させるぞ!」

 

そう私怨混じりの掛け声と共に、僕もスティンガーを放つ。

やがて初弾のスティンガーが着弾して無人旅客機は大破炎上し、それに向かってダメ押しのフェニックスが着弾を開始、まだ継続して放たれているスティンガーもそれに続いた。

 

やがて当たり所が悪かったのか、航空燃料に上手い具合に着火したのか、機体が大爆笑を起こし、夜空に巨大な花を咲かせた。

 

「汚ぇ花火だ………さ、みんな、帰って晩御飯だ!」

 

そう言い、僕は小型艇のエンジンを始動し、帰路に着いた。




ベアトリーチェに母の日のプレゼント(死)って感じのネタをみつけ、気がついたら書いてました()
ついでにゲマトリア壊滅させれれば完璧だよね。うん。

ではまた次回、お会いしましょう!

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