一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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どうも、ノアです。
突発で思いついたネタで書き始めたら、オチに困って時間がかかりました()
まあ……次に繋がりそうだしいいや……
という訳で、今回は少し短めです。

ごゆっくり、見ていってください


第34話

 

「ふぅ……今何時だ………?」

 

そう呟き、僕は机の上に置いてあった時計を見る。

夜中の2時46分……

今日も今日とて、この仕事量では寝る時間も無さそうだ。

 

そう思いながら、僕は仕事を再開する。

その時、シャーレの警備システムが、誰かの入館を検知した。

しっかりと入館証明書を使っているので、シャーレ所属の誰かである事は確かだ。

しかし、念には念を…と、引き出しの中に入れてある、HK45のスライドを引き、チャンバー内に装填されていることを確認してからそのまま、机の中へと戻した。

 

やがて、シャーレの執務室のドアが開き、その客人が誰か、明らかになった。

 

「先生、こんな時間までお疲れ様です」

 

「カンナこそ、こんな時間にどうしたの?夜勤?」

 

「まぁ……そんな所です、ついさっきまで立て篭りの対応をしていまして……」

 

「あぁ……お疲れ様」

 

そんな会話を交し、僕は書類にハンコを押していく。

電子じゃいかんのかねこれ。

 

「……コーヒー、お入れしましょうか?」

 

「おっ、頼める?」

 

そう返し、しばらくすると、コーヒーのいい匂いが漂ってきた。

 

「どうぞ、先生」

 

「ありがとう、ま、ソファにでも座りなよ」

 

「……お言葉に甘えて、座らせて頂きます」

 

そんなやり取りを交し、僕は書類作業を進めていく。

貰ったコーヒーを啜りながら、僕はふと、カンナの方を向いた。

 

「……で、何かあったの?」

 

そう、僕は優しめに問いかける。

 

「先生には隠せませんか……いえ、少し……気分が落ちていただけです」

 

「…そっか」

 

そう言いながら、僕はコーヒーを啜る。

 

「……犯人にでもなんか言われた?」

 

「……そうですね、少し、昔を思い出してしまうような事は言われました」

 

「昔?」

 

「はい……ちょうど、先生にお会いしたくらいの頃の記憶を」

 

「ああ……SRTの時の?」

 

そう問いかけると、カンナは静かに頷いた。

 

「『どうせ汚職まみれの社会の犬が』、そう犯人に言われ、少し……言い返せなくなった自分がいました」

 

「……そっか」

 

「もう、割り切ったつもりではいましたが……今でもたまに、今の私は正義の為に動けているのか、また妥協しようとしていないか……そう、自問自答してしまうんです」

 

そう、彼女はため息混じりに言った。

 

「大丈夫だよ、カンナはしっかり正義のために動けてる。僕が保証するよ」

 

そう、僕はカンナの頭に、手を置きながら答える。

 

ふと、流石に子供扱いし過ぎたかと思ったが、カンナは嬉しそうに、でも恥ずかしそうに、

 

「……ありがとうございます」

 

と、笑顔を見せてくれた。

そして、コーヒーを一気飲みすると、

 

「全く、これじゃダメですね、夜中はどうしても心細くなってしまいます」

 

「あるある、僕もよく山の中でそんな気分になってたっけ」

 

「山の中……ですか?」

 

そう、カンナが問いかけてくる。

 

「そ、たまに海の上とか。よく撃墜されたからね」

 

「な、なるほど……?」

 

そうカンナは困惑した表情を見せる。

ま、そりゃそうか、ルーデル閣下みたいな事してるから普通じゃないか。

 

「……そういえば、家まで帰れそう?多分時間的に終電過ぎてると思うけど」

 

「そうですね……始発で帰ろうと思います」

 

「そっか……じゃ、シャーレのシャワーとか休憩室使っていいよ、ゆっくりお休み」

 

「……ありがとうございます。では、お言葉に甘えて」

 

そうカンナは言い、執務室から出ていった。

 

「ふう……」

 

僕は、それを見送り、執務室の窓から、空を眺める。

空1面の星に、輝くヘイロー。

なんだか僕も、しんみりとした気分になっていた。

 

「………アイツら、元気してるかな」

 

そう、僕は空へ向かって呟いた。




カンナ、本当に高校生なんですかね……?
キヴォトス、ちょいちょい高校生か怪しいのいますよね……

では、また次回、お会いしましょう!
シュポガキ天井不可避です!

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