一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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ルミとレイジョが欲しい、しかし石が足りないしルミはピックアップが来てない……そう思いながらスルーしたのにアイドル衣装マリーとサクラコに天井しました……
1天井で2人だからセーフ!限定キャラだし余計に仕方ない!コラテラル!

………キサキ引けば良かったかな…

など思いながら書きました今回は山海経の話です!
今回もごゆっくり、見ていってください!


第29話

 

ある日、僕は山海経に来ていた。

仕事という仕事は特になく、軽くキサキと会議した後、サヤから徹夜に効く薬をもらって帰る事になっている。

 

というか、会議も薬も貰ったので、正直やることがないのである。

シュンやココナには悪いが、子供も苦手な部類なので梅花園はあまり…という感じだし、ってか現在地から遠いし歩きたくない。

と言って帰るのも……と思い、僕は適当に歩き回っていた。

 

「あれ、先生!こんな所でどうしたのさ!」

 

そんな声が聞こえ、声の方へと振り向くと、こちらへ手を振るルミと、お辞儀してきているレイジョがいた。

 

「いや、ちょっとした仕事をしに…ね、2人は買い物?」

 

「そ、食材の買い出しにね。たまたま今回入荷しなかったやつが必要になっちゃってさ…この辺に売ってるって聞いたから来たんだ」

 

「へー、どんな食材?」

 

「えーと、シュールストレミング、ってヤツ?ちょっといいアイディア料理思いついてさ、そういう時に限って入荷してないんだよねぇ」

 

そう笑顔で言うルミに苦笑いで返す。

シュールストレミングってあの条約違反兵器…もとい生物兵器兼世界一臭い缶詰ですやん。

 

「えっ…と、その紙袋の中に?」

 

「はい、まだ膨らんでるタイプのものじゃないのでまだ匂いもマシ…かと。止めときましょう、って言ったのですが……」

 

「だーってもしかしたらいい感じになるかもしれないじゃん?最近入荷させたくさやだって割とイケたでしょ?」

 

「うぅ……まあそれはそうなのですが……」

 

そんな会話をしている2人を微笑ましく思っていると、唐突にルミがそうだ!と言い、

 

「先生この後何も無いならさ、ウチに食べに来ない?」

 

「えっ…と、気持ちは嬉しいんだけどシュールストレミングはちょっと……」

 

「だーいじょーぶ!普通にお客さんに出してるやつだから!まだお昼ご飯食べてないんでしょ?」

 

「それなら行かせてもらおうかな、久々に中華でもご馳走になるよ」

 

「よし来た!レイジョ、商会の皆に連絡して、盛大に行くよ!」

 

「食べきれない量はやめてね?罪悪感凄いから……」

 

「食べきれないような量でもてなすのが山海経の伝統だからね!そこは諦めて欲しいな」

 

「そっっっかぁ………」

 

そう言いながら、僕らは玄武商会へと向かい、僕は席へと通された。

 

連絡され準備済みというのもあり、座った瞬間、大量の食べ物が出てきた。

炒飯に餃子、拉麺に麻婆豆腐……スープなど、大量にテーブルに用意され、これは一体何人前なのだと軽く焦る。

 

「えっと……これ、何人前くらい?」

 

そう料理を運んできてくれた玄武商会の子に話しかけると、

 

「えーと……10人前からは数えるのやめました!多分20人前とかはいってるんじゃないですかね?」

 

と、満面の笑みで言ってきた。

フードファイターが聞けばニッコニコだろうが、僕はそんなフードファイターなどではない。

あ、小籠包と肉まんが届いた。

もうええって。

 

まあいいや。

諦めて食べよう、料理は美味しいし流石にもう出てこないだろうし。

そう思いながら食べ進め、5人前くらい平らげた時だった。

 

「先生お待たせ!追加持ってきたよ!」

 

そうニッコニコのルミが、両手に大量の中華を持ち、やって来たのだ。

 

「えっ……そろそろおなかいっぱいで……」

 

「大丈夫大丈夫!残してくれていいからさ!」

 

「いや、流石に残すのは悪いし持って帰れるものは持って帰りたいんだけど……」

 

そう僕が言うと、ルミはレイジョを呼んだ。

 

「ご心配なく、先生。玄武商会の持ち帰りパックは優秀です、どれだけ残しても大丈夫です。『やっぱり玄武、100人前残しても大丈夫』をモットーに開発しました」

 

「車庫か何か???」

 

そうツッコミを入れながら、僕は食べ進める。

反対側では僕が食べ進めるのを、ニッコニコしながら見つめてくるルミがいる。

食べづらいな…と思いつつも、僕のために作ってくれたということに感謝し、やっとの思いで10人前くらいは平らげることができた。

 

「もうムリ……これ以上は腹はち切れる……」

 

そう言いながら、僕は机に突っ伏す。

 

「結構食べたね先生、予想より食べてもらえて嬉しいよ」

 

「ルミたちの手料理だからね……できるだけ残さないようにしないと……うっぷ………」

 

「もうそんなこと言って……胃薬、いる?」

 

「いる………」

 

そんな会話をしつつ、貰った胃薬を飲む。

その間にもテキパキと残った料理を持ち帰り容器に詰めていってくれるルミとレイジョの2人を見つつ、僕はふうと一息ついた。

 

「どしたの先生?なんか悩みでもあるの?」

 

「食べすぎたからこの後大丈夫かな…ってのはあるけど……ま、そんな大したことじゃないよ」

 

「本当?なんかあったらあたしらに言うんだよ?一応、これでも玄武商会の会長だからね」

 

「ありがとう、なんかあったら頼るよ」

 

そう僕が返すと、ルミは余り物を詰める作業に戻った。

………本当は最近、デカグラマトンの反応があったから残業が増えそう…なんて言える訳が無い。

一応大人のカードで召喚されてる生徒たちとこっちの生徒は違うみたいだし、変に心配させても……

 

そう思いながら、僕はシッテムの箱を取り出す。

そのタイミングを見計らったかのように、連邦生徒会から連絡が入った。

 

『デカグラマトン:ビナーがアビドス市街地に出現しました』

 

そう短く書かれた通知を見て、僕はアロナを小声で呼び出す。

 

『はい先生!お呼びですか?』

 

「基地のF-15EとA-10部隊に出撃待機命令、アビドスの皆にも情報を共有して市民の避難を最優先に」

 

『了解しました!』

 

そうアロナは元気よく返事をし、言われた作業を開始する。

 

「……ごめんルミ、急用が入ったから、余り物詰め終わったらシャーレに宅配お願いできるかな、宅配料金は出すからさ」

 

「いいよ、全く先生は人気者だねぇ?」

 

「ははっ、そうだね……じゃ、頼んだよ」

 

そう言い、僕は玄武商会を出ると、当該地域へと走り始めた。




中華料理を出したシーン、あそこでどんなのあったっけと検索したんですよ。
くっっっそ腹減って後悔しました……
まあ玄武商会なら中華料理以外も取り扱ってそうですけどね()

ではまた次回、お会いしましょう!
惑星にF-117とF-15E来て笑ってます!ホーネットはどこいった!

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