一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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お久しぶりです、いや本当に……
歳をとって行くにつれネタも産めず筆も進まず……
関係ないかもしれませんが……()

では今回もゆるっと、見ていってください!
今回はWT成分が多めです!


第35話

 

とある日。

僕はハイランダー鉄道学園の運行する列車に乗り、出張に行くことになった。

シャーレ最寄りの駅に向かい、列車を待つ。

このなんだろう……鳥のさえずりみたいな音、いいよね。

あとチャイム音。

 

そんなことを思っていると、やがてアナウンスが始まり、接近音がなり始めた。

 

このその…カーブを曲がってから入線してくる光景にその……下品なんですが……下品なんでやめときますね………

 

やがて入線して来た列車の運転席を見ると、手を振りながら運転する、ヒカリの姿があった。

僕はそれに手を振り返すと、そのまま軽く敬礼する。

ヒカリもそれに軽くドヤ顔で敬礼し返してくると、運転席が僕の横を走っていき、停止エリアピッタリに止まった。

流石運転技術でCCC行きになっただけはある。

 

僕はドアの開いた列車に乗り込み、指定席へと座る。

そして買っておいた駅弁を開き、無心で食べ始める。

焼肉弁当うめぇ。

朝だけどうめぇ。

 

………この後胃薬かな。

 

そんな事を思っていると、聞き覚えのある声が、隣の車両からやって来た。

 

「切符拝見しまーす……ん?あはっ、先生じゃん、出張?」

 

そう、その声の主…ノゾミが声をかけてきた。

 

「そ、ノゾミは今日車掌なんだ?」

 

そう、切符を手渡しながら言う。

 

「そ、終点に着いたらそこ始発の列車の運転でさ、ちょうどいいからってやらされてるの」

 

そうノゾミは切符に穴を開けながら言ってくる。

 

「そっか、お互い大変だね」

 

切符を受け取りながら、僕はカバンを漁る。

 

「2人に会えた時ようにお菓子持ってきたからさ、戻る時にでも貰って行ってよ」

 

「ん、おっけー」

 

そうノゾミは言うと、手を振って他の乗客の所へと向かった。

 

しばらくするとノゾミが戻り、僕の所へとやって来た。

 

「先生、帰りは何時頃?」

 

「多分22時過ぎ……」

 

「そっか、じゃあ帰りは私らの列車じゃないかな」

 

「だろうね、はい、これお菓子」

 

「パヒャッ、ありがと、先生」

 

そう2人分のお菓子を受け取り、笑いながら帰って行った。

流石、仕事中だから遊ぶのやめてる。

僕は着くまでゲームしちゃうもんね。

 

そんなことを思いながらゲームを開き、マナーモードし忘れからのクソデカタイトルコールをカマされた僕は、目的地であるゲヘナへと向かった。

 

~~~

 

『Attack The D'point!』

 

『違ァう!』

 

『拒否する!』

 

『Negative!』

 

『D点を防衛ィ!』

 

「やかましゃい!」

 

そう無線に怒鳴り込む。

このくだり、既に10回目だ。

チャットスパミングって言ってBANしてやろうか。

 

………まあそれはそれとして。

ゲヘナ風紀委員会+万魔殿合同チーム相手の演出待機中、俺は参加させてる部隊員に、建物の屋上にいた所を話しかけられた。

 

「俺さ、次の試合出番なんだ……ヒナ委員長可愛いからプレゼントも買ってあったりして……」

 

「奇遇だな、俺もだ。ところで乗機は?」

 

「Su-25」

 

「落ちたな」

 

「まあまあまあ………多分、時間的にここからのこのゲヘナの街並みを眺めるのも最後だ」

 

「変に大袈裟に言いやがって……500%ブースターでも炊いたか?」

 

そう、僕は眼下で楽しそうにしているゲヘナ生徒たちを見ながら言う。

 

「6時間後、この演習が終わったあとにでもここで会って互いの健闘を称えあおうぜリーダー」

 

「おっ?死ぬのか?気をつけろよ」

 

「あぁ……それで、俺らは無事に帰還できると思うか?」

 

「500%炊いたなら無理だろうよ」

 

「そりゃ迷信だろ?……さて時間だ、行こうぜ」

 

そう彼は言うと、先に歩いて行った。

なんだコイツ、セルゲイか?

そう思いながら、僕は車に乗り、最寄りの基地へと向かった。

 

