一般兵士は学園で何を見る 作:ノア(マウントベアーの熊の方)
突発で思いついたネタで書き始めたら、オチに困って時間がかかりました()
まあ……次に繋がりそうだしいいや……
という訳で、今回は少し短めです。
ごゆっくり、見ていってください
「ふぅ……今何時だ………?」
そう呟き、僕は机の上に置いてあった時計を見る。
夜中の2時46分……
今日も今日とて、この仕事量では寝る時間も無さそうだ。
そう思いながら、僕は仕事を再開する。
その時、シャーレの警備システムが、誰かの入館を検知した。
しっかりと入館証明書を使っているので、シャーレ所属の誰かである事は確かだ。
しかし、念には念を…と、引き出しの中に入れてある、HK45のスライドを引き、チャンバー内に装填されていることを確認してからそのまま、机の中へと戻した。
やがて、シャーレの執務室のドアが開き、その客人が誰か、明らかになった。
「先生、こんな時間までお疲れ様です」
「カンナこそ、こんな時間にどうしたの?夜勤?」
「まぁ……そんな所です、ついさっきまで立て篭りの対応をしていまして……」
「あぁ……お疲れ様」
そんな会話を交し、僕は書類にハンコを押していく。
電子じゃいかんのかねこれ。
「……コーヒー、お入れしましょうか?」
「おっ、頼める?」
そう返し、しばらくすると、コーヒーのいい匂いが漂ってきた。
「どうぞ、先生」
「ありがとう、ま、ソファにでも座りなよ」
「……お言葉に甘えて、座らせて頂きます」
そんなやり取りを交し、僕は書類作業を進めていく。
貰ったコーヒーを啜りながら、僕はふと、カンナの方を向いた。
「……で、何かあったの?」
そう、僕は優しめに問いかける。
「先生には隠せませんか……いえ、少し……気分が落ちていただけです」
「…そっか」
そう言いながら、僕はコーヒーを啜る。
「……犯人にでもなんか言われた?」
「……そうですね、少し、昔を思い出してしまうような事は言われました」
「昔?」
「はい……ちょうど、先生にお会いしたくらいの頃の記憶を」
「ああ……SRTの時の?」
そう問いかけると、カンナは静かに頷いた。
「『どうせ汚職まみれの社会の犬が』、そう犯人に言われ、少し……言い返せなくなった自分がいました」
「……そっか」
「もう、割り切ったつもりではいましたが……今でもたまに、今の私は正義の為に動けているのか、また妥協しようとしていないか……そう、自問自答してしまうんです」
そう、彼女はため息混じりに言った。
「大丈夫だよ、カンナはしっかり正義のために動けてる。僕が保証するよ」
そう、僕はカンナの頭に、手を置きながら答える。
ふと、流石に子供扱いし過ぎたかと思ったが、カンナは嬉しそうに、でも恥ずかしそうに、
「……ありがとうございます」
と、笑顔を見せてくれた。
そして、コーヒーを一気飲みすると、
「全く、これじゃダメですね、夜中はどうしても心細くなってしまいます」
「あるある、僕もよく山の中でそんな気分になってたっけ」
「山の中……ですか?」
そう、カンナが問いかけてくる。
「そ、たまに海の上とか。よく撃墜されたからね」
「な、なるほど……?」
そうカンナは困惑した表情を見せる。
ま、そりゃそうか、ルーデル閣下みたいな事してるから普通じゃないか。
「……そういえば、家まで帰れそう?多分時間的に終電過ぎてると思うけど」
「そうですね……始発で帰ろうと思います」
「そっか……じゃ、シャーレのシャワーとか休憩室使っていいよ、ゆっくりお休み」
「……ありがとうございます。では、お言葉に甘えて」
そうカンナは言い、執務室から出ていった。
「ふう……」
僕は、それを見送り、執務室の窓から、空を眺める。
空1面の星に、輝くヘイロー。
なんだか僕も、しんみりとした気分になっていた。
「………アイツら、元気してるかな」
そう、僕は空へ向かって呟いた。
カンナ、本当に高校生なんですかね……?
キヴォトス、ちょいちょい高校生か怪しいのいますよね……
では、また次回、お会いしましょう!
シュポガキ天井不可避です!
ネタバレについて
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全然大丈夫
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SNSなどで出回ってる分なら大丈夫
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ネタバレなのはダメ!死刑!
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