~~~

 

離陸し、さっきのPV野郎と編隊を組み、空を飛ぶ。

 

「こちらSCHLE-1、非装甲の車列を発見、周囲に装甲目標なし」

 

『了解した、交代要員到着5分前につき攻撃は1度に留めよ、1度のみ交戦許可、攻撃後はHDG022へ旋回、戦闘区域から離脱せよ』

 

「了解、338より侵入後攻撃、そのままHDG022へ離脱する」

 

『了解、交戦を許可する』

 

そう管制から指示があり、僕らのSu-25は旋回を始め、前線に物資を送っている、ゲヘナ風紀委員会のトラックの後方につける。

 

「Огонь!」

 

そう叫び、僕らは車列にロケットを掃射する。

数量破壊できたが、まだまだ車列は健在だった。

 

『リーダー、俺ァもう1回行ってくるぜ、アレくらいじゃ足りねぇ』

 

「やめろ、管制からも1度だと言われてるだろ、なんならそれで行ったらまんまPVになる」

 

『周囲に敵の反応はねぇんだ、行ってくる!』

 

『Rock-1、編隊より離脱を確認、戻らせてくれ』

 

「どうやって!多分あのままだとチャフフレア使い切ってSAMだぞ!ってかマジでセルゲイじゃねぇかクソッタレ!」

 

そんな事を言いつつ、俺はそのまま周囲をぐるぐると旋回する。

再び車列にロケットが襲いかかり、そのまま離脱……させてくれる訳もなく、地上からSAMが放たれた。

 

「クソ野郎!240よりSAM!回避しろ!」

 

そう叫び、チャフフレアを炊きながらビーム機動をとるアホを眺める。

何とか回避できたようで、僕の編隊に合流してきた。

 

『はぁ…はぁ……生きてるゥ……』

 

「無理だと思うぞ、120よりSAM接近、ブレイク!」

 

そう僕はチャフフレアを炊きながら回避起動をとる。

するとミサイルはチャフもフレアも持たぬ僚機へ向けて旋回し、やがて命中した。

 

「おいセルゲイ!イジェクト!イジェクト!こちらSCHLE-1!Rock-1が被弾した!」

 

『お見事!』

 

「被撃墜だクソったれ、自爆ではねぇ」

 

『とりあえず大まかな座標だけ把握した、演習終了後にハインドを送る』

 

「了解、ロケット掃射を忘れるな………HDG022へ回頭、RTB」

 

そう言った瞬間、地上からマズルフラッシュのような閃光が見えた。

見覚えのあるヘイローのエフェクトつきで。

 

その瞬間、カンという被弾音がし、片方のエンジンが壊れる。

それがそのあとも続き、両エンジンが停止、イジェクトした僕は狙い撃たれた。

 

………そういや、風紀委員会、参加してたんだったな。

 

そう思いながら、僕は気絶した。

 

~~~

 

「ぬわああああん!疲れたもぉぉぉぉん!」

 

そう叫びながら、僕はハインドに乗り、基地へと帰ってきた。

そのまま僕は更衣室でボロボロの服を着替えると、駅のホームまで向かう。

 

『本日はハイランダー鉄道をご利用くださいまして、誠にありがとうございます、ただ今車両故障の影響により、列車の運行を停止しております、復旧作業は約2時間を予定しております。繰り返します―――』

 

電車が止まっていた。

しかもどうやら、2分前に止まったところのようだ。

クルマを借りて帰ってもいいが、既に切符を買った以上、振替運行をしてくれている訳もなく、ここで待つしかない…

そう思いながら、駅の立ち食いそばの店へ向かう。

しかし、皆考えることは同じようで、全席埋まってしまっていた。

 

「何がすみませんだふざけんなー!」

 

「いやですから……我々にも車両故障はどうしようも……」

 

そう、ハイランダーの生徒にクレームを飛ばしている声が耳に入ってくる。

 

………ここは先生として、止めに入ろう。

 

そう思い、その方向へ向かおうとすると、

 

「だから何がすみませんだふざけんな!たった2時間で修理できることを誇れよ!」

 

「「………へ?」」

 

「発生して状態把握までが早すぎる!エンジニアにはボーナスをくれてやれ!」

 

「えっ…えっと………」

 

そう、ハイランダーの生徒は困惑している。

僕も困惑している。

初めて聞いたよこのタイプのクレーム。

 

「ボーナスにする金が足りねぇなら俺が出す!いくらだ!いくら欲しい!」

 

「えっと…流石にお客様から金銭を受け取る訳には……」

 

「それもそうだなクソッタレ!わからなかった俺を貶せよ!2時間以内に差し入れを買ってきてやる!何人だ!何人でやってる!」

 

「えっと……3人で……」

 

「お前ら駅員も含めろよ!いつもクレーム対応お疲れ様です!!!!」

 

「えっと……ありがとうございます………?」

 

「とりあえず10人分飲み物とつまめるもの買ってきてやる!震えて安らかにしっかりと眠れ!!!」

 

そうパグのクレーマー?は去っていく。

なんだったんだろう、あれ。

 

「………大変だったね」

 

「あっ、シャーレの先生……いえ、今の方はマシな方です……」

 

そう、思い出したのか顔が死んでいく駅員に、なんと言うかこう……すごい苦労を感じた。

 

「酷い人はグレネードを辺りに撒き散らすわ軽機関銃で弾幕貼るわで……」

 

「戦場かな???」

 

「前にはすごい連携取れた前衛とスナイパーの3人組がいて……」

 

「おっと??????」

 

「戦車で砲撃してきた人も………」

 

「」

 

僕は思わず絶句した。

いやまあ、シャーレの某コンビニにも戦車突っ込んできたことあるらしいけども。

 

そんな事を思いながら、僕はその生徒の愚痴を聞くことにした。

 

やがて時間が経ち、電車が動き始めた。

少し明るい顔になった生徒に別れを告げ、僕は列車に乗った。

 

電車に乗っていると、見覚えのあるヘイローの輝きを放つ、見覚えのある生徒が、線路の横に退避しているのが見えた。

 

……ちょうど次停車駅だな。

 

そう思った僕は、アオバにモモトークを送った。

 

~~~

 

「せ、先生…お疲れ様、です……」

 

「ん、アオバもお疲れ様、修理してたのアオバだったんだ?」

 

「はい……線路上で不具合が発生して緊急停止したみたいで……」

 

「あぁ………大変だったね」

 

そんな会話をしつつ、僕はアオバの頭を撫でてやる。

 

「はうぅ……と、ところで、今回は一体なんの御用で……?」

 

「いや、たまたま見かけたからね、時間大丈夫なら一緒にご飯行こうかなって……時間大丈夫?」

 

「え?あ、はい…ちょうど今日は退勤…ですけど……」

 

「よっしゃ、なんか食べたいのある?なんでも奢っちゃおう!」

 

そう言うと、アオバは目を丸くして固まる。

そして、

 

「え……ええっ……?な、なんで……そんなにしてくれるんですか……?」

 

「いつも頑張ってるアオバへのご褒美……って言ったら、どうかな?」

 

「嬉しいし、ありがたいですけど……い、いいんですか?」

 

「もちろん、たまにはパーッと食べに行こうよ」

 

「あ、ありがとう……ございます……!き、着替えてくるので、少し待ってて欲しいんですけど……!」

 

「もちろん待つよ、着替えておいで」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

そうアオバは勢いよくお辞儀し、着替えに向かった。

 

その後、二人で牛丼屋へ向かい、二人で仲良く食べたのだった。




シュポガキとアオバ、クソ可愛いっすよね……
アオバと仕事終わりに飯食いたい………

ってかWT、大和とかF-2来やがりましたね……
作らないと………

ではまた次回、お会いしましょう!

